『鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳥かご
鳥かごってきくと進撃の巨人しか
でてこないww
みんなは進撃の巨人みたことある?
私はね、重すぎて途中でリタイアしちゃったけど
いつか必ず最終話まで読みたい!
読了したいんだ!
ってことでいいの思い付かなかったから
みんなの作品を見る日にしまーす!
鳥かごは一見、狭苦しくて自由がないように見えるかもしれないけど私は好き。
寝床とご飯とちょっと動けるスペースがあれば、他はいらない。私を迎えてくれる唯一の場所。
鳥かごの戸はとっくに開いていた。
餌もついばまず、項垂れた鳥。
綺麗だった羽根は色褪せていく。
飛べるはずだったのに。
どこまでも飛べるはずだったのに。
皆は自分たちは鳥籠の中だって思ってない?
そんなことないよ。
周りを見てご覧
広い、広い生きてる間にも行けない世界が広がってるんだよ。
自分は囚われてるとは思っちゃいけない。
みんなは人生についてどう思う?
鳥かごは人生のよう。
出口の鍵がわからず自由になれない。
死んだときにやっと扉が開く。
その前に自由の鍵を見つけたい。
学生は皆鳥かごのなかだ。
一つの小さな鳥かごに閉じ込められている。
外になんか出れない。
そんな鳥かごに捕われている鳥は外の世界を見たことがない。
もう嫌だ。私は鳥かごなんかに捕らわれたくない
自由に生きいよ。自由に羽ばたきたいんだ!
僕の大事な、大事な
可愛い子
でも君は色んな人に愛されて
君を好きになる人はたくさんいる
そんな君にとっておきのプレゼントが
あるんだ、
逃げないように、隠して
あげる。
鳥かご/夜凪
鳥かご
ソーシャルゲームのプレイヤーネームを籠の鳥に変えたところだったので、非常にタイムリー
狭くて窮屈で自由のない、小さな世界
それでも自然に生きれない私達は
あなたを頼る事しかできなくて
今日も静かに鳴いてみる
窓から空を眺めながら、やりたいことを思い描き、指折り数えるのが私の日課。
美味しいご飯も、何不自由の無い生活は幸せだと思う。
こうして綺麗に片付けられた部屋を見回しても、何も代わり映えはしない。そう刺激が何も無い……
きっと、贅沢な悩みだと言われると思う。外で生活をする大変さをしらない、世間知らずだと。
確かにその通りだけど、私は生きているのかな?このまま人形になってしまいそうだよ……
悠久に思える時間は、以外と早く終わりを迎えた。
あの残酷なほど優しい世界は、簡単に壊れてしまったけど。
日々、明日への不安に押し潰されそうになっても。
ギラつく太陽の下、もがく姿は滑稽であっても。
あぁ、これこそ生きていると打ち震える。
『鳥かご』
『鳥かご』
退屈すれば鳥かごの外に出て、疲れ果てればまた帰ってこられるような生活がしたい。
何も知らなかったの。
貴方が死んでしまったことも、死んでもいいと思えるぐらい覚悟していたことも。
鳥籠の中でずっと考えていたの。私は、貴方に何かしてあげられなかったかしら。未来を変えられなかったのかしら。
でも無理ね。だって私は鳥籠の中だもの。
そうやって諦めるのは慣れていたのに、どうしても涙が止まらなかったの。
心にぽっかり、穴が開いちゃった。
自由を求めすぎて自由に縛られている気がする
自由が制限される"鳥かご"の中で
かごの中は自由に動けるのに
広い世界を知っている者は与えられた自由が本当の自由ではないように感じてしまって
広い世界や広い自由を求め続けている。
でもそうやって生きるのがその者達の生きる糧であり、強くなる術なのかもしれない
私が見ている世界なんて
きっと鳥かごみたいなもんなんだろうな
〈鳥かご〉
お題:鳥かご
君は鳥かごが似合う。必ず。
首を傾げて、差し込む光に照らされ艶めく髪。ふわりふわりと風で服の裾が揺れていて、今にもその青空へ飛び去ってしまいそうだ。君は人気者。君は自由。
「一緒に座りませんか」
――今だけはその目、僕を見ているんだ。
図書室の本を整理しようと扉を開ければ珍しく先客がいた。窓辺に設置された椅子に座っている彼は柔らかな陽光に包まれている。ゆったりとページをめくって優雅に本を読んでいるようだ。今日は天気がいい。青空を視界の端に見ながら読書をするのはとても心地良いだろう。
「あれ、図書委員は今日お仕事かい?」
「こんにちは。今日は仕事じゃないんですけど、時間のあるときにやっておこうかなぁと思いまして」
お邪魔してすみませんと言えば彼は大丈夫だよと微笑んで本を閉じ立ち上がった。どうやら手伝ってくれるらしい。
「バラバラになった本を順番に並べ変えて、それから……あった、これです。この紙に本の有無を記入していくんです」
「お安い御用だよ」
「助かります」
コトンコトンという本の音と柔らかな陽光に自分以外の息づかい、穏やかな空気に包まれている。今日彼がここに居て良かった。
同じ本棚についたとき、彼はこちらを見て唐突に言った。
「君は鳥かごが似合いそうだね」
「鳥かご?」
