飛べない翼』の作文集

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飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/11/2023, 10:36:34 AM

#32『飛べない翼』

 こんなもの
 劣等感を与えるだけで
 ただの重荷でしか無い
 なんで皆はできるのにって
 悔しくて仕方がなかったけど

 私にできるのは
 たとえ少しずつでも
 一歩ずつ確かに
 進んでいくことだから

 我が道を行こう
 周りを気にしすぎちゃダメ
 ファーストペンギンは私なんだ

11/11/2023, 10:36:28 AM

飛べない翼でもいいんじゃないかな、
空飛べなくても楽しいよ。
空飛んでたらわかんないことも沢山あるよ。

それに、自分から行かなくても
周りから人が集まってくるくらい
素敵な人になればいいだけだと思う。

今はまだ、なれていないけど
そうなるために頑張るよ。

11/11/2023, 10:31:04 AM

[飛べない翼]

癒えることもない翼を持つ
烙印を捺されて

墜ち逝く 己の躰

茫然と眺めた[楽園]
もう戻れぬ

おやすみ
傷口は嘘を付かない

11/11/2023, 10:27:05 AM

もし
私に翼が
あったなら

今すぐ
君の元まで
飛んでゆくでしょう

君の目の
届かない場所で
ひっそりと
君の元気な姿を確認したら
また
自分の居場所に
満足して
戻るのです

でも
私の翼はもう飛ぶことが出来ません

だから
祈るしかないのです
君が変わらず元気でいることを

11/11/2023, 10:24:39 AM

飛べない翼

「あんたは駄目な子だねぇ」
ずっと前に、母さんから言われた言葉が
ずっと俺の心を抉りつづける
小さい頃から、俺は何も出来なくて。
全てを持ってる周りが、羨ましかった。
昔、本を読んだことがある。
ある1人の天使は、翼が小さく、成長した後も
一度も飛べなかった
そんな話だった。周りの天使は助けることなく、
その1人の天使をずっといじめていた。
俺は間違いなく……その1人の天使だ。
誰からも気にされることなく、蔑まれ、
一生嘲笑い続けるんだろう。
でもその話には続きがある。
大人になった天使は、ある日周りにいた天使たちに
またいじめられていた。
でも、そこにきた美しい1人の天使が言ったのだ。
「そんなことして、バカみたい。
自分の心の不満を、他人にぶつけるな!
ずっと空飛んで遊んでるお前らより、人のために助けてるこの子の方が何百倍もいい人だよ!」
……あぁ、なんて美しいんだ。美しい君は、
「気にしなくて良いんだよ。飛べなくたって、
誰かがあなたを必要としてる。あなたにしかできないことがある。あなたはあなたのまま、好きに生きて良いんだよ。」
その話を読み終わった後、俺の頬を何かが伝った。
俺が、俺らしく生きていてもいいんだって
その時初めて覚えた。
俺は、何も出来ない。今も、ずっとあの言葉が
俺の心に深い傷をつけている。
でも、まだ信じても良いのなら。
俺は、俺らしく。好きに生きるよ。

11/11/2023, 10:22:01 AM

飛べない翼


飛べない翼ではなく
飛ぶ必要の無くなった翼だと思う

生きるために飛ぶのであり
飛ばなくても生きていけるのならば
それでいいのだから


空を飛べることは自由に見えますか?
たくさんのエネルギーが必要です
同時に軽くなくてはいけません

飛べない翼を持つ鳥たちは
飛ばないという選択をした鳥なのでしょうね
それは進化なのか退化なのか

種の存続が答えなのかもしれません

11/11/2023, 10:19:55 AM

飛べない翼




翼の折れた天使は、堕天使かな。


いや、翼があれば勇気に変わる。


立派な天使さ。


翼があれば、私も飛べる。


どこまでも飛んでいけるな。



君にもついているかな?


