『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
手に伝わる重み。
それをしっかり肌で感じながら、腕を高く上げた。
「きゃははっ、」
嬉しそうに笑う君。まだ小さい小さい君。
その時に、僕は小さい命を抱えてるんだって実感して、
思わず抱きしめた。
あぁ、小さい。柔らかい。あったかい。
宝物だ。僕の宝物。
なんて可愛いのだろう。僕達の天使。
これから、大きくなるのかぁ。
いつか反抗期も来るのかぁ。
頼れる親になれるかな。かっこいい父親になれるかな。
バージンロードを一緒に歩く日が来るのかな。
まだ考えるのは早いか。
彼氏なんて作らせたくないけどな。
未来が、想像が膨らむ。
生まれてきてくれてありがとね。
これからが楽しみになってきた。
妻となら、不安も乗り越えられる。
大丈夫。
これから、父親なんだ。
子育てに苦労する日々も、悪くない。
だって家族がいるのだから。
幸せを胸に噛み締めた。
楽しそうにはしゃいだ声を上げる君をみて、
僕達は笑いながら未来について語り合った。
高く高く
私は死にそうになったことがある
気がつくと
「ちぇっ今度は日本かよ、俺はあんたらが言う
神様ってやつだ、それで生きるの死ぬのどっちなの?」と怒られた
「もうちょっと生きていたいけど、私は亡くなったお父さんに会いたい」
神様がめんどくさそうな顔して、消えた
私は懐かしい父と空を飛んでいた
「広島に牡蠣食べに行こう」
「うん!」
「牡蠣の次は下関にフグ食べに行こう」
私は少し考えて
「お母さんが心配だから東京に帰るね」
お父さんは
「お母さんによろしくね」と言い
高く高く空の上に飛んでいった
目が覚めた、母が泣いてる
「お母さん、お父さんは幸せに空飛びまくってたよ」
高く高く
飛び上がろうとした
でも、いつも飛べなくて
悔しくて やめてしまいたくて
自暴自棄になって
もういいやって
それでも 心の中から消えない思い
だから 苦しくなって
やめてみた
諦めることを やめてみた
あ 愛みたい
い は?
あ 地球も
い え?
あ 俺たちを放さない
い いや引力でしょ
あ なきゃ、高く飛べるのに
い …私達の引力は?
あ ?
い …
あ いや、そういう意味じゃないよ…
『高く高く』
高く高く
私の夢よ舞い上がれ
未来へ向けて手を伸ばす
輝く太陽
サンサンと降り注ぐ光
大地温かく風が吹く
希望よこの胸に
高く高く
私は高所恐怖症だ。旅行は好きだが長時間、飛行機に乗っててたまに強風で揺れたりしたらこのまま墜落するんじゃないかと思ってしまう。そして怖くて怖くて仕方ない。
高所恐怖症ではあるが高次元や高波動は好き。
どんどん高くなればいいと思っている。
高次元や高波動は幸せな状態だから。
無理したり我慢したりしなくて、自分らしく軽やかに生きれる世界へ。
高く高く
「もっと高く高く、たかーく飛びたいじゃん」というのがあいつの口癖だった。パイロットになるほどの頭はなかったから、あいつが取った資格はパラグライダーで。あいつは自分の力で飛びたがった。気持ちはわかる。
そしてあいつは地に落ちて死んだ。
あたしは人類初の火星移住計画に応募して選ばれた。あいつのいない地球に未練はない。離れてゆく地球を直接見ることはできないが映像は見ることができる。あたしはいま贅沢な映像を楽しむ観客だ。あたし自身の力で飛んでいるわけではない。
「高い」とはなんだろう。大地から離れれば離れるほど「高い」のではないか。あたしはあいつが目指した高みより高く、高く、高く、飛んでゆく。
『高く高く』
高く高く浮かぶまんまるの月を見て、あなたが柔らかく目を細める。
「綺麗だなぁ」
あなたの言葉にどくり、と鼓動を早める心臓を静めながら、そうですね、と相槌を打った。
あなたがこちらを向いた気配がする。
「この意味は知っているのか?」
今度こそ心臓が大きな音を立てた。
「……え」
「愛している」
あなたの手が私の頬を撫でる。
