『1つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【1つだけ】
願うことがあるならば
人間になりたいわ
2つの足で
地面を歩いて
貴方に抱きついて
愛してると
伝えられるなら
この両手を
捨ててもいいの
君から何か奪えるのなら
狙うは1つだけ、そう
君の心の広さを奪いたいな。
心ではなく心の広さ。
僕は心が狭いので。
1つだけでも欠点を減らして
増やしたいから。
ひとつだけ
私の願いはひとつだけ。
あなたに
幸せになってもらいたいだけ。
いつの日か
この想いが通じて
あなたに
最高の幸せが
訪れますように。
1つだけ
1つだけ願いが叶うとしたら
あの子が望むような人生を
生きられますように と願います
とてもとても大切な
わたしの命よりも大切な あの子が
胸をはって 一つの後悔もない人生を
生きられますように
他人の評価なんて 一つも気にしなくていいよ
ただ一つだけ 自分自身が 納得できる
生き方をしてほしい
ひとつだけ願いが叶うなら何をお願いしますか?
私は人の余命を見ることができるようになりたいです。
3つ上の幼なじみが亡くなった時は自分の無力さに呆れました。
小学生だったので助けるのは難しいかもだけど毎日会いに行った
りお話したり何か作ったりできたなーと後悔してます。
もう二度とそーゆー後悔はしたくないです。
神様どうかお願いします、、、、、
桜の花が
ぽつりぽつりとつぶやくように
空に向かって咲いていく
ひとつふたつとそのつぶやきが
重なり合って滲んで揺れた
緑の風が悪戯に
花びら乗せて舞い上がる
春の終わりを告げながら
1つだけ
世界に1つだけの花‥違うなぁ
世界にひとつだけの花‥ちょっと違う
世界に一つだけの花‥これこれ!
横書きで書いても「一つ」と書くわよね。
1つだけの表記にしっくりこないのはわたしだけなの?
徒然なるままに。
ただ、ただ、あてもなくゴールもなく書いている。
何かを探しているわけではない。
何かを探したいわけでもない。
意識がふっと抜けていくように、無重力なように、
ただただ、何かを書いている。
それが間違っているとか、正解とか、そんなことはどうでもいい。
意味なんてこれっぽっちもなくて、意味を求めるだけ無駄なのだ。
どこにいくというわけでもなく。どうというわけでもなく。
ただただ、そこに文字を並べている。
ただただ、並べている。
ただただ。。。
「1つだけ」
欲しいものがある、ずっとずっと前から
他には何もいらない、あなたの心以外は何も
テーマ:1つだけ #142
1つだけ、願いが叶うとするなら。
神様は本当にいるのか、知りたい。
どうして神様は人間を作ったのか。
どうして神様は生き物を作ったのか。
どうして神様はこの世界を作ったの?
私というものは欲張りだ。
1つだけだといっているのに、いくつも疑問が出てくる。1つだけなんて勿体ない。
お金持ちになりたいとか、
家族が幸せになってほしいとか、
そういうことを願えばいいのに、
たった1つの願いを神様がいるのか、どうかのために使うだなんて、どうかしているかもしれない。
でも、
世界の平和を願ったりするよりも
誰かの幸せを願うよりも
私はこのことを思う。
だって、人間を作ったのは神様なのだから。
人間がなぜ不幸になるのかも
幸せだと感じないのかも
すべて知っているはずだ。
そんな神様がなぜ私たち人間を作ったのか。
私は知りたい。
知ったところで、私が変わることはないと思うが。
1つだけ願いが叶うなら
現実からは離れるけれど、
子どもの頃に亡くなった母と話したい。
いや、名前を呼んでもらって…
返事をするだけでいい。
何気ない日常が何より尊く
大切な時間だと
我々は気づいているのに
日々の喧騒に、忘れそうになる…
私は、私を大切にしたい。
心が揺らいだとき、いつも思う。
母に来なかった明日を、
私は今日も生きている。
テーマ「1つだけ」
1つだけ
1つだけ、願いが叶うなら、島に帰りたい。
私の生まれは離島だ。
夏に実家に帰ると、島の周りを囲む瀬戸内海がある。
キラキラと水面が反射する様は宝石のようだ。
穏やかな波の音は、私の小さな頃からの子守唄。
今年は3年ぶりに島に帰りたいな。
1つだけ
いつだって
私の願いは1つだけ
あなたと
微笑みを交わす
それだけでいい
お前に星をあげよう。
夜空に輝く星のうちから、どれでも、ひとつだけ。
そう言われて、僕は天を仰いだ。
それから、一面の星の中からよくよく選んで、幽かに光るひとつを指さす。
あんなに小さくて消え入りそうな星でいいのか?
