『鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
籠の中の鳥は
いついつ出会う
鳥籠の鳥のように育てられた私
外の世界はどんな世界だろうか
みんなは危険だというが
私はそれでも見てみたかった
たった一度だけでいいから見てみたかった
「籠の鳥」
鳥かご
鳥かごで飼われている鳥は
とても優雅な感じがするけれど
実際はとても不自由で
息苦しいのではないだろうか
鳥は
大空を飛びまわり
自由に羽ばたける存在であって欲しい
決して
何かに囚われたり
何かに制限されたり
してはいけない
自由こそ
鳥たちなのである
鳥かごを買った帰りの人の目は虚無に希望を求める幼子
鳥かごを見て貴方が言っていたことを覚えてる。空っぽの鳥かご。「僕は自由に空を飛べる鳥が好きだよ。何にも縛られないで自由に飛ぶ鳥が。」私あの時馬鹿だったから言っちゃったよね。「私も鳥が好き。」あれね、嘘だったの。空よりも広くて、空よりも自由で、空よりも危険で、空よりも人が入ってこない。私ね、魚のが好きなのよ。海を泳ぐ魚が好きなの。
鳥かご
収入や立場による
鳥かごだよね
住む場所や所属する集団など
ゲームでは
レートやランクで
一応は区別してるけど
根底からあてにならない
何も示さずに
結果も左右されて
それでもレートで語られてる
行政は毎回のように
法的に何かをやらかしていて
数十年後に判決がでてる
明らかに意図的にだと思ってるよ
行政は裁かれて
被害者に救済はなく
そして残りの命は僅か
何故、最初から法を通さないのか
何故、法に頼るのに条件があるのか
専守防衛は我々には機能してない
文章を難しくして
専門用語で書かれて
問題ないかのように振る舞われてる
何の為の専門家なのかね
ネットが機密性の確保を出来れば
同時に複数人の専門家で
確認が出来るには出来るけど
違法が横行するだろうと思うよ
人間の性で
機能だけの問題ではない
そこから距離を取れる人間は少ない
「鳥かご」
子供の頃、身体が弱く寝てることが多かった。
私が寝てる所から飼っていた
セキセイインコの鳥かごがちょうど見えた。
寝ながらインコを見てた覚えがある。
ある時、身体の不調はインコが原因という事が分かり、
インコは近所の人に譲ることに。
その人は鳥かごを持って自転車で去って行った。
その時の光景は忘れられないな。
幼かったからインコに愛着がなかったと思うんだけど。
どうしてだろう?
鳥かご
私は、手のりセキセイインコが好きです。
ホントに手のひら半分ぐらいにちょこっと乗るような可愛いサイズで、毛もフワフワ膨れているときなど、可愛くて、ほっぺを刷り寄せたくなります。
子供のころは、インコを飼っていましたが、今は、事情で、飼うことはないです。
インターネットで、可愛いインコの画像や動画を見るのが、ささやかなよろこびです。
インコの生地を見つけると、小物や鞄を作ってみたり、ブローチをつくったりもしました。
鳥がごという、お題で、連想したもの、まっさきに、手のりセキセイインコが可愛いということでした。
鳥かごの中に囚われた私
外ではそれを見た人達が
嘲笑っているの
存在もない鳥かごの中に
とらわれているしょうもない私は
♯鳥かご
鳥かごと言ったらとある刀が浮かぶ審神者でございます。
28日目
特別になりたかった
個性を大切にと言いながら
実際は集団への帰属を求める社会
私はそんな社会に染まっていた
個性を出して目立つよりも
周囲と足並みを揃える方が楽だった
でもどこか物足りなかった
このままでいいのかと考えてしまった
だから私は飛び立つことにした
足枷を解いて翼を広げ
自由という不自由の元へ
個性という名の孤独な世界へ
鳥籠の外は思っていたより狭くて
それでも迷うくらいには広かった
個でありたいと願ったのに
気づけば帰属意識の塊となり
羽根はもげてゆっくり堕ちていった
鳥かごの中で眠る。
眩い朝日に照らされる。
それが日常。
だけど、衝動的に私は扉を開いた。
幸せとは自由なのだ。
一見すると、広く見えた世界は
自由も何も無い、狭苦しい檻だった
---二作目---
鍵の開かない、檻の中
言われた事をただこなし、
瞬く間に過ぎていく日々
その状況に何も思わなかった
なんなら、このまま一生を終えるものだと思ってた
けど、
貴方が空を見たいと言ったから
そんな貴方の隣に、僕もいたいと思ったから
僕は初めて
自分で一歩を踏み出した
#鳥かご
368作目
鳥かごを開けてもここでピイピイと悲劇ぶるのはやめにしないか
テーマ「鳥かご」
何一つ自由にできない。
何でもかんでも自分の思い通りにしようとするやつ。
そんなやつの下で働いていると
鳥かごの中でしか生きられない
むなしい鳥のような気持ちになる。
なぜ、あんなに横暴な人間が
人の上に立つのだろうか
人の立場に立てないくせに 求めるばかり
きらわれている、こわがられている
気づいていないのだろうか。
鳥かごの中の鳥だって
メラメラと燃える怒りが
