『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
飛べない翼
地上ギリギリを抜ける
低空飛行がやっとなの
自由に飛び回れる
そんな力があったらな
必死に風に乗ろうと
一生懸命羽ばたかせる
悠々と空を泳ぐ
そんなつもりになる
自由な羽を持つ人を
地上からそっと
見上げながら
自分の心が作った沢山の重石を
自らぶら下げて
飛べない翼を
悲しいと嘆いてる
飛べない翼は……
本当は……
飛ぶことを恐れてるやつの翼なんだよ
飛べない翼
飛べない鳥て事でしょ
鳥は飛べるけど前足ないし
無い分何か貰えるのが筋でしょ
じゃ何もかも無い私には
何かスゴい物が貰えてるんでしょ
それって何だよ
もはや神に選ばれた存在なんだわ
私はいやもう神かも
いやもう鳥かも
いやもう焼き鳥かも
もう旨すぎ命に感謝!!
ちっ!!!!
飛べない翼。
飛べない翼で
どこまで行こう。
飛べない翼で
どこまで行けるか
考えるが楽しい。
子供の頃の将来は
空が飛べる世の中に
なってたような?
そんな日を待つのも
楽しそう。
飛べない翼なんて無い。
形のない歌と一緒だ。
少女が想像する雪の積もった世界と同じだ。
もう、きっと、夏は死んだ。
代わりに、冬が咲いた。
似て異なる二つは、愛おしい。必ず、だ。
翼は必ずしも、飛ぶ為にあるものでは無い。
無題
今日もお月さまは綺麗で
今日もあなたはかっこよくて
私はいつもあなたに見とれていて
多分明日もあなたが好きで
『飛べない翼』
飛べない翼は意味がないの?
そんなことない。
私にもあなたにも目がある。
なのに、恥ずかしくて目を合わせられない。
けれども目は、相手の目を見るだけのものじゃない。
あなたと同じものを見せてくれる。
この世界をも、見せてくれる。
だから、飛べない翼にも意味はある。
自分の足で、一歩一歩、歩かせてくれる。
飛ぶことができる日を夢見させてくれる。
この世に意味のないものなんてないんだよ。
いつか翼が飛べるようになるまで、努力し続ければ…。
飛べることはとてもいい事だけど、
飛べない分自分の力で歩いて行ける
飛べない翼
僕はいいんだ それで
自分で考えれるし、自分で行動できる。
自由でしょう?なんでも本当に自由に出来るの。
ではなぜこんなに孤独なのでしょう?
心も肉体も魂もいつでも
娘と一緒に飛んでいく準備は出来てる
飛べない翼
飛べないことを嘆いても、キリがない
肉体の「翼」が飛べなくても
こころの「翼」がある
こころの「翼」が「飛べない」のは、
あなたの問題…
あなたが「飛べない」と思っているから
肉体の「翼」がどうであれ、
こころの「翼」は自由自在…
自らの捕らわれを緩めて、飛び立とう
安住の地を求めて
飛べない翼
私には
飛べない翼がある。
飛べたら
目の前に止まって
びっくりさせるのに。
飛べない翼でも
今より高い所に
行きたいから
思い切りジャンプ!
『飛べない翼があってもムダだ』、と
君は辛そうに呟く
でもね
飛べなくても
翼は翼
君を形作る大切なひとかけらなんだ
だから
“ムダ”なんて言わないで欲しい
きっといつかその翼は羽ばたいて
再び飛べる日がくる
僕はそう信じる
信じているから…
#飛べない翼
夜の空を
このまま
飛んでゆきたい
あなたの元へ
だけど
私の翼は
飛べない翼なんだ
もがいても
抗ってみても
変わらなかった
いつの日かきっと
あなたに会いに行く
あなたは驚くかな
少し想像して
小さく微笑んだ
飛べない翼を持った勇者が、貴女を救うために世界に羽ばたいて行った。その姿が、ズタボロなのに、とても、とても輝いて映った。
飛べない翼なんていらない
自由に飛べる翼が欲しい
そろそろ私を解放して
地を離れた踵は飛ぶことが出来なかった。
つま先を影が繋ぎ止めて。
『飛べない翼』
あと、一歩。
あと、一言。
あと少しが、言えない。
彼女は羽ばたけない。彼女は自分の芽に気づかない。毎日、ひっそりと美術室の片隅で言葉では表せないほどの美しきものを生み出す。彼女の芽に気づいているのは僕だけ。馬鹿な教師も、阿呆なクラスメイトも、誰も気づかない。
羽ばたかせたくない。飛べない翼のままでいい。いっその事、きみの翼をもいでしまおうか。……なんてね、冗談だよ。
「飛べない翼」