『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目標は達成できないかもしれないって思うくらい高く高く決めることにしてる、その分成長が得られるから。
目標を高く
前を向いて
泣かず
吐かず
強い女性になりたい
正義感を意識高い系だなと
褒め殺されても死なないからね
あんたらこそ理想を語れ
平和に目先の利益なんかいらない
♯高く高く
花詰まらず
鱠放つ
他覚足らず
また腐らす
alas!
#高く高く
ふと空を見上げると、上空を飛行機が飛んでいました。何度見たか分からないあの飛行機が。
その日はとても晴れていて、天気予報でも晴天だといっていました。そのはずなのに、、、
飛行機が飛んでいた空は黒いモヤがかかった薄気味悪い様子でした。
何があったのかは分かりません。私たちが知る由もないでしょう。けれど私はそれが気になって気になって、
強く強く願いました。
次の瞬間、私は飛んでいました。高く高く飛んでいました。
幼い頃、物理的に高い場所が怖かった。
今は克服した。
幼い頃、何かやるなら上を目指していた。
今は上を目指すのが怖くなった。
こっちの高所恐怖症は克服できそうにないなあ。
(高く高く)
どうにでもなれ。
ふと弱音に目を向ける。
その先に何も無い。
また明日はくる。
怯える必要はない。
今はまだ発展途中。
登れ自分。
高く高く。
今の自分から見えない未来へ。
【高く高く】
高く高く、せいいっぱい
そうやって手を伸ばしても届かなかった君の背に僕が追いついたのはいつだったっけ。
いつの間にか僕の背は君を追い越して、こうして真新しいスーツを着る大人になった。
大きくなったら迎えに行こうと想っていた君はブランドもののスーツを着た僕よりも大きい背の人を連れて帰ってきたっていうのにね。
ああ、どれだけ高く手を伸ばしても追いつけない。
高嶺の花の君は僕にひらりと手を振って微笑んでいた。
高く高く
私はずっーと高く高く遠い場所に居たはずなのにいつの間にか私をその場所から引きずり下ろした天才(怪物)と出会った
綺麗に見える位置に置かれたパーツと琴の腕前は私やその観客さえも引きずり込み自分の時間と言わないばかりに音を立てる、
「音は感情を感じ取りますからね〜ぇ、」
TVをつけると連日彼女のニュース、
彼女の名前、経歴、などなどをニュースは紹介していた、
「懐かしいなぁ、……」【羨ましい】
腹黒い真っ黒な液と本音の水のような液が心から吹き出した
彼女は私を超えたこれからも私のような秀才の嘴をへし折って何も無かったかの様に凛とした立ち振る舞いをするのだろう、
天才はずるいな、
努力をしないで、神はズルをしても貴方に味方をする、努力も運しだいとは言え、ポツリと
「才能があればなぁ……」
「あの鬼才(化け物)に勝てたのに……」
高く高く
飛べ
烏野高校排球部
焼きそばを
食べた後には
はりついた
青のりちょろりっ
でも可愛いね
(。>﹏<。)
あー、あの祠壊しちゃったの?
それじゃもうダメだね。
君、たぶん死ぬ。
あー泣いちゃった。
泣かすつもりは無かったんだけどなあ。
どうしよう。
ゴメンけど泣き止んでくれる?
君のお父さんとお母さんに怒られちゃうんだよね。
僕、怒られたくないから――
え?
助かる方法?
知ってるけど……
どうしようかな。
はあ!?
言わなきゃ、『僕のせいだって言いつける』だって!?
待ってくれ!
姉さんは――君のお母さんは、怒るとそれは恐ろしいんだ。
え、知ってるだって?
まあ、君のお母さんだもんね……
まあいいや。
ちょっと意地悪したかっただけだから教えてもいいよ。
だからお母さんには言わないでね。
マジで。
約束だぞ。
……うん、約束してくれるのなら教えようか。
死なない方法は、ズバリ『一週間、小さい子供のように振る舞う事』
絶対とは言えないけど、これでいけるはずさ。
なんでその方法で大丈夫なのかって?
それはあの祠に奉られているモノが子供好きだからさ。
ん?
悪い神様っぽくないって?
いいや悪い神様じゃないよ。
この辺りの子供を守護するめっちゃくちゃ良い神様
じゃあなんで殺されそうなのかって?
それは君、どんなにいい人でも家を壊されたら怒るでしょ?