全く無いわけではない
いつか必ず お前の思い通りになど
ぜったいにならない、と_____
「ん……」
カーテンの隙間から入り込む陽の光で目が覚める。
部屋の外からいい匂いがする。彼が朝食を作ってくれてるみたい。
まだ眠い目を擦ってのそのそとベッドから出てリビングへ向かう。
「あ、おはよう。ご飯ちょうどできたよ。」
「美味しそう…! いつもありがとう、蓮(れん)くん。」
ダイニングテーブルを挟んで二人で座り、できたての朝食を頂く。今日はトーストとスクランブルエッグに、サラダとヨーグルト。好きだからといつも3食しっかり作ってくれて本当にありがたい。
「今日もお仕事遅くなりそう?」
「うん……さみしい思いさせてごめんね伊織(いおり)。いい子でお留守番してて?」
「大丈夫、お仕事頑張ってね。」
片付けは私の仕事。食器を洗っていれば、彼の出かける時間になる。行ってらっしゃいのキスをして、仕事に出かける彼を見送る。
部屋の掃除をしたり、洗濯をしたり、あとはテレビを見ながらソファでまったり。
『──当時中学2年生だった橘伊織(たちばないおり)さんが行方不明になり3年が経ちました。警察は今も──』
「3年か……早いなぁ。」
テレビには中学入学時に撮影された顔写真が映し出されている。身長や制服、当時の持ち物に履いていた靴まで事細かに説明される。
もう当時のものなんて全部捨てちゃったから、そんなことしたって意味ないのに。
画面が切り替わり、涙をのみながらインタビューに答える母親の姿が映し出された。
あの涙を本物と信じて可愛そうだなんて言う人がどれだけいるんだろう。あの人達は私のことなんて愛してなかったくせに。
今の私は過去のどの時間よりも幸せだ。
蓮くんに誘拐されてからは3食温かいご飯が食べられて、ふかふかのベッドでゆっくり眠れる。
乱暴はしないし、私が嫌だということは絶対にしない。
家の外に出ることは許されていないけれど、不自由は感じない。もし外に出て見つかったら、蓮くんは逮捕されて私はあの地獄のような家に引きずり戻されてしまう。
それに、出られないと言っても週に一度は夜に蓮くんと一緒に近所の公園までお散歩に行ける。それで十分だ。
鳥かごの中で飼っていた鳥を外に放っても自由になんかなれず、死んでしまうだけ。だから、
「……お願いだから、もう探さないでよ。」
私はこの鳥かごの中で幸せに生きているから。
#4『鳥かご』
鳥かごの中に、
鳥がいる。
綺麗な鳥だ。
自由に飛び回りたそうにしている。
だが、鳥かごから出すと危険だらけだ。
だから、鳥かごからは出せない。
ごめんねとあやまっておいた。
鳥かご
⚠️BAT END⚠️
俺はずっと鳥籠の中にいる。
外の世界なんて知らない。いや…知りたくもないな。
だって総統様は、「他国なんて危険だ。特にお前のような奴は、すぐに危険に晒される。だから、この国から一歩も出るな?」なんて言われた。
正直外に出てみたい。
だけど総統様は許してはくれないだろう。
俺は今まで総統様の指示を受けてきた。
だから…今更総統様の命令を拒めない。
拒んでしまえば…何をされるか分からない。
「外の世界を知りたいな…」
誰に聞かせるもない独り言を溢した。
「今日も戦争か…。」
長い長い廊下を一人で歩く。
「今日の戦争相手は…R国か…。
此処も強いんだよなぁ…勝てるはずも無い。」
そうR国は負けなしの国。
この国なんてあっという間に、滅ぼされてしまうだろうな。俺はそんなことを思っていると、総統室前まで来ていた。
“コンコンコン…”乾いた音が響く。
「No.Iです」と言うと中から「入れ」と返事が返って来たので、そっと扉を開き、「失礼します。」といい一礼して入る。
「総統様。お呼びでしょうか。」
総統様は、俺の顔を見て言う。
「今回の戦争はかなり厳しいものになるだろう。
だから“手加減”はいらない。あの国総統の首を、我に持って返って来い。出来るな?できなければ…分かるな?お前には期待しているからな?」
総統様の言葉に俺は片膝を付き、お決まりのセリフを言う。
「はい。我が主人様の為…
この身に変えても主人様を守り、勝利を捧げます。」
気がつけば、戦争は終わっていた。
俺の国は負けていた。
最初から結果は分かっていた。
分かっていたはずなのに…。
そして俺は今敵国総統の前にいる。
(嗚呼…今から俺は殺されるのか…。
まぁこれで俺はこの世から解放される。)
俺はそう思い目を閉じる。
目を閉じる前、綺麗に磨かれた剣が見えた。
(あれで切られたら、もう意識はないだろうな。)
なんて呑気な事を考えていた。
嗚呼…外の世界を見たかったな…。
アイされたかったな…
最後に会いたかったな…妹に…。
俺の意識は暗い闇に飲まれた。
鳥かごを見ると髭男のlaughterを思い出す
laughter思い出すと高1の時の合唱コン思い出す
1年で唯一金賞とってみんなで大喜びしたの
めちゃくちゃいい思い出
かごにいて自由を知らないあの鳥は他者に生かされる幸福を知る
題-鳥かご