1件のLINE』の作文集

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1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/11/2023, 1:07:07 PM

1件のLINE


 LINEのKeepメモには、僕の目標がポンポンと一方的に送られている。目標を言葉にすると、ほんのちょっと、覚悟と勇気が乗ってくるから。

 LINEの友だちの中から、緑色のアイコンをタップする。一つ、呼吸を置いて、できたばかりの目標を打つ。誤字がないことだけ確認して、送信する。

「いつか、君に好きだと伝える」

 卒業までに、達成できるといいな…。
 なんて思っていたら、メッセージの横に「既読」と表示された。あれ、これはKeepメモではなくて…?

 改めて画面全体を見ると、目標の上には縦に二つ並んだ「よろしく」のスタンプ。

 これは…。今日、君と交換したばかりのLINEじゃないか…!?

7/11/2023, 1:05:13 PM

一件のLINEで意識が戻る。
外はまだ明かりすら見えない。
夢から戻りかけの重い瞼で目を凝らす。

「死にたい」

一言だけの通知。
昼間あれだけ喋っているはずの相手が、この頃やたらしつこくなった。
言うことといえばこの手の弱音ばかり。
いい加減うんざり。
もう面倒でしかないから関わるのを辞めたい。
明日の朝、一番の目覚めついでに封鎖してしまおう。

7/11/2023, 1:02:02 PM

一件のLINE

LINEはアンインストール済みです
何年も前に

その手でいま手元にあるのは

Discordとメッセンジャーくらい

用途はメッセンジャーは料金系で
Discordはゲーム系

ゲームの内訳は
スプラ3 原神が主ですが
あまり使わない

この手の集まりは
ほとんど内輪であって
外部といたしましては残念極まりない

ちゃんとした集まりもあるらしい
そうらしいである
出会った試しがない

ある程度の人数が集まってからは
集団主義ぽい
TwitterとかLINEからの派生なら
まぁ仕方ないとは思うけど

所詮は他人事なんだけど

酒は飲んでも飲まれるな
これがどこでも基本なんですよ

巻き込まれないようにお気をつけてね

7/11/2023, 1:01:31 PM

一件のLINE

 テスト前日の夜。好きな人からLINEが届く。
『起きてる?
申し訳ないんだけど、ワークの24ページの答え見せてくれないかな?これって答え配られてないよな?』

 LINEだと少し柔らかくなる話し方とか、
 相変わらず腰低いなとか、
 寮住みなのに同室の人に見せて貰わないんだとか、
 頼れる人の中に私が入ってるんだとか。

 このLINEがすごく嬉しくて、愛おしくてたまらなかった。
 
 『はい。今後はちゃんと授業聞きなさいよ。』
 そう添えて写真を送る。
 
 この一件を送るためにどれだけの時間がかかったか。

7/11/2023, 1:00:50 PM

ピロンッ
通知が届いた。
スマホをゆっくり見てみたが、
なんだ。ただの公式LINEだ。

内心がっかりしてしまった自分に驚いた。

ずっと私は心の何処かで待っている。
あなたからの1件のLINEを。


お題 : 1件のLINE #19

7/11/2023, 12:58:44 PM

1件のLINE

今日のお題は難しいな。
何にも浮かばないし、書けそうにない。

LINEに大して意味を感じないし、単なる連絡手段だし。

そう!単なる連絡手段だし、なんならスタンプだけなんてこともあるしね。
言葉さえ要らない連絡方法があるって、人と人との繋がり方がこんなにも様変わりしたのだと実感する。

7/11/2023, 12:56:03 PM

「1件のLINE」

あなたからだったりしないかなぁ って

7/11/2023, 12:55:57 PM

スマホでお気に入りのサイトを見ても落ち着かなくて、小さくため息をつく。ちらりと見た黒板には、『令和○年度✕✕大学一般入試』と書かれた紙が貼られていた。
この嫌な緊張感を味わうのは二度目。前回は頑張れるところまで頑張ったが、だめだった。
ふと、一件のLINEがきていることに気づく。
《結紬。遂に本番だね。結紬は本当にすごいです。うちらは推薦で早めに終わらせたけど、うちらのいつめんグループの中で、結紬だけ最後まで努力してたよね。春休みみんなで卒業旅行に行った時、結紬だけちょっと苦しそうだったよね。ごめん。でもね結紬、あなたは私らの誇りだよ。誰よりもかっこいい人だよ。その結紬らしい真っ直ぐな気持ちを思いっきりぶつけてこい!
大丈夫。うちらはずっと結紬と繋がってるよ。大丈夫。》
時々送られてくる大学生活の報告に、嫉妬がなかったわけではない。心がちりちりしていたのを必死に隠していたけど、ばれていたのか。
深呼吸をして、一緒に送られてきたみんなで写っている写真を見た後、スマホの電源を落とした。

7/11/2023, 12:51:29 PM

中2

一件のライン


嫌いな人から一件

まじで!!

