『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「1000年先も」
1000年先もこの地球が平和でありますように。
緑が溢れ、子供たちの笑い声に満ちた地球でありますように。
祈るようにこの詩を綴ります。
―1000年先も―
1000年先なんて、
生きていられるはずがない
仮に生きていられたとしても、
1000年なんて途方もない時間が経ったら
恋なんて冷めてしまう
1000年もの間、同じ人を好きでいられる程
人間は単純じゃないから
あなたと出会うまでは
確かにそう思っていたのに
あなたを見ると、
「1000年先も一緒に笑っていたいね」
なんて、あなたの巫山戯た言葉にも
微笑んで頷いてしまう
そんな私はきっと、
ちょっと頭がおかしくなっちゃってるんだ
1000年先も
私の住んでいるあたりは
人種のるつぼである
TVでも取り上げられる位
様々な国の人々が住んでいる
日本が人気なのは嬉しいが、
昔と違い、色々な国の人を受け入れる体制になった日本
100年先人口の半分が日本人じゃなくなり
1000年先には原住民扱いとなる
はたして日本という国でいるのか
新しい言語が出来、国の名前も変わっているかも
UEJなんてなってたりして
1000年先も日本人が生存しますように!
「1000年先も」か…。
1000年先がどんな世界か分からない。
では1000年前は?
平安時代。
源氏物語が成立した頃にあたるらしい。
源氏物語!いまだに原作として登場する書籍じゃないか!
1000年越えてなお、色褪せていないとは。
古典はそれほど得意でなかったが、『ひらがな』が作られたおかげで、源氏物語といった女性作家の作品が世に多く出るようになったと習ったような気がする。
1000年前に誕生した技術・作品が、1000年後の社会で当たり前の文化として残っている可能性があるということだ。
10年経つと、最近では5年もすると古い文化になるなんて言われるこの世界で、1000年先も当たり前に存在している文化とは、いったい何なのだろうか?
到底生きては見られない世界だが、目の前のものを「これは残ってる?残らない?」という目線で見るのも、ある種、人生の楽しみなのかもしれない。
覚えていよう 1000年先も
待ち続けよう 千代に八千代に
詠み人知らぬ唄になっても
『君を想ふ』
幾年を幾代さえ数えようと 変わらない。
満開の桜の下 再び出逢えたなら、
寄せる“この想い”を伝えよう、君へ。
1000年先、私の骨はどうなっているのだろう
2000年先、私の骨はどうなっているのだろう
心臓が止まったら、人は死ぬのだろうか
過ごしていた場所が消えた時、人は死ぬのだろうか
恐竜の骨は固まり、地殻でオパールとなる
そのオパールを見たとき、人々は古代を彷彿とする
それならば、私自身がオパールになればいい
オパールを見たとき、人々は私を思い出すだろう
時が流れ、全ての世界から私のいた痕跡が消えても
オパールさえ残れば私は生き続けることになる
願わくは、オパールとなりたい
もしも叶うなら、私はオパールになり
永遠を生き続けたい
オパールの記憶
3XXX年 ○○ビル跡遺跡 発掘
1000年先も____
口に放り込んだ檸檬味の飴がやっと
小さくなってきておもいっきりガリッと噛んだ。
ガリガリと粉々になっていく飴を飲み込んで、
大きく息を吸って大きく吐く。
やっと息ができるようになったみたいだ。
初めてストレスで熱が出た。
出たのは昨日なのだけれど、
今日はだるくて頭も重くてとにかく苦しかった。
入試は21日と22日。
あと、少し。
なのに、自己嫌悪をして泣きじゃくったら
次の日熱が出てしまった。
小説日記、なんて綺麗な言葉を使って書く
日記が最近は面倒になってしまった。
今はとにかく愚痴りたい。
【1000年先も】
1000年経っても、果たす約束がある。
ある人が約束は破るものなんて言ってた。
けれど、本当に大切な約束はたとえ死んでも紡ぐ。
男なら女なら生きてんなら、覚悟を決めろ。
過去からこんにちは
なんてふざけた手紙
