『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目標を持て高く高く
よく言われる言葉、
目指すだけならただと
思っている凡がよく
言いそうな言葉、
叶うことのできない夢に、
なんの価値があるとでも
言うんだろう
高く高く
一郎次 ニ郎次
次々に
雲雀たちは飛び立った
お天と様のかけらを持ち帰り
憎い黒雲おやじをやっつけるのだ
高く高くと翔け上がり
そして焼け死に
光の矢となり
落ちてくる
突きささった金の矢は
やがて麦の畑となって
天をめざして穂をのばす
子供と聴いた昔話
宇野重吉の語りだったか
切なかった
『老後』
ザリガニと暮らす夢を見た 白昼過ぎて 部屋は中濃ソースの匂いがほのかに香る カレーにかけた中濃ソース、、いつから使っているのだろう? 気がかり達がリレーして 新着の気がかりを運んでくる 不安なら忘れるよ シャボン玉みたく 高く高くとぉんでいくよ
高く高く
君はもう追いつけないくらい高いところに行ってしまった。
あぁなんで言ってくれなかったんだ
俺のことあんなに心配してくれたのに
俺をたくさん助けてくれたのに
なんでお前がいっちまうんだよ
なぁなんでだよ
高く高く飛びたかった
あんなに綺麗に飛んで得点を入れることができたら
チームに貢献できたら。
あわよくば活躍して注目されたらなんて考えて
こんな僕だからダメなんだ
あの人はこの試合のことしか考えてなくて一直線に向き合ってるその端で僕は見えてるのだろうか?
きっと見えてない
あの人の目の端に映り込みたい。
#高く高く
深夜に突然、衝動に駆られて家を出た。
車に乗り込みエンジンをかける。
どこでも良いから高い場所へ行きたくて。
ほんの数時間前まで彼と一緒にいて、将来の約束をしたばかり。
“ずっと二人で穏やかに暮らそう”なんて、優しい言葉が本当に嬉しかったのに。
車は暗いドライブウェイを走り、人気のない展望台にたどり着く。
空には煌々とした丸い月。
ああダメだ…やっぱり穏やかな人生なんて、私には無理なんだ。
血の沸くような凶暴な感情が込み上げ、私は月に向かって高く高く、狼の声で吠えた。
「高く高く」
わたしは小さい頃から負けず嫌いで、上だけを見続けていた。
目標の為の努力を惜しまず、ずっと一番になるためだけに生きてきた。
でも気づいちゃった。
今までの努力は全て自分の為に頑張ったんじゃないんだってこと。
お母さんに見て欲しくて、見捨てられたくなくて、ずっと頑張ってきた。
もっと妹みたいに才能があればこの頭を撫でてくれたのかな、?
才能があるね、この言葉が嫌いだった。好きでギフテッドとして生まれたわけじゃない。いつも私が特別扱い。みんなと同じように普通の学校に通って、普通の勉強をしたい。
二度と叶わない夢を抱えながら、お母さんの機嫌をとる為に笑顔でいる。
嗚呼、お姉ちゃんはいいな。普通で、
そんな、才能があった双子の妹と、才能がなかった双子の姉の話。
高く高く
高く高く上に上にひたすら舞い上がる。この羽を精一杯広げて。
まるで天使にでもなった気分だ。不思議なのになぜか落ち着くような心地よさ。
雲の上を駆け上がり風を切ってふわふわと中に舞った。体中に日があたり清々しい風と温かい日光に包まれ目を瞑った。
体がふわふわと宙に浮いている。次に目を開けたときそこはベッドの上だった。「夢か。」
でも何故かまだ体は軽い。今日は高く高く上を向いていられる気がした。
以前、大林素子さんを見かけたことがあります。
すらっと高くて背筋ピシッと真っ直ぐで、凄く凄くお綺麗でした。
普通に接客しなきゃと努めていつも通りにしたつもりですが、
もしかしたら顔に出ていたかも知れません。
低身長な自分には憧れの人です。
ふと考えます。
あの身長だったら。
電車内で居眠りおじさんに頭突きされないのかも
知らないおじさんに携帯の画面ガン見されたりしないのかも
満員電車で足が浮かないのかも
想像してはふふっと笑う。
高く 高く
「少し時間をください」
何度もこの言葉を使った。お気に入り登録されてるほどによく使う。そもそも、この言葉を使ってる時点で出来てないやつなのだ。それなのに出来る奴感がある。
