『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
10.1000年先も
貴方と一緒に奏でた笛の音
貴方と食べた宴の料理
貴方と見た桜の花
貴方の為に詠んだ和歌
貴方の前で舞った舞
貴方をかばった若い命
貴方の為に捕まった命
1000年先まで残るといいな
1000年先も
ニュースを見ると地球の未来がすごく不安になる…
でも、1000年前は病気だって天災だって神の仕業だと思ってた、遠い異国の人も宇宙人みたいなものだったに違いない…
だから1000年先もきっと地球は青い!
ボクはお世話ロボット
雨が穴の空いた身体を叩き続け、今や錆付きが酷い
仰向けで暗雲の流れを眺めながらわずかに動かせる左手を持ち上げる
ガタガタと奇妙な音がなりなんとか左手が視界に入る程に動かす事が出来た
足はボロボロでパーツが破損し過ぎていて立つことは困難だ
かつての色んなご主人様を思い浮かべた
機械であるがゆえに涙なんて出るはずもないが眼球のパーツから地面に水滴が滴り落ちる
意識を失うのはいつになるだろうか
お世話ロボットがゆえに太陽光で動力が蓄えられるように設計されている
いつまでも御世話が出来る無限のエネルギーは素晴らしいものだ。
しかし、メンテナーのいないこの世界では残酷に等しい。
本当にもうおかしくなりそうだ
人間で言う『死ぬ』という定義がボクに満たされるのは果てしない悠久の時が過ぎた後になるだろう
1000年後にボクが『壊れない』事を祈る
1000年先も
1000年先も、人類は存在するの?
わたしは存在しないから、そんな事考えても仕方ないかな‥。
そこまで人間が愚かでないと、
思いたいな。
それにしても、地球が人間の悪事でぼろぼろになってしまうのは辞めて欲しい。地球だって生命体だって言うし、人間以外の生き物も暮らしているんだから‥。
先ずは、11月の大統領選を注視してます!
1000年先も
地球が無事回っているといいな
地球の青く美しい姿がいつまでもそこにいて欲しい
古今東西。有史より文明の繁栄、衰退には周期があるらしい。
1000年先も、それは変わらないだろう。
1000年先も人類は続くかもしれないし続いてないかもしれないが私は1000年先も続いていることはない
私にとっては10年後くらいの方が1000年先のことより大切だ
今年からの向こう10年は人生にとって大きな選択の10年になるだろう
去年までの10年は基盤の10年だそこそこ頑張ってきた
10年後の私は人生初期段階を迎える
新しい私がそこにはあるはずだ今には考えられないような私が
このようにあと10年を掛ける100回すれば1000年先も私があるわけだが、100もの人生構成物語を作れるほど忍耐力はない
明日を生きる動力でも蓄えよう
逢いたいって
言われなくなって、
そんな自分に
何が問題なのかって
自問自答したって
ただ、苦しくなって
辛くなってって
自分が壊れていって。
辛い時は
一人で抱え込まないでって、
そう言ったって
一人で抱え込んでって、
もし、ね
あなたの心臓になれたらな って、
願ったって
叶わなくたって
どうであったって
僕、はさ
あなたの心臓になれたらなって
貫き通すんだって
あなたが
藍色の空で映えるまで
僕は助けたいんだよ
#21 1000年先も
『1000年先も』
あなたの将来の目標は何ですかって?
学校でも面接でもよく聞かれる質問ですわね。
1000年先も人々の記憶に残る悪名高き悪役令嬢になることですわ!おーほっほっほ!
「ではここで、世界の有名な悪女たちを
見ていきましょう」
魔術師がコツンと杖で床を叩くと、
壁に映像が映し出された。
若さと美しさを保つため大量の処女を殺めて
その血を飲み浴びた伯爵夫人。
気に入らない国民を片っ端から処刑した
「首を切れ!」が口癖の女王。
宿敵相手の女性を言葉にするのも恐ろしい方法で
拷問して殺めた女帝。
……。
…………。
なんだか気持ち悪くなってきましたわ。
私グロ耐性は持ち合わせていませんの。
こんな事に動揺していたら真の悪役にはなれない?
私は所詮、ファッション悪役令嬢、自称悪役令嬢(笑)
なんですって?!
キーッ!今に見てなさい!
泣く子も黙る最恐最悪の悪役令嬢に
なってみせますから!
1000年先に生きる民たちよ、震えて待ってなさい!
