『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「風に乗って」
飛行機になって、風に乗る。
ヘリコプターになって、風に乗る。
鳥になって、風に乗る。
紙飛行機になって、風に乗る。
風船になって、風に乗る。
シャボン玉になって、風に乗る。
風に乗って、自由になる。
風に乗るって、楽しいな。
風に乗って海へ行く 清々しいなぁ。いい匂い 海の匂い
青空が気持ちよさを倍増させる 最高な日だなぁ
風に乗って旅をした小鳥の物語。
最近、よく見かける人間がいる。ボーイッシュで声も少し低いから最初は男性かと思われた。でもこの子は先輩?みたいなやつと同い年くらいの男子?の前だけ嬉しそうな顔をする。面白いからコイツらを見届けようと思ったんだ。女の子は先輩の前でグイグイと押す。まさに「好き」が溢れている。そんでそれを見ているコイツは幼馴染か?見るからに嫌がっていることが分かる。女の子は幼馴染に先輩の話をしてるのか。おいおい、それはまずいだろ女の子。コイツはお前のこと好きなんだぞ?そういう目で見てんのに、他の男の話するなんてよぉ。
最近、先輩と女の子の仲がギクシャクしてるな。俺が見てない間に何があったんだ?ちょっくら先輩の家を覗きに行くか。それから俺は風に乗って先輩の家へ向かった。結構女の子の家から離れてんだな。お、ちょうどいい。先輩の部屋が見えるじゃないか。ん?何見てんだアイツ。もうちょい近くに…
「好きです。突然のことで驚い…」
俺が読めたのはここまでだ。なんて書いてあんのかわかんねぇけど、もしかしてあの女の子が渡したものなのか?ギクシャクしてるのはそれが原因か。先輩、頭抱えてんじゃねぇか。先輩も女の子のこと、気にはしていたんだな。そうか、ここでカップルが出来んのか。じゃあ、幼馴染の家にもついでに飛んでいくか。
お、いたいた。なんだなんだ?今日は元気ねぇな。
なんかもぞもぞ呟いてんのか?音が聞こえるなぁ。
「アイツ、先輩に告白したのかよ。」
よくわかんねぇけどコクハクって言葉は聞こえたな。女の子か、やっぱり。コイツも可哀想だな。まぁ、また明日来てみるか。
ちょうど良かった。部活が終わったあとか。女の子…いた!あれ、なんか元気ないなぁ。体調崩したわけでもなさそうだし…ん?
「先輩からの応え、返ってきた」
センパイって言ってるな。もう返事返ってきたのか?お、幼馴染も出てきたな。先に家で待ち伏せしとくか。
おーきたきた。ん、あ、どうしたどうした。女の子が泣いちまったじゃねぇか。
「フラれちゃった」
なんだ、ダメだったのか?わかんねぇな、人間の言葉。
「上手くいかなくて良かった」
コイツらなんの会話してんだ?よくわかんないけど、コイツらがカップルになるのか?面白いからまた今度見に来るか。
小鳥は風に乗って飛び去った。
嵐のような女の子
いつも騒動の中心にいて
周りのバタバタを面白そうに
くりくりとした瞳で眺めていた
あざとい?