私といえば、口を開いては閉じてを繰り返して、あなたを見つめるばかりだ。
「その反応は勘違いしてしまうぞ」
いつも通りの口調で、だけど少し声を震わせながら言葉を紡ぐあなたがたまらなく愛おしくて、こくりと頷いて見せた。
「勘違いしても、いいんですよ」
あなたが声を詰まらせる。
「私だって、あなたのことが…」
全てを言い終える前に、あなたの唇が重なった。
好き、という言葉があなたの口に吸い込まれていく。
さっきまで私の瞳を占領していた月だって、今はあなたに塗り替えられて、形すらも思い出せなくなっていた。
いや、もしかしたら、私の瞳にはずっと前からあなたしか。
毎度恒例好きなカプで書かせていただきました。珍しく現パロじゃないです。
どうぞよしなに。
独白
迅嵐※カンザキイオリ様の小説のお言葉を拝借しております
きっと遠く遠く、高く高く、おまえは先に行ってしまうのだろうね。
おまえはおれを信じすぎてしまうきらいがあるから。
おれが何かを言うまでもなく、おれの全てを信じて前へ進んでしまうから。
いつも視えてしまうんだ。おれの知らない間に、何度も死んでしまう光景を。
その度におれはその未来を捨てる。
おれが知らない間に死んでしまう未来なんて。…そんなの認めない。認める訳にはいかない。
だからね、嵐山、
俺が選んだ最高の未来を
生きて、生きて、そして死んでくれ。
おまえの為に選んだ未来の中でおまえは生きて、二人でご飯を分け合ったり、くだらないテレビで笑ったりして、長生きして、おれの前で死んで欲しい。
戦場の最中ではなく、あたたかな寝床の中で。
この未来は大切なおまえが幸せでいられるように。
こんなおれを信じてくれるおまえのために。
__________さぁ視よう。笑顔で眠れるその日まで
【高く高く】
この高い高いプレッシャーは
自分が積み上げたの。
この高く高くっていう壁は
周りがつくったの。
すみません、削除しました…
気分を害された方がいたら、申し訳ありません。
一つ言わせてもらうと、関わった自分が悪かったのかもしれません。そういう人は、同じ考えの人と話していればいいのではないかと…
公園でボール遊びしたね。
ドッヂボールも強かったね。
中学の大会の最後の一点、悔しかったね。
ローカルチームにもスカウトされてたね。
インターハイでも活躍してたね。
ねえ、貴方はどこまで行くの?
私の手の届かないところまで、
どこまでも高く高く、
私が見ていた貴方はもういない。
幼馴染で、マネージャーと選手で、
そんな関係が続いてほしかった。
今じゃ、ただのファンと選手だよ。
57日目
なぜ山に登るのか
なぜ空を飛ぶのか
なぜ宇宙を目指すのか
夢は果てなく昇り続ける
【高く高く】*127*
今まさにモンスターボックスの番組見てて
高く高く頑張れーーって状況!
キレイな筋肉の方いるなぁ〜美しい
競泳選手にこんなカッコいい人がいたなんて〜
高く高く
凧上げ好きだったな
ゲイラカイトを手に入れた時は
なんだこの凧は!って思った
風に乗るとグングン上がる凧
手が痛いくらい引っ張られる
その感覚をちゃんと今も覚えてる
見上げると電線ばかりのここの空
同じ空なのに狭い
今年の年末年始は帰ろう
広い空を見よう
#高く高く
高く高くと足掻いてばかりだと
足元がグラグラしてくる
首を上に上げすぎているから
遠くの景色を見渡すことは難しい
一度に高いところへ飛べない私たちには
高く高くより
遠く遠くが好ましい
高く高く
映画「愛の流刑地」の中の主人公村尾菊治に宛た、入江冬香の手紙の部分。
わからなければ映画を見てください。
高く飛んでいく風船とともに、雲
高く飛んでいく友人とともに、夢
深く沈んでいく自我
【高く高く】
どこまでの高さ行ったらあいつに会えるかな
別の世界に行ってしまったあいつ
高く高く
どこまで高く行っても
会えないことはわかってる
でも会えると信じて、
どこまでも高く高く
気持ちを
夢を
希望を
こんな辛い時代だから
高く高く
心を
優しさを
高く高く。