「1つだけ」 少しくすんだ白い天井をぼんやりと見ていた。ピントの合わない視界が、私の命がもう長くはないことを示している。 できるだけ、後悔しないような選択をして生きてきたつもりだ。もちろん、日々のちょっとした後悔はあるが、時を戻したくなるような大きな後悔はしないようにといつも考えていた。けれど1つだけ、後悔がある。それはあなたにきもちをつたえられなかったことだ。行き場のない思いは、今も私の中で燻り続けている。
4/3/2026, 3:29:35 PM