『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今年も白鳥が渡ってきた。
隊列を作り、大きく翼を広げて飛ぶ姿はとても優雅だ。
人に翼は無いけれど、飛べないとは不自由な事のように思える。
件のアレが蔓延する前は良く旅に出た。
札幌、京都、大阪、金沢、屋久島……沢山の場所を訪れた。
今は全く行けていない。
でも、この翼は本当に飛べないのだろうか。
ただ羽を休めているだけかもしれない。
いつかまた白鳥達のように自由に旅ができるまで。
私は、白い羽を授かった。それは、一定時間しか飛べなかった。ある日の事、私はいつもなら、一定時間しか飛べないけどなぜか、たくさん飛べるようになった。鏡を見て見ると、黒い羽だった。たくさん飛べるようになった。けど1つ困った事があった。それは、ガンが続くようになった。人には、羽がないけれど、きっと感情がみえたんだ。
閉じてはダメだ。
今は、飛ばなくていい。
でも、とにかく、開いておけ。
いいな?
黄色い口たちがかすかに頷くのを見て、両親はまた飛び立つ。
もう巣立ちは近い。この温まった家を出たら、強者だけの世界なのだ。
柔らかなその羽が、空を統べる日が来る。
さあ、開け。
「腹へったー」
「腹へったー」
※ツバメをイメージしてます。
【飛べない翼】
冷たい暗闇でうずくまる
飛べない翼を持つ
白い小さな鳥は
その翼をそっと広げる
いつか大空を
羽ばたくことを夢みて
飛べない翼
※私事です
前に書いていたアカウントが消えてしまって、
いただいたハートも消えてしまって、
結構落ち込んでいる。
飛べなくなった翼が背中に生えている。
今までのことは何だったんだろうと。
まあでもいっか。
再スタートだ。
これから飛べばいいさ。
パックのヨーグルトをひたすらに口に運ぶ君の心根の先に、なにが生まれたのだろう
君は私に、スプーンまで食んでと促した、熱からさらされた指の末端がぬるい
どろっとしたぬかるみを咥えても、酸っぱくて、にがくてあまい、ぬるい、それだけ
決して好き、には至らなくてそれどころか
きもちわるくて、それよりひどく胃もたれして、それでも君はすきだとばかり呟いている
君の愛している、の密度に犯されそうになる、ふたつの喉仏がずっと浮き立っていた
飛べない翼
私は、片翼を嵐でなくしてしまった。
もう飛ぶことも、助けを呼ぶことも出来ない
詩的表現は苦手だ。
けど、私なりにしっくりくる表現もある。残念だけど、そうでなものがある。
#飛べない翼
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飛べない翼?
絶対に飛ばなきゃ行けないの?
のんびり歩いて少し遠回りした方がいい事あるんじゃない?
人生でもそうだよ。周りがこうだから、じゃなくて
自分のペースを大切にしよ!
飛べない翼を
走れない足を
見えない目を
自然界なら淘汰されている
保護するのは
生かすことは
自己満足か
生かすのは
生きるのは
生まれてきたのは
何か意味があるはず
選ばれた君と
選ばれた私
私の罪悪感を
あなたができることで
忘れさせてほしい
愛しい君も
生きたいのだと
『飛べない翼』
「とべない翼」
狭い鳥籠の中に囚われて
自由を奪われ、羽ばたくことも禁じられ
何も無い鳥籠の中1人寂しく。
助けを呼ぶことも諦め
夢見ることも諦め
羽ばたくこともまた。
ただそこにいることしか出来ない
死んでないだけで、死ねないだけで
心は朽ち果てていた。
どうでもいいと思い始めた頃だろうか
私の翼も段々と羽が落ち小さくなっていった。
そして体も衰弱していった。
死を感じた時だった
やっと死ねるのだと、今まで死を望んできたはずなのに、いざ死ぬのだと思うと無性に生きたいと思ってしまう。
でも、生きたいと思ったところで、どうにもなりはしない。
翼は羽が落ち小さくなり、依然、鳥籠の中
心だけ動いたところでどうにもなりはしないと思った。
けれど、翼は心に応えてくれた。
羽がまた、生えそろい始め
以前にも増して大きな翼となった。
それはもう何処までも飛べるほどに大きな翼
それでもまだ鳥籠の中
しかし、鳥籠の扉は最初から空いていた
視野が狭くなり、鳥籠の扉は閉まっているのだと思い込んでいただけだった。
出てみようともせず、閉まっているのだと決めつけて、自分はなんと愚かだったのだろう
こんなにも自由に飛べたというのに。
飛べない翼
あなたの持っている、飛べない翼は何ですか?