あの神様はいい神様だけど、家を壊されたら怒るよ。
うん、分かればよろしい。
でもこの方法、だいぶキツイと思うんだよね……
え?
死ぬよりましだって?
それはどうだろう……
だってさ君、高校生になったばかりでしょ。
それが小さな子供のフリをするんだよ。
分かる?
あー、ピンと来てないな。
例えるなら、あの小っちゃくなった高校生探偵かな?
そう、見た目は子供、頭脳は大人のやつ。
あの反対。
見た目は大人、頭脳は小学生を演じなければいけないんだよ。
想像できたか?
キツイだろ?
周りの目線が……
社会的に死ぬのと、物理的に死ぬの、どっちがいい?
究極の選択だよね。
あはは、急にやる気失くしてやんの!
俺に八つ当たりすんなよ!
自業自得だからな。
まあ順当に風邪と言うことにしたらいいと思うぞ。
風邪だったら、一週間部屋に籠れるし、幼児退行も珍しいけど無い事じゃない。
だからダメージは少ないはず、多分な。
決意は決まったかい?
そう、小さい子供のフリをするんだね?
ははは、死ぬ気で頑張ってね。
じゃあね。
……
…………
………………
行ったね。
じゃあ、神様出てきていいよ。
どう今の演技は?
迫真だったでしょ?
おー褒めてもらえた。
神様に褒められると気分がいいねえ。
それはそうと、なんで許してあげないのさ?
神様、高校生までは守備範囲だよね
祠壊したくらいなら、全然気にしないでしょ?
確かに物壊した子供にはお仕置きが必要だけどさ。
痛い目に会えば反省するだろうけどさ。
でも、やりすぎだと、僕思うわけよ。
死にたくなければ、小さい子のフリをしろだなんて……
え?
『厳しくするのも親心』
一理あるけど、本当にそう思ってる?
本当はからかって楽しんでいるだけでしょ
だって神様ってば、子供のように笑っているよ
大昔から人は
高い建物が好きだ
墓を作り 城を作り
今では塔やビルを作る
見上げる程の建物は
皆があこがれるから
作られるのに違いない
法外な料金を払い
展望台に登ってみる
エレベーターに乗り高く高く
車も家も小さく見える
私は何も変わらないのに
なんだか偉くなった気分
私は何も変わらないのに
高く高く
瞼の奥
闇を突っ切った
向こう側
ひ弱な思念の先も
小さな願い事も
許されない出来事も
泡沫を浴びながら
届かない所へ
たかくたかく
晴れた日の縁側。たまにはこう言うのもいいだろう。
水をいっぱい、食器用洗剤を水の半量、砂糖を少々。
よくかき混ぜればシャボン玉液の完成である。
「ほれ完成」
「おおお…うぇ、美味しくないです」
「吸うな。絶対やると思ってたけど」
吹くんだよ、と自分用に持ってきたストローで手本を見せる。
緩やかに送られた空気が洗剤液を纏って丸く膨らむ。
ぷぅ、とストロー先に出現した楕円形に目を輝かせるお嬢チャン。
「大きいのつくります、負けません」
「無理すんなよ」
「そう言って余裕なのも今のうちです、3分後には負けを認めさせてやります!」
「気合いがすごい」
「『ギエピ〜!負けを認めるでヤンス!』って言わせるんです!」
「それ本当に俺?どう言うキャラ?どこで覚えてきたの?」
「やると言ったらやります!」
「頑張って…」
これなら俺は縁側から庭を眺めていればいい。
目の届く範囲で好き勝手してくれ。
端から端までエンドレスファストランみたいなのは無理。
体力無尽蔵魔神とは違う。20代ならまだしも…いや10代かな。
だらりと縁側に寝転ぶ。日向ぼっこ最高。
一息ついたらお嬢はいそいそと俺を跨いで廊下の奥に消えた。
いやなんで?
「ドライヤー持ってきます!」
「やめろどこからコンセント引っ張ってくる気だ!!」
「…じゃ、じゃあ扇風機を!」
「一緒だバカタレ」
息でいいのよ息で。
少女はぷうっ!と勢いよく吹き込んで、液を弾けさせていた。
パワーオブ力だもんなお嬢チャン。知ってた。
「わたしに、力がないせいで…こんなっ…!」
「力みすぎ」
「大きいのを作りたいんです」
「とりあえず小さいのからやんのよ」
「大きいのがいいです」
「頑固〜」
夕暮れまでずっとかかって、彼女が綺麗な丸が作れたのは結局一つだけだった。他はすぐ破れた。なんであんなに吹くん?
