『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひまわり畑にいる君は麦わら帽子を被って笑顔を向けていた。
今でもその光景ははっきり覚えている。
笑顔でいて欲しくて頑張っていたけど君は先に旅立った。
僕が死ぬ何十年よりも早くに
そんな僕はひまわり畑にいる。
ここにいるとキミを思い出す。
生きていたらきっと付き合っていたんだろうなという想いを隠し僕は帰路に着いた
僕はそっと振り向き口パクをした
〘ぼくはきみがすきだ。わすれないよ〙
ここに君がいたらどんな反応してたのか…見たかったなぁ
麦わら帽子、、、
白いワンピースに麦わら帽子の黒髪少女。
リアルにそんなのいるかと思ったが、ホントにいたらしい。
麦わら帽子といえば
夏。
それと、暑さ。
そんなイメージしかない。
まったく涼しくない。暑いだけのイメージ
今年もウダルようなお日様。
麦わら帽子の活躍はくるのかな
「じいちゃーん!」
「なんや?」
「つばめのすが
おちてる!」
「あぁ?」
「どないしよ!」
「おう
ちぃと待っとけ」
「じいちゃん?」
「ほれ
これでどうや」
「あれ?
これって」
「ワシの畑用の帽子や」
「ええの?」
「かまへん」
「はたけいくとき
どないするん?」
「ばあさんに
さら買うてもらうわ」
「ばあちゃん
おこらん?」
「おう、大丈夫や
ばあさんワシに
ベタ惚れやからな」
「べたぼれって
なに?」
「ジジイ!」
「あ!
ばあちゃん!」
「孫にいらんこと
吹き込まんで
ええねん!」
「別にええやないか
ほんまのことやねん
から」
「ちと
黙っとれ!」
「ほれ
イチゴでも
食べようかね」
「いちご!
やったー!」
「あれ
上手いこと
考えたな」
「せやろ!
惚れ直したか?」
「あ
ツバメの親が
戻ってきたわ」
「…」
「じいちゃん
ばあちゃん
いちごたべよー!」
「はいはい
食べよう
食べよう」
「ところで
ワシの帽子…」
「しゃーなし
やからな!」
―――夫婦と孫とツバメ
#39【麦わら帽子】
日に当てた
香ばしい匂い
振り回して
伸び切るゴム紐
思い出したように
泣き出す記憶の甘さに
悔しくて噛み締めたあの麦わら
人混みに紛れて もう見えなくなった貴方
昔のような あの永遠を
広い空 白い雲
緑かけまわる 麦わら帽子
もう届かぬ思いに そっと心寄せた
麦わら帽子
暑い日差しから私たちを守ってくれる。
黄色い麦わらの帽子とひまわり、
青い空と青々としげる草花。
そんな夏の日が似合う、麦わら帽子。
被った時の独特の匂い
この匂いが鼻をくすぐるたび
夏が来たことを実感する
今年も照りつける日差しが暑い
*麦わら帽子
麦わら帽子
古き良き田舎
いまだにあるのかは知らない
あくまでイメージ
アニメとかギャルゲーにはあるね
もうしばらくやってない
ギャルゲーをね
アニメは見ています
今期は何故かアニメを見ていない
いくつかチェックはしてある
アマプラ、dアニメストア
あとは稀にアベマくらいだと思う
麦わら帽子ね
なんも浮かばない
見事なくらいに
浮かばない時は
イメージを膨らます
可能な限り
なければググるなりするといい
いまはそんな気すらない
真っ先に浮かぶのは
少女と白いワンピース
これが麦わら帽子の定番かもしれんね
書く前に入り口を調べる事はある
書き始まったら終わるまで調べない
見直してからは確認して
間違ってたら修正したり消したり
書く前に沢山の事を調べたらいいよ
まぁ私ならやらないけど
作ろうとし過ぎてしまうと濁る
普段も全くないとは言わない
文章を全く確認しないこともあります
ちょこちょこ調べながら
ちょこちょこ区切りを感じ
調べたことを繋げていく
調べながら書くなんて勉強みたい
失敗していくうちに
これくらいでいいなって思えたり
テーマが見えたりするから
一旦は適当に書き出してみたら良いよ
投げ出すのはそれからで遅くない
麦わら帽子
かんかん照りの中、白いワンピースを身にまとい、麦わら帽子を被る君は、誰よりも夏を楽しんでいるように見えた。
暑さなんて感じていないみたいに、爽やかな表情でこちらを呼ぶ。
応えるように手を振れば、君も手を振り返してくれた。
うだるくらいに暑いのに、君はほの暑さをはねのけるように笑っていた。
麦わら帽子って聞くと有名漫画を思い出すなぁw
まぁ観てないけど。
そういえばさ今日BBQやってきたんだよねぇ〜
人見知りは俺からすると知らない人多過ぎて声小さいし陰でコソコソしてたから知らない人とは話してない☆w
まぁ夏休みももうすぐ終わるしそろそろ数学終わらせなきゃなぁ。技術の次に嫌いw
みんなの嫌いな教科教えて欲しい〜!
心の中でも声に出してもいいからとにかくこれをみたら答えてね!
