あたしは、ふわふわ。空を飛んでいる。 見下ろす先には、あの男。 アイツは、あたし。あたしは、アイツ。 あたしは、アイツに殺された。 なんて、嘘。あたし、消えてあげたの。アイツとあたしが、完全に別たれる前に。 彼の隣に、女でないといられないと思ったんだよね。可哀想に。 でも、彼が、手を取ってくれたから。 ハッピーエンドまで、駆け抜けて。
4/29/2023, 10:34:58 AM