繊細なんだぞ洗剤って。いやシャボン玉がか?知らんけど。
特別な配合とか人によって秘伝のレシピがあるとは聞くけど。
「難しいですね、シャボン玉」
「ははは」
「勝てるのはまだまだ先ですねぇ…」
「すぐだよ、すぐ」
「本当ですか?明日ですか?」
「明日ではない」
絶対に明日ではない。
知らなかったな。この子って割と馬鹿で不器用だったんだ。
たったひとつ、綺麗にできたシャボン玉を見上げる。
「がんばれ〜!とんでけ〜!です!」
どこまでもどこまでも、たかく、たかく、とおくとおく。
夕暮れにとけるシャボン玉を見送る。
「ご飯ですよ、おふたり。手を洗ってきてくださいな」
「はーい!」
「りょうかいす」
とたとたとお嬢チャンが洗面所に向かうのを確認した後で、もう一度シャボン玉を探す。まだわれていないのを見つけた瞬間、ぱちんとわれた。
″高く高く″
「俺さー、ちょっと前まで鳥になりたかったんだよね」
「へーそうなん」
「でも今は違うの」
「ふーん」
「なんでか聞いて」
「なんで?」
「飛ぶのってめっちゃ大変なんだぜ」
「というと?」
「まず飛ぶためには体重を極限まで軽くしないといけないし、羽をパタパタさせるのってめちゃくちゃ疲れるらしい。しかも着地めっちゃムズい」
「へーそうなん」
「鳥って骨とか筋肉めっちゃ軽いらしいよ、あんま知らないけど」
「あーらそうなん」
「まじで興味無さそうだな」
「だって今僕ら飛んでるんだよ?」
「それはさー、」
実体ないからじゃんよ
「わっと危ない!」
転びそうになる彼女を先回りして、咄嗟に腕から背中に手を通し、恋人の体重を支えた。
「セーフ!」
「ありがとうございます……」
青年はそのまま彼女の両脇に手を添えて、軽く身体を持ち上げ、足が路地から離れる。
「わっ」
そして、ゆっくりと路地に着地させた。
「怪我はない? 脇、強制的に引っ張っちゃったけど、痛くなかった?」
「あ、それは大丈夫です。でも……」
「でも?」
「重く……無かったですか?」
青年は頭にクエスチョンマークを飛ばしながら、少しだけ首を傾げる。青年にとって重いなんて思えなかった。
むしろ、彼女より重い人間を持ち上げることだってよくある。青年はそんな事をしているのだ。
「軽いほうじゃない?」
「いや、私、重いですから!」
さっき、持ち上げた時。そんなに重かったっけな?
青年は眉間に皺を寄せながら考えたが、そんなふうに思えず。分からなくなっていた。
瞳を閉じて考えていたが、パッと目を開けて彼女を全力で腕を伸ばして高く高く持ち上げる。
「わあっ!!」
そして、彼女の膝の裏を掴み、座るように抱き上げた。
「伊達に救急隊で鍛えてないよ。余裕だから!」
彼女には言葉にしないけれど、青年は考えていた。
いつか、真っ白なドレスを着ている君をこうやって持ち上げたいな……。
おわり
一五一、高く高く
高く高くもっと高く飛んで、天の神様に手が届いたらいいな、そしたら私のちっぽけな悩みなんて消えてなくなるのかな。
『高く高く』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ねーねーちょっと来て!」
新聞を読んでいた夏の昼間、視界の外から声が聞こえる。姪っ子の声だ。
一昔前の話。あの頃の夏は、確かに暑けれど暑すぎず、外で遊ぶのにちょうど良かった。まあ、大人の体力でも出れるほどの気温ではなかったので、私は家の中でこうして新聞を読むことになったのだけれど。
姪は今年で4歳になった。もう歩けるし喋れるし、何より可愛い自慢の姪だ。女の子なこともあり、引きこもりがちにならないか少し心配だったが、外で遊ぶのが好きな子に成長している。
はいはい、と返事をして、声のした方へと向かう。ついた先は縁側で、空を見上げる姪の姿があった。
「あっきた!見て見て!」
促されるまま見上げると、かなり近いところに大きな入道雲がある。
「あれ、おっきくてわたがしみたい!手を伸ばしたら取れないかな?」
ああ、そろそろ大雨が降りそうだ…と思った瞬間、姪は続けてそう言った。やけに現実らしい考えをしてしまった自分が少し恥ずかしく感じるとともに、姪の純粋さに感心する。
