高く高く高く高く上に上にひたすら舞い上がる。この羽を精一杯広げて。まるで天使にでもなった気分だ。不思議なのになぜか落ち着くような心地よさ。雲の上を駆け上がり風を切ってふわふわと中に舞った。体中に日があたり清々しい風と温かい日光に包まれ目を瞑った。体がふわふわと宙に浮いている。次に目を開けたときそこはベッドの上だった。「夢か。」でも何故かまだ体は軽い。今日は高く高く上を向いていられる気がした。
10/14/2024, 3:30:34 PM