『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
🦊
いま僕、夢を見てるんだ!
だって本当は雲になんか乗れないでしょ?
あんなに太陽が近いんだよ!
あ!あそこにみんながいる!おーい!!
空の上だから地上には聞こえないか……
ん?誰かが僕の手を掴んでる?
うわっ……!!
そうして私は目を覚ました。
そばにはみんなが泣き疲れて寝ている。
私はやっと理解した。
そういや私、さっき死にかけたんだった!!あぶな!
風に乗って、どこまでも行くことが出来たらな。
「どこに行きたいの?」
「うぅん、人がいない森」
「どうして?」
「人と関わるのが辛いから」
「へぇ」
貴方は特に深く聞くことも無く、ただ短い返事を私に投げた。
「貴方は、どこにいきたい?」
「うーん、貴方のそばにいられるならどこでも」
「なにそれ。じゃあ、私が風に乗って、遠くへ行ってしまっても、探してくれる?」
「もっちろんよ!」
そういう貴方の笑顔は、とてもまぶしかった。
この時期は
情報集め
警戒す
風に乗ってくる
そいつは黄砂
お題☆風に乗って
隣の彼女からふわりと柔らかな匂いがした。シャンプーか、柔軟剤か、香水か。わからないけれど、尋常じゃない程どきどきして、けれどそれを素直に口にするのはなんだかあまりにあまりで。少し考えて、結局そっと一歩離れて歩くことにした。
"風に乗って"
私はいつのまにか歩いていた。
目の前にはどこまでも続く草原。
風に乗ってかすかに歌が聞こえる。
その聞こえてくる方向に歩いていくと、1人の青年が歌っていた。
青年は私に気づくと、「君は、迷子?ここは君のいていい場所じゃないよ。帰る場所、わかる?」と聞いてきた。
わかるわけがない。いつから、どこからこの場所にいるのかすらわからないのだから。
首を横に振ると、「向こうの光が出ているところに行ってみて。君のいるべき場所はそこにあるよ」という。
ぺこりと頭を下げ、光の指す方へと向かう。
眩しいような光の中を通り抜けると、病室の天井が見えた。
そこで気づく。
『私は死にかけていたのだ』と
あの青年は私を助けてくれたのだ。
イケメン猫ちゃんは
踊りの魔法の風に乗る。
動作のひとつひとつには
暗号のように意味が宿る。
風を舞台に
パラダイムの芽吹きを告げ
初夏の瑞々しさをつかまえる。
「風に乗って」
あなたは今、何になりたいですか?
私は今、風になりたいです。
この春風となって、
尊い人の所へと会いに行きたいのです。
気安くあなたに触れている風が羨ましくて
繋がった空に浮かぶ雲を
見上げるきみの瞳に映りたくて
私は、あなたに会いたいのです。
会いたい 会いたい 会いたい
会いたい 会いたい 会いたい
2024.4.29「風に乗って」
風に乗って
言葉じゃ伝えられないことを風に乗せて伝えることができればいいのに。
自己解決しがちな僕は自分の意見を言えない。
自分の考えなんて色々工夫すれば自分でなんとかできるから。
無意識に相手を優先させている。
でもたまにない?
何も風を凌ぐものがない時に吹く風にあたると。
声が聞こえること。
風の声って言うのかな。
風が鳴いてるって言うのかな。
わかんないけど何かを感じる。
もしかして、これって僕だけ?
あなたは思ったことない?
