『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今年は雪降らないかな。クリスマスに降ったらロマンチックなんだけどね。仕方がないから、バレンタインに降って欲しいな。ホワイトバレンタインがいい。本命チョコを渡して仲良くなりたいな。そうだ思い出した。
「私、彼氏も好きな人も居ない。クリぼっちだし本命チョコあげる人もいなかった。」
お題『雪を待つ』
雪を待つ。
待てども待てども降りはしない。
「雪は降ってないけど寒いから…」と、手を繋ぐお誘いをした。
「…暑かったら繋いでくれないの?」
いじわるだけど、可愛い。
手を繋ぎ、歩く。
ほどなくして空からはらはらなにかが降りてくる。
「雪だ!」
君が嬉しそうに言う。
雪を見つめる君の嬉しそうな横顔。
君にかかれば雪もきらきら輝いて見える。
去年までと違って寒いだけじゃない冬がやってきた。
231215 雪を待つ
雪を待つ
ここはとある洒落たBAR。
ここは“お客様”一人一人に合わせた、特別なカクテルを作る特殊なBAR。
特別なカクテルは皆さんが、よく知っているカクテルではなくて、その人にあった物語の名前が付いたカクテルを出している。
例えば、『イルミネーション』や『愛を注いで』などの面白い名前が付いているカクテルを出しています。
マスターはグラスを磨きながら、本日の“お客様”を待ちます。
カランカラン.......
おや?本日も“お客様”がお見えになったそうです。
マスターは“お客様”を席に着かせて、その人にあったカクテルを作りまじめました。
本日のカクテルは『雪を待つ』という、白色と銀色を合わせたようなカクテルを“お客様”に出しました。
マスターは戸惑う“お客様”ににこりと微笑むと、カクテルについて説明をしました。
“お客様”は戸惑いながら、グラスを傾けました。
優しくにこりと微笑むマスターの前で、“お客様”は目を閉じ眠っていました。
マスターは気にせず、“お客様”が起きるまでグラスを磨き続けていました。
数分後に“お客様”は目を覚まして、マスターと少し話していました。その一杯で満足した“お客様”は扉に手をかけ、BARを後にしました。
マスターは
「 今夜はもう閉店でございます。
またのお越しを楽しみにしております。
お客様 」
と言い、“お客様”が見えなくなるまで頭を下げていました。
“お客様”が見えなくなった時、マスターの顔から笑みが消えました。
すみませんお客様。
今日は
《閉店》
と申しましたよね...?
なので。
お帰りならないと私は店を閉められません。
帰れるうちに帰る事をおすすめしますよ...
ほら、『雪を待つ』事をしないでお帰りください
#雪を待つ
鈴の音が聴こえる
淡墨の空から…
誰かが呼んだような気がした
煌めく波の向こう
頬を刺す風に
涙さえ凍てついて
心は熱を失っていた
いっそ眠ってしまおう
生きることを諦めてしまうなら
白く舞い降りてくる
六花に埋もれあなたとの思い出を
生きる糧にしながら
眠れるその時を待とう
雪が新しい春を連れてくる
その日まで
雪が降ると、面倒だ。車の雪かきをしないといけないし、寒さの対策もしないといけない。でも今年の雪は楽しみだ。真っ白な雪景色をあなたと見たいから、今日も雪を待つ。
『雪』
昔は、雪よ降れとずっと言っていた。そして、雪が降れば飛び跳ねるように雪に向かっていった。最近は、雪よ降れとも言わなくなった。逆に寒いから降らないでくれと思うばかりだ。でも、近年は、雪が降れば面白いのではないかと思い始めた。なので、今年の雪を待とうと思う。
「雪を待つ」
私は雪が嫌いだ。寒いし、道路状態は悪くなるし、交通機関にも影響が出る。
でも、出会って最初の冬、あなたと雪の日に雪だるまを作った時から雪も嫌いじゃなくなった。