我が愛猫よ。


折れていたら、治してやるからな。





にゃんざぶろう。

11/11/2023, 10:18:57 AM

昔ビニールでマントを作った。
飛べるわけないのにジャンプして頑張ってた。
あの時みたいな挑戦する勇気が欲しいな。
挑戦できる大人になりたいな。

11/11/2023, 10:18:22 AM

飛べない翼

今いるところから…
一歩踏み出せない
もどかしさ

その場で…
飛ぼうともがく

でも…

飛べない翼

11/11/2023, 10:18:15 AM

いつか空を飛びたい。

広大な空を自由に飛び回りたい。

そう思っているだけでは飛べないことはわかっているのに、ずっとそう思い続けている。

自分に足りないのは、飛び立つ勇気と行動。

翼があるだけでは、いつまで経っても飛ぶことはできない。

11/11/2023, 10:18:02 AM

縛られていて飛べない。

翼を気兼ねなく伸ばして飛びたいのにどんどん飛びたいのに。



飛べない。



飛べないことに苛立って苦しくなって。


その苛立ちや苦しみを忘れるまで待つ。


そしてまた飛ぼうとする。

けど飛べない。


繰り返し。


あぁ、何してんだろうな。

私の人生どっから間違えたんだろう。

生まれたこと自体間違ってたりして。


どこをどうしとけば自由に飛べた?

気兼ねなくスイスイ宙を舞える?


どこがダメだった?

小さい頃誰よりも勉強頑張っとけば良かった?
誰よりも人に優しくしとけば良かった?
信頼性を身につけておけば良かった?

なんでこんな思いしてんだろう。
私だけなのかな。

みんな消えたくなったときとかどうしようもない苦しみがやってきた時どうしてんの。

人に相談?

人間に相談したって解決できなくない?

相談された側は

あぁ、この人こんなこと思ってんだ可哀想とか。
あぁ、大丈夫かな。この人の力になってあげたいとか。
もしくは私がそばにいてあげなくちゃ。

とかそんなことを思われるかもしれないのに。

分かんないや。全部全部。


今更どうこうしたってむずかしいし。

できる気がしない。


ただどうしようもない面倒で毎日苛立ちを覚えたり苦しくなったりしながら生きていくだけ。


なんか、小説みたいなことが起きればいいのに。

そしたら少し楽になる。

救われる。


よくあんじゃんヒーローの男の子がウジウジ弱い女の子を暗闇から連れ出すとか。

あんなん小説で読むといい気持ちになったり面白いし、ワクワクするけど、

現実ではあり得ない。



あぁー、寝たら明日が来んのか。


まあ、明日が来てほしくても平和な明日が来ない人もいるから、私は贅沢なんだろうな。

11/11/2023, 10:17:41 AM

飛べない翼のように役に立たない重荷を背負って。
いつかふとしたきっかけで飛べるようになることを願って。

11/11/2023, 10:16:55 AM

飛べない翼

今 深い森の中で
飛べない鳥たちの
鼓動さえ 怯えるような
ため息をつく 毎日が聞こえてくる
何度も大空を 駆け巡ったイカロスの
羽はもうすぐ 焦燥へと投げ出されるから
自由の意味さえも 知らずに 都会の浅い眠りへと

飛べない翼
心臓の脈打つ音さえも
微かな愛の 行くえさえ 知らされてないから
でも忘れないでね
あなたを包む 深い親愛のそこに
眠りを忘れ 本当の空へと 飛び立てる時が来るから
明日祈りが もし 途絶えたとして
それでもあなたと 会えたことを
忘れはしないから 新緑の丘の上から

ずっと ずっと
探していたことが 何度も 色あせて
何度も歌を 忘れそうになっても
今 飛べない翼
銀色の 空は晴れかけている
今 飛べない翼
なくしかけた愛を 再びこの胸に

何度でも 私を
呼び覚ます
夏の草原
君と描いた
あの夢を
懐かしむ暇など
そこになくても

今 飛べない翼
大空を何度も 憧れて
今 飛べない翼
それでもあなたの事を
忘れてないからずっと 心の奥から
何度でも 大空目指し 飛び立つ

11/11/2023, 10:14:49 AM

そうです。
飛ぶことを禁じられたのです。

世界をこの目で見たかったのに。

ただのお飾りに
なってしまいました。

大きくて不便で
寝返りだってうてません。

飛べなくされてしまったのです。
私の翼は、

あなたたちに見せる
見せ物になってしまいました。

どうですか?
ご満足いただけてますか?

