『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『飛べない翼』
墜ちてく
はばたいても
風にのれない
あの場所に帰りたい
ずっと
帰りたかった場所
もう
ボクは
帰れない
ボクは
ボクは
翼にちからを
飛べない翼。貴方が空を羽ばたく姿を…
見てられるだけで…私の翼には意味があるの。
ペンギンは
飛べない翼を持っている
ゆえに
大空を飛び回ることは
できない
空から見る絶景を
生涯、見ることはない
しかし、海にもぐれば
空を飛んでいるかのごとく
海を自由に泳ぐ
ペンギンは空を
飛ぶ努力をしない
自分が自由でいられる
海で生きる
自分らしく生きることの
大切さを
教えてくれている
題「飛べない翼」
飛べない翼
傷だらけの翼…
痛んで動けない…
大丈夫?
しんぱい…
手当てをして
…寝ずに看病
少しずつ…
良くなってきたの
ほんとうにほんとうに
よかった…
涙溢れて…
「飛べない飛べないってね、
あなたまず飛ぼうともしていないじゃない」
そんな言葉が思い浮かんだ。
私にはみんな楽しく飛んでいる―――みんなが楽しく日々を過ごしていて、自分ばかり地面にうずくまっている、と思った日々があった。
みんなは気楽に謳歌していそうに見えて、自分は惨めだと思った。
けれど、ある時気がついた。
みんな、苦労を表立って見せないようにしているのだろうな、と。
きっとみんな何かしら抱えているのだろう。それを見せないようにしている上で、更に努力をしているのだ。
それなのに、翼に重石がついているから。みんなより羽が小さいから。私には飛ぶ能力がないから。
などと理由をつけては、空を目指して飛ぼうとも―――幸せになるための努力もしなかったのだ。
いつか自分もいきなり幸せになれるのではないかと何もせず期待していたのだ。
そんなことに気がついてからは、見え方が変わった。
幸せそうにしているあの人も、もしかしたら辛い思いをした事があるかもしれない。
考え方も変わった。
辛い思いがあっても、きっと日々は楽しめる。そのために何をしたらいいのだろう?と、考えるようになったのだ。
飛ぼうとしなかったあの頃より、曲りなりにでも少しずつ飛べるようになったと感じる今は、ずっと楽しい。
飛べない翼
*飛べない翼
翼の折れた天使が私の前に落ちて来た。
君との出会いは、そうとしか表現出来ないくらい、私には胸が高鳴ることだった。
あの頃の私は翼のない飛べない鳥だったから。
不完全な君が、不完全だからこそ魅力的に見えた。
あれから長い時が過ぎた。
私は今も空に憧れるだけの翼のない鳥なのかな?
ー 飛べない翼 ー
野良猫と2人
屋根に座って
空を見上げれば
風が流れて
聞こえてくるのは
誰かの鼻歌
あの人のところまで
飛んでいきたい
黒い空の中
あの人が眠る
雲の上の
あの世界まで
ほんとに危険を察知した時、
飛び去れる位の飛行力があれば
生き残れるか、
その可愛らしい翼らしきもので泳げたらそれで不便なかったか、
戦える強い足があれば必要なかったか。
「飛べない鳥」と呼ばれる鳥は、
飛べない翼を持っている。
と言うよりは
飛ばなくなったという
理由があるらしい。
おいおい。そう言うことか。
大きくなれば
何でもできるつもりだったのに
大きくなるにつれ
自分が重くなって
飛ぶなんて考えもしなくなったのは
とりあえず、生きていけたから。
飛べないと思われる、私の翼よ。
多分
どこかに隠れてる、私の翼よ。
悪かった。
飛べない翼と
飛ばない翼じゃ大違いだった。
人の言うことより
自分を信じろ。わたし。
いざという時、
私のこの飛べない翼(多分あるはず)
無駄にはしない。
逃げきって、必ず生き残ってやる。
#飛べない翼 2022.11.11
【飛べない翼】
この言葉を聞いて、これしか浮かばなかった。
「飛べない豚はただの豚だ」
あの作品知ってる人なら、きっとわかるし思う。
豚だろが、俺は飛べる。
飛行機に乗って空高く飛べる豚。
飛ぶことをやめたら、ただの豚だ。
これは、私たちにもやっぱり当てはまる。
逃げるの楽。
こうやって書くのも楽。
隠れるのも楽。
だけどほんとは、?