1000年先でも
貴方を愛します
この思いを大切にします
この愛を抱きしめます
たとえ全てが忘れられても
たとえ全てがなくなっても
それでも愛します
1000年先も誰かに言葉が届く
1000年前の星が私に届くように
ここにも言葉の星屑を記そう
「ねぇ!大きくなったら結婚しよね!」
「うん!しようね!」
22年後...
「俺と、結婚してください」
「よろしくお願いします!」
5年後...
「ねぇパパ!あーちゃんね!ぱぱとけっこんする!」
「だめだよ!パパはママと結婚したんだから!」
「2人ともかわいいなぁ。」
22年後...
「お母さん、お父さん、結婚します。お世話になりました」
「「おめでとう。そして、生まれてきてくれてありがとう」」
8年後...
「おばぁちゃん!おじぃちゃん!きたよ!!」
「いらっしゃい、よく来たね」
この当たり前に見える幸せが
当たり前ではないことは分かっているけれど
100年先も
1000年先も
この幸せが続きますように
『1000年先も』
1000年後の世界
その素晴らしい世界の
礎となること
それが約束
〜1000年先も〜
#1000年先も
未来からきた商人が、不思議な品物を売って
います。
ガラスの小瓶に詰まった、紫色の液体です。
「みなさん、これは未来の技術で作られたインクです!ただのインクじゃ、ありませんよ!このインクで書いたものは、千年だろうと、二千年だろうと、消えることなく残るのです!雨風に晒されたって、色褪せひとつ、おこりません!」
商人の口上を、通りかかった宗教家が聞きまし
た。
「素晴らしい!さっそくこのインクで教典を記し、全能なる神の教えと、教祖さまのありがたいお言葉を、すべての人類に知らしめねば!」
つぎに通りかかったのは、政治家です。
「それはいい!このインクで私の功績を銅像に刻み、我が名を後世まで語りつがせねば!」
最後に通りかかったのは、小説家です。
ちょうどインクを切らして買いに行く途中でした。けれど、商人の口上を聞いて、彼は慌てて小瓶を商人に押し返しました。
「とんでもない!千年どころか、十年先まで残せるような作品すら書けたことなどありません。一生かかっても、僕には書ける気がしません。でも、いいんです。僕の書いたものを読んで、今を生きているだれかの心が、ちょこっとでも軽くなったら。それで、明日も生きてみようと思えたら。それだけで、もう、充分すぎるくらいです」
1000年先も
貴方と
幸せにいれられたら
嬉しいな
1000年先も
この先ずっと一緒に…そう約束して、あなたと二人で、同じ路を歩き初めて…
初めて、あなたに出逢った時、落ち込んでいた私に、遠慮がちに、優しく声を掛けてくれたね…其れから、何時でも隣で、静かに寄り添ってくれたね…それがとても嬉しくて、段々あなたの隣にいることが、当たり前のように感じて…其れから、できれば、あなたを私だけの人になって欲しくて…生まれ変わっても、永遠にあなたと一緒に…
『1000年先も』
彼女と出逢ってから、もう少しで1年が経つ。
昔どこかで会ったような懐かしささえ感じる。
一緒にいるだけで毎日幸せだ!
1000年先も変わらずに一緒にいたいな!
1000年先も
「私はもう逝きます。」
彼は人間でいうと20代後半ぐらいの見た目でそう言った。だいたい、吸血鬼なんてみんな若い容姿のままこの世を去る。
「この、12000年間君のおかげで幸せだった。」
彼は私にそっとキスをした。少し牙が当たって痛かった。
(出会った頃とキスの下手さは変わらないな。)
そう思い、頬が緩む。
彼は私の頬を撫でながら言う。
「私が居なくなっても私を愛してくれるかい。」
「私だってあと1000年でもしたら貴方の元に行きますよ。まぁ、その間にあなたの事なんて忘れてしまうかもしれませんけど。」
彼はそう聞くと、吹き出すように笑いだした。
「出会った頃と君は変わらないな。大好きな君のままだ。」
彼はそういうと目をゆっくりと閉じ、眠りについた。
彼の冷たく固くなった手を握る。
「あと1000年は愛してあげますよ。」
1000年先もきっと
宇宙はあって
星は輝いて
星は照らされて
とても美しい
大丈夫
きっと美しい
1000年先のことを考えるのはあくまで知的好奇心を満たすためだけで充分じゃないか。
現実的な問題への対処については専門家にお任せして、娯楽として楽しめれば我々はいいんじゃない?
なぜか、1000年後をイメージしたときにネガティブなイメージが先に立ってしまう。
今と繋がっているものと思っているからなのだろうか。それとも私の性格の問題か。
【1000年先も】