風に乗せて想いを伝えられたらって。
普通に空飛べたら便利だなって。
時には何も考えずに風にあたってみて。
もしかしたら、声が聞こえてくるかもしれないよ。
『風に乗って』飛んでくると非常に困る物...それはスギ花粉。スギは風によって花粉を遠くまで届ける風媒花と呼ばれる植物。スギには何の罪もないけれど、花粉症の身にとっては花粉の飛散時期はスギの事を少し恨めしく思ってしまいます。
それに対して『風に乗って』飛んでくると嬉しい物...それは桜の花びら。服に偶然くっついたまま一緒に帰った時は、ちょっと嬉しい気持ちになります。きっとそれは、桜からプレゼントを貰った気持ちになるからなのかもしれません。
もっと考えれば『風に乗って』飛んでくる嬉しい物や困る物は色々ありそうですね。
〜お題『風に乗って』〜
【風に乗って】
流行なんて関係ない
自分の風が流れる方へ進めばいい
風に乗って
ピアノの音が響く部屋の窓が開いていた。
カーテンが風に乗って音を靡かせている、
カーテンの隙間から映る誰かを見つめていた。
滑らかに動かされる指で鳴る音は、夏の暑さを表す、セミの大合唱すらと忘れるほど涼しかった。
「風に乗って」
小室圭ちゃうけど「Let it be」でしょうか。
人生にも2種類あります。
流れるように運命に身を任せる人生。
はたまた運命を自らの手で切り開く人生。
...以上、アインシュタインさんのお言葉でした。(残念、受け売りです!)。
私はケセラセラの「Let it be」な赴くままにの人生だね。
周りに影響されやすいからね。すぐ口癖とかうつるし。まあ自力で生きのびてきた人とかあんまいないでしょ。
そりゃ独立自尊もだいじだけどね?
辿り着く先に花を咲かせるたんぽぽが理想だねぇ。
風に乗って、っ。
しかし、人生をかけて運命を追い求めた確定論の人が言うのだからこれは深いね...。
『風に乗って』
ビュウと、一瞬、強い風が吹く。
その風に、持っていた手紙を巻き上げられてしまった。
風に連れ去られて行く手紙を、追いかけることも無く、だだ見つめる。
あの手紙が、彼の元に届くことは無いけれど、あのまま風に乗って、どこか遠くまで行かないだろうか。
私の想いと共に、遥か上空へと運んではくれないだろうか。
空よりも高い、ずっとずっと遠い彼方まで。
彼のいる、天国まで。
#風に乗って
今私に吹く風なんてない。
私が風を起こしてやる。
五月はもうすぐそこまで
春の暑過ぎる風に乗って
迫ってきている。
最近暑いね。
吹けば飛ぶような軽い想いです
だから、届かなくてなんぼです
なんて前置きをして予防線を張るの
だっせぇな、まじで
#風に乗って
風に揺られて
知らない街に行って
みたい。
カフェでお茶して
ショッピング。
楽しいだろうな。
もちろんひとりで!
今回のテーマは、「風に乗って」。
さて、どうしようと思っていたら懐かしい台詞を思い出した。
「乗りてえ風に遅れたヤツは間抜けってんだ」
【うしおととら 外伝 雷の舞】のとらの台詞だ。
人生において、誰しもチャンスは必ずあると言われている。
しかし、臆病風に吹かれて尻込みしてしまうことは少なくない。
変化というのは必ずしも良いことばかりではないと学習したり、挑戦したことが失敗に終わった経験等があると、余計に動けなくなってしまう。
しかし、自分自身を信じなくては、叶うものも叶わない。
怯える心に蓋をして勇気を持って踏み出し、自分自身を疑わず信じ切れば、その勇気の分風に乗って、想像以上の世界に行くことが出来るものなのかもしれない。
さて、上記の台詞の後も、とらの名台詞は続く。
「人間に化けている間に覚えたコトバ…【祈って待っとれば今にいいコトありマスヨ】」
「人間…いいコト教えてやらあ」
「待ってたっていいコトなんざねえよ」
言外にある、「待つな、行動しろ」という勇ましく力強い言葉に励まされているような気持ちになる。
とらの言葉をお守りに、今度こそは乗りたい風に乗ってみようか。
手紙を紙飛行機の形に折って、窓から投げた。紙飛行機は風に乗って飛んでいる。どうかこの想いが、あなたのところに届いてほしいです。
このちからどこでも行ける飛んでいこ太陽目指そ飛んでいこう
風に乗って