きました

どうすればいいでしょう?

正解は〜〜〜〜


未読無視!!

既読つけたようがいいかな?笑

いいやーーー

7/11/2023, 12:51:06 PM

お題
『1件のLINE』



ピコンッ


今日もいつものように推しを眺めている時だった。
私のスマホに1件の通知が来た。
なんだよ、、今推しに浸ってたのに……
そう呟きながらも渋々通知を開いた。



「好きです。付き合ってください。」




通知の内容は告白だった。多分……。
いや、付き合ってくださいって書いてあるから告白か…
送ってきたのはクラスの男子、あまり話したことはないがまぁ、世間で言うイケメン&陽キャ。
そんな人が私なんかに、、そう思ったが返信をすることにした。



『ごめんなさい。あなたのことよく知らないので』



思ったことをそのまま返した。そうしたら1秒も経たないうちに返信が来た。



「は?俺振られた??」

「なんでお前みたいなキモオタに振られなきゃいけねーんだよ」



私は戸惑った。



『えっと、』



思わず言葉を返す。



「え、気づいてない?w」


「嘘コクだよ?w」


嘘コク……。あぁ、私今いじられてるんだ。
”キモオタ”その言葉にも引っかかった。
確かに私はオタク。だけどキモイなんて付けないで欲しい。2次元だろーがなんだろーが好きな気持ちをそういう言葉でおさめんな。と嘘コクされた悔しさより怒りの方が大きかった。



『あ、そうですか。では』



そう冷静に返事をし、スマホを閉じる。
でも相手は懲りなくメッセージを送ってくる。



『うるさい。』



一言だけそういうと私はその男をブロックした。
何も言えてないけれどスッキリした。

7/11/2023, 12:50:57 PM

1件のLINEが来た。
私は覚悟をしてそのスマホ画面を覗き込む


……………………………公式の通知だった。
私は役者を目指して早5年。
様々なオーディションを受け、その度に
「お前の代わりなど山ほどいる。とっとと帰れ」
と追い払われた。
《ピロリン♪》
と、また通知が来る。
どうせまた公式からだろう。
最古参で無名の頃から推している歌い手グループがあるのだ。
…まぁ、それじゃあなかったら、また不合格の文面が連なるだけなのだろう。

はぁ、とクソでかいため息を吐いてスマホを見る。

《この度は、シオリ演劇部のオーディションに参加していただきありがとうございます。
るる様の合否確認は下のURLからご確認ください。》
珍しいパターンだな、と思いながらURLをダウンロードする。



合格



その文字を見たとき、自分の目を疑った。
何度も見直すが合格の文字は消えない。
倍率を見る。
定員50人
応募人数1万人超え
倍率100倍

…私は、合格した50人の中では最下位だった。
だけど、1000件以上不合格判定を受けていた私にとって、これは喜ばしいことであった。





それから3年。
シオリ演劇部は今や日本を超え、海外進出をしている。YouTubeのチャンネル登録者数は200万人超え。
その中で私は、20歳の若きエースとして、シオリ演劇部を引っ張っている。
そして、今日も私はみんなに劇を披露する。
「私は!絶対にあきらめない!どんなに馬鹿にされても!私の夢は…私が決めるんだ!何度挫折しても…何度罵倒されても…絶対に諦めない!
諦らめなければいつかは夢が叶うから!」

いつか、夢は叶う。
頑張ってさえいれば、夢は叶う。
あの1件のLINEで、私の人生は180度回転した。
だから、私は
これからも諦めずに生きていく。

7/11/2023, 12:50:49 PM

「一件のLINE」

 LINEを使わなくなって久しい。婆々なので使わなくても老人だから許してもらえるだろう。LINEに限らずSNSは一切使っていない。先日、テレビで私と同じ老人をみつけた。アップルの創業者の一人である、スティーブ・ウォズニアックだ。かの老人も私と同じ懸念を抱いていた。SNSを駆使することで大衆心理を誘導する事が可能になる。私と同じように一切使っていないので、私だけではないと安心した。
 いまの若い人がSNSを使わずに生活できるはずもない。しかし、相手の価値観を何の疑問もなく受け入れているばかりでは、失うのは自己のアイデンティティである。よく考えて欲しい。私とは何者なのか。
 世界経済はグローバル化し価値観は多様化している。この世界が日々刻々と変化し続けていくなかで、正しい答えなどない。前にも発した言葉だが、あるのは、その瞬間にある最善だけなのだ。その最善すら、良い方向に向かうのか、わからないまま前に進まねばならない時代なのだ。
 若者達よ心せよ。あなたが唯一無二の何かを創るのだ。しかし伝統的文化を継承する役目を担う人も必要になる。個々人の人生も多様化せねばならない。
 いまはその気になれば、いくらでも勉強できる。自分が目指すべき道があるはずだ。その夢が叶うかどうかはわからない。私は絶望のさらに向こうの虚無も経験した。けれど神は私の使命を思い出させてくれた。死んで生まれ変わっても私の使命は消えない。
 SNSを使う時は自分自身を見失わないように気をつけて欲しい。そして、少しばかり心理的に距離を持つことだ。難しい場合には、使わないのも個人の自由だ。


