飛べない翼』の作文集

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飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/12/2022, 9:15:18 AM

一人一人に翼は付いていて
努力し続けた人は夢に飛ぶ。
まだ、私は努力が足りない。

#飛べない翼

11/12/2022, 9:10:00 AM

短い小説 『飛べない翼』

 飛べない重い翼を抱え、泣きべそかいている鳥がいた。
 その鳥の近くで、小人が空中を遊泳していた。鳥は小人を羨ましそうに見つめる。小人は鳥の視線に気づき、話しかけてきた。
「どうしたんだい?僕を見つめて。僕上手に飛べてるかな」
 鳥は何も言わず、小人を睨む。
「…下手くそだった?」どうして睨むのか分からず小人は戸惑った。
「お前は羽が無いのに飛べるんだな」
「へ?」
「俺飛べないの」鳥は翼を広げ、鼻で笑いながら吐き捨てるように言った。「羽あるのに飛べないの。馬鹿だろ?」
「えー?そんなこと言わないで」小人は鳥の心情が分かり、即座に否定した。「むしろ、僕の方が馬鹿さ」
「何でそう思うんだよ」
「僕、飛べるのに飛ばなかったから」
「は?」
「僕、今まで人に甘えまくって自分で飛んで動いたりしなかったの。そのツケが回って、全然飛べなくなっちゃって。だから、恥ずかしかったけど死ぬ気で飛ぶ練習して、何とか飛べるようになった」
「…」
「君は…本当に君のその翼は飛べないの?」
「…」鳥は黙り込んでしまった。今の話で何か心当たりがあるような気がしたのだ。もしかしたら、本当は飛べるのではないのか。飛べないと勝手に決めつけてたのかも。
 小人はそんな鳥を後押しするかのように言った。
「一度練習してみたら?」

 鳥は小人の言葉を胸に、死ぬ気で飛ぶ練習をすることになった。

11/12/2022, 8:55:11 AM

夜にベランダから訪問してくる変人がいる。
たまにふらっときて飽きたら帰っていくという気まぐれ具合だ。

ベランダから?ふらっと?面識のない人が?夜に?となるだろうが、別に害はないのでそのままにしている。僕はめんどくさがりなんだ。

それで、僕の家はマンション。ついでに六階だ。だから変人は飛んできてるのだと思ってた。

人間離れした容姿だし、何より羽生えてるし。

しかし、違った。ある日月光浴していた時にわかった

変人は登ってきてた。

何をって、壁を。

他の住人のベランダを足場にしながらよじよじ登るならまだ「!?」ぐらいで済んだが、変人は壁を『たったった』だ。「!!!?????」ぐらいになっても無理はないだろう。

「君…羽…使わないの…」
「この羽飛べないんだよね!」
「そっか…」

どうやら、変人は思っていたよりずっと変人だったらしい

11/12/2022, 8:48:07 AM

🍀飛べない翼

左翼を失い右翼だけになってしまった。

落ちた左翼。
1枚の翼を手に取るとサラサラと崩れ無くなる。

機能をなくした左翼に片翼だけでは飛べない右翼。

意味が無い。

意味が無い天使。

意識しない間に右翼は白と黒の2色に染まり変わり
汚くなってしまった。

「その2色、綺麗だね。」

マントを着た誰かがそう言う。

「自分、汚いって思ってないよ。」

偏屈な態度で言い返す。

「はは、思ってなくてもね、顔に出てるよ。」

自分でも自覚していない「感情」に
誰かは気づいて気づかせてくる。

「……そうだね。汚いし、飛べなくなっちゃった。」

「……」

「……いっその事、右翼も切っちゃおうなか。」

「“も”?って何?左翼は自分で切っちゃったの?」

「どうなるかなって思って。でもどうもならなかった。死ねなかった。」

「死にたかったの?」

「うん。」

「なんで?」

「なんか疲れちゃった。何も考えたくなかった。」

「……」

「右翼切ったらどうなるかな。自分いなくなるかな。」

「ならないよ。」

誰かは強く言う。

「なんで言い切れるの?」

「……」

「なんで?」

もう一度問いかけると誰かは羽織っていたマントを脱いだ。

そこには、
翼が生えていなかった。

飛べない翼
飛べない天使

11/12/2022, 8:38:17 AM

飛べない翼は使い物にならないなんてそんな冷たい言葉を吐いた馬鹿を私はぶん殴る。
翼を優しく撫でて看病する。
大丈夫、また飛べるよ。

11/12/2022, 8:36:20 AM

飛べない翼を捥ぐ

捥ぐとまた生える

無駄に綺麗な、純白色の翼が

透き通った水色の空

夢見る翼を

今日も捥ぐ。

「飛びたかったなぁ、私も」


# 飛べない翼

11/12/2022, 8:32:15 AM

「ねえねえ、もし、飛べない翼が生えてきたとしたら、手術してとる?そのままにしておく?」
親友の最後の言葉だった。

11/12/2022, 7:58:59 AM

飛べない翼が空をかく
傷跡は星となった
歌えない嘴が風をすく
ため息はわた毛ととんだ
開かない眼が空をさす
まなざしは月をよんだ
うまれない命が風となり
産声は海へかえった

11/12/2022, 7:58:50 AM

飛べない翼


苦しい日々に

最悪の景色

暗い闇に

閉じ込められる

ような気がする。


こんな毎日は嫌

私はもっと


翼を持って

自由に羽ばたきたい


行きたい

生きたい





飛んだ





あれ。






落ちてる…?





