『鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は鳥かごの中に居る。
これからもずっと。
ここから出ていくために頑張る。
自分の人生を運命を変える!
ここから出してよ、、泣
『世間』というものを全然知らない僕に、君はたくさんのことを教えてくれた。楽しいことや新しい発見、僕の見たことのない景色を、たくさん見してくれた。
そんな君が、唯一少し寂しそうに言った言葉があった。
「でも、知らない方が幸せなことだってあるんだ。まるで鳥籠のような世界さ、外は見ない方がいい」
君が唯一教えてくれなかった鳥籠の外の世界を、後の僕は嫌というほどはっきり、この目で捉えてしまう。
「知らない方が良かったですね…君の言っていた通り」
そう話した僕に、君は僕の方に振り向くことなく呟いた。
「この縛られた世の中を揶揄するにはぴったりだろう?」
夕焼け空の下、そう話す君の後ろ姿は、とてつもなく寂しそうで、風が吹いたらふと消えてしまいそうなほど儚く思えた。
鳥かご
巨大な鳥かごの中で暮らしている。
自宅から電車移動で30分の距離を半径とした、大きな大きな鳥かごだ。その大きな円の中から出るのは、年に一回くらい。そして、たまに出たとしてまたすぐ中にもどる。
飛行機で30時間かかる場所にだって、行きたければ行けるのに。毎日宿を変えてもいいのに。私は生まれてこのかたずっと、この狭い中で生きている。特に不満も覚えずに。
きっと鳥かごの中の鳥もこんな気持ちなんだろう。出て行きたくなったら行けばいい、今はまだその時じゃない。そう思ったまま、結局一生を終えるのだ。
鳥かごの中。
安全に過ごせる場所?
囚われて窮屈な場所?
人によって違うのだろう。
気分によって違うのだろう。
時間によって違うのだろう。
わからない?
わかりたくない?
気持ちは不安定なまま、揺れ続ける。
「きっと叶えられるから」
鳥かごの中の鳥じゃない
この空に飛び立ちたい
今は未熟で
羽がなくても
いつかいつか
一生懸命生きている
君を見てる人がいるよ
いつかいつか
神様がつけてくれるよ
誰よりもね素敵な羽を
君の可能性
鳥かごなんかから
飛び出せ
鳥かごの中の鳥じゃない
この空に飛び立つんだ
ただ、強く強く
強く思おう
きっと叶えられるから
鳥かご
俺はもう大丈夫じゃない。
俺は…
俺の家庭は異常だ。姉は家に何ヵ月も帰って来てない。父はパチコン依存症。パチコンの金がないと暴力をする。母は入院している。大量のお金がいる。けど…父さんがお金を使う。姉はそれに呆れ、だんだん夜遊びが激しくなった。そしていつのまにか姉は家に帰らなくなった。俺は学校をサボりバイトでお金を貯める。俺が7歳の時から家族は壊れた。俺は7歳の誕生日にオカメインコを飼ってもらった。名前はミル。小さな鳥かごで世話をすることにした。ミルは俺の部屋に置かせてもらった。最初の頃はよく姉が俺の部屋までミルを見に来ていた。その後、母は事故にあった。そこから家族は崩れた。
俺は今でもミルを世話してる。
でも、ミルはもうすぐ寿命だ。
オカメインコの寿命は最長8年…
俺とミルは、同じだから。
俺だってこの家から離れられない。
この家は、鳥かごだ。
俺はもう疲れた。
俺は怒鳴る父さんを置いて、母さんの所に行く。
病室。俺は母に50万を渡す。父に半分以上取られたけど頑張って貯めた50万を渡した。母は喜んでいたけど悲しそうだった。「離婚しようと思うの。」そう母は言う。「じゃあ離婚届けにハンコ押させてくるよ。」と俺は言う。一回家に帰る。「父さん。この離婚届けにハンコ押したら1万上げるよ。」そう俺は言う。
「わかった」そう父はすぐ食いついた。離婚届けを書かせハンコを押させる。そして1万を渡す。
家を出て、病院に行き母の病室に行く。「ありがとう…」と母は言う。
俺は何も言わず俺は病室を出た。
家に帰ると、父はもうパチコンに行っていた。
俺は自室に行く。
ミノのご飯を器に大盛り乗せる。
適当に鳥かごのドアをしめる。
「ミノ…俺は鳥かごから出るよ」
そうミノに言う。「ピーピー?」とミノは鳴く。
自室を出てる。
俺は家を出て鍵を掛けた。
父は鍵を持っていないだろう。
俺はバンジージャンプをできる橋に行く。今日は休日らしい。家の鍵を川に投げた。俺も身を投げ目を瞑る
そうすると俺は何故かミノが鳥かごから飛び出す映像が浮かんだ。
そしてミノは床に倒れた。
あぁ。俺とミノは一緒だから。
俺は鳥かごから出たってことだな。
あぁやっと出たよ。ミノ。愚痴言ったごめんね。ミノ…
風は少し収まった
昼にはまだ遠い街角で
うっかりと水たまりを踏まないよう
目線はいつも以上に下を向く
ふと違和感に耳をすまし
雨が降っていても蝉は鳴くと知る
細かい雨音と混ざり合う蝉しぐれ
脚に張りついたパンツの
不快と痛快を同時に味わいながら
ただ足を交互に出す
決められた仕事のように
宿命のように 生真面目に
(鳥かご)
Free as a birdー
たぶんわたしは
'希望'を歌っていたいんだ
鳥かご
ある日自由にしてもいいよと言われた
お外に出ても良いってこと?
