『1年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「3年間、私の隣りにいてくれたら付き合ってあげてもいいよ」
私はあなたにそう言った。あなたはもう忘れてるかもしれない。けれど、私があなたに宣言してから2年がたった。
今もあなたは私の隣りにいてくれている。気まぐれで、誰にでも愛想を振りまく私をあなたはいまだに好いていてくれている。
私はあなたに「好き」と言ったことはない。むしろ、他の人への恋慕をあなたにわざと語ったりする。あなたが私を嫌うように。
いつか消える愛などいらないから、初めから愛さないでほしい。
あなたに言う。
「あなたは私の気持ちを理解できたことがある?」
あなたは少し考えて答えた。
「ないかも」
私は笑って「私もあなたを理解できたことないよ」と返した。
理解し合えない二人が愛を紡げるはずがない。だから、あなたから離れてほしい。あなたの中から、早く私が消えることを願ってる。
それなのに、また今日もあなたからメッセージが届く。
既読をつけてからわざと時間をおいて返信する。
あなたは私のことを知らない。
私もあなたのことを知らない。
それなのに、この細い繋がりは途絶えずに続いている。あなたの「好き」が本当なのか不安になっている私がいる。あなたからのメッセージを待っている私がいる。
あと一年。私が約束した日まで残り365日。
その日まで、あなたはまだ私の隣にいるのだろうか。
一年後はもう3年生卒業まで後約7ヶ月。
君たちはどう過ごしているのかな?
仕事かな?進学かな?あっという間だね。
もう、みんなとお別れだ・・・
「さようなら」
1年後どうなっているかわからないけど、今みたいに生活のコントロールができて、今よりも稼いでいる状態だと良いなと思う。そのためにも今踏ん張って頑張らないといけない。けどなぜだろう。去年のような根拠のない自信ややる気を感じることができない。どこか常に不安で孤独感が抜けない。どうしてこんな感情になっているのか分からないけど、今は頑張りすぎてはいけないとも感じている。休むことも大切とわかりつつ、1年後の不安もあるから中途半端に頑張っている今の状態がしんどい。いっそのこと、半年くらい何もしないで過ごしてみてもよいのかなとも思うが、そんなことをすると、再スタートがもっと大変になる。様子を見ながらやっていくしかないんだろうな。
とにかく今よりも少しでも良い状態になっていること願って頑張っていくしかないね。
一年後
変われますように
今のままではありませんように
変わってますように
《1年後》《雨華晴のタイトル》1年後の私はどんな未来を描いているのかな、どんな人と出会って結婚しているんだろうと思っていた。20〜21までチャラチャラだったしどんな人と巡り会うかなんてわかんなかった。仕事もやめてたし。今、私には夢がある。心理カウンセラーの資格を取って母親を安心させたい。
私のそばで1番支えてくれて辛い時は手を取って歩いてくれた母親に私は何も出来なかった
だから心理カウンセラーの資格をとって
売れるようになったら
2世帯住宅を買ってお母さんのためにバリアフリーな
部屋を作りたい。私はお母さんに親不孝なことを
たくさんした。けれどお母さんはあめが生まれてきてよかったよ、って手紙をもらったとき
泣き崩れた。来年は25歳。アラサーまっしぐら
そろそろ本気で相手を見つけないとと思ってる時
今の彼と出会った。私よりもずっとずっと年上だけど
優しくてかっこよくて思いやりのある
彼が好きだ。結婚が出来ますように
反対されても私は彼を支えていく。
25歳の私はきっとキラキラ輝いた
キレイな大人になってるよね!?信じてみよう。
私自身を
1年後。
1年後には
逢えてるかな?
大好きな2人に。
去年の今頃は
【カラバト】に出て
嬉しかったなぁ。
6/24 20:30
1年後の私は死んでいる
そう1年前の自分から送られてきた
何を言ってるんだこいつはと思い時計を見る
20:31だった
音が消えた
1年後
1年後、私はどうなっているだろう。
部下は育っているだろうか。
彼とは凪の関係が続いているだろうか。
趣味は増えているだろうか。
1年後、私はどうなりたいんだろう。
穏やかに、過ごしていますように。
彼女のことが好きだ。
彼女と私は恋人だった。
お互いがお互いのことを思い合い
両思いだったと思う。
自殺未遂をしようとした時、
泣いて止めてくれた。
嬉しかった。
彼女は余命わずかだった。
1年後に余命が尽きる。
いつまでも一緒にいられると思った。
運命を呪った。
余命が過ぎようとした時、病が良くなる奇跡が起き彼女が余命を過ぎても一緒にいられることが起きた。
ああ、私の神様はまだ隣にいるようだ。
その日は嬉しくて疲れてしまった。
朝隣にいるはずの彼女がいない。
ああ。私の神様は消えてしまった。
1年後
1年後の僕はきっとイケメンで
気遣いが出来るとても優しくて
可愛い子からとてもモテる
そんな男になってるに違いない
と毎年僕は言っている
もしこんな男になれるのなら
それは夢の中だけかもしれない
散歩でイケメンに会ったら
僕でも叫ぶかもしれない
だって…イケメンだよ??