魔法みたいだなとそう思ったときだ
「ダメだ」「お前はもう飛ぶ事を禁ずる」
僕は飛行型ロボット、
現在廃棄処分行き
小説『高く高く』より
高く高く=夢や目標を連想するけど
今の日本は
税金=高く高く
消費税=高く高く
食品=高く高く
物価=高く高く
収入=現状維持、、、💀
「高く高く」=もはや夢や目標は
連想できない、、はぁ、、、、トホホ
#高く高く
彼は毎日この教会に足を運んで
人々のために祈りを捧げている
神様
もし本当に貴方が存在していて
私たちに救いをくださるというならば
心優しく敬虔な彼の祈りは
高く高く天へ届いて
貴方様もご存知のはずでしょう
どうして彼に救いをくださらないのですか
祈るだけの愚か者とお思いですか
もし本当に貴方が世界を創ったのならば
祈る以外のすべてを彼から奪ったのは
他でもない貴方だというのに
この時期のプロ野球界は、戦力外の発表とか、来季のコーチに一喜一憂とか、ドラフト会議が近いとかで、何かと感情が忙しい。
ドラフトといえば推しの、当時の同期入団はもう誰も残っていない。毎年何人も入団するけど、何年もプロ野球選手を続けることができるのは、ほんの一握りなんだなぁと、いつもこの時期になると思う。
チームは変わり続けていく。
変化も痛みも必要なんだろう。
それでも、できることなら推しには怪我をすることなく、長く野球を続けてもらいたい。
いつまでも、希望の光であってほしい。
そして自分で引退を決めることができるような選手でいて欲しい、と切に願う。
志高く。
みんなの願いを乗せて高く、高く。
高く高く、天に昇っていったあなたは
今、何をしていますか?
美味しいものでもたくさん食べれてたらいいな。
幸せを頬張って笑顔が絶えなかったらいいな。
僕はすぐにはきっとそっちに行けないや。
でも、待っててね。
絶対そっちに迎えに行くから。
君との昨日はどんどん遠くに行ってしまうけど、
僕は絶対に忘れたりしないよ。
君が、大好きだから。
でも、君のいない地球が、
嫌いになりそうなんです。
全部夢だったらよかったのに。
君が死んだ事も、
君の幸せを願おうとしても、
君が先に逝っちゃったことを恨んじゃう僕も。
消えない今が、
戻れない過去だけが、
僕を締めつける。
こんな最初に偉そうな事言っておきながら、
内心、君が帰ってきて欲しいなんて思ってしまう僕は
醜い人間だな。
なんて思う。
もっと優しい人間だったらよかったな。
僕はそんなことを思いながら眠れない夜を過ごす。
高く高くと
高みを目指すのも良いことですが
その過程でハードルを上げ過ぎて自分を追い込むのは
よくありません。
焦らずゆっくり休み休み。
自分を追い込まない程度に
夢に向かって進めば良いのです。
《1日目》高く高く
ふらっと現れたこいつは俺の隣に座り何も言わず鍵盤に手を伸ばした。
あ、こいつには勝てない。
そう思った。
今までの努力が次々にヒビ割れていき、砕け散る。
数々のコンクールに参加しては賞を取ってきたはずだった。同年代で同じレベルのやつなんて、到底いないと思っていた。
なのに。
「お前、なんだよ」
「西条くんのピアノ聴いてたら久しぶりに弾きたくなっちゃって」
なんなんだ、この感情。知らない。
「ふざけんな!」
「え、ごめん…」
嫉妬、っていうやつ?
「邪魔しちゃってごめんなさい。僕、西条くんのピアノ初めて聴いたときからずっとかっこいいと思ってたよ」
「は?かっこいい?」
「うん、なんか、かっこいい。」
なんだよかっこいいって。
ピアノしてて初めて言われた。
「ねぇ、なんか弾いてみてよ」
「…やだよ」
なんでこいつのためになんか弾かないといけないんだ。
譜面を閉じ、そっと鍵盤葢を下ろす。
今はとにかく1人になりたかった。
俺はこいつに勝てねぇ。
この学校で1番は俺じゃない。
スクールバッグを背負い後ろを振り向き、そいつをキーっと睨みつける。
「二度と話しかけんな!」
俺は初対面の男にそんな台詞を残し教室を出た。
「あ、西条じゃん!どした?」
「うるせぇ」
「ピアノしてたんじゃないの?俺ら部活終わるまでもうちょい時間かかるから待ってて」
「…おう」
音、綺麗だったな。
優しくて、一瞬意識持ってかれそうに…
って、なわけあるか!