でもお外はこわいびょうきになるかもしれないし
こわいどうぶつがいるかもしれない
じこにだってあうかもしれないんだよ
ごはんはどうしたらいいの?
自由にしてもいいなら ぼくはずっとこの中に居たいなぁ、ダメ?
ひきこもりの小鳥は今日も外に出てはくれない…
鳥かごからでれば自由があり、
中に入れば自由を失う。
自由をしばっているのは
人間のせいかしら
「鳥かご」
私達は
自由に飛び回っている
そう 想ってる
この
社会という
巨大な鳥かごの中を
ソラとするにも小さなケージ
羽ばたき方も教わらない
発作のようにふいに暴れて、檻で自分を傷つけて
舞い散る羽に見惚れてる
与えられる僅かな愛
所詮私は愛玩具
"明日の愛は何味だろう?"
今日もまた小さな世界を守ってる
「鳥かご」
頭に浮かんだことを書いてくださいと言われたから思うままに書くけれど、
鳥かごといえば刀剣乱舞の宗三左文字だろうか。
鳥かごに囚われる私の人生は、とかなんとか。
この出だし、微妙に自分に酔えなくてこの先のモチベーションに関わる気がする。
明日のお題に期待。
自由に空を飛んで行ける鳥も
鳥かごに入れれば自由を失う。
自由なはずの未来も
鳥かごに入れてしったら自由を失う。
鳥かごの扉を閉めたのはあなたですか?
鳥かご
物心ついた時から柵に囲われていた
一定の時間になれば毎日ご飯は出てくるし
機嫌がいい時は普段とは違うものも出てくる!
遊びには連れてってくれないけど
外へは出ていいって言ってくれる!
機嫌がいい時は見たことも無い所に連れてってくれる!
でも機嫌が悪いとものすごくこわい
物を壊したり、物に当たったり、見たことない顔なんだもん…
機嫌がより悪くならないように
息をひっそりと、過ごすしかない…
逃げれるわけでも
隠れれるわけでも
逃がしてくれるわけでもない
成長しないと出ていけない、
覚悟もないと、、。
守られた安寧の日々に
終止符を打って
そこから飛び立ってごらんなさい
ほら 空はこんなにも広い
知らないことばかり多すぎて
圧倒されて 打ちのめされて
かごを壊したことを後悔する
そんな日もあるでしょう
でもこれが
生きるということではありませんか
自分の意思で
その足で歩きだしてはじめて
あなたはあなたを知り
生きるを知る
自由になる痛みの中で
あなたはきっと強くなる
さあ勇気を持って
その羽を広げてごらんなさい
#鳥かご
卵にみえるそれは、壁の上にちょこんと乗っていました。
乗っている、というより置かれている。と、ありすはおもいました。思わず、『ほんとに、たまごそっくりなのね!』と声に出してしまいました。
慌ててありすは言い直します。
「たまごそっくりに見えるって申し上げたんです。世の中にはすごく綺麗なたまごもあるじゃないですか!」
その卵にみえるそれは、大層に顔を真っ赤にして、いいます。
『世の中には、赤子よりも常識のない、奴らもいるんだからな!』
ありすは何も答えることができませんでした。その言葉は宙を舞うように、ありすに目を向けて放った言葉ではなかったので。
ー-それで?あんたは、どうしたい?
