ノエル

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飛べない翼を持った僕は
飛べる翼を持つ君に憧れを抱いた

広い空から眺める景色はどんなだろう
同じ鳥なのにどうしてこうも違うのか
持っている才能の差があればあるほど
自分の無力さに打ちのめされていく
そんな僕に君は言った
「僕は空を飛ぶことしかできないが、君は早く走ることも水に潜ることも容易いだろう。君の持つ脚力が僕はとても羨ましい。」

君のその言葉が
劣等感は自分の持つ最高の才能だということを
教えてくれたのだ


11/12/2022, 6:14:44 AM