そんな





こんなはずじゃ…

11/12/2022, 7:26:23 AM

飛べないに決まってる。
それは肉体にはくっついていないから。
単独で存在していたとしても、それ自体が動くわけてはないから。

11/12/2022, 7:24:22 AM

飛べない翼を持つ鳥はどのくらいいるのだろうか。
今頭に浮かぶのは、ペンギンとかダチョウとかだ。
では、なぜその鳥たちは飛べない翼を持つことを選択したのだろう、翼を持っていた方が自然界では有利なはずなのに。
ペンギンの翼に当たると骨が折れるらしい。水の中で素早く泳ぐためにそう進化したのだろう。他の飛べない鳥もそういう翼よりいい何かと交換でその能力を得て、その環境に適応してきたんだなぁ。   
「飛べない翼」

11/12/2022, 7:07:41 AM

「飛べない翼」

数千人が暮らす工場だらけの小さな小島
これが私の世界の全て
両親と出掛けるはずだった船の事故で二人を亡くし

私はそれから海が怖くていまだにこの島を出られないでいる

それから数年が経ちいつものように家で一人機械をいじっていた時
彼女が空から落ちて来た。

翼の生えた女の子左の翼から血を流して、私の家の裏ゾウゲばやし木で彼女は横たわっていた

翼の生えた鳥人、昔お母さんが本で読んでくれ、本物に出会うのは初めてのことだった

私は慌てて付き添いのロボットと彼女を運んだ

「おはよう目が覚めたんだ」「ここはどこ」「オウラフ島だよ南東の島、自己紹介がまだだったね私の名前はアンナ」「助けてくれてありがとうアンナ、私はフィオ、そうか私この近くを飛んでるときに撃たれてそれから…そうだ私が持ってた手紙はどこ」「手紙?ああ君の隣に置いてあるよ」「良かった、無事で」「大事なものなんだね」「私郵便の仕事をしているの早くこの手紙を届けに行かないと行けないんだけど」「君の翼はケガをしているの、何かに撃たれたようだったけど」「最近鳥人を捕まるやからが出てきて、逃げてる時に撃たれたんだと思う」「その怪我だと飛んで行くのは難しいと思う」「どうしよう、私の持ってる手紙を心待ちにしてる人たちがいるのに」「ねぇフィオ、良かったら、アンタの翼私が治してあげようか?」「え?ホントに!」「私こう見えてメカニックをやってるからその左の翼なんとか飛べるようにできるかも」「お願いアンナ私に手伝えることならなんでもするから私をまた飛べるようにして」「ああ、泣かないでフィオ大丈夫だから」「うんありがとうアンナ」「じゃあフィオ翼が治るまでお願いがあるの」「なに?」「島の外の話しを聞かせて欲しいの」

それから数ヶ月、私は左の翼を治しながらフィオと二人で過ごした、機械しか友達のいないような私にフィオは明るく話しかけてくれた
色んな話しを聞いた砂の荒野に湖の都市大きな世界樹、島から出られない私には彼女の話しは夢のようだった

「よし治った理論上はこれで飛べるこれで明日にはこの島を飛んでいけるよ」「ホントにありがとうアンナ」「ほら、泣かないで手紙を届けるんでしょう?」「うんありがとうアンナ私今日の晩ごはんうんと美味しいのつくるよ」
「ありがとうフィオ私あのリゾットが食べたい」「うんまかせて」

嫌だ、ホントは行って欲しくはない
ここにずっといて欲しい
彼女は飛んで行ってしまう
また、私はここに一人

でも約束したまた会おうと、彼女と約束した。
ずっとこの島から出るのが怖かった私を彼女が変えてくれた

約束するよ

またどこか遠くで会おう
私があなた翼を治したようにあなたは私に翼をくれた
失くしていた翼を
夢みる翼を。

11/12/2022, 6:50:40 AM

ずっと空を見てる

動けなくて 踏み出せなくて

いつも空を見上げてる


大きな水色が 私をすくいあげてくれるように
手を伸ばせるようになるまで

今はまだ ゆっくりでいい


#飛べない翼

11/12/2022, 6:38:31 AM

青空へ
  自由気ままに
   羽ばたきたい

 でもこの翼では
  飛べはしないの…

11/12/2022, 6:26:12 AM

飛べない翼
みんなそうだ。
飛べないから、仲間がいる
仲間がいるから毎日が楽しい。
そんな仲間も飛べない。
それでも毎日が楽しいならそれでいい。
それが1番いい。