特殊なパワーで分かるから!
とにかく今日も1日お疲れ様でした!
「麦わら帽子」
君の麦わら帽子を飾るひまわりのコサージュと
君の麦わら帽子に止まるトンボが運ぶ秋の気配
麦わら帽子の繊維どうしの隙間。
そこから
よくかぶってた
幼少期の様子が見えるみたいで
なんだか面白い。
記憶のトリガー
夏の風物詩
田舎の水辺
白いワンピース
落ち着く麦の匂いと風通しのいい構造。
これほどまでに夏に適した帽子はないだろう。
今度、機会があれば
真っ白なワンピースに麦わら帽子をかぶって
川や海に行きたい。
#麦わら帽子
暑い日に
よく被っていた帽子。
ちょっと
チクチク
するんだけど
その独特の
匂い
が気に入っていて
大人になったら
自分に似合う
とか
服のテイストに合うか
とか
考えて
帽子を
選びがちだけど
夏しか被れない
ちょっと
憧れの帽子。
#麦わら帽子
麦わら帽子
白いワンピースに麦わら帽子…夏休みの君は、いつも向日葵のように、笑顔だったね…帽子から溢れる黒髪が風に揺れる度に、心臓が爆発しそうだったよ…いつも何も云えなくて、だって君が眩しすぎるから…片想の儘終わった初恋は、夏がくる度に、鮮やかに蘇るよ…
麦わら帽子
綺麗に澄んだ青い空、もくもくとした積乱雲、鳴り止まない蝉時雨。
氷が溶ける音が響く麦茶のコップ、ひんやりと冷たい素麺、赤くて甘いスイカ。
エメラルドグリーンの海は、白波が立つ。遠くで鳴くカモメ。
麦わら帽子を被って、真っ白なワンピースを着て、白い砂浜の上を素足で歩く。
すると強い風が吹いて、麦わら帽子が飛ばされた。そして、海に静かに落ちる。ゆらゆらと遠くへ流れていく。
その様子をただ一人、見つめていた。
麦わら帽子
20代のころ、ホームセンターで麦わら帽子と水鉄砲を購入して、仕事仲間とバーベキューではしゃいだのを思い出した。
懐かしい。若かったな。
バーベキュー慣れしている人がいて、料理上手な人もいて、至れり尽くせりで美味しいものを頂いて楽しかった。
仕事の楽しさと辛さを知って、上司や後輩との関係、同期との関係。社会人として経験するあれやこれやを、職場でアフターファイブで満喫した。
泣いたこともあったが、全てが良い経験で良い思い出と変わった。
『麦わら帽子』のお題ひとつで、久しぶりに20代を振り返り、ひとりでにんまりとした。
麦わら帽子
あの夏の日、おばあちゃんに被せてもらった麦わら帽子。なんだか帽子がチクチクしてて嫌だったけど、ちょっぴり大人になった気持ちがしたんだ。これから冒険するぞってね。
「あっち〜……」
白く光る太陽に照らされ、陽炎が見える。
『こっちだよ』
「…ん?」
声のする方に顔を向ける。
広いひまわり畑だ。
その中で麦わら帽子が動いている。
ひまわりの背が高いので、帽子から下は見えない。
『早く早く!!捕まえてみてよ』
声からして女の子だろう。畑を走り回っている。
「あ、ちょっと待って!」
ガサガサとひまわりを掻き分けながら進む。
「はぁ、はぁ、」
「……捕まえてたっ!!!!!」
女の子の手首をガシッと掴んだ。
「…………あれ」
感触が、変だ。なんだか…ガサガサしている。
しかも、捕まえた瞬間から………動いていない。
ひまわりをゆっくり掻き分ける。
そこには麦わら帽子をかぶった、古びた一体のカカシが立っていた。
ー麦わら帽子ー
気づいたら、トラックに轢かれそうになっていた。
最愛のあの人からもらった麦わら帽子。
赤いリボンの装飾が巻かれていて、
最近暑いね。と言い合っていた夏の日にさり気なくプレゼントしてくれた宝物。
『似合ってる。』
って少し頬を染めながら言ってくれたっけ。
でも、。
あの人はもう居ない。
あの日は強風注意報が発令されていた。
彼は飛ばされた麦わら帽子を拾おうとしてトラックに轢かれそうになった私の身代わりとなってしまったのだ。
沢山、たくさん恨んだ。
トラックの運転手を。
風が強い日なんかに麦わら帽子を被って出かけた私を。
私なんかの身代わりに…なることを…選んだあの人を…。
彼を…恨んじゃいけない。
私を助けてくれたのだから。
でもやっぱり。。
「なんで…なんで…また置いて逝っちゃったの…?」
掠れた声でそう呟く。
そういえば、
『君の声は澄んでいて綺麗だね。』
と言ってくれたっけ。
もう、ちゃんと声を出すことも出来ない。
嗚呼、もし。もし、あの時こうしていたら。
無駄だと分かっていても、そう考えることを辞められない。
だって。だって!
「彼をまた…助けられなかったんだから…」
そこで意識が途切れた。
目が覚めた時、私は…
2023.8/11 麦わら帽子