翼があるから飛ぶの?
違う、
翼は、実は最初からある。
ただ、使い方を知らないだけ。
なら、使い方を見つけるだけ。
私達も、飛び方を知っていい。
飛び方は、知ることが出来る。
翼があろうと無かろうと
未来に進める事には変わりないだろうか
題 飛べない翼
「置いて行かないで、私の翼が折れているのが
見えないの?だから、助けて」
呆れる、考えるのを早々に放棄して
助けを求める自分に
自分に自信がなくて、現実主義。
安心を求めて物事を選択してしまうから、私は自由で充実感のある世界へは行けない。
もしかしたら私にも、可能性という名の翼があるかもしれないのに。
それを育てようとしないから、無意味で邪魔な、ただの飛べない翼となってしまうんだ。
足元に落ちていた羽を拾い上げる。光に透かせばきらきらと美しく輝く羽の持ち主は、無事に飛ぶことが出来たのだろうか。
しばらくくるくると回し、ごみ箱の中へと放り込む。
飛べない翼の一部にもなれなかったそれのことは、日常へ戻ればすぐに忘れてしまった。
頭上を何かが飛び去っていく。
飛べない翼
知ってた?
実は俺、天使なんだ。
翼だってある。君にだけ見せるよ。
ほら、本当だろ?
部屋の中だと窮屈だから、消すけど。
じゃあ、君を連れて、飛んでみろって?
それはできない。
これは、「飛べない翼」だから。
もう、俺は、仲間には会えないんだ。
人間を好きになったから。飛べなくなった。
ずっと、側にいてくれる、だって?
それは、飛べなくなった甲斐があったね。
お題 飛べない翼
輝いていたあの日々は
いつからか消えかけて
飛べない翼をつけたまま
未来に期待している
こんな自分は変わらぬまま
昨日を生きていた
飛べない翼なんていらない。
ずっとそう思ってた。
でも違う。
飛べなくてもできることがあるなら、
不器用な翼を思いっきり使って
できることをやればいい。
お題〈飛べない翼〉
♡300行きました!ありがとうございます😭
これからもよろしくお願いします(ㅅ´ ˘ `)
飛べない翼
「飛べない翼なんていらない
おまえの翼は飾り物か?」
そう言ったおまえは
今どうなってるんだい?