–飛べない翼–

11/11/2023, 10:13:41 AM

飛べない翼なんて、意味がないだろう?
大空に飛び立つという機能を果たさない翼は、翼ではない。

そうだよ、それでは駄目なんだ。
僕のこの翼は一体いつから動かなくなったのだろう。
いつから広げることをやめてしまったのだろう。

そんなことを思いながら、僕は今動物園に来ているわけだが……
悠々と歩く孔雀がピタッと止まった。
そしてその「飛べない翼」を大きく広げたのだ。

なんと美しいのだろう。
そこにいる全てを魅了するその様に、僕は思わず息を呑んだ。

そうか、飛べないなら飛べないなりに彩ってみようではないか。
飛ぶということだけが翼の目的ではないのだ。

そして、その孔雀はまるで微笑むかのようにその翼を畳んだのであった。

〝飛べない翼〟

11/11/2023, 10:12:58 AM

題.飛べない翼


空を飛べなくなった、青い鳥。

雲の近くまで行きたいのに行けない、

自分のことを「幸せの青い鳥」と呼ぶ人たちのことを思い出す。

でも、もう飛べないから、幸せなんて二度と運べない。

そう思っていたら、ある子どもに言われた。

「あなたのお羽、とってもきれいだね。青空みたい」と。


飛べなくなっても「幸せの青い鳥」と呼んでくれる人のことを考えた。

 まだ、今の自分でも、きっと幸せは運べる。

11/11/2023, 10:11:06 AM

飛べない翼╱11月11日 土曜日

3年前、貴方に振られたのは寒い寒い冬の日だった。
気温が下がり、寒くなるにつれ思い出してしまう。
あの時、どうすれば良かったんだろう?

今の貴方は、本当に優しい。
私のこと好きでいてくれてるってわかる気がする。
それでも、あの日のことをずっと忘れられない。
きっとまた同じことがあっても、貴方に謝られて、口説かれてしまったら。私は同じ選択をしてしまうの。
自分が幸せになれないのはわかってるけれど、それでも貴方が好きだと思ってしまう。

今は、貴方の元から飛べない翼だけれど。
いつか、しっかり諦めがついて飛び立てる日は来るのでしょうか。

いや、そうじゃない。

貴方が離さなければいいの。
このまま私を連れ去って。
私と永遠を共にして。

11/11/2023, 10:10:03 AM

飛べない翼

あなたの所へは

あなたの想いへは

あなたの胸には

届かない

私の心の飛べない翼

11/11/2023, 10:06:16 AM

とっくに折れてしまって、地を這ってる。
 でも、泥だらけの手を取ってもらえたから、オレは幸せだ。
 愛してる人がいることが、こんなに嬉しいことだなんて知らなかったよ。
 おまえを失ったら、オレはダメになるんだろう。

11/11/2023, 10:04:41 AM

私の背についているのは、飛ぶことなんて出来やしない白くて小さな翼。
この世界の魔法使いには皆立派な翼がついていて、綺麗に器用に飛べることこそ1つの1人前の証だ。
私も兄弟子たちのように上手く飛べるようになりたいけど、こんな小さい翼では、それも難しいことだ。

「君の翼は白くて柔らかくて、美しい」

心にも無いお世辞を、師匠が言う。
そのさらさらの金髪に、宝石のように煌く碧眼の美少年の姿では想像も出来ない程、高難度の魔術をいとも簡単に操って分厚い魔導書を読んでいる。

