『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雫
テーマが難しい…
思い浮かぶのは
葉っぱについた朝露と
人の名前だ
どちらも可愛いらしい
それ以上でもそれ以下でもない
屋上の扉を開けると花曇りの空が広がっている。
そこにぽつんと一人の生徒が立っていた。
彼女は目をつむり雨の中傘もささず上を見上げていた。それが何故か妙に美しくて哀しかった。
「……ねぇ、風邪引いちゃうよ?」
まるでいつの間にか消えてしまいそうな彼女にぼくは思わず声をかけた。
すると彼女ははっと目を見ひらいた。
「……大丈夫、です。」
明らかに拒絶された。でもなぜかほうっておいてはだめだと僕の脳内が警告する。
「ぼくもそこにいってもいい?」
思わず繋ぎ止めたくて、意味がわからない言葉が出た。彼女もキョトンとしている。
「なんで?」
「……雨…雨がやまないから?」
疑問形になってしまった。あまり話したことがないのにこんなことを言われてきっと戸惑うだろう。ぼくも戸惑っている。どうしたらいいんだろう、この空気。
「……っふっ…ふふ」
絶妙な空気を破ったのは彼女からだった。
思わずと言った笑い声にぼくは目を見開いた。
「なんで、急に…っふふ。あーおかしいな」
笑っている彼女の目から一つの雫が落ちた。
「誰も来なくて、独りぼっちみたいだなっておもったんだねど、君がきてくれるとは思わなかった。ふふ、ありがとう」
涙を流しながら晴れやかに笑う彼女の上には、淡い虹が架かっていて、綺麗で、ぼくは見惚れてしまった。
「君の名前をぼくに教えてくれませんか?」
一目惚れをした青年の物語が今、始まった。
#雫
”雫“
私は雨が好きだ
結構な1人は雨が嫌いな1人が多い
お母さんが言っていた
私の名前の由来
私が産まれる日
土砂降りの雨が降っていた
雷も鳴っていて
嵐のような天気だったそう
私が産まれたすぐに
空には虹がかかるほどお天気になったらしい
母が病室に戻り窓の外をみていると
紫陽花の葉に小さいカタツムリが
気持ち良さそうに
陽の光を浴びていたらしい
それはまるで額縁の中の絵のように
きれいな景色だったと
そしてそのカタツムリの上から
ひと粒の雫が落ちた
カタツムリは気持ち良さそうに
頭を天に向けたらしい
お母さんはそれを見て
この子にも誰かの乾いた心に
ひと粒の雫で幸せにしてあげられるような
いつでも笑顔で優しい人になってほしいと
“雫”と決めたそうだった。
だから私は雨が好きだ
雨が上がった後は
たくさんの雫で乾いた心に
幸せの雫をあげられるから
雫#58
ねぇ、わたしどうしちゃったのかな。
あの人の顔を思い出せないよ。
あんなに好きだったはずなのに、あの夏の夜に全部全部無くしちゃったもんね。
わたしが悪いんだけどさ。
あれ、なんで雫が垂れてくるのかな。
おかしいなぁ…この感情は去年に置いてきたはずなのに。好きの感情も、後悔の涙も。
傘させば 街灯道の シャンデリア 白雨の光 乱反射して
お題「雫」
雫💧
雨上がりの
晴れた空を眺めながら
雫が奏でる
心地よい音色に
笑がでる
今日は 何か良いことがありそうだ👍
雫
濡れたコンクリート、傘、湿り気、雨を愛するひとと話がしたい。ポツリポツリ滴るリズムに単語を乗せて、虹が出るまで一緒にいたい。
お題:雫
雫というと、朝方ポトスの葉っぱの先から出ている小さな雫を思い出す。
今はまだ気温が低めなので、水を上げてもスンッてしてるけど、5月以降の温かい日に水を上げると、翌朝には若葉から雫が出ていて、見たこちらも「おーちゃんと水吸ってる」とうれしくなる。
5月になったらちゃんと植え替えしないとなあ。
雫と聞くとどこか美しいイメージがある。
でも、たくさんの雫が集まると雨になる。それはさながらキングス○イムのように。つまり、雫はス○イムである。美しいというよりはかわいいだ。