その背中に翼はもう生えてないよね
飛べない翼だって翼なんだよ
折れていたって破れていたって
いつかは重量に逆らって
赤い空へとまたたくんだ
僕が証明してみせたよ
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十九話」
志那達がマンションに来てから数日後、由里は章司の部屋に遊びに行こうとしていました。
「マンションの住人が一気に増えて、ますます楽しくなって来たなー」
由里がマンションの廊下を歩いていると、庭の掃除をしている志那を発見しました。
「志那は偉いねー。私はココに来てから掃除なんて自分の住居スペース以外しないもん」
「あ!由里だ。ちょっと、ちょっとー!」
「なぁーにー?」
「聞いてよー!ココの管理人、すごく意地悪で私に次々と雑用押し付けて来んのよ?あり得なくない?」
「えー、そうなんだ?でも、管理人はすごく良い人だから、そんなには押し付けては来ない筈だけど?」
由里は、志那はそんなに管理人に気に入られているのかなと思いました。
「志那ー、頑張れー!後でご褒美があるよー!」
「ご褒美なんて、もらった事無いよー!」
由里は、章司の部屋に行ってしまいました。
「章司、遊びに来たよー!」
「由里、来ましたね」
由里は、章司の部屋に入りました。
「ココに来てから、毎日遊び放題!勉強なんかしなくても、誰からも怒られない。サイコーじゃん!」
「たくさんの芸能人と同じ土地に暮らせるなんて、凄い事だし、現実世界じゃ有り得ない事ですよ!」
「推しに会えると良いんだけどな…推しが芸能人で良かったかも」
「芸能人だったら、スペックが高いってお墨付きがありますからね」
「志那は可哀想だねー。配信者なんて顔が見えないじゃん。実際はブサイクかも知れないんだし」
「由里は誰を応援していますか?」
「私は、あべの男子の斉木優人君!」
「僕は、曽池由衣花ですね」
二人は、嬉しそうに話していました。
「偶然にも、斉木君が窓の外の道を歩いていたら良いのにな…」
「そんな偶然が起きれば良いんですけどね。三次元国なんて、住人の大半は一般人ですから…」
章司は、窓の外を見ました。すると、並木道を歩いている優人と由衣花を発見しました。
「由里、大変です!斉木優人と由衣花ちゃんが歩いています!」
「ンな、まったまた……ウソー!!」
優人と由衣花は、二人並んで歩いていました。
「二人って、どう言う関係なの?!恋人?」
「実際、会って確かめないと…!」
「飛行術、使う?」
「使いましょう!ファンが居ても、飛行術の練習と言えば許してくれる筈です!」
推しに会えるかも知れないと言う状況に、二人は興奮していました。
「えーい、ココは空想の世界!ファンのしきたり守らなくても許される!」
「いざ、飛行術!」
窓を開けた二人は外へ飛び降りて、飛行術を使って芸能人二人の所へ飛んで行きました。
「…あ、あなたは…」
「由衣花ちゃん、僕はファンの田宮章司です!」
「斉木君、私はファンの星川由里です!」
「…え、えーと…ファンの子?」
「はい!そうです!いきなり現れて、すみませんでした!」
「お二人って、恋人同士なのでしょうか…?」
章司は、気になっていた事を優人と由衣花に聞きました。
「あの…違います」
「僕達、友人同士なんだ」
「良かったー!」
由里と章司は、二人が恋人関係で無い事を知り、安堵しました。
「こんな所で立ち話も難だから…カフェに行きませんか?」
「良いんですか…?!」
「ケーキが美味しい店、教えてあげるよ」
「本当ですか?!ありがとうございます!」
四人は、近くにある有名なカフェに行きました。
「うわぁ…雑誌で見たパンケーキ!」
「まさに、女性の中の女性に合うお店です!由衣花さんのような!」
「女性の中の女性…」
「まさに、由衣花さんの為にある言葉です!」
「私、小さかった頃は男の子になりたかったって言ったらびっくりする?」
章司は、時が止まったかのように硬直しました。
「でもね、女子高生の人に『男の子になってはいけません』って言われて、女の子らしく生きるように心がけたの。性を変えると不幸な人生になるって念押しされちゃって…」
「その道、選んで正解ですよ!」
章司は、熱い男になっていました。
由里と章司は、それぞれの推しに会えた事で、一生分の運を使ったんじゃないかと不安になる間も無く有頂天でした。
「この世の春って、こう言う事?」
Lucifer
その黒き雨で
私の罪を犯し
殺めて下さい…
私の罪業には
人を狂わして
壊してしまう…
この存在が 歪だから…
慈悲など必要は無い
貴女の手で裁きを…
躊躇など必要は無い
貴女の手で堕とし…
私の羽根を
引き裂き
二度と翔べない様
深く 堕として…
ボロボロでも
心配しないで
この翼は
君の肩を温める為のもの
飛ぶ為じゃない
「飛べない翼」
But, you can fly.