ゴミ箱に捨てたそれから
どうしても目が離せない
#1000年先も
お題 1000年先も
あなたの瞳の奥に知らない誰かの影が
映りこんだ気がした
気付かないふりをして生きてきたけれど
若い彼女と居る時の方が幸せそうだから
もう私を置いて行っていいよ
ただ1000年先も私を忘れないで
「1000年先も」
ずっと貴方は残り続けるのだろう
孤独を味わい続けるのだろう
だって貴方は特別だから、
いつかは忘れられてしまうその存在
だけど私は忘れない、ずっと一緒の存在だから
でも貴方は私を忘れたの
悲しいけれど貴方にはそれがいいの
今は私のことを忘れてて
いつか思い出してくれる日まで
私は待ち続ける、それがもし1000年先でも
1000年先も私たちはずっと一緒の存在だから
千年先も人類が続いても
人間の感情はそうは変わらないと思う
それは歴史と千年前の本が証明してくれてる
【1000年先も】
私はいつまでも生きたい。
こんなこと思う人はいないだろう。
今は私は幸せだ。いつか、苦しくなるときが来るだろうし、前にあった。それは辛いけど幸せなときがいつかやってくると思えば乗り越えられた。人生は一度きりとたくさん自分に言い聞かせている。1000年も生きれば後悔もしないと私は思う。
私には愛している人がいる。できればずっと一緒にいたい。離れたくない。そんな悲しいこと想像もしたくなかった。
1000年先もまた同じことを思うだろう…
占いによると
あなたとは
1000年前から
生まれ変わる度に
出会っているんだって
だから1000年先もきっと
私達、出会っていると思うな
『1000年先も』
『──さんはさ、人間として生きて死にたかったんじゃないか?』
「今更ですね。でもまぁ、昔はそう願ってましたよ」
『昔は?』
「今は君と永遠を生きるのも悪くないと思いまして」
1000年先も、彼は16歳を繰り返す。
それは、オレが彼に掛けた呪いだから。
初めて彼と出会った時、彼は人間としての終わりを望んだ。だけどオレはどうしても諦めきれなくて、『転生』の呪いを彼に黙ってかけた。それから、彼は毎回彼のまま転生して、オレと恋人になった。
呪いのことは、一切教えなかった。
だけど、今世の彼はオレの呪いを見破った。
「どうして黙ってたんですか」
そう言って、彼はオレを叱った。呪い自体は責められなかった。
彼には、彼の信じる死後があったというのに。
オレを責めない代わりに、彼はオレに約束を取り付けた。
「1000年先も、いや、永遠に僕を隣に置いてくださいね」
───君のとなりには、僕以外ありえないのだから。
あなたと一緒に植えた千年木が咲きました
今年も来年も、千年先も
こんな風に、2人して幸福を感じたいのです
ある日突然、東京都心に水が溢れた。スクランブル交差点も道路標識も、全部 全部水に溺れた。
私は、キラキラ輝く水面を天井にして ブクブクと泡に飲まれ、沈んでいく。標識や道路が、まるで障害物のようで、夢中で避けた。やがて色とりどりの銀に光る小魚がやってきて、人魚になった気持ちになった。風のかわりにひんやりと冷たい波が、体を通り抜け、後ろへとはしっていく。
1000年先も ずっと水に浸かったままだった。
でも 人々は気にしなかった。
もはや、日本中が「海に沈んだ国」になったのだから。
お題
1000年先も より
1000年先もずっと愛してる。ずっとずっと君を愛すよ。不安にならないでね。でも代わりと言ってはなんだけど君も私を忘れないでいてね
春の足音聞こえたの
ベランダ 洗濯 光る雲
静かに耳をすませたら
冷たい風が囁いた
小さく小さく『 ま~だだよ 』
気が早いねと首をすくめる
「1000年先も一緒に居よう」
君が言ったその一言……
君は、先に行ってしまったね……
もう1000年経ってしまったの?
君と一緒にいた時間は、
かけがえのないもので君といる時僕は
世界で1番幸せだった……
「君は、どうだった?」
そう聞いてももう答えてくれない……
僕が大好きだった君の声もう聴くことも出来ないんだね……
僕より先に行かないでよ……
せめてもう少し一緒に人生を歩んでいきたかった……