そんなのこの子に当てはまらない
充分一杯に傷付いてるのに
それでも不敵な微笑を口元にたたえる
僕の心を鷲掴みにして離さない
鮮やかな生き様だった
やがて風に乗って逝ってしまう
あまりにも慌ただしく
けれど雄々しく
今も忘れないよ
どんなに君が好きだろう
いつかまた巡り合う時が来たら
しっかりと手を掴み風に逆らう
離さない
君はどんな優しい目をして
僕のことを見るのだろう
あたしは、ふわふわ。空を飛んでいる。
見下ろす先には、あの男。
アイツは、あたし。あたしは、アイツ。
あたしは、アイツに殺された。
なんて、嘘。あたし、消えてあげたの。アイツとあたしが、完全に別たれる前に。
彼の隣に、女でないといられないと思ったんだよね。可哀想に。
でも、彼が、手を取ってくれたから。
ハッピーエンドまで、駆け抜けて。
風に乗って
烏のように
自由に道無き道を
飛んでいきたい
「「風に乗って」」
「風の気持ちよさは、私には知らなかった」
「風が、大嫌いだった」
「ある日、風に乗った夢を見た」
「この夢は、とても、いい夢だった」
「それから、私は、風が好きになった」
「その夢だけで、」
「風に乗って」
夜汽杏奈
風に乗って流れてくるものは
何だと思いますか
小鳥達の唄
誰かの想い
精霊や祖霊達の声
草木の揺れる音
遠い記憶
子供達の笑い声
ありとあらゆる粒子が
貴方の頬に触れる為に
共鳴する為に
風に乗って流れてくるのです
それは貴方が
世界に愛されている合図であり、証拠
突風に乗って 悩みが 吹いてきた
次の強風で 悩みよ 飛んでいけ。
追い風に乗って 試練が 飛んできた
次の追い風で 試練に 後押し 吹いてくれ。
春一番に乗って 恋心が 吹いてきた。
次のそよ風で 彼に 想いが 届けばなぁ。
季節風に乗って 新しい一年が やってきた。
次の風を 乗りこなして
私 大人になぁれ。
–風に乗って–
『 風に乗って』
風に乗って貴方の所まで飛んでいきたい
風に乗って
この間、ホームで電車を待ってた時に
ふわふわとタンポポの綿毛が
風に乗ってやってきた。
「こんなところにも種が飛ぶんだ〜」
と驚くとともに、不思議と柔らかい気持ちになった。
ふわふわと風に身を任せ、
種を遠くまで飛ばす。
日常でタンポポの綿毛をみると、
幸せな変化がおとずれる、らしい。
風に乗って会いに行く
未だ見た事ない君へ。
皆と別れて風の向くまま
誰か分からぬ君のもと。
悲しい、
泣きたい、
後ろ向き。
そんなとき。
君の足元に黄色い花を咲かすかだろう。
待っていて。
今行く。
もう着く。
大丈夫。
下を向いた、
涙を落とす、
そんなとき。
いくら小さくてもはっとするような
黄色い花を。
君の潤んだ瞳に送るだろう。
「風に乗って」
遠くの彼方に
風に乗って
私の想いを乗せて
飛んでいく
誰でもいいから
届かないかな
途中で川に落ちたりしないかな?
もしそうだとしても
流れて行けばいいもんね
明るくいこ!
明るく!
そんなことを考えながら
また
歩き始める
何処か遠い所へ行きたい
私を知らない人でいっぱいの所がいい
新しい環境の中で一人になりたい
そうしたらきっと
【風に乗って】
・風に乗って
風化した思い出
ボロボロになって
もうわからない
いっそのこと
この冷たい風と
どこかへ行ってしまえば
『風にの乗って』
「私の想いを風にのせて
他の誰よりも貴方に届いてください。」
みたいな青春をもう一度したいな
【風に乗って】
ふわりふわりと
飛ばされて行く
それはまるで蒲公英の綿毛の様に
ひらりひらりと
落ちて行く
それはまるで鳥の羽の様に
今日も僕は風に乗って
自由を求めて
飛んで行く
嗚呼、この苦しみから
解き放たれる時は来るのだろうか!
『風に乗って』
濁りなき
優しき音色
風に乗り
悔ゆる心に
射し込む光
公共料金はいらないけど非力で
でも虫や葉っぱに愛されてる
自然界のバス。
迷惑なことも多いかも知れないけど
乗ってみると結構いいよなァ。
⚪︎風に乗って
お題 風に乗って
まだ見たことの無い風景を探しながら
風に乗って髪をなびかせて
長い長い旅に出る
道端に咲いてる花の様に
前向きな人生つかみたい