『1つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何故僕らは一つだけの人生しか生きれない。
決められた器で、ただ一つの心臓を動かして。
その器の見た目で扱いが決められてしまう。
なんて愚かな世界だ。
こんな醜い私の皮を引き剥がして、燃やして欲しい。
こんな世界で醜い奴が生まれてくるのは、
醜くない奴を立てるためだ。
どうか、神様。
私の顔を描き直してはくれないでしょうか。
私のたった一つだけの人生を。
もう少し彩ってはくれないでしょうか。
「1つだけ」
私にとっての
ただ1つだけのもの
それが見つからないから
悩んでさまよって
心も身体もぼろぼろになったけれど
私は誓う
強さは優しさだと教えてくれた
あの曲のように
優しくなりたい
優しくありたい
でも…
敵意をもたれた誰かには
残念ながら優しくしないと
心に決めた
『1つだけ』
今は余裕なく、一行だけの日々が続いているけど、やめないことを心掛けている。
だけど、いつか、1つだけ、、、どうしても、描きたくて、世に残しておきたい物語がある。
それだけは、必ず死ぬまでに叶えたい。
「1つだけ」 #326
ひとつだけ、と言ったのに
余裕がなくなって、歯止めが効かなくなって
結局無数の痕を残してしまう
そんなあなたがだいすき
死のうと思った。
仕事を辞めて
車も売って
貯金が無くなるまで遊んだ。
いつ死ぬのかも
どう死ぬのかも決めた。
全部残さなかったはずなのに、
最後の最後、あなたのことを想った。
それだけで、どうしてなのかな
死ねなかったよ。
全部、全部無くなった後、
自分の絶望よりも
あなただけが残っていたよ。
「1つだけ」
1つだけ、あなたに言いたいことがある。だから聞いてほしかった。
たった1つのその煌めきが、心を溶かしてやまないのに、あなたはどこかへいってしまったようだから。
1人で願っているしかないのだろう。願うくらいなら、許してくれるだろうから。
最期に、1つだけ。
「一つだけ、あと一つだけ、なあ、頼むよ」
「またそんなことを言って。一体、これで何回目なんでしょうね?」
「こ、今度こそ、今度こそ最後だ、なあ、どうせ持ってるんだろ?」
「うーむ、どうしましょう」
「お、おい! いま、今更渡さないとか言うなよ? わ、私はお前のお得意様だろ?」
「いやね、確かに貴方にはよくうちの商品を買っていただいている」
「じゃ、じゃあ」
「だからこそオレはこれを売りたくないんですよ」
「…は?」
「貴方、覚えてます? オレが最初に言ったこと」
「な——」
「まあ、そんなに必死じゃ覚えてないか…
いいですか? 物にはね、なんでも限度があるんですよ。やりすぎは毒ということです。
水だって、摂取し過ぎれば命を落とす。これだって一緒、このまま使用を続ければ貴方は確実に壊れてしまうでしょう。お得意様が使い物にならなくなれば、こちらだって損が生じる。」
「そ、そんなの、
そんなのお前の都合だろっ!
……ふざけるな。
……ふざけるなよ!
お前の! 都合なんて知ったことか!
出せ、早く出せよッ!!」
「人の話は最後まで聞く物ですよ、先生」
「っ…」
「なぁに、オレは意地悪をしにきたわけではありません。 ただ、一つ提案をしにきたんです。
先生、新しい商品に興味はおありで?」
「…」
「沈黙は肯定とみなします。うちのボスの方針なんです。
最近、うちの開発部が新しい商品を開発しましてね、体へのダメージは前のものより軽減、でも効果は前より強く、長く効きます!」
「…そんなものが」
「はい!
実は…… 本日、なんと! たまたま! 新商品のサンプルを持っているのですよ!
よかったら差し上げます。 無料で」
「…あ」
「では先生、また来ます。 次もまた、金曜日の深夜に。 その時までにお返事を考えておいてください。 今後とも、よろしくお願いしますよ」
「おや、貴方、うちの商品に興味がおありで?」
「おーい、無視はひどいなぁ。」
「貴方ですよ、貴方、先ほどオレたちのやりとりをずぅっとみていたでしょう?」
「残念ながら、サンプルはもうないんです。
だから、また金曜日の深夜にお会いしましょう。」
「あ! そうだ、オレから一つアドバイスを」
「あまり盗み聞きはするもんじゃないですよ
——見せもんじゃねえんだぞ」
「……それでは、おやすみなさい」
1つだけ
1つだけ願いが叶うなら何をお願いする?
子どものころ良く話してた
魔法が使えるようになりたい!と
子どもらしくファンタジーな願いをしてたけど
今も変わってない!
