『10年後の私から届いた手紙』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今のあなたのことを笑って話せるほど、
わたしは強い人間じゃなかったよ。
でもね、一つ気づいたことがあるの。
あなたのその痛みは、これからの私にとって
すごく、すごく大切なものなんだよ。
だからどうか、この手紙が読める日まで
命を紡いでね。
10年前の私とあんまり
変わっていないけど、
一つだけ大きく
変わったものがあるとしたら、
あなたの右薬指のリングが、
左薬指に移動したことかな
信じて前に進んでくれて
ありがとう
あなたが頑張って
諦めないでいてくれたから
こんなに幸せな私がいるんだよ
10年前のあなたへ。
安心して。
道はまだ続いているから。
未来の自分からの手紙なんてある訳がない、そう思うのを見透かすように便箋には私しか知らない筈の事が書いてあった。
そうか、私は10年後も生きているのか。
ならばきっと人並みに結婚でもして幸せにしているに違いない。
明日あの人に振られたら死のうと思っていたから。
『10年後の私から届いた手紙』
10年後の私から届いた手紙
そんなものがあるなら
10年後の私が存在してるって
こと?
10年後の私から届いた手紙
病気と上手く付き合えています
大事な人たちと
過ごしています
ちゃんと生きてます
なな🐶
2024年2月15日536
「10年後の私へ」
口角下がらないように前向いて笑え!!!
誰よりも幸せ、きっと、きっと。
10年後から届いた手紙には「拝啓」と「敬具」しか
書かれていない。
未来が分かったらつまらないから。
10年後この手紙を埋める旅に出よう。
今あなたが泣きながら手放した恋は
私の宝物になってるよ
“10年後の私から届いた手紙”
十年後の自分からの手紙に宝くじ当てた、とか書いてないかな。間違っても過去の自分への恨み辛みは書いてないといいな。
一番ショックなのは手紙が届かないことかな。死んでるってことだよね。
【10年後の私から届いた手紙】
幻聴消えたよ〜〜〜〜!!!!
年末、大掃除をしてるいると机の引き出しから「10年後の私から」と書いてある手紙を見つけた。
僕自身、先のことは分からないから考えるのは好きでないがそれよりも好奇心が優先してしまい、手紙を開けてみた。
そこには、これから起こる災難や辛い経験がつらつら書かれていた。
なんだこれ!こんなに俺の人生は辛い事ばかりなのか!
そう思うと、お生きる気力が湧いてこない。
投げやりになり、手紙を捨てようとした時ちらっと手紙の文章の最後に小さな文字で何か書いてある。
それは、「だからと言って、希望を捨ててはいけない。未来は自分で書き換えられる。それが人生の醍醐味だぜ」と書いあった。
そうか、始めは確かに苦しい辛いと思う時もあるけれど行動し続ける限り未来は僕を捨てない。そう思うと自然と新しいことに挑戦したい気持ちが強くなってきた。
さあ、来年からは何をしよう。そう思い、引き出しを閉めた。
10年後の私から届いた手紙。
そんな不思議なものがあるものか、と思っていたが、
実はここにある。
どうやら10年後には、
このまま発展し続けるとなんかやばいことが起きそう、と考えた人間たちが立ち上がり、
高層ビルを破壊して周り、
道路をコンクリートから土に戻し、
木を沢山植えて(そこはご丁寧に花粉が出ない木を植えているらしい 案外優しい)、
日本を江戸時代の街並みに戻そうとしている、らしい…。
…本当だろうか?流石に嘘だと思う…。
いや、これを送ってきたのは10年後の私であるはず、
だって文字が明らかに私の文字………。
…まぁ、嘘でも本当でも、どちらでもいいか。
10年後になればわかることだ。
未来を知ってしまうなんてつまらないだろうと考えて敢えてこういう事しか書かなかったのかもしれない。
とりあえず、10年後の私も息絶えることなく、元気そうなようで何よりだ。
「10年後の私から届いた手紙」
悠々自適とまではいかないけれど
のんびりぼちぼちやってます。
今やってるあなたの種まきのおかげかな?
「君はきっと晴れない気持ちを
ずっと抱えているでしょう」
その通りだ
いつも変わらない毎日
幸せなはずなのに
つまらないと感じてしまう
僕はこのあたり一面の雲の中で
これからも迷い続けるのだろうか
そんなこと誰にも分からない
自分次第なのもわかっている
それでも晴れた空を見たいと思うのは我儘なのだろうか
「心配しないで。
晴れた空はすぐそこに広がっているよ」
10年後の自分から届いた手紙
10年後の僕もきっと不器用なんだろうな
口下手で何を言えばいいのか分からなかったんだろう
淡い期待を胸に秘め
僕は眩しいくらいに晴れた空へと飛び出していく
10年後の私へ。
私はきっと、
皆に気づかない間に酷いことをしたんだと思います。
私が学校で楽しい思いが出来ないのは、
自分のせいなんだと思います。
母親は言いました。
「アンタ学校の子に何したの?」と。
父親は言いました。
「何かしたなら謝りに行こう。
父さんはお前の味方だぞ。」と。
学校の先生は言いました。
「何でいじめられてるのか、
心当たりはないか?」と。
皆私に原因があると言うんです。
だから、
私が無意識に皆に嫌な思いをさせていたんだと思います。
10年後…アナタはいないでしょう。
アナタの未来に希望なんてない。
だって、私は無意識に人を傷付けてしまうから。
じゃあ、
皆を傷つける私はいない方が良いでしょう。
せっかく未来のアナタに送れる手紙なのに、
アナタが読めないんじゃ楽しみがないですよね。
でも、
この未来はアナタ自身が望み、
私が望んだ未来です。
だから、全く文句なんてありません。
この手紙はいつか遺書として発見されるでしょう。
母も父も学校の先生も生徒も、
きっと悲しみません。
むしろ笑って手紙を読んでくれます。
最後の最後で皆への罪を償い、
最高の親孝行をしようと思います。
私の罪を気付かせてくれてありがとう。
私が悪いと分からせてくれてありがとう。
皆に謝罪の代わりにここから消えます。
そしたら、
幸せ一杯の人生を送ることができるでしょう。
私は…本当に幸せだったんでしょうか。
さようなら、10年後の私。
10年後の私から届いた手紙
10年前の私に手紙を書くとしたら、何を伝えるだろう
まだ幼いあなたに、何を伝えるべきだろう
...逆に、10年後の私が幸せでいるか、未来に手紙を送ってみようかな
10年後の私が幸せでいるために、今から何ができるかな
10年前の自分に宛てて手紙を書いてみようか
届くわけがないのは分かってるけど
大切なものが何か分かっていなかった自分への戒めとして
『10年後の私から届いた手紙』
2023/2/16
ここの所毎日一通ずつ手紙が届く。
10年後の私(らしい人物)から届いた手紙をチラリと見た。宛名の筆跡は私のものと酷似している。だれかの悪戯というのが妥当な判断だ。消印まで10年後になっているのだから何とも手の込んだ悪戯である。封筒からハガキまで何通も。正直そろそろ鬱陶しい。捨てるのもなんなのでお焚き上げの依頼でもしようか。
10年後の私から届いた手紙
10年後の私からの手紙は今よりも幸せで溢れていますように
今もとっても幸せ
でもこれからもっと幸せになる
歳を重ねようと心が若くいれば
何かを求めて努力を続ければ
充実する
自分をもっと磨いて
自分という人間レベルをもっと上げる