確かめる言葉に頷く。
だってあの星は、君の瞳の奥にある光に似ている。
そんな星は、ひとつだけだ。
#1つだけ
1つだけこの世に残せるのなら
僕は何を残すだろう
例え全てが消えたとしても
この世に残って欲しいもの
僕はきっと真っ先に
君を残したいと言うだろう
でも全てが消えた中で君が残るのは
僕のわがままなのではないだろうか
だからもう一度だけ聞いて欲しい
僕はきっと違う答えを言うはずだ
君の涙だけを
残して欲しいと
《1つだけ》
#13
1つだけという
お題を見ると、願いを叶えて欲しいって
方に書きたくなってしまう。
ただ、今日は素直にありのままに
書く事を自分に許すなら
神様、アイツを消してください。
【お題:1つだけ】
1つだけ
田舎に行くと星が綺麗だ。と言うのは良く聞く話。
小さい頃に見た事があったけど、本当に綺麗だった。
都会の夜空とは大違いだ。都会は電気が沢山着いていて夜でも明るい。その分星は殆ど見えない。
毎日仕事をして明るすぎる町を歩きながら家に帰る。空を見上げても周りの明かりが邪魔をしてチカチカ光ってみえ、目が乾く。
こんなに光を見ているから目の視力も落ちて、メガネをつけなければいけない。
都会が悪い訳じゃない。だけどたまに嫌になるんだ。疲れるんだ。明るすぎる町が。
そんなある日の帰り道。いつもどうり明るい町を歩いていた。その時光る何かが通った。この明るすぎる町で"光"はそこらじゅうにあるが、この通った光は何か違った。眩しすぎる光ではなく、とても柔らかな光だ。その柔らかな光を見る。それは一匹の蛍だった。その蛍は弱っているのか相当低い位置で飛んでいた。スっと手で捕まえて、蛍を見た。
弱々しく光っている。あの田舎の星と同じくらい綺麗に見えた。乾いていた目が潤っていく感覚がした。心が満たされた。
しかしふっと光が消えてしまった。
つんつんしてみてもなんの反応もない。
この町にはない、たった1つだけの光が今消えてしまった。
人混みの中、沢山の人が俺を見ているにも関わらず、しゃがみこんで泣いていた。
/1つだけ
小さなぼくの
おやつの皿にひとつだけ
綺麗な銀紙でくるんだお菓子
赤とクリーム色
葉薊(アカンサス)模様にくるまれて
母さんは秘密めかして取り出す
冷蔵庫から銀紙のお菓子
おいしいけれど
とても油っこいからね
栄養がありすぎるの、と母さんは言う
ちっちゃい子は二つも食べたら
鼻血を出してしまうわ
だから今日ひとつ
明日ひとつ
あさってひとつ、ね
ぼくはミルクを
母さんはコーヒーを飲みながら
大事にかじった
だからね、今も
バターサンドは特別のおやつ
たくさん貰っても
一日ひとつ
明日にひとつ
あさってひとつのお楽しみ…
1つだけ
1つだけ叶えるなら、過去にタイムスリップして幼馴染に
会って、たくさん伝えたい。そうしたら、中学生以降も
ずっと関係が続いて、
辛いときに相談相手にもなっていた…
#8 1つだけ
――宝物など大して持っていないよ。……1つだけ。
「1つだけ」というテーマでまず思い出したのは、昔の自分が作った曲に、昔の自分が綴った歌詞の一節だ。(完全引用ではないが)
当時も、思い出しているまさにこの時も、その宝物が何であるかは明確にしていない。
だけど私は知っているのだ、自分に宝物は1つしかないことを。
敢えてそれを今、言葉に変換してみる。
恐らくそれは、時空を超える、五感に関わり、哀愁に似ている、愛情の形をピタリと模した、心で思い出す記憶かつ最新情報かつ予感だろう。他者と膜1枚分だけ隔てられた――逆に言えば、他者と自身が限りなく近い――場所にある、人間であれば皆お揃いの、それでいて唯一無二の“もの”だろう。
やはり宝物ともなれば、それのことを思い出すとじんわりとうれしい気持ちになる。すごいことだ。
忘れた頃という延長線上の未来にまた、この1つの宝物について反芻し、形容する日が有ればいいな。
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#7に対する補足:
“大切なもの”と“宝物”の差は、宝箱にしまっているか否かです。