とても嬉しそうな顔をしているものだからそんなに似合いそうですかと問いかけた。彼は満足そうに頷き「うん。とても」と目尻を下げる。
「俺、そんなに弱っちく見えますかね〜」
「弱いだって?」
コトン、スー、コトン、コトン。この本は表紙が弱っている。
「ええ。だって鳥かごに入ってる鳥は捕まってるわけじゃないですか」
「うん、そうだね」
コトン、ス、コトン、コトン。ここの棚は滑りが悪い。
「餌に仕掛けられた罠に掛かって捕まったんですよね。だから、小さくて弱いのかなぁって」
コトン、コトン、コトン。この本はシリーズ物なのに2巻目が足りない。
「ねえ、鳥を飼う時、君は野生の鳥を捕まえるの?」
本棚に入れようとしていた本を中途半端に止めて彼を見上げた。とても真剣な眼差しだった。
「そんなわけないじゃないですか。法律違反ですよ〜? 買うんですからペットショップに行きます」
「そう、綺麗に飼われた鳥を買いにいく。それから鳥かごに入れる」
「あれ、じゃあ俺、おぼっちゃまとかに見えてるんですか」
「ふふ、確かに君は世間知らずの箱入りおぼっちゃまだ。鳥かごに入れて、お世話をして、美しい羽を保たせて、それから毎日眺めて君を見つめるのはさぞ満たされるだろうね」
コトン、コトンと、彼は順調に本を入れ始める。
「なんだか褒めてもらってる気分です」
「君が綺麗なのは事実だよ」
「だから鳥かごが似合うって思ったんですね」
「決して弱いだなんて思っていないよ。君を見下しているように聞こえた?」
「いえいえ! そんなことありません」
「そうかい?」
「優しく丁寧にお世話して飼うっていうのもありますもんね。鳥かごのイメージが、拘束とか捕獲とか、そういう過激なイメージがあっただけです」
コトン。抱えていた最後の一冊を入れた。
「少し休憩にしましょうか」
随分埃っぽくなった部屋の換気をしようと窓を開けると、ぶわっと強い風が教室に吹き込んでくる。心地良い。陽の光も、青い空も。
風が気持ちいいですよ、と声をかけようとしてやめた。彼はさっきの場所で立ち止まったままだ。
「……間違ってないよ」
(彼は何か言っただろうか)
「僕は欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れる口だ。それこそ野鳥を捕獲するのが違反だとしても。自由に羽ばたけるその羽をもぎ取ってでも、僕は欲しい」
(彼が鳥を飼ったら、頬杖をついて、うっとり眺めるんでしょうか。ちょうど今みたいな目で)
「お世話をして可愛がるだけの生温いものなんて満足できない。拘束して捕獲して、鳥かごに閉じ込めて、一生檻の中で飼い殺すくらいじゃないと」
(あ、今、いいアイディアが思い浮かんだんでしょうか。とても楽しそうな顔……こんなに遠い)
「一緒に座りませんか」
今度こそ声をかけると彼は一等優しく微笑んだ。
鳥かご
所詮、籠の中の鳥だ。
籠の中で小さな反抗するくらいが、関の山なんだよ
ねえ、見える?
この世かいのとりかごが。
とりかごというおりにとじこめられてるの。
えらい人はねみんなしてあんしんそうな
かおをするんだよ!
なんでだろう?
ぼくたちがいやなことをできないからって
自ぶんたちはいやなことをするのにね
えらい人に見てほしいなあ
このおりからのけしきを
こんなにせまいんだよ
こんなにしばられてるんだよ
ゆーら…ゆーら…ゆーら……
鳥かごにいるみたい。
激しく揺れることは、私が動かないかぎり、
きっとない。
きっとないけど、揺れて欲しい。
この鳥かごをひっくり返してしまうほど、
揺らして欲しい。
誰かだけに、わたしの手をとってほしい。
――「『Bird Cage shop ~トリカゴノユメ~』?」
見慣れない看板に思わず声が出た。
町外れに新しいお店がオープンしていた。
ここ最近、魔法使いの間で自分のお店を出すことが流行っている。妙に雰囲気があるし、なんとなくここもそうかなって思った。
入ってみる。
謎めいた香りに鼻をくすぐられ、視界に洒落たアンティークな内装が飛び込む。至るところに鳥かごが置かれており、一番奥のカウンターに店主らしき女性が座っていた。
「いらっしゃい!」
「こんにちは。素敵なお店ですね…でも鳥かごのお店なんて珍しいですね。」
「そうでしょ~。私の趣味でね、鳥かご作り。ここにあるのは全部私の作品なんだ♪」
「そうなんですね。あの、お姉さんは魔法使いですよね? どんな魔法の鳥かごを?」
「ん~例えば…これはどんな大きさの物も入れられるから、ミニチュアを楽しんだり邪魔なものを入れてもオッケー!(笑)」
「そんでこっちは入れたものが浮くようになってて、中でフワフワ浮く様子が見れるよ。」
「あっちのカゴは水が入ってて、水中をアレンジ出来るやつだね。あと他にもいろいろ!」
「へぇー!おもしろいですね。見た目もオシャレだしどれか買っちゃおうかな~?」
「ありがとう♪気になったのがあれば言ってね。」
わたしの部屋でもトリカゴノユメをみるぞ☆
ずっと一緒
閉じ込めて
世話して悦に入る
君は満足してるのかい
かごを閉じる
少しの罪悪感とともに
―鳥かご