「でも、私の羽は…」

「天使の羽、魔術は天使には使いこなせない、そう言いたいのかい?」

「……はい」

「大丈夫。どんな蕾にも花開く時は来る。焦らなくていいよ」

本棚から1冊、私の手元に魔導書が飛んでくる。

「君に出来ないことは確かに多い、でも君にしか出来ないこともあるよ」

呪文を唱えてご覧、師匠が私に促す。
ポケットから銀色の杖を取り出し、空中に一振り。

『』

空を切る杖は、ただ弧を描くだけ。
机の上のねずみは変わらず檻の中で鳴いていた。




.☆.。.:*・゚





この間、初めての友達が出来た。
と言っても、心から友達になろうと思ってなったんじゃない。
彼は、師匠に呪いをかけたとある強大な魔法使いの息子だった。
師匠の復讐を果たすために、私は師匠の命令で彼
に近づいたのだ。
彼は流石に優秀な魔法使いで、立派な黒い翼、強くて美しいほどの鮮やかな魔力、私の欲しいものを全て持っていた。明るくあっけらかんと笑う彼は話すのが好きらしく、懐に取り入るのにそう時間は掛からなかった。

「君は僕の自慢の弟子だよ。こんなに早く打ち解けるなんて」

復讐に狂った少年の目は、異様なほどにぎらぎらと光っている。

「さあ、今日も特訓だ」

「……はい」

『』

銀色の杖は、弧を描く。
カンテラに光は灯らない。

『』

白い貧相な羽が背中をくすぐる。

『』

息切れがしてきて、必死に肺に酸素を取り込む。
首筋に汗がつたうのがわかった。

「ああ、体力がそろそろ切れてきたようだね、今日は終わりにしようか」

そう言って、師匠は底の見えない笑顔を見せた。
この終わりがあるのかも分からない真っ暗闇の道の、行く末は知らされないままだ。




.☆.。.:*・゚




彼を騙して、人のいない草原に連れ出した。
今日はXデー。すうっと、肺に酸素を取り込んだ。

「ここで、一体何をするの?」

暢気な彼の声が響く。
それにはなにも答えないで、私は黒い宝石をポケットから取り出して、そのまま口に含んだ。

途端に、わっと周りに風が巻き起こった。
私の小さくて貧弱な羽は、雪のように真っ白くて美しい、大きくて立派な翼へと変わる。
私はそのままふわりと宙へ浮き上がった。

今の私ならやれる。
魔力がとんでもなく増えて、自由に飛べる今の私なら。


『』
 

「!!その呪文は…!!」

彼が大きく目を見開いた。
と同時に、彼の翼から幾つもの羽根が抜け落ちて、みるみるうちに前の私と同じようなみすぼらしい小さな翼に変わっていった。
私の唱えた呪文。
それは、魔法使いにとっては命とも言える、翼の力を奪う禁忌の呪文。

『』

『』

『』

煮え滾るように熱い血が、全身に行き渡る。
燃えるように熱くて、私は昂った気持ちが抑えられなかった。
ああ、もっと、もっと、もっと!!!


でも、その幻想は、長くは続かない。

途端に、口の中に、鉄臭い味が広がった。
口から漏れた涎を拭えば、それは赤くて。
意識がだんだんと混濁していき、ゆっくりと地が近づいてきた。
目の前が徐々に暗くなる中、彼が駆け寄ってくるのが見える。
その背にあるのは、とっくに呪いは解けて元通りの大きくて立派な翼。

結局、私は出来損ないだった。

モノの力を借りても、これっぽっちの結果しか出なかった。

師匠の望みも、果たせなかった。

でも、彼を傷つけずに済んだのはよかったのかもしれない。


君は素晴らしい魔法使いだ、最初で最後のお友達。

君ならどうか、復讐に取り憑かれた師匠を救えるはずです。どうか、どうか、助けてやって下さい。


こんなことしてごめんなさい。


魔力なんて欠片もなかった、
飛べない翼の天使の子。

今1人、静かに眠りについた。

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