あとがき

 お風呂から出てきた夫がスティーブ・ウォズニアックの事を調べてくれた。動物を救う動画を見るために、Tik Tokは利用していた。動物好きも一緒だった。
 SNSにかなり否定的な内容になった。すでに生活の一部となっている方が大多数に違いない。客観的に見て、マイノリティな意見である。

7/11/2023, 12:50:27 PM

その一件のLINEは、今も私のスマホの中にある。彼がもう、この世にいない者たちの仲間になったとしても。

プロフィール写真が消えた今になっても、私が存在する限り、彼は存在する。

彼の肌の温もり、汗ばむ肌、声、軽やかな足さばき…私はいつでも目の前に彼を再生できる。

そして、今夜も永久に既読がつくことのないメッセージを眺めている。

【一件のLINE】

7/11/2023, 12:48:52 PM

僕のLINE友達は

お世辞にも多いとは言えない

ほとんどは数年以上動かしていないので

一件のLINEに一喜一憂することも少ない

それでも

今トークにある数少ない友達との

ほどよい距離感に

なんとも言えない心地よさを感じているので
 
割とお腹いっぱいだ

7/11/2023, 12:46:42 PM

公式ラインか、さっきまで連絡をとりあってた、友人からの返事。

7/11/2023, 12:44:52 PM

ずっーと
消せずにいる…

大好きなヤツからの
LINE


今でも
とってあるとよ

たまに思い出したくなる時にね


そっと開くんだぁ



                梅茶々

7/11/2023, 12:42:48 PM

1件のLINE

ピコンッ、
「…はぁ、今度は…何なの…」
私は、最近知らない人からLINEがよく来る。
警察にも話したが、なかなか信じてもらえない。
証拠あるのになあ。
怖いが、恐る恐るスマホととると、
ピコンッピコンッピコンッピコンッピコンッピコンッ
 ガタンッ
「きゃぁ!?」
急にたくさん来た。
驚いた反応でスマホを落としてしまった。
「割れてるかなぁ…」
そして案の定割れていた。予想通りだった。
だが、これはいいことなのでは…?
新しいスマホを買ってアイコンや名前を変えれば…
今の時刻は午前11時。スマホ屋も開いている。
「よし。」
私は晴れた気持ちで外へ出た。

ピコンッ、
彼女が出ていった後、一件のLINEが来ていた。
《今から会いに行くね♥️》

END

7/11/2023, 12:42:14 PM

「おーい」


すべてはこの一件のLINEがはじまり。

数年前、同窓会を開く予定を企画していた際、
個別にLINEのやりとりをした。
初めは同窓会に関するまともな話。

だが、同級生がゆえ
年齢も40代になりプライベートな話も多少する。
私は独身で自由気ままな生活を楽しんでいる。
相手の男はバツイチになっており。
連絡を取り始めた頃、お見合いに失敗したようだ。

だからなのか この男
わたしが独身だと知って、毎日連絡してくるようになった。

その第一声が冒頭の「おーい」である。

すぐに返信しないと、鬱陶しいほどLINEがくる。
そして、通話したがる。
話の内容も、マウント取りたいだけのクソジジイに進化していく有り様。

この男
占い師に観てもらわなくてもわかる。
将来、老害になるタイプですよ。

昔ヤンキーだったからなのか
妙な自信だけは残ってて
私に向かって「俺の嫁候補な」だと(笑)

良く言えるな、今の自分を鏡で見たことあるのか❗
気味悪いオヤジが気持ち悪いこと言ってますけど❗
私の心の声は、そう叫んでいたはず。

もちろん丁重にお断りしました(笑) 


その後、この男とのLINEをブロックするのは
当然のことなのでした。


おしまい

7/11/2023, 12:39:53 PM

その1件のLINEで、
どれほど幸せになったことか。
送らなかったあなたには分からないことでしょう。

               「1件のLINE」

7/11/2023, 12:36:36 PM

一つでいい


それが
飽きる程でも



それでも


一つでいい



一つで




一人で


いい



それが私の当たり前





「私の当たり前」

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