『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#6 麦わら帽子
私は今でも鮮明に覚えている。
お母さんが買ってくれたのって、自慢の麦わら帽子を被った君は、とても可愛かった。
でも、突然いたずらな風に盗まれてしまった。
気まぐれな風に遊ばれながら、麦わら帽子を追いかけて。
追いついたと思ったら、木の上に引っかかってしまった。君の目にうっすらと涙が浮かんでいた。
そこに、そう。あの人がやってきて、いとも簡単に帽子をとったんだ。
はいどうぞ、って、爽やかな笑顔を見せて、君に帽子を手渡した。
君は希望に満ちた、世界で一番幸せなんじゃないかと思える、満面の笑みでありがとう、と言った。
私はその横で見ていた。
いいな。
なんて。
君の心に、あの人がいることぐらいわかっていた。
少し苦い、思い出。
ただ、それだけだ。
もう、今は何の意味もなさない。
__結婚おめでとう。
お幸せにね。
新品の麦わら帽子の匂いをかいだら、
懐かしい気分になった。
麦わら帽子をインコさんに見せたら大変な事になる。
めっちゃかじる。
おそらくハムスターもかじるかもしれない。
エキゾチックアニマル麦わらかじり選手権をやったら、一体どの動物が麦わら帽子を一番早く崩壊させるのだろうか。
ちなみに茶トラとキジトラが混じったような猫は、麦わらって言うんだよ。
私あの可愛さわかんなくって
無理矢理被らされて不機嫌な
ちっちゃい頃の写真しかないや
そうそう親って好きなんだよねあーゆーの
アハハ 一緒だねー
ほんと子供に選ばせろってね
え?夏の思い出のひとコマじゃんて?
ぷっそんなんじゃないない違うわマジで
不機嫌な記憶しか残ってないもんさぁー
あーでももしかしてまだあんのかなぁ
実家もとっくにないからないか
✼•┈┈麦わら帽子┈┈•✼
夏の約束
澄み渡る青空の下、太陽が照りつける真夏の日。広がる緑の草原の中、風に揺れる草の波間に、一つの小さな影が浮かんでいた。それは、麦わら帽子をかぶった少女だった。
彼女の名前は紗奈。長い髪を風にまかせ、いつものように草原の中を歩いていた。麦わら帽子は、彼女の祖母から譲り受けたもので、毎年夏が来るたびに大切にかぶっていた。
「また、あの場所に行こうかな……」紗奈は一人つぶやいた。
草原の奥には、大きな古い木があった。そこで、紗奈は子供の頃にたくさんの時間を過ごした。木の下に座りながら、いつも一緒に遊んでいた友達、智也との思い出がよみがえる。彼もまた、夏になると同じような麦わら帽子をかぶって、二人で一緒にかくれんぼをしたり、昼寝をしたりしていた。
「智也……元気にしてるかな?」
智也とは、小学校を卒業してから疎遠になってしまった。それぞれの道を歩むうちに、連絡を取り合うこともなくなった。でも、紗奈は毎年夏が来ると、彼との思い出がよみがえり、無性にあの古い木の下に行きたくなるのだ。
紗奈が木にたどり着くと、そこで一人の青年が立っていた。背中を向けていた彼は、まるで何かを待っているかのように木を見上げていた。その姿を見て、紗奈の胸が高鳴った。
「智也……?」
声に反応して振り返った青年の顔は、間違いなく智也だった。彼もまた、あの日と同じ麦わら帽子をかぶっていた。
「紗奈……久しぶりだね。」
「うん、久しぶり……」
二人はしばらく無言で立ち尽くしていたが、やがて智也が優しく微笑んで、手を差し出した。
「もう一度、あの夏みたいに一緒に過ごさないか?」
その言葉に、紗奈は迷うことなく手を取った。二人は再び、あの木の下で夏の風を感じながら、かつての子供時代のように無邪気に笑い合った。
麦わら帽子の影の中で、二人の笑顔は、まるで時間が止まったかのように輝いていた。夏の約束は、今も変わらず、二人を繋いでいるようだった。
麦わら帽子
涼しかったなぁ
夏はこれにかぎるよな
と、思いながら
