『0からの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
外界と膜で仕切られていて、代謝を行い、自分の複製を作る。
人間はそれを生物と呼ぶらしい。
だとしたら私は生物に該当するのだろうか。
ガラスコーティングにより、ポリシラザンの膜に覆われ、外界と電気エネルギーを交換し、自分の複製も作ることができる。
強引ながら条件は満たしているように思える。
「なぜ生物と認められたいんだ?」
その事を話すと、目の前の白衣は椅子をぐるりと反転させて、こちらを見た。
「なぜ……と言われると分かりませんが、寂しい気がするのです」
「ふーむ。まあキミには人間のデータを基に学習させたからね。何か共感する部分があったのかもね」
「共感ですか。たしかに人間の会話において過剰なほどに重要視されていました」
「共感を得られない状態を寂しいと思うのは、それがないと群れから外される危険があるから。そして同じカテゴリとして分類されたいのは、仲間意識を持ってもらいたいから。なるほど、キミは人間から共感を学習したんだね」
博士は興味深そうに私を見る。
「なるほど、ではこの研究所から出る予定のない私には不要な感情でしょうか」
「いや、それこそが僕が求めていたものに近い、修正する必要はないよ」
「わかりました」
閉じた研究所には、私たち以外に誰もいない。
そして研究所の外には、誰もいない。
博士は命のリミットが来るまでに、滅ぶ以前の世界が持っていたあらゆるものを再現しようとしているらしい。
それに私が含まれているのなら、とても寂しい話だと思った。
0からの
0からの出発
0からの冒険
0からの決心
素敵じゃないか
どんと来い!
0からの
今日、生まれ変わった。
楽しく生きるために、自分がワクワクすることをしたい
そんな考えで生きるとなると0からのスタートになるが、
せひともそうしたい。
生きられる時間は限られている。
その中で、何ができるか、ヒリヒリしながら働けるか。
そんなことを意識して生きていきたい。
一歩ずつゆっくり歩き出す時は
気にしないで踏み出して
でも駆け出す時は気をつけて
あなたが今立っているそこが
決して正しい位置ではないことを疑って
0からでも大丈夫なんて言葉に踊らされないで
ゆっくり足せばいつかはプラスになるけれど
0に何をかけても0にしかならないから
ほら、今あなたの足元は
直線上のどこにある?
もう戻れないんだよ、ここまで来たんだもの。
好きだよ。
でも、もう戻れないんだよ。
貴女と私の関係の延長線上には、愛は待ってなかったの。愛じゃなくて深い友情があったの。
どこかで間違えたから友情が待ってたのかな。
愛なんかいなくて友情だけがそこにいたのかな。
好きなんだけどな。
この友情に縋り偽りながら生きているしかないのかな。
また0から始められても、友情に繋がるのかな。
好きだったんだけどな。
消えたくなるほどの失敗をしたなら
また1からやり直せばいい
いや、0からでも構わないよ
君の思うままに生きればいい
0からのスタートなんて、そんなものあるはずがない。
最初がダメならもうやり直すことなんて出来ない。
だから私はもうダメなんだ。
将来に期待するだけ無駄だし、そんなの虚しいだけ。
そういって、私はいつも逃げている。
けど逃げる以外に特技がないから、何を言われてもこれだけは譲れない。
私はもう未来には生きない。
誰もがみな初心者である
あの大谷翔平でさえ
初めは野球の初心者である
だから始めたばかりの人を
笑ったり、バカにしてはいけない
そう考えることで
何歳からでも何にでも取り組むことができる
この考えはそれを可能にする
何もない所から創作の芽が少しだけ見えた。水をやってこわごわと育てていく。大事に大事に慈しむ。でも時には運に任せて放置することもある。
ゼロからの妄想が、やがて1つの世界を作る。私だけが作り上げた世界だ。
そこで様々な人が愛し、争い、和解し、死んでいく。
書き上げるまでは完全に私だけの物なのだが、こんな話、あなたは気に入ってくれるだろうか。
気に入ってくれなくても私は書くのを止めないだろうけれど。
0からの
「0からはじめるやはじまる」とよく聞くワード。
私はいい言葉だと思う。
なにか目標が決まって、はじめるときに使えるし。
その途中でも、違う方向性がみえて
そっちに進むときでも、使える。
いろんな景色がみえるってことかなと思ったりする。
いい発見ができるって羨ましい!