今年はいつあなたと雪遊びができるだろうか。
真っ白な景色を、久しぶりに見てみたい
それで、その後は
子供みたいに、大きな大きな雪だるまを作ろうか
---二作目---
ふわりふわりと、雪が舞い散る様子を見るのが、俺は好きだった。
...寒すぎて外に出る気にはなれなかったけれど。
...でも、今は少しだけ雪降る時間に外に出たいなと思えるようになった。
あいつが、俺の手を引きながら、珍しくはしゃいでいる姿を見るのが、この上なく愛おしいと思うから。
だから今年は、雪が沢山降ってくくれればいい。
そう思うのだ。
#雪を待つ
150作目
雪が降って
世界が
真っ白になったら
私の息も
真っ白になって
言葉も綺麗に
白くならないかな
こたつで寝落ちたことに気付いたのは
午前一時をまわる頃だった
一応スマホを見るけどやっぱり返事は無くて、
ウェザーニュースが朝の雪予報だけ教えてくれた
止まってしまった音楽をつけなおして
またこたつに潜る
12月25日
どうせ君は来ないから、雪を待つ
『雪を待つ』
冬
朝焼けの霜
落ちるつららの雫
煌めくイルミネーション
あなたが零す白い息
朧気なとある真冬のきおく
だから私は
今日も
雪を待つ
「ああ、自由だ。」
この季節になると、私は空を飛べるようになる。
仲間とともに、青い空をめざして。
私は雪を待つ雪虫。
#雪を待つ
雪なんて、待ったことないが、聞いた話がある。
雪国から、南国の子供達に雪だるまを送る話だ。
雪だるま型の発泡スチロールに入れて送るらしい。
なんて、素敵な話だと感心した。
初めて、雪にさわる子もいるだろう。
今年も、待っている子がいるはずだ。
はぁっと息を吐く。白いもやが出てくる。
「もう冬か……」
小さく呟く。
空を見上げると、白い雲が空全体を覆っていた。
いつ雪が降ってもおかしくない。
もしかしたら明日降るかもしれない。
そんな期待を覚えた。
だが疲労のせいか、もう何も考えたくない。
帰路までの歩く速度を速めた。
12月になったからすきな人と、いたいしいつか一緒に行きたい冬でーとを
雪を待つ
いやいや待ちません。が大人になってからの本音
スタッドレスに替えて準備はOK
でも毎年大雪にならないことを祈る
10年近く前の大雪
在宅勤務のざの字もない時代
いつもなら20分くらいの片道を1時間以上かけて
自分頑張った!皆頑張った!(笑)
今なら在宅勤務ができるからまだよいかな
出掛けないなら雪もよいか
一面銀世界も悪くない
深々と周りの音を包み込みながら降る雪
空から雪が落ちてくるのか
自分が空に向かって上がっているのか
音のない世界にいるような
そんな錯覚をする日
そんな日を待つ
雪を待つ。
雪は冷たくて白くて綺麗。
俺とは大違いだね
どんよりと曇った空。
たまに吹く木枯らしがすぐ側で枯れ葉をくるくる回す。
冬だ。
ほぅと吐く息は真っ白で、鼻は真っ赤に冷たくなっている。
寒い。
つい、と視線を空にやった。
ねずみ色の雲が静かに蠢いている。
ほぅ、とまた息を吐いた。
私はこの雲を知っている。
毎年この時期になると空を覆う分厚い雲。
もうほんの少し寒くなれば空からちらちらと埃みたいな雪が落ちてくるのだ。
そうすればなんとなくこの寒さが和らぐ気がした。
早く落ちてこい。
早く、ここに。
【雪を待つ】
冬になると白い女が現れる
触ると溶けてしまいそう…
もう会えなくなると思うと辛いけど
触れたいなぁ
昔ね
まだ子どもだった頃
朝起きて 一面の雪景色だった時
寒いのも忘れて
一番最初に足跡をつけるのが
大好きだった
振り向くと
私の足跡が残っている
雪景色が
ワクワクするほど
嬉しくて
大人になったから
そんなふうに楽しめないけど
誰も踏んでいない雪の上を
歩くのが好き
雪よ 降れ!!
雪よ 積もれ!!
一面を雪景色にしておくれ!!