心の奥に仕舞い込んだわたしの〜わたしの飛べない翼は、音楽家になること。飛び立って、ソリストとして活躍するのがわたしの仕舞い込んだ翼です。
持っている人、いない人。そして、持っていたことも忘れてしまった人。
思い出だして、翼を毛づくろいしてみるのも良いかも知れません。
未来に羽ばたくって、決めたあの日
僕のセカイは色に満ち溢れていた。
けれど、その後、悩みが降り注いで
その雨の1粒1粒が、重すぎて、
自ら、翼を切った。
だから、もう、飛べない
自由に空を飛ぶことを
夢見ていた
青い自分
いつしか
諦めることで
守る術を身に付けた
風切羽を無くした僕
飛べない翼
雲ひとつない青空。
冬のピンと張りつめた空気の中を歩くのが好きだ。
朝の冷たくて新しい空気を吸い込むと
身体の中がきれいに生まれ変わるみたい。
新しくなった身体で毎朝願う。
今日こそは前に 進めますように。
思い出から離れられますように。
あなたを忘れられますように。
そうやってまた
同じ朝を繰り返している。
-飛べない翼-
木彫り作家の友だちが片手間に作った「飛べない翼」という名のキーホルダーは、あまりに素敵なので観賞用として飾ってある。
それが昨日、飛んでいた。
そういえば。
使ってもらえないと飛んじゃうから気をつけてと言われていたっけ。
「飛べない翼」
翼がつかえないのなら
足であるく
あってない物、無用な物、見かけだけで機能しない物。
「あーぁ空飛んでみたいなぁ。」私が言うと彼女は
「なんで?」と言う
「自由に飛べるのって良くない?」私は彼女に問う
「あーぁ,良いかも。でもどうして急にそう思ったの?」
今度は彼女から問いかけてきた。
「うーん...。なんとなくかな笑」
本音を言った時の反応が恐いから濁した答えを言った。
私が空を飛んでみたい理由
自由があるから
私は無意識の自分を苦しめてる気がしている。
家族の期待
友達や先生からの期待
そして自分自身の期待。
全ての期待に応えられるように
"私が"頑張らないと
みんなからの期待されるってことが
嬉しかったはずなのに今はそれが辛い。
私がどんな行動をしても 鳥かごにいる鳥のように
広い世界に飛び立つことが出来ない。
「みんなの期待が辛い」
こんなこと言ってしまった時,
その空気に耐えられる気がしない。
私は飛べない翼を持っているみたい。
これ以上
ズタズタに切り裂かないように行動してきたけど,
その行動が逆に首を絞めていたみたい。
彼女は言った。
「あなたとわたしは違うから
あなたが考えてること完全に理解できる訳じゃないけど,
もし困ってるなら,迷ってるなら
助け求めてもいいんじゃないの?」
彼女の言葉は驚く程に心に響いて
少し軽くなった気がした。
「...うん,ありがとう。」
そうか助け求めてもいいのかな?
私の翼は今は飛べない翼なだけで
絶対に飛べない翼なんてあるはずない。
自由に空を飛べる日を目指して
今日も一日をすごしていく。
─────「飛べない翼」
もうじき 冬になることを
空は私たちに 報せてくれてる
私はそれを伝えたいのに
上手く伝える術を 知らない
伝えたいことが まだ伝えれてない
心の叫びがあるのに
言葉が見つからず 誰にも届かない
私は鶇 口をつぐんだ私は
別に 言いたいことがない訳じゃない
言葉にしたい思いが募るほど
どうしようもなくて どうしようもなく
鶇 鶇 私は鶫の唄を唄うだけで
この思いだけは伝わればいいのになと
悔いることも多いけれど
私は自由に気ままに この唄を口ずさむ
私は鶇 口をつぐんだ私は
意外に 強情に物事を見てみたいんだ
言葉に出来ない思いもあるけれど
この翼は決して飛べない翼ではない
鶇 鶇 心の空へと飛んでいこう
夢を語れる大人に私はなりたい
私は鶇 言いたいことを心に抱えてる
私は鶇 口をつぐんだ私は
別に 言いたいことがない訳じゃない
言葉にしたい思いが募るほど
どうしようもなくて どうしようもなく
鶇 鶇 私は鶫の唄を唄うだけで
鶇 鶇 私は鶇の唄を唄うだけ…
#飛べない翼