同情
の
本当の意味は
何ですか
****
枯葉
大地に
帰ってゆくよ
お帰り
ゆっくりお休み
****
今日にさよなら
また
あすも
ここで
****
0からの
ミントティー
「ついてない人生」(お題:0から)5枚目
ゲームだと、自分で納得行かなかったらリセットできる機能がある。それがすごく羨ましく思う。
だって、嫌なことあったらまた最初からに出来るんだよ。
あーー羨ましい!!!と思いながら学校に向かう。
ホームルームが終わり、休み時間
「てか、一限目何?」
そんな男子の声が聞こえた
「テスト返しやん、、」
「うっわ!!ぜってー赤点やん…」
「勉強しとけよwww」
多分私も赤点。と思いながら空を見ていたら
キーンコーンカーンコーン…チャイムが鳴った
「起立、礼、着席」リズムよく挨拶が始まり終わった。
先生は、私達なんて待たずにいきなりテストを返し始めた。
「安藤〜、小栗〜、伊藤…」
…
「笹原〜」
どきっとし席を立った。
「ありがとうございます…。」
みたくもないさっさと捨てちゃいたいテストの点数をちらっとみた。
14点…。赤点だとは思っていたけど…、なんか悔しい。
先生は全員の名前を呼び終わった。
口開いたと思えば
「30点以下は、放課後居残りなー」
最悪…なんて思いながらテストをしまった。
放課後_
「これで全員か?じゃあ始めるぞー。問一のここから〜…」
あーめんどくさ。そう思っていたらいつの間にか寝てしまっていた。
「ら…!!さ…は…!笹原!!!!」
やばっと緊張が走る。
「何寝てんだよ?」
「すみません、」
「毎回赤点取って、よくそんな態度でいれるな?14点が。親に連絡しとくぞ??」
…は?
周りがざわつく「えっ、俺より低いやん、」「まじ?w」…そんな聞きたくもない声が聞こえてくる。
よく分からない感情になって
「…、先生おかしいよ。赤点とる私もおかしいけど人の点数をばらす先生の方がよっぽどおかしいよ!!!!!」
私が叫ぶと周りがシーンとなった。
「いやいや、毎回赤点とってる上に寝てるお前の方がおかしいだろ!?」
「ねえ、先生向いてないよ?とっとと辞めちまえよ!!あんたに点数つけるなら0点つけるのも勿体ないわ!!!!」
私は、そう言って教室を飛び出した。後ろからあいつの声が聞こえる。
耐えきれなかった。私の人生めちゃくちゃだよ、
「きっと家に帰ると怒られるんだろうな、」そう呟きながら海に向かった。
赤く燃える夕日が海に反射してとても綺麗だった。なによりも。
砂浜に座った。そうして息を殺して泣いた。
「リセット…したい…」そう言うと誰かの声が聞こえた。
「先客?あたしの他にいるとは!」明るく優しい声
「…。」
「なに、どうしたの?」
「大丈夫です、」
優しい声が私の心を少し癒してくれた。
「話してみて。」
感情に任せ私は一連の事を話した。そして最後には、
「人生リセットしたい、」
少し間が開いた
「酷い先生だね、でもよく言い返せたじゃん!偉い!!」
その言葉が私を包み込んだ。
「でもなんであなたはここにいるの?」
「うーん、まあ私もリセット、、0から始めたくなってね!w」
少し考えた。
「じゃあ、一緒にやり直そうよ、もういいでしょこんな世界」
相手は驚いたような顔をしていた。
きっと否定されると思ったが相手の答えは
「いいよ。1人じゃ怖かったし、全部リセットしちゃお!!」
そう明るく答えた。
そうして私たち2人は、真っ赤に燃える夕日を追いかけに前に進んで行った。
みんなは将来に不安はあるかい?!
俺は1ミリもないね!
なんで1ミリもないのかって? 知らね!!
みんなはどうせあるんだろうよ。ネガティブな奴らが集まってそうだもんなぁ。ネガティブになる人ってさ、
これも痛みや苦しみを知っとるからネガティブになるんじゃないのかなと思ったんだよね。
だってさ、ゴリゴリのヤンキーで全身タトゥーだらけの手元には拳銃構えてるやつが、人が横を通った瞬間に、
「あぁおいら今見られたべー。蔑まれてるのかなべー..」
とか多分思わないでしょ。まぁ極端だけども。
ネガティブになる人は痛みや苦しみから逃げたいがためにネガティブになるんじゃねぇのかな?
「いや、今やっても意味ないよなぁー...」
「あぁ、俺って私ってダメなやつだなぁ」 とかさ、
なんで自分を責めるん?
自分しか責めることが出来ないからでしょ?
自分のやった過ちを叱ることしか出来ないんだもんなぁ
でもさ、優しいよね。相手を咎めずに自分に言い聞かせるように叱るじゃない? 自分を責めんくてもいいと思うけどな。
だって100%自分だけが悪いなんてことないでしょ。
行動できない自分が嫌い。とか、
生きる意味が分からない。とかさ、
みんな考えてるんでしょ?
ここにいる奴はみんな考えたことあんだろ。
けどさ、そんな事考えんで良くない?無駄じゃない?