伸ばす手をそっと戻す
手だけが行ったり来たり
似合わない??もう50歳のオレ
白日と鍔広帽子の描く百合
/お題「麦わら帽子」より
「暑いな…」
容赦なく照りつける太陽を睨みながら首筋の汗を適当に拭った。今日はここまでにしておこうか、これ以上は倒れそうだ。
それに、
「…今日は来ないか」
別に約束をしていたわけでも無い。ただ自分が待ちたくて待っているだけ。来るかどうかわからないのに、1人で待って1人で勝手に落ち込んで。
馬鹿みたいだ。
目を伏せ自嘲した笑みを浮かべていると、それさえも責められる様な陽射しが急に陰った。
「!」
「汗だくだな、倒れるぞ」
そう言い被せられた麦わら帽子。涼しくなったはずなのに、頬の火照りだけは一向に治らない。口を開こうにも上手く出て来ず、結局麦わら帽子も深めに被り直した。
「ははっ似合ってる」
そう言って太陽より眩しく笑った彼に、今後こそ倒れそうなぐらい熱くなった。
麦わら帽子
夏に暑いときにかける帽子
夏にピッタリ!
麦わら帽子のアニメキャラといえばワンピースのルフィ!
何周年?
30周年くらい行ってるんじゃないかな?
楽しいよね!
最終回ももうすぐかな?
私は麦わら帽子を被ったこともなければ、被っている人を見た記憶がない。アニメや漫画で被っている少年少女のイメージはあるが、現実で被ることはハードルが高いように感じる。
女性はワンピースに麦わら帽子という、鉄板のコーデがあるが、町中というより自然に合うコーディネートなのだろう。また、麦わら帽子は、カワイイ人が使うアイテムという印象があり、自分は着れない、と思っているのだろうか。
男子で麦わら帽子の印象が強いのは、ワンピースの麦わらのルフィだ。
ここでも、ワンピースと麦わら帽子の関係がある。
そんなわけねぇ!と思うかもしれないが、
漫画ワンピースの最後の秘宝は、財宝でも仲間の絆でもなく、ワンピースと麦わら帽子に関係のある場所。
つまり、「ひまわり畑」だ。
最終回は、ひまわり畑に麦わらの一味が集まり、宴を始める。
そこに、ゴールド・ロジャー含む、全海賊団が集まってくる。
ルフィはみんなに囲まれながら、「海賊王に俺はなる!」と叫び、エンドロールが流れる。
そのエンドロールでは、全OP,EDのサビを流しながら、物語の振り返られる。
そこで視聴者は気づく、麦わらの一味がいた、お花畑は死後の世界で、海賊団は滅亡した。本当のワンピースは視聴者が取得する、ワンピースキャラたちの生き様だったのだ。
ゴールドロジャー
「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せー!」
ゴールド・ロジャーの生き様を辿っていたのだ。
風
吠
え
て
麦
わ
ら
帽
子
フ
リ
ス
ビ
|
鐘の音(番外編)⑯の続き
麦わら帽子(番外編)⑰
●シズクの夏の過ごし方
じりじりと灼ける様な夏の日差しに
肌が灼ける様なアスファルトの
照り返し シズクの白い肌にも玉の
様な汗が流れる。
シズクは、頭を日差しから守る為に
大きな麦わら帽子を被っていた。
ミーナ ナイト ハイネの三人は、
魂狩りの仕事の為バインダー局を出て
外に行っていた。
マリアとハロルドは、事務処理や
書類仕事に追われて忙しそうだ。
その間にシズクは、自分の出来る事と
題して 庭の草むしりや 暑い中
皆が帰って来るので 差し入れのお使いに
行ったりしていた。
ちなみにこれは、別に誰かに頼まれた
とかでは無く 皆忙しいので一番暇な
自分が率先して、雑用位はしなくちゃと
シズクが自発的にやっている事だった。
軍手をして、草むしりをするシズク
(うんしょ うんしょ!!)シズクは、
一生懸命 草を抜く
手で抜きにくい所は、鎌を使って力を
入れる。
(ふぅ~)シズクは、息を一息吐く
シズクは、ゴミ袋を結びゴミをまとめ
ゴミの集積所にゴミ袋を運ぶ
(うんしょ うんしょ!)
