『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
麦わら帽子
お花畑で麦わら帽子をかぶってる女の子がいた。
可愛くて美しかった。
風が吹いたあと
またその子を見てみると
もうそこには女の子はいなかった。
まるで透明人間になって
消えたように思えた。
「麦わら帽子」
夏の日の昼過ぎ
強い日差しが照り付ける中
ひまわり畑に白いワンピースの麦わら帽子を被った
ロングヘアの子が水遊び
雨粒はまるで宝石のようにキラキラと輝いて
まるで自由自在に操っているように
はしゃぐ姿は踊りを踊っているように
どの瞬間も絵になる光景で
暑さも忘れてしまうほど見惚れて
いつしか寝てしまったのか
気がつくと草むらに横になって、夕刻になっていた
あの子はどこにも見当たらず、草むらに湿り気ひとつない乾いた麦わら帽だけがポツンと落ちていた。
麦わら帽子をかぶって、白いワンピースを着て、人の出入りが少ない海岸を歩く。
時々、強い海風が吹いて、帽子が風に飛ばされそうになる。
海岸線は深い青で、空は巻雲が流れている。
遠くに、大型船や小型船が海を走っている。
時間を忘れて、いつまでも見ていられる。
夕暮れ、太陽が沈むのを見て、家に帰ろう。
麦わら帽子
意外と有能
夏草にハサミを入れたら
ぴょんと飛び出す
ショウリョウバッタ
花から花へと舞い戯れる
シジミチョウにアカタテハ
この生命の妙なる宴に
こっそり潜りこみましょう
まだ陽は高く影は濃く
麦わら帽子の編み目から
透けて光の幾何学模様
生きるのは楽しい
いろんな命に囲まれるのは
とても楽しい
このひと夏のさまざまよ
麦わら帽子を脱ぐ前に
豊かな色へと変わりゆけ
めぐる季節をまたひとつ
見送る時が近いのを
みんなが気づくその前に
#麦わら帽子
麦わら帽子
今、ぱっと思いつくのはルフィかな?
マリーゴールド!!!!!
あいみょんまじ可愛い。
ていうか、あいみょんがたまに小松菜奈ちゃんに見えちゃう笑笑笑
小松菜奈ちゃん好きすぎ笑
今は夏とても暑い日が続きながら今日も麦わら帽子を被る被っているだけでそよ風が吹く木陰に居るような場面が見えてくる夏である限り私は今も未来も麦わら帽子を被り続けるだろう
陽射しはどこまでも追ってくる
憧れてた眩しい存在
手を伸ばしても届かない
だからもう
見えないように蓋をした
私に影をつけた麦わら帽子は
今でもずっと陽射しに照らされている
麦わら帽子を被った君が
まるで
向日葵のように見えた
今では夏のラブソングの定番となった曲を
流しながら夜、海沿いの道を車で走る
「麦わら帽子とか被ったことない」
「あぁ俺も。今どきまず売ってないよな」
短い会話が終わり、静かに2人曲に耳を傾ける
「アイラブユー」
「何、キスしてほしいの」
「言いたくなっただけだし。
別に、離さないでいてくれたら良い」
「そう?」
強がりのように視線を窓に向けたままポツリと言い放つ君
膝の上で固く握られた手に自分の手を重ねる
驚いて振り向く君にそっと唇を重ねる
「ばかっ、危ないからちゃんと運転してよ!」
「残念、赤信号でーす」
真っ赤になった頬をそっと撫でる
「離すつもりなんてないから覚悟しとけ」
名曲をBGMに2人もう一度口付けを交わした
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あいみょんさんのマリーゴールド
素敵な曲ですよね
プールからの帰り道、あまりの暑さにいつもの最短ルートではなく、やや遠回りになるがお店がある方角へと足を進ませた。
アイス片手にせっせと足を動かす中、一体のお地蔵さんを見つけ、ふと足を止める。こんなに暑い中彼も直射日光に晒されて大変であると、いつもは気にもしたことがなかったのにその時だけは彼が戦友のように思えて仕方がなかった。なんの気もなしに頭に被っていた麦わら帽子をお地蔵さんに被せる。元々好きで被ってたわけじゃなかったからコイツが役に立つのなら本望だろう。
「こいつをお前に預ける」と、赤髪の海賊になりきる。
お地蔵さんは微笑みを浮かべている。
「おれにはこれがあるからさ!別にいいよ。あちーけど頑張ろうな!!」とアイスを揺らしながら意気揚々と返す。
お地蔵さんは微笑みを浮かべている。
母さんに怒られそうだ…と思いながら今度はもっとカッコイイ帽子を買ってもらおうとちゃっかり算段をつける少年は逞しかった。
少年の後ろ姿を見送る。
麦わら帽子がかすかに揺れた音がした。
麦わら帽子
日差しが強い中麦わら帽子を被って
お花畑を走り回っている君
幼稚園の遠足で
動物園に行って
ヤギに麦わら帽子を齧られた
麦わら帽子
夏の暑い外で見たたくさんの向日葵と
君の麦わら帽子を被った姿
麦わら帽子欲しいなぁ
髪の毛多いから一般的なサイズアカンねんなぁ
長く被る事考えたら、えぇの欲しいしな…
麦わらぁぁぁー!!
麦わら帽子
夏と言ったら、
麦わら帽子
私は、麦わら帽子ではなく、
普通の帽子しか被ったことがない。
でも
麦わら帽子を見れば、
夏だということが
よく分かる
あと少しの夏を風物詩で
埋めつくしたい。
それが、夏休みの目標だ。
遠い陽射しに焼かれ
微かに染み渡る常夏の風
汗と冷たい水のいろ
麦藁帽子の少年は
ある日夏
踏切の中に麦わら帽子を被った子がいた
その子に言った、
『そんなとこに居ちゃ危ないよ』
その子は言った、
『君がどうしてそんな心配するの?』
僕は言った、
『君はまだ子供だから
そんな事するには早いよ』
君は言った、
『この世界は子供にとって、
いいや、、
僕にとっては地獄その物だと。』
そう言い終わるとその子は
消えていった、、
容赦なく太陽がジリジリと照らす真夏の日
蒸し暑く夏の虫達が忙しなく鳴く中
僕の目の前にはただただ
あの子だった物があるだけだった、、
それは真夏の照りつけるような太陽も
鬱陶しいくらいの虫の鳴き声すらも
感じさせないくらい
僕を空っぽにし、
それと同時に僕の何かを何かを突き動かした、、
風で帽子が飛ばされた
その先にいたのは君だった
それが私と君との出会いだった