「…さ、西条くん」
「は?話しかけんなって言ったろ」
「これ、どうぞ」
おもむろに渡された炭酸飲料の缶は冷たくて重かった。
「あのね、俺さっき初めて人の前でピアノ弾いたんだ」
どうりで知らないわけだ。
合唱コンクールのピアノ伴奏をしているやつは1年から3年まで調査済み。音楽部でピアノ弾けるやつもだいたい知ってる。
こいつのことはさっき初めて見た。
「…てか、名前教えてくんない?」
「あ!ごめん…俺、皆見って言うんだ」
皆見…ミナミ、みなみ…どこかで聞いたことがあるような、ないような。
飲み干した炭酸飲料の缶を握り潰しながら思い当たる顔を探す。
皆見が黙りこくっている俺を心配そうに覗き込んでいるのを無視して頭を抱えて。
「あ、思い出した!お前山田が言ってたバスケ上手いやつ」
「…バスケ?あぁ、この前補欠で大会に出場したよ」
スッキリした頭を持ち上げ缶をゴミ箱に向かって投げるとカコンと音を立てて草むらに落ちた。
「で、なんか用?」
「あ、うん、あのね、僕のピアノどうだった?率直な感想が聞きたくて…。」
は?なんだこいつ。
皆見の揺れる瞳が俺をまっすぐ捉える。
突き刺さるような視線から目を逸らしてスクールバッグを片手に立ち上がった。
「…俺は、まあ好きだったけど」
「ほ、ほんと!?」
「ちょっと痛いから!」
「嬉しいなぁ」
俺は皆見に勝てない。
あんなに繊細で優しい音、俺には出せない。
そういえば最近調子が悪かった。
昔ほど成長も感じられなくて飽きてたんだと思う。
コンクールで賞を取ったってまたかってなるようになったのはいつからだろう。
暇さえあればピアノ弾いて、寝て。
そんな生活、割と気に入ってはいたけどもっと楽しく生きたいと心のどこかで思っていたんだと思う。
「…潮時だな」
「え?」
「ピアノ、やめるわ」
「えぇ!?」
せめてこの学校では1番になりたかった。
でも、あんなに高い壁をいきなり出されたら無理だ。
俺はこいつを越えられない。
「やだやだ西条くんのピアノもっと聴きたい」
「だいたいお前なんなんだよ離れろ」
「…西条くんのファンなんだもん」
「はぁ?お前何言って、」
「…もうこれやるから帰れ」
スクールバッグから譜面を取り出し投げるように渡せ皆見が手を離し校門まで走って逃げた。
ピアノ、だいぶ続いたんだけどな。
まぁ初めは親の趣味習い始めただけだし。
「西条くん、待ってってば」
「だるいって」
「ピアノやめるって言わないで。いつも窓から眺めてる西条くんは凄く幸せそうな顔してたよ。それなのになんで…」
「1番じゃないと意味ないし」
幸せそうな顔?俺が?そんなわけあるか。
お前の目に俺はどう映ってるんだ。
「西条くんはとてもかっこよくて綺麗で…僕の中の1番だよ」
「俺はそんな人間じゃない」
皆見に掴まれた肩を揺らし振りはらう。
遠くから野球部の声が聞こえて慌てて正面玄関へ戻った。すると、昇降口の方から自分の名前を呼ぶ声が聞こえて返事をし皆見を睨んでその場を後にした。
ピアノを始めて物心がついてしばらくしてから俺の目標は日に日に高くなっていった。
その分同年代のやつらと比にならないほど弾いた。
ピアノを弾いては上手い人の音源と比べる。
それの繰り返し。
最初はそれも楽しかった、はずだった。
ほんと、いつからだろう。
もうテストが始まってしまうから勉強しなきゃいけないんだけど、どうしてもやる気が出なくて。まだワークも全然終わってないし。テストの時に限ってやりたいことがたくさんあるのどうにかしてくれないかなあ。前よりは点数が高くあることを祈って。
#高く高く
しゃぼん玉で遊ぶ子供達。
平和な世の中になった今、
彼らのしゃぼん玉はどこまで高く飛ばせるだろうか。
屋根よりずっと高いところまで飛びますように。
高く高く空を見上げ
もっともっと見上げたら
宇宙と時の始まりを見つけた
高く高く」
higher higher higher
If I climbed high into the sky
Falling flowers run down the river at a glance
ヨリタカクモットヨリタカクト
サラニタカミヘノボッタナラバ
ラッカリュウスイイチモクサンニ
カケオリル
より高くもっとより高く
空の高みへ登ったならば
落花流水、一目散に駆け降りる
(It's machine translation. Don't believe it!)
010101.