こんな風に何度も
1年後は1年後はと
思い続けている
1年後、僕と君はどうなっているのかな。今と同じく仲良くしていられるといいな。実はさ、君にまだ伝えられていないことがあるんだ。僕が本を読むと君は必ずムッとして頬を膨らませていたね。だから僕はわざと本を読むふりをして君から目を離すんだ。そうすると君は地団駄を始めて僕が本に集中出来ないようにしていたね。君は知らないだろう?僕はそんな君が愛おしくて大切なこと。今はまだ恥ずかしくて言えないけれど、いつか君に伝えられるといいな。
1年後、私は
本屋大賞を獲るような作家になっているかもしれない。
多くの人を感動させるミュージシャンになっているかもしれない。
新進気鋭のぬいぐるみアーティストになっているかもしれない。
好きなものだけを集めた小さなかわいいお店を開店させているかもしれない。
考えるだけで楽しい。
未来は自分次第でどうとでもなる。
私の1年後は夢だらけ。
息を吐く
息を吸う
大きな荷物を抱え
小さな電車に乗り込んだ
行き先は決めない
1年後…
息を吐く
息を吸う
小さな荷物を抱え
大きな電車に乗り込んだ
ここに居場所はない
5年後…
息を吐く
息を吸う
大きな荷物が増えた
小さなトラックに載せる
もう僕は一人じゃない
50年後…
息を吐く
息を吸う
小さな病気が見つかった
大きな病院でも治せない
君を一人にさせたくない
半年後…
震える手で文字を書いた
あなたに出会えてよかった
ありがとう
上澄みを掬って
掻き混ぜないように
雪解けの水が押し流すまで
/お題「1年後」より
親愛なる読者の皆様、アマリリスでございます。
今頃皆様は1年後、自分が何をしているか、先の未来を思い浮かべていることでしょう。
人というのはこの先の未来について問われると
なにか目標を掲げたり、なにかを成し遂げているであろうと考えがちでございますね?
それも良いことではございます。
けれども、1年後なんて地球や自然、生き物からしたらあっという間のことですのよ。
《将来》で何かを成し遂げていなくても、目標を掲げなくても良いのでございます。
ましてや、たった1年で貴女方の今までの暮らしを簡単に捻じ曲げられは致しません。
けれども、良いのです。
今ままでのように《自身》を全う出来ていれば
100万年が経とうとも、貴女方は素晴らしいのです
わたくしはそう考えます。
一年後、私達はもういないのかもしれません
だけどそれでも私達にとって希望はあります
それは私達が遺した子ども達という存在です
私達の子ども達はきっと大きくなれば人の為にと、
役に立つ子達になるでしょう
一年後、もし私達がまだ生きていたならば
きっとその子達は勇気を持って前へと進むでしょう
私達という壁を乗り越えてきっと成長するのでしょう
子ども達よ、あなた達には皆希望がありそして未来があります
将来思わぬ事も起きるでしょう
しかしきっとあなた達ならばそれらを乗り越えて成長する事ができるでしょう
どんな事が起きても慌てず騒がずじっくりとよく見て状況を把握し事を収める事ができるでしょう
あなた達は私達にとって未来への希望の光です
どうか私達の事を忘れたとしても周りの人達を大切にし調和を保つ様に毎日を平穏無事に過ごして下さい
どうか将来の子ども達よ、お幸せに
「将来の子ども達へ」
1年後
今から1年後には高3になっていま大好きな野球もそろそろ引退する時期になる。でも悔いの残らないようにこの一年で力をつけて夢の舞台に立てるような選手になりたい。
何にも約束はできない…
想像力も越えた
誰も知りえない厳しい未来が
もうすぐそばに来てるから…
僕は…
何処にいても何をしていても
君を思ってる…
これは約束じゃない…
君への誓い
新たなふたり出発の証です
何が起こっても…
僕は君を愛することは止めない
今も…
みーちゃんを思ってるから…
【1年後】
弱かった俺は
あれから努力して強くなった
1年という歳月は短いようで長かったが
あなたを守れなかったあの日を忘れたことはなかった
1年後
強くなった俺はあなたと再会した
けれど俺たちの関係性はまるで変わってしまっていて
俺はまだこんなにもあなたを想っているのに
嘘しかつけなくなっていた
一年後の私へ、
この手紙を読めているということは、きっと病気に打ち勝てたんだね。
余命半年といきなり言われて、びっくりしちゃったよね。
この手紙は、遺書と一緒の袋に入れているけれど、これを読んでいるのは、一年後の私かな?
それとも、親族の誰かかな?
私だったらいいけれど、親族がこれを読んでいると思うと恥ずかしいな。
一年後の私がこれを読んでいるなら、遺書はもう不要だから、ビリビリに破っちゃってね!
もし親族だったら、遺体と一緒にこの手紙を入れるか、間に合わなかったら手紙を捨てて下さい。あっても成仏できないから。
ーーそこまで読んで、俺は手紙を家に持ち帰った。
この手紙を読んでいるのは、一年後のお前でも、お前の親族でもない。
この手紙を書いた後に知り合って付きあった、俺なのだから、燃やす理由も捨てる理由もない。
結婚目前で先立たれてしまったので、親族ではないが、俺は手紙をお前の写真の隣にそえてやって笑って見せる。
「お前が最期に言ってた手紙、見つけちゃったぞ~?」
写真のお前が照れ臭そうに笑って見えた。
一年後、俺もこの世にいるかもわからないくらい死を身近に感じた。
「俺も一年後の俺に手紙書こうかな……」
@ma_su0v0
【1年後】