「うーん、大人になったら取れるかもしれないね」
雲をとるという考えは、私も幼い時に考えたことがある。何故だか分からないが、頑張れば取れるものだと思い込んでいた。今考えたら無理に決まっているのだが…子供の夢は壊してはいけない。壊すものでは無いはずだ。こういう時、話に乗ってあげる方がお互い得である(子供も喜ぶし、子供の可愛い反応が見れてこちらも嬉しいからだ)。
「えー、大人になるまでなんて待てないよ…今取りたいの!」
…大人になるまで待てないところも、なんだか私に似ている。まあ、こういう時は…
「じゃあ、僕の肩に乗ってみるかい?そしたら、少し空に近づくかもしれないね」
これがおそらく最適解。
姪を肩車して、ほら、こう手を伸ばしてみたら取れないかな?と声をかけたり。うーんと言って頑張って手を伸ばす姪が、姿は見えずともとても可愛らしい。
「ふふっ、取れそう?」
「んー…まだ届かないよ!もっと高くして!」
急な無茶振りだ。さすがに、私に身長を伸ばす能力はない。
でも、取れないとは絶対に言わない。そう、子供の夢は壊してはいけないから。
結局、姪の中で「まだ子供だから雲をとることが出来ない」という結論になったようで、30分ほどしたら大人しく私の肩から降りた。
降りた後に姪を見ると、悲しそうな感じは一切なく、何かしらの決意を抱いたような顔をしていた。そして、それは直ぐにどんな決意なのか判明する。
「私、いつかおっきくなって、あのわたがしを食べるの!絶対!」
「そっか、じゃあいっぱい遊んでいい子にしないとね」
微笑ましい夢だ。
目を輝かせながら私にそう宣言した姪。その成長が、少し楽しみになってきた。
また会う時は、一体どんな夢を持ってくるのだろう。
高く高く、もっと高く。まだ足りない。まだ届かない。
空高く伸ばした手が空を切る。どれだけ伸ばしても、雲には届かない。
...そんなふうにぼぅ、っとしていると、不意に何かが僕に触れた。
「うぁぁっ」
思わず声が出た。
「ふふっ......あははっ...」
笑う君を見て、少し安堵する。不審者じゃなくて良かった。...それと共に、急に顔が熱くなった。恥ずかしい。こんな声を出してしまうなんて...正直聞かれたくなかった。
「えへへ、ごめんって。驚いた?」
...言わなくてもわかるでしょ......そう思いながらも、可愛い質問に、反射的に答えてしまう。
「びっくりしたよ......もうっ」
「ごめんってぇ...ねぇ、何してたの?」
「空、見てた。」
できるだけ、そっけなく答えた。その方が、かっこいいし。...雲をつかもうとしてたなんて、恥ずかしくて言えっこないし。
「へぇー、そうなんだぁ、、、え、なんか赤い?」
...思い出してたら、なんか恥ずかしくなった......なんて言えるはずがなく。
「なにがだよっ!?べ、別に赤くないだろっ!」
思ったより大きな声が出た。つい怒鳴ってしまった。...指摘されたせいで、さらに顔が熱くなっているのを感じる。
「あっはは、なんか可愛いかも...」
「お前はまたっ...ほんとに、そんなこと言ってて逆に恥ずかしくないのかよっ!?」
「事実だしねぇー」
また、顔が熱くなった気がする...もう、ゆでダコみたいになってると思う。
...そんなふうに思ってたら、彼女が不意に言った。
「...そうだ、見てよこれ!」
彼女に差し出されたものをまじまじと見つめる。...なにこれ、モクモクしてる...吹き出し、てきな?
「なに、これ?」
「雲!」
...なんでこんな嬉しそうなんだ?...反応に困る。
「...おお」
そんな、適当な言葉が口から出る。
「...なにするか、わかってないでしょ」
「...まぁな」
「見といてよ...!ほら!」
そういった彼女は、雲を握りしめて手を上に伸ばした。
「...?」
まだ俺がわからないままでいると、彼女は
「みて!雲、つかめたよ!」
そう言って、ニッと笑った。
「...!?まて、お前...もしかしてっ、俺が雲掴もうとしてるの気付いてっ...」
「さぁ、どうだろうねぇ?」
「お前っ!!!!」
「あははっ...w」
君は、太陽みたいに笑った。その笑顔が、何よりも眩しかった。