ふいに聞かれたありすは、ええ、なにがどうして、とすぐさま答えることができず、その後に続く卵にみえる彼の言葉を待ちましたが、どうやら彼はありすの答える番だと此方を待っているようでした。
仕方なくありすは、何がーーですの?と丁寧に答えます。
「いや、まったくこりゃひどい話だ!」
卵にみえる彼はいきなり、憤怒にかられて叫びました。
ありすにはなにがなんだかわかりません。どうして怒られなきゃいけないのか?こんなわけもわからない卵なんかに!
「おまえさん自分のことなのに、自分のことがわからないとはな!」
卵にみえるそれは、大層憤慨して言いました。
「おまえさんは、大きいのになりたいのか?小さいのになりたいのか?それとも、ふつうがいいのか?」
ありすは答えます。
「ふつう、がいいですわ。だってその方が都合がいいもの」
「どうして?」とすかさず卵。
「だって、みんなだって困りますわ!大きかったらすぐ見つかっちゃうし、お家にも入れなくなっちゃう。それに小さかったらお食事だってマトモにとれやしない。」
『おまえさんは、どうなんだい?』
「?」ありすはまた首を傾げます。
卵のような彼は、フンと鼻であしらいながら
「やってみなけりゃ、わからないだろ。あんたは、ほかの人間とえらくそっくりだからねぇ」と答えます。
「ふつうは顔で見分けるものですけど」とありすは慎重に答えます。
『わたしが言ってるのも、まさにそういうことだよ。あんたの顔ときたらほかのみんなとまるで同じだ。目がふたつ、鼻、口、ときてる。おまえさんも、たとえば、目がふたつとしても、片っぽに寄ってるとかすれば、--あるいは口がてっぺんにあるとか--それならちったぁ見分けがつこうってもんだがね。大きいとか小さいとか、他人にとってふつうが都合がいいとか、おまえさんが思うよりもずっとくだらないものなのさ』
「それじゃ、みっともないでしょう」とありすは反対しましたが、卵にみえるそれは、ただ目を閉じて「試してもないくせに」と言っただけでした。
ありすはしばらく待っていましたが、卵のそれは、それ以上それ以下にも反応せず、ありすをまったく意に介する様子もなかったので、さようなら、と言ってみました。
そしてそれにも返事がなかったのでした。
--して、ありす イン ワンダーランド。
鳥かごの中にいるのは、どちらでしょう?
鳥かごの中に人格が眠っているように感じる。
常日頃俺で居るが、正直…私がどこかに居るはずなのに見つからない、精神的にやられていた時期がひどかったのか。
結構、私がめちゃくちゃ鳥かごの中で眠っている時間が酷く長く感じる。まだ眠っている。
このままずっと俺でいるかさえも、考える間もなく…今は眠り続け今起きるべきってときじゃないと起きないこの人格は果たして…純粋でいたいから眠っているのかさえ…きっとそう思わないといけない何かがあっただろうけど、自分の中で何かが切れたくないがために眠っているのも一理ある。
無理した精神が壊れた結果が俺が出ているのだから。
壊れていなかったら、結構私のままで素直で純粋で居れたはずだから。
過去に女子であるがゆえに後悔させられたことしかないのが俺の人格が生まれた訳でもある。
ただ、女である自分がなんかえげてないくらいいらつくぐらい違和感なのは間違いないようだ。恋している時が違和感無くしたってより見て見ぬふり出来るぐらい…違和感しかない。
あの過去がでかくなりすぎた。お疲れ様。
寝る時間とか増やすべきかもしれなくなってきたかもしれない。バイト疲れて体調まで出たし、夜勤だから余計に酷くでるであろう。
久々に書いたのは良いけど大抵まじで俺で書いてあるのはなんか自覚あんだよな〜っ。ほんっとにひでぇ感覚だったな…あの過去で途中なんで俺女子高にいんだ?思ったもん。そのぐらい違和感しかねえって!!ほんっとに!やべぇ暴れそうだから違う事しねぇと!
見てくれてありがとうな!休みの人はゆっくり休んでな!仕事のある人とか頑張って!!
『ねぇ、かあさま
鳥かごの中の鳥は
『しあわせ』なのでせうか』
『そうね
“ 外の世界”を知らなければ
きっと『しあわせ』なのでせう』
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お題の【鳥かご】と聞いて
思い出した
どこかで見聞きした
(多分、文学作品かな)
自分の心に残る
不思議な会話。
#鳥かご