「君はきっと晴れない気持ちを
ずっと抱えているでしょう」
その通りだ
いつも変わらない毎日
幸せなはずなのに
つまらないと感じてしまう
僕はこのあたり一面の雲の中で
これからも迷い続けるのだろうか
そんなこと誰にも分からない
自分次第なのもわかっている
それでも晴れた空を見たいと思うのは我儘なのだろうか
「心配しないで。
晴れた空はすぐそこに広がっているよ」
10年後の自分から届いた手紙
10年後の僕もきっと不器用なんだろうな
口下手で何を言えばいいのか分からなかったんだろう
淡い期待を胸に秘め
僕は眩しいくらいに晴れた空へと飛び出していく
2/16/2023, 9:50:17 AM