いくつになっても夢をもちたいね
1つだけ(オリジナル)
職場の素敵な先輩。
決してイケメンの類ではないのだけれど。
いつも飄々と仕事をこなし、スマートだ。
尊敬する。
美味しいお店をたくさん知っていて情報通。
関西方面の訛りがある。
話がとても面白い。
態度が皆に公平、平等。
若干のコミュ障である私にも普通に話しかけてくれて。
仕事で困った事があると、すぐに声をかけてくれて。
助けてくれる。
お客様に怒られる時や謝りに行く時も、先輩だからと一緒に行ってくれて。
とても心強い。
落ち込んで気が滅入っている時は、飲みに連れて行ってくれて、愚痴を沢山聞いてくれて、励ましてくれて。
本当に最高の存在だ。
けれど。
1つだけ問題があった。
彼は私の妄想で、私の頭の中にしかいないという事だ。
「1つだけ」
少しくすんだ白い天井をぼんやりと見ていた。ピントの合わない視界が、私の命がもう長くはないことを示している。
できるだけ、後悔しないような選択をして生きてきたつもりだ。もちろん、日々のちょっとした後悔はあるが、時を戻したくなるような大きな後悔はしないようにといつも考えていた。けれど1つだけ、後悔がある。それはあなたにきもちをつたえられなかったことだ。行き場のない思いは、今も私の中で燻り続けている。
一つだけ
一つだけ願いが叶うなら…
お金、健康、家族、人生のやり直し…色々あり過ぎて、一つに絞れない…何でもいい、特にこだわりはない…と言いながら、何でも構わないわけでもなく…
口では、シンプルと言いながら、実は、欲望まみれなんだって分かってる…
一つだけ…なんて選べないし、考えられない…
「1つだけ」
そんな風におもうけど、女の子はたくさん色んなものがほしい。わがままにみえるいきものなんだよ。
でも本能はわかってる、本当は1つだけゆずれないものがあるの。でもふだんは、わがままを演じてるの。
1つだけちょーだい
沢山持ってるんだから、ひとつくらい
僕が貰ってもいいじゃない
こんなに頑張ってるのに
1つもないなんて、おかしいじゃない
1つだけでいいから、それちょーだい?
*1つだけ*
パピコは許せるけど雪見だいふくは許せない
ずっと求めてた。
ずっと想ってた。
ずっと好きだった。
誰よりも私が彼のことを考えていた。
望んだのは1つだけだったのにな。
"一つだけ"
自分
楽しいことや嬉しいことは周りの人間も分かち合ってくれるけど、悲しいことや不安になったとき、一緒に分かち合ってくれる人は中々いない。
常にどんなときでも1番そばに居て分かち合ってくれるのは家族でも恋人でもなく自分だと思う。
そしてその自分だけがいつでも自分に意見ができ、認め、成長させられる。
自分がいるからこそ磨くことができる。
この体も思考も一つだけ。
「1つだけちょうだい」
いつも君は僕が食べてるものを1つだけ持って行く
「だっておいしそうなんだもの」
そう笑って自分のものを半分くれる
「だってこれおいしいから」
いつもこれだから、おなかも心もはちきれそうだよ
──────
昨日のお題「大切なもの」でしたっけ。書き忘れてた(´・ω・`)
一つだけ夢が叶うのなら
愛した誰かと未来を語り合える人生を。
呪われたかのように残酷で
誰かを失い続ける日々はもう充分で
これ以上怖がらなくて済むように
ただ暖かいものに包まれて生きていたくて。
人を想うことだけを頼りに生きてきた
それがいつしか
人も自分をも苦しめていた事に
大人になって気付いてしまった自分もいて。
未来なんて思うようにいかないなんて
嘆いたあの夜だって
意味があったと思える未来を歩んでいきたい。
それがあなたと対であるなら
どれだけ幸せなのだろうか。
あなた達と本当に沢山ふざけましたね。
バレンタインを渡した相手で沢山からかい合いました。
結構社会的に危ない話もしました。
拙いギャル語も話しました。
あなたのノリで作った物語は、本当に売れるんじゃないか。
って思ってしまうほどよく出来ていた。
このくだらない6時間に、
私たちの1年間の青が全て積み込まれていた。
最初の話題ももう思い出せませんね。
なんて尊いのでしょうか。
この想いを表す言葉を、私は紡げない。
言葉にすることもおこがましいですね。
それでも、少し違う言葉で表すとするなら
私はあなた達との眩い日々が、本当に大好きです。
このままずっと、みんなで私たちの青を紡いでいたい。
この想いを、言葉にできるその日まで。
「一つだけ」ўциа
こちらは前々作、前作と繋がる三部作です。
終始暗い内容が続きますので、ご注意ください。
——————————————————
世界に1つだけのものは大切にしないといけないと思う。
俺が幼稚園児の頃描いた絵とか手紙とか、恥ずかしいから捨ててって言ってもいつまでもとっておいてる親とか見てると余計そう思う。
まぁ最悪絵は今でも描けるし、正直無くなっても誰も困らないし、取り返しのつかないものではない。
なんていうか、そういうのって命と比べたら圧倒的に無価値で薄っぺらいと思う。