……いや、なんでもない。
たくさんの雫が集まると雨になる。今日の天気のように。
雨も悪くはないけど、やっぱり晴れが好きなんだよね。
明日は天気になぁれ。
『雫』
とある夏の雨の日、私は一人田舎の家にいた。家には私の他に誰もいなくて、いるとすればそこらを彷徨いているムカデくらいだった。読む本も無くなってしまい、私は非常に退屈していた。やがて雨が上がると、大雨が去って安堵の溜め息をつく茂みから滴る雫を、私は縁側に寝そべって、ただただ眺めていた。
顎を伝う雫すら彼をより美しくしている。
前世でどんな徳を積んだのかはたまた
神様が利き手で作ったのか
それくらい彼は美しい。
かっこいいとかイケメンとかで表しちゃいけないくらい
綺麗な顔をしている。
そんな彼は同じクラスの男の子。
窓際の席に座る彼を
私は密かに見つめてる。
彼の横顔も日光に照らされて
綺麗だった。
明日も明後日も彼に会いに学校に行く
─────『雫』
月曜朝の不安はいつものように、心のどこかしらに居座ってる。
もう何千回も繰り返してきた月曜日。
当たり前のようにやってくる月曜日。
特に何がある訳でもない。他の曜日と何ら変わらない。
それでも、自由で楽しい週末を過ごして、たぶん昨日の夜辺りからずっと、不安の雫が心に少しずつ落ち続け、朝を迎えた今、それがいっぱいになって零れ落ちる。
そんな感じ。その雫の成分は分からない。
そんな時は、今日がいつもと変わらない普通の一日だと自分に言い聞かせる。
こんな日をもう数え切れないほど過ごしてきた。
その積み重ねで今ここにいる。
もっと積み重ねよう。もっと経験値を上げよう。
少なくとも、右も左も分からない初めての日々はもう過ぎた。
あの頃の不安に比べれば、きっとこれは幻みたいなもの。
すべてがうまくいく、とは思えなくても、すべてが何とかなる、とは思えるくらい生きてきた。
思い込みを取っ払って、まあいいかをモットーに、足るを知れば最強だ。
そうすれば、もしもまた初めての場面を迎えても何とかなる。
何とか出来るなら、これからも生きていける。
だから、今日という日も、この月曜日の朝もやり過ごそう。
ほら、いつもと変わらない満員電車。
職場に着いたら皆に挨拶して、ワクワクはしないけど、それなりにやりがいのある仕事に取り掛かろう。
その頃にはもう、今朝の不安はどこへやら。
やっぱりあれは、ただの幻なのかもしれない。
〝雫〟
雨が上がったあとは、そこらじゅうに雫が付いている。
小さな身体の中に世界を映し出していて、
沢山の世界が、私の前にある。
小さな風、落ちる瞬間。
一秒一秒、映る世界は様相を変えていく。
ふと、七色の光が映し出された。
青くなった空には、大きな虹がかかっている。
雫に映るこの色を、煌めきを、瞳に焼きつけよう。
ひとしずく魂燃やす水がある乾杯の音よろこびの夏
雫
わずかなもの
貴重なもの
かけがえのないもの
はかないもの
美しいもの
ひと粒に街を丸ごと閉じ込めて 葉っぱの先から共に落ちる
雫
きゅっ と蛇口をしめる音がした
止めたあとも雫は落ち続ける
この一雫一雫が私の寿命かもしれない
ぽつり、ポツリ。着実に時を刻む
外が暖かくなってきて、少し激しい運動をすると汗の雫がぽたり。火照った身体に冷たいお茶と風がとても気持ちよいです。もうすぐ、緑の綺麗な初夏でしょうか。
真っ白なTシャツに落ちた一雫の墨汁
その墨汁に僕自身を視ているようだった
自意識全開な僕
テーマ:雫
あぁ、なんて素敵な人なの……
私…ここまで素敵な人、見たことない
ねぇ、あなたはどうしたら私を好きになるの?
顔?仕草?それとも体?
わたし…あなたのためならどんなことでも出来そう
あなたが求めるなら、私はどんな痛みにも耐えて
あなたの前では目から雫をこぼさないよ