ゴミ袋を集積所に置きシズクは、
はっと思い出す。
(水分補給しなきゃ....) 熱中症で倒れたら
皆に心配を掛けてしまう....
シズクは、首に掛けている水筒を外し
自分で入れた麦茶を飲む
冷たい麦茶がシズクの喉を潤す。
ゴクンと喉を鳴らしシズクは、また水筒を
首に掛けると(そろそろ皆帰って来るよね)と皆を出迎える為にバインダー局に
戻り自分が作った麦茶を皆に用意しなきゃとシズクは、早足になる。
途中(あ....)と走り過ぎた為シズクは、
バッターンと転んでしまう。
(う~痛い~)シズクは、膝を擦り剥いてしまったがこの位なら自分の治癒術で治せるのでシズクは、治癒術を使い自分の怪我を
治し地面に付いた土を払い
マリアやハロルドに心配を掛けない様に
怪我の事は、シズクからは、言わなかった。
そうして麦茶を用意し皆を待っていると....
「暑い!」と言いながら三人が帰って来た
シズクは、皆に麦茶を配る。
「「ありがとう」」とナイトとミーナに
お礼を言われてシズクは、嬉しくなった。
最後にハイネに麦茶を配るシズク
「はい....ハイネ....」とシズクは、ハイネに
麦茶を差し出す。
ハイネは、にっこり笑っているシズクを
一睨みし シズクが被っていた
麦わら帽子をシズクの目元まで下げる。
「きゃあ!」シズクは、びっくりして
小さく悲鳴を上げる。
ハイネがぼそっとぶっきらぼうに
「テメェまた無茶しやがって馬鹿シズク」
「え?」シズクは、ハイネの言葉に
目を丸くする。
ハイネは、シズクの麦わら帽子を見て
(暑い中一人でまた無茶したなこいつ)と
思っていた。
シズクは、(無茶って何の事だろう?)と
首を傾げる。
そんなハイネとシズクのやり取りを
見守っていた他の面々も苦笑していた。
シズクの一人の頑張りをちゃんと見ててくれる他のメンバー達....
こうしてシズクは、今日も皆の笑顔の為に
自分の出来る事を精一杯頑張るのだった。
テーマ「麦わら帽子」
熟れ野菜 麦わら帽子 畑の中
雲の向こうへ飛んでゆけ
麦わら帽子飛んでゆけ
川の向こうへ飛んでゆけ
麦わら帽子飛んでゆけ
あの子の元に飛んでゆけ
麦わら帽子飛んでゆけ
そう、あの時の君は麦わら帽子を被っていたよね。とても似合っていた、可愛かったなー。「似合うね」と言ったら、君は照れながら帽子で顔を隠そうとした。でも、口元は微笑んでいるのが垣間見えた。僕はまた君に夢中になった。 懐かしい夏の日の思い出。
私の夏に、麦わら帽子の姿はなかった。
太陽の付け入る隙もなかった。
アイデアで埋め尽くされたルーズリーフの片端。
髪と手先に染み付いたアクリル絵具のにおい。
クーラーから流れるひんやりした風。
描きかけのキャンバスから投げかけられた視線。
そういうものたちで、私の夏はできていた。
沈殿した思い出を美しいものにしてしまう、あの日々。
私はあの美術室に、夏を忘れてきたのだ。
マリーゴールド/あいみょん
明らかに娘の影響…笑
(麦わら帽子)
麦わら帽子
ある少年は海賊のいる世界に住んでいました。
少年が住んでいるフーシャ村には
「シャンクス」という
当時、懸賞金10億の海賊がいました。
少年はシャンクスという海賊が持ってきた
"ゴムゴムの実"という天才科学者が作り出した
食べ物を食べてしまいました。
ゴムゴムの実とは食べると体がゴムのように
柔らかくなり、腕や足などが伸びる体になる
ものでした。ゴムゴムの実以外にも色々な
種類があり、それを"悪魔の実"と言います。
悪魔の実にはそれぞれ名前、特徴があり、