11/12/2022, 6:14:44 AM

飛べない翼を持った僕は
飛べる翼を持つ君に憧れを抱いた

広い空から眺める景色はどんなだろう
同じ鳥なのにどうしてこうも違うのか
持っている才能の差があればあるほど
自分の無力さに打ちのめされていく
そんな僕に君は言った
「僕は空を飛ぶことしかできないが、君は早く走ることも水に潜ることも容易いだろう。君の持つ脚力が僕はとても羨ましい。」

君のその言葉が
劣等感は自分の持つ最高の才能だということを
教えてくれたのだ

11/12/2022, 5:40:38 AM

「飛べない翼」

今日のテーマに、少し違和感を覚える。

飛べない翼。しかし「飛べない」のは、翼を持つ何かであって、「翼」が飛べないのではないはずだ。日本語としてどうなのかと思う。

例えば、飛べない「飛行機の」翼だったらわかる。それは故障しているので、修理してほしい。とても危険だ。飛べない「鳥の」翼も、かわいそうなので、手当てをしてあげてほしい。ただ、鳥の場合は、もう一つの可能性もある。そう、「退化」だ。

退化とは、進化の過程で、生物体の器官や組織などが、縮小したり衰退したりすることだ。ペンギンやダチョウが飛べないのも、これにあたる。飛ぶより泳いだり走ったりする方が効率的だったので、翼を使わなかったら、そのうち飛べなくなりましたというわけだ。

人間だって、猿から進化する過程で、いろんなものが退化してきた。ただこれは、単にしっぽがなくなりました的な話だけでは済まないかもしれない。

世の中が便利になればなるほど、人間は動かなくなり、考えなくなってきている。ググればたいていのことはわかるので、辞書を引いたり、図書館に行って調べたりすることもない。スマホがあれば、知らない土地でも迷うことはないし、連絡帳に入力しているので、電話番号を覚える必要もない。漢字をどんどん忘れていってるのも、老化のせいだけではないような気がするのだ。

退化するかしないかは、生き延びる為に、必要かどうかだ。不必要な組織や器官にエネルギーを使うより、使わないものは切り捨てて、必要なものにエネルギーをまわした方が、生き延びる可能性が上がる。企業が、経営資源の集中とか、生産性の向上とかいう大義名分でリストラするように、生物も不必要な組織や器官を、何億年もかけて退化させてきたのだ。そしてそれは、これからも続く。

何もしなくても、何も考えなくても、機械が、システムが、AIが、人間をはるかに上回る精度でやってくれる世界。そんな世界で、人類は退化の一途を辿るしかないのではないだろうか。

未来の世界では、人間は人間ではないかもしれない。知らんけど。

11/12/2022, 5:15:23 AM

「才能という名の翼があるのに、それで飛べないんじゃ、翼がないのとおんなじよ。」

僕は、三年前に他界した母にそう言われて育った。
確かに僕は他の人より絵が上手く描ける。
絵画コンクールでよく入賞していたし、文化祭の絵も任されることがあった。
すると、みんな僕に聞くんだ。
「この絵に、どんな思いを込めましたか」って。
でも、決まって僕はその絵の説明ができなかった。
だから、次第に絵に関する依頼は拒否するようになった。

そんなある日、僕は先生に職員室呼び出された。
「今年の文化祭の絵を頼めないかしら。」
先生は僕が職員室に入るなりそう言った。
「いやです。」
僕は真顔で断った。
先生は想定の範囲内という顔をしていた。
周りの先生からはあきれたような空気が感じられる。
その呆れが僕に対するものなのか、先生に対するものなのか・・・
どちらにしても依頼を引き受けるつもりはない。
先生は少し悲しそうに僕の目を見た。
「なんで、そんなに絵が上手いのに絵を描かないの」
「翼がないから」
「え?」

「僕は母に、
  才能という名の翼があるのに、それで飛べないんじゃ、翼がないのとおんなじよ
  って言われて育ってきたんです。僕は、作品の説明が上手くできません。それじゃ、作品は伝わらない。
──飛べない翼は、翼がないのとおんなじなんです。」
先生の目の色が、悲しさから驚きに変わった。
そして、先生は優しい目をして僕に言った。
「翼は単品じゃ飛べないよ。翼は鳥がいるから飛べるんだよ。
 才能もそれだけじゃ飛べないよ。誰かに助けてもらわなきゃ。飛べない翼は、飛べるように工夫すればいいんだよ。
──飛べない翼は、翼がないわけじゃない。」

その一言で僕の人生は大きく変わった。
──飛べない翼は、翼がないわけじゃない。











#飛べない翼

11/12/2022, 5:00:13 AM

目につく物を掻き集めて
自分だけの翼をこしらえる

色も形もちぐはぐで
足りない所が山ほどある

今は まだ、飛べない


/ 飛べない翼

11/12/2022, 4:56:08 AM

飛べない翼なら

無理に飛ばなくていい

今はまだ

その時ではないから

今は羽をやすめて

その時を待とう

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