俺は嫌がらせをされるのは普通に嫌だし怒るけど、誰も死ななければそれでいいと思っていた。座右の銘なんて“死ぬこと以外はかすり傷”だし、部活やらなんやらで色々骨折したり熱中症になったりとか色々あったけど別にそんなのどうでもよかった。生きてさえいれば良いと思っていた。生や死に何か意義があるとか考えたことなかった。
爺ちゃんとか婆ちゃんとかはもう寿命で亡くなったし、俺も葬式に参列したりして、色々俺の中でも思い出とかがあって、悲しいとかも思った。でもしょうがないって割り切った。死んだ人間は戻らないし、そもそも寿命はしょうがないし、悔いとかはなかった。今までありがとうって言ってお墓に花束を供えて手を合わせて、ちょっとすれば俺はいつも通りバカなことで友達と笑い合ってた。俺だって年食ったらいつか死ぬんだし、考えてもしょうがない。
昨日の10時のことが蘇る。
駅の改札で待ち合わせの約束だった。俺は気合い入れて15分前から待ってた。前日は9時には寝てたし、いつもしない癖に無駄に髪とか綺麗にしたし、姉にデートかってしつこく聞かれるぐらいには服も頑張って選んだ。俺が友達だって言うといつも自信なさそうにするから、どうにかして友達だと思ってもらいたかった。
それなのに何分待ってもあいつは来なかった。LINEとか電話とかしまくったけど一向に反応が無かった。いつも既読は速いほうだから、まさか今日に限ってってことはないと思ったし、寝てるんだとしたら起こしてやろうと躍起になって、俺は根気強く電話しまくった。
30分ぐらい経っても繋がらなくて、しょうがないから駅前のドーナツ屋のイートインで時間を潰すことにして、あいつが焦ってLINEしてくるのを待っていた。
11時をすぎて、俺はもしかしたら騙されたんじゃないかと思った。まさかあいつは本当はめちゃくちゃ腹黒で、俺がまだかまだかと待っているのを楽しんでいるのか。なんかもう、そういうことにしようと思った。せっかくこんな気合い入れたのにすぐ帰ってきたら姉に笑われると思ったから、期間限定を追加でまた頼んだ。
ドーナツ屋を出て、古着でも見ようかと歩き出そうとした瞬間、軽快な着信音が鳴った。あいつからだった。やっぱり寝てたのかな、ちょっと怒ってやろうとか思って電話に出たら、酷く焦った女性の声だった。多分母親だ。
変な気分だった。聞きたくなかったけど、手が動かなかった。声も涙も出なかった。ただただ、向こうで女の人が拙く話すのを聞いていた。
電話が切れたことに気付けなくて路上で長らく放心状態だった俺を心配したらしい。ドーナツ屋の店員が店の外に出てきて声をかけてきた。ここで泣きつきでもしたらなんか変わってたかもしれないけど、俺は大丈夫ですと繰り返した。うまく笑えていたかは知らない。
そのあと色々あって、あいつの父親と会った。母親はもう塞ぎ込んでしまったようで、表に出てこなかった。それでも、父親のほうもだいぶ参っているようだった。無理につくったであろう笑みで注いだ茶がコップのふちから溢れ出していくので、俺は流石に休んでくれと頼んだ。もう疲れてるんだ。俺だって疲れてるけど、きっと親の立ち場になったらもっと疲れるだろうな。なんでこんな気持ちにならないといけないんだろう。俺が悪いんだろうか。いや、きっとそうだ。俺が悪い。俺のことが嫌いだったんだ。悪かったな、余計なお世話ばかりして。本当に、本当に、俺のせいなら、俺のこと殺してくれればよかったのに。
帰る間際に父親に引き留められた。あいつが俺に書いた手紙らしい。読まなくても良いから持っていてくれと言われて、断る気力もなかったし受け取った。
手紙は好きじゃなかった。手書きの文字とかは響かない。きちんと面と向かって声で伝えてくれなければ、何も伝えていないのと同じだと思う。それでも読まないわけにはいかないから、俺は自分の部屋でそれを開封した。したって言ってもただ真っ白な紙3枚を、中身が見えないように2つ折りしただけだったけれど。
綺麗な字だった。いつもプリントに書いてる名前は丁寧だけど、これは崩れていた。それでも綺麗だった。
5行ほど読んで、3行また読み直すみたいな読み方をして、何十分もかけてそれを読んだ。こんなに読み終わりたくない文章は初めてだった。
たかだか何週間か話したぐらいの奴にこんなに感情を乱されるなんて笑ってしまう。俺は人生をこんな風に終わりたくなかった。でもここでやらなければ一生後悔する。
死ぬこと以外はかすり傷。でも俺は、かすり傷では自分を許せなかった。
本当に再会できるかは分からないけど、せめてあいつの誕生日が来る前には会いたい。年をとらない俺達なら、きっと誕生日を特別な日にできる気がする。
「1つだけ」
「1つだけ」
彼女のその言葉は幼い私にとって
それはまるで魔法のような言葉だった。
その言葉が発せられたあかつきには
菓子や玩具さらには行きたい場所や叶えたい事まで
すべてを叶えてくれる言葉だった。
だから最期に1つだけお願い
喋ってよ、まだ話したい事たくさんあるよ
そのお願いが叶う事はなかった。