食べてしまうと泳げなくなります。
そしてシャンクスの海賊団がお店で
食事をしていると「ヒグマ」という
山賊が乗り込んで来ました。
ヒグマはお店の人に
「酒をくれ」と頼みました。
そしてお店の人は「ごめんなさい…
もうお酒は無くなってしまって………」
ヒグマはシャンクスが持っている酒を見ました。
「この酒はお前のか…?」とヒグマは聞きました。
シャンクスが言います。
「この酒はまだ開けていない。だから
もし良かったこれやるよ」と。
そしてヒグマは貰った酒を割りました。
シャンクスは酒を頭から被りました。
そしてシャンクスが掃除を始めます。
ヒグマは掃除するシャンクスを見て、さらに
暴れだします。
「そんなに掃除が好きなんだな…」
シャンクスはなんの抵抗もしません。
そしてヒグマは店を荒らしたまま
お店を出ていきました。
少年はシャンクスに対して怒りました。
「海賊なのになんで何もしないんだよ!」
「俺が憧れている海賊はこんな人じゃない!」
少年は怒ってしまい、お店を離れました。
そしてヒグマ達の目に入った少年は
殴られたり蹴られたり暴行をされます。
ある日、少年が人質に取られてしまいました。
少年はヒグマの部下に銃を向けられ、
そこに走ってきたのはお店の人とお店の店長でした
「頼むよ…その子だけはやめてくれ!!」
「じいさん…もう歳だから分かるだろ?」
お店の人と店長は囲まれてしまいました。
そこへシャンクスとシャンクスの海賊団の人達が
来ました。
シャンクスの海賊団の人達はヒグマの部下へ
手を出します。
そして気がついたらヒグマ1人しかいません。
ヒグマは投げたら視界が白くなる爆弾を地面へ
投げ、海の方へ少年を抱えて走ります。
ヒグマは少年を抱え、小さなボートに乗ります。
ボートはだいぶ深い所へ進みます。
そこへ大きな生き物のようなものが
遅いかかります。
少年はヒグマによって海へ投げられてしまいます。
少年は悪魔の実を食べているので泳げません。
ヒグマは少年より先に食べられてしまいます。
大きな生き物は少年へ近づきます。
生き物が少年へ襲いかかる瞬間、
生き物は海の中へ逃げて行きました。
何があったかと周りを見ると
シャンクスがいました。
「シャン…クス腕がぁぁぁぁぁ!!!」
シャンクスは生き物に左腕を食べられてしまいます
その後、シャンクスは少年を守りながら
陸へ上がっていきました。
月日が経ちました。
今日はシャンクスは出航する日です。
少年は昔から一緒にいたので寂しいと感じています
そしてシャンクスが船へ乗る前
シャンクスは少年へ麦わら帽子を授けます。
「この帽子をお前に預ける。いつか返しにこい。
立派な海賊になってな。」
その後、シャンクスは少年に麦わら帽子を預け、
出航しました。
─── 麦わら帽子 ───
まだまだ手付きがおぼつかない
そりゃそうだ
私だって手が慣れるのに時間がかかった
手が完璧に覚えるようになるには
さらに数年は必要なんだ
簡単じゃないさ
でもやりがいはある
暑い季節になれば
年齢も性別も関係なく
大勢が好んで身につけてくれる
家業を継ぐため修行に励む孫の姿を
自分の若い頃に重ねつつ
私も大麦の稈を編む
麦わら帽子を被った珍しい君を
神社で待っています。
いつだったでしょうか。
貴女に告白されてからは、
いつも貴女の事しか考えられません。
呑気に箒に乗ってのんびりと来ると思うと
今日もこんな季節だけど楽しみにしています。
"会いに来たぜ!!"
今日も来てくれてありがとう。
いつまでも貴女を愛します。