『1つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【1つだけ】
家に居る神様リリィに、なんでか『1つだけ、書いて。』ってハスキーボイスで言われた。
書いた。
KALDI1つだけに、炭水化物だけをシバリたい毎日。これで福祉防げるか!?
唯一無二の命
この世にひとつだけ
大事にしよう
それが芯から理解できたときに
世界平和が訪れるのかもしれない
[1つだけ]
1つだけ
同じものなんてない
似ていても、1つ1つちがうもの
みんな違ってみんな良い
だから1つ1つを大切にしていこう
〝1つだけ〟を持つ化け物がいた。
化け物はなんでも1つだけを欲しがり、ねぐらに大事にしまっている。
それは下駄や箸のかたっぽだったり、何かの部品の一部を〝1つだけ〟だったり。
そのくせ飽きっぽいので、たまに通りかかった人間にあげてしまう。
突然「あげる」とガラクタを渡されても、簡単にもらってはいけない。
親しくなったと思っても、化け物は化け物なのだ。
物を受け取ったと思ったら、すぐに逃げろ。
「代わりに、ちょうだい。〝1つだけ〟」
その声を背で聞き、遠くまで逃げろ。
あなたの体の中身が〝1つだけ〟、取られてしまうから。
一つだけ
お腹すいたァ〜_(›´ω`‹ 」∠)_
テーブルにあるのつまみたい
ダメ!一緒に食べるんだヾ(・ω・)ゞ
うぅっ…
一つだけ!!
1つだけ――――
Q.もしも、1つだけ願いが叶うなら
貴方は何を叶えますか?
恋人が欲しい?結婚相手が欲しい?お金持ちになりたい?高級車が欲しい?
人それぞれ違った回答をするでしょう。中には面白い回答をする人もいると思います。1つの願いを3つに増やしてほしい……なんて反則的な願い事を。
でもね、僕はそんな回答だっていいと思います。
1つを3つに増やす……0から1を生み出すより遥かに簡単な事ですから。
しかし、それはあくまでも現実での話です。
願い事なんて所詮夢や希望の1つに過ぎません。
それすら叶えてくれない神は神ではない……と言うと少し過激でしょう。
だが、こういった思想を持つことは悪くない。
それを踏まえて貴方なら何を叶えますか?
僕は勿論――――
貴方の夢を叶えたいですね。
どのケーキにしよう。
決めかけの3つ。
どれも美味しそうで
ひとつだけの選択は
難しい。
題「1つだけ」
真夜中に空腹で目を覚ました私は、こっそりと布団を抜け出してキッチンへ向かう。何か無いものか、と冷蔵庫を開けると彼が買ってきてくれたケーキの残りが入っていた。その一切れをお皿に乗せて、いざ食べようとしたところ、何者かにお皿を取り上げられた。
「おや、こっそり夜食なんていけませんよ?」
後ろを振り返ると、さっきまで寝ていたはずの彼が私のケーキを載せたお皿を持って立っていた。怒っているわけでもなくクスクスと笑うようにそう言っているあたり、私の健康を気遣っているというより抜け駆けはずるいと思っているような感じだった。
「しょうがないじゃん、お腹空いちゃったんだし。何なら一緒に食べてもいいんだよ?」
「仕方ないですねぇ、一つだけですよ?」
「ふふ、これであなたも共犯だからね」
そうして二人分のケーキを並べて、夜食を食べながら二人だけの秘密の時間を楽しんだ。あっという間にケーキを一つ食べ切ってしまった私がもう一つ持ってこようとした時は、流石に彼に軽く叱られてしまった。
テーマ「一つだけ」
1つだけ
1つだけ
願いが叶うなら
おもいきり
幸せと感じてみたい
哀しみや
不幸が
なくなってほしい
なな🐶
2024年4月3日899
1つだけ
1つだけ お願いごと
この世界にたったひとつだけ
みんなみんなひとつだけ
だから たいせつにしてね
貴方の死には
私の涙を贈ります
綺麗な涙壺に入れて封をして
貴方の心臓のすぐそばに置いておきます
どうぞ持っていってください
此岸の土産の一つとして
お題:1つだけ
ずっと真ん中にあって、私でいられる
備え付けの家具家電
数時間揺られた夜行バス
くたびれたカーテンを閉める、外はまだ明るいけれど
知らない街の音
ここから始まる
『一つだけ』
「1つだけ」という言葉は嫌いだ
「一つだけの物」「一つだけの命」
「一つだけの記憶」「一つだけの希望」
一つだけと限定されてしまうからだ。
なーんにもない。
リアルでの友人関係が、真っ白!
だったはずなのに。君が現れてから、何かが足された。
君は、私のクライアントであり、友人であり、仲間であり、恋人である。
変なの。
もし、何かひとつだけでも全力なら。
その人はきっと、世界一輝いて見えるんだろうな。
そばにいてほしい
聞いていてほしい
安心させてほしい
1つだけ言わせてほしい
私にはあなたが必要なの
1つだけ聞いてほしい
あなただけなの
一つだけ遺品を残せるとしたら、何を残そうか。
スマホを残して、全て曝け出してしまってもいいな。
こんなちっぽけな人間の、楽しんでた人生の分を他の人にも共有することが出来たら、私は幸せだと思う。
もしも知らない人の遺品を見て、笑顔になれたら、この人は幸せを拡散するような人間なんだと思う。
少しはいい印象を持って欲しいな。
『1つだけ』
わたしが使っているブックカバーは世界に1つだけです。
わたしの手作りだから。
1つだけ
私には1つだけ宝物と言える秘密がある。
神様と結婚しているのだ
薬指には見えない結婚指輪をしており
背に大きな油絵用のパレットと
弓矢を入れる筒をキューピットのように担いでいるが中には矢の代わりに絵筆が入っており
腰には絵の具が入った袋を縛っている。
服はギリシャ神話のローブをまとって
アルテミスのような姿をしている。
大理石の立派な椅子に座った美しく、常に少し皮肉な微笑みを浮かべ、堂々とした芸術の神様の前で
(芸術の神様は男の芸術の司には自身の理想の最も美しい女性、女の司には美しい理想の男性に見える)
何万人もの大勢の妻や夫達と一緒にうやうやしく、かしずいているのだ。
小さい頃からこのイメージが頭に入っており、挫けそうになった時はこの光景を思い出し
夫であり、神である者に、芸術家としての使命を果たさせて欲しいと守護を祈り、敬虔な使徒として生かされている幸せを感じつつ、涙しながら眠るのだ。
孤独も苦しみも悲しみも怒りも芸術の神に捧げる貢物なのだ。
私は忍びの者である。
笑う者は笑うが良い。
何を願うだろう
もし1つだけ 叶うのなら
心のなかに
見つけ出そうとした途端
静かな波のように
悲しみが寄せてくる
だってそれは
どんなに願っても叶わないことだから
「1つだけ」
#380