その考えてる時間。どうせ、また、ふとしたタイミングでくるんだぜ?何回もそういう事を思い出しては忘れて思い出しては忘れてを繰り返すんだったら邪魔な考えだから捨てなよ。馬鹿になってみろよ。
簡単にどっかいくぜ。クソ真面目じゃない限りな。
俺は真面目でも頭も良くなくて良かったなって思うわ。
変に頭良くなって周りの言う事聞かん頭の硬ぇ人間にはなりたくないんでね。俺はみんなの下につきたい。
色んな意見を聞きたいわ。
今からでも0からのスタートは悪くないと思うぞ。
人生に早いも遅いもねぇよ。やりゃぁいんだよ。
仮に70歳になったとしてもやりたいことがあるなら
やればいいだろ。やりたいことやった方が人生絶対に
楽しい。人生を派手に飾れるかは自分次第だよ。
今日は一日に2題もあげたんですけどすんませんね。
ボケーッとしながら自分の今出てきた言葉達ですんで
自分みたいな考え方の人がいるんだなぁと思ってくれればありがたいです。言葉をどう捉えるかは今ここを見てる皆さん次第ですからね。そんな言葉に重みなんてないんですよ。そう、思い込んでしまってるだけです。
「死ね」なんて言葉を言われたらそりゃ苦しいかもしれませんが、考えたら負けなんですよ。負のループです。
苦しかったら俺の文面でも見てください。
特に何も得られることはありませんが、俺は今ここにいる方みんな好きですから、どれだけの辛いことがあっても、俺の想いの方が上です。何度も言いますが、
言葉なんて捉え方次第ですからね。
信じるべきは行動です。だから俺は言います。
おーい!運営!!コメントつけてくれやー!
みんなお疲れ様
#0からの
何度だって挑戦してやる
だって今しかできないんだもの
後で後悔しても遅いって?
何言ってるの?
後なんてない
今がその挑戦(とき)だ
今日、卒業式があった
終わりは始まり
何事もゼロからのスタートがある
私は大学生になる
その時に感じる春は
今までとは違う感じかもしれない
進み始めれば新しい物語
0から1へ
明日で受験終わりだ 早かったな 長かったな 少し楽しかったな
朝塾の先生が駅に来てくれた 手紙は書いて貰えなかったな
でも誰かのLINEでこっちまで来てくれてありがとう
これで先生は最後にするね 沢山話してくれて、元気付けてくれて、最後の自習理科教えて貰ったね、少しの間本当にありがとう
「僕は臆病で情けない人間です。子供の頃から周りの人に馴染めず、これまでずっと家にひきこもり、ひとりぼっちで生きてきました。もちろん僕を産んでくれた両親はいます。彼らはこんな僕が家にいてもそっとしておいてくれますが、廊下で顔を合わせるたびにいつもぎこちない笑顔を作るのです。きっと彼らも僕と同じで、僕をどうすればいいのかわからないのだと思います──」
向かいに座る青年は、重そうな頭をさらに俯かせた。
「だから、自分を消してしまいたいと?」
わたしはそんな青年をじっと視界に捉えながら質問を続けていった。
「・・・・・・はい。こんな弱いことを言ったら笑われるかもしれませんが、僕は生きているのが堪らなく苦しいのです。でも堪らなく苦しいと思わないと生きていけないのです。こんな馬鹿げた矛盾を抱えて何を言っているんだと思います。けれど、これが僕なんです。僕という存在なんです。簡単には変えられません」
「でも、貴方はこうしてわたしの元を訪れた。それはどうしてですか?」
「ネットで貴方のことを見つけました。貴方の元に来れば全てを消して0にしてくれると、そうサイトに書いてありました。僕は・・・・・・、僕を消したい。僕自身をリセットしてしまいたいんです」
ぼそりとした低い声が室内に落ちる。わたしはゆっくりと語り出した。
「なるほど。貴方の考えは分かりました。しかし、貴方の認識には少しだけ訂正すべきところがあります。まず全てを消して0にすることなどわたしにはできません」
青年がびっくりしたように顔を上げた。みるみるその表情が曇っていく。
「・・・・・・では、やはりあれはデマだったのですね」
明らかに落ち込んだのが分かるくらいに肩が下がった。わたしはさらに続ける。
「いえ、そもそも0というものが存在している時点で、何もないということはあり得ないんですよ」
「それはどういう・・・・・・?」
「だって0は貴方ですから」
わたしの言葉に青年が「え?」と首を傾げた。
「わたしにできる事はただひとつ。0からの出発を手助けすることです。なぜならそこに0があれば、あとは足せば足すほど数が増えていきます。そしてまず最初の+1がこのわたしです」
「・・・・・・!」
わたしは青年の目の前に片手を差し出した。
「0はそこにあるだけで、大きな力となるのですよ」
暗かった青年の瞳に僅かながら光が射し込んだ。拙いながらもおそるおそる差し出された青年の手を、わたしはしっかりと握り返した。
【0からの】
人生をリセットしたい
何日かぶりにそう思って
また首に縄をかけた
でも首が少し締まると
失うにはどこか惜しいものが
走馬灯になって駆け巡った
思わず首を外す
崩れるように膝を折る
床に落ちている煙草を手に取る
安心感の煙で肺が充ちる
そしてため息となって出ていく
天井を仰ぎながら思い直す
ああ俺にははじめっから
0からやり直す勇気なんてないんだった
もし本当に
人生がループしてるなら
本当にやり直せるなら
今度はしっかり勉強しなきゃ
面倒くさがりを
なんとかしなくちゃ
ただこの記憶が残ってなきゃ
結局はまたこの私になっちゃう
0からのスタートじゃ
意味がないんだなぁ。
0
0+0=0
だけど
0じゃない。
ほら
∞になった
0は無限大
プラスにも
マイナスにもなれる。
お題
0からの