『雨に佇む』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雨に佇む
荒ぶる人
雨に佇み 打ちひしがれ 求めるものは
安らぎだったのでしょね
どうぞ あなたの求めた 安息の日々を
私の傍らで 過ごして下さい
もう はぐれることは ないでしょう
あなたの 愛は 生きていますよ
君と出会った日
君と別れた日
その日って雨の日だったね
だから雨の日になると思い出すだよ君の事
同じ場所で雨が降っていたら君とやり直せるとこは出来るのかな?
雨に佇む影が
一つ二つと音も無く消えていく
まるでどこかに
吸い込まれていくように
初めからその場に
いなかったかのように
雨に佇む
本当にイベントある時って
だいたい雨。
でも逢いに行くなら
雨なんて
気にしない。
お気に入りの傘があれば
雨に佇むのも
幸せな気分。
笑い飛ばせぬ時もある
憎しみに満ちる時もある
嘆くが届かぬ時もある
力不足な僕には
きっと何もできはしないが
溶かし込まれた君の泪を
落とし込まれた君の雫を
佇み、少しだけ拾わせて
雨に乗せて、僕に届けて
髪の先から落ちる滴も
根を張ったように動かなくなった両脚も
脱力する指先も
見上げた曇天も
理由なんかなくて
ただ頬を伝う温かい雨が
重苦しい心を優しく溶かすようだった
『雨に佇む』
くらくて
しずかなところがいい
あたらしいわたし
しゃべらなくてもへいき
あのひとと
おだやかにいられたら
寂しくて
悲しくて
辛すぎて
侘しくて
切なくて
雨に佇む
今日の結果は昨日までの自分の成果
「今日はついてないなぁ」
そんなこと言ってるうちは
良いことなんか起きねんだ
匠塾
#雨に佇む
ドラマならあるよねー
傘もささず大雨の中、ポツン…って。
ちょっと現実的にするのは痛々しいねー
けど、真っ黒な塊を落としてくれるなら…まあいいかな
電車に揺られ
夢の中
何ていい夢なんだろう
晴れた日に
大好きなあなたが横に居て
沢山笑ってる
目が覚めると
外は土砂降り
憂鬱な気分に突き落とされ
傘も持たず 雨に佇む
何も上手くいかなくて
誰もいなくて
ただ寂しかった。
雨に佇む
教室の窓から雨が降っているのが見える。
かなりの土砂降り
傘、持ってきてないんだけどな…
天気予報では雨が降るなんて言ってなかったのに。
夏だから仕方ないかな。なんて考え事しながら外を見てたら先生に当てられた。
あぁ、最悪。雨も降るし当てられるし、ついてない!!
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ホームルームが終わって、下校の時間。
さっきより雨の勢いはマシになったけど、傘無しで帰るのは嫌だな。濡れるし…
と思い昇降口で雨が止むのを待つけど、なかなか止む
気配がない。
今から帰るであろうカップルは、仲良く相合い傘をして帰ろうとしている。
はぁ…こんな雨の中でも相合い傘して帰ると気分上がるのかな?なんて心の中で思う。
このままじゃ帰れないかもしれない…そう思って俯いていると
『おい』
後ろから声をかけられた
振り返るとうちのクラスのイケメンで人気者がいた
な、なに??急に声かけられたんだけど。
私なんかした…?
頭の中がプチパニックでいると、
『傘ないの?』
そう聞かれた。
同じクラスではあるけど全然話したことがないから、目を合わせられずにオドオドして
「あ、うん。傘忘れちゃって…。」と答えると
小さくふぅーん、と言う声が聞こえた後、
『じゃあ、傘貸すよ』
そう言って私に黒い傘を渡してきた。
え?とびっくりしていると
『俺、家すぐそこだし、これくらいの雨慣れてるから。
俺サッカー部じゃん??雨の中でも練習してるから、傘無しでも全然平気』
と言ってきた。
え、でも…そう言いかけていると、彼は走っていった。
「え、ちょっと待って!!!」
そう言うと振り返って
『明日返してくれれば良いから!』そう言いながら帰っていった。
え、本当に貸りて良いのかな、と考えている間に彼はどんどん遠くなる。
走っても追いつかなそうだし…
私は彼の大きな背中に向かって
「ありがとう!!」と叫んだ。
彼に私の声が届いたのか後ろ向きだけど手を振ってくれた。
冷たい空気とは反対に、私の心は温かくなった。
冷たい。
止むことのなさそうな雨。
頬を下垂れてゆく。
もう忘れよう、あの人のことも
冷たい。冷たい。
思い出しただけで涙が頬を撫でる。
明日こそ晴れたらいいな
虹が出ることを願って。
雨に佇む
僕も君も。
雨は冷たいけど
濡れていたいの。
あなたの温もりを
流すから。
思い出も涙も
流すから♬
そーれーなー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
#雨に佇む
#雨
#森高千里
突然大粒の雨が降り出した
「天気予報では一日晴れって言ってたのに…」
そんな文句を零しながら急いで雨宿りができる場所を探す
一番最初に目に付いたケーキ屋さんのテントの下に避難する
「寒っ…」
季節は11月、暦上では冬の始まりだ
体に着いた大粒の雨を払い、止むことのなさそうな黒く淀んだ空を睨んだ
「何怖い顔してんの?」
突然。天気にそぐわない明るい声が聞こえた
声のした方を見ると見知った青年が笑顔でこちらを見ている
「なんでお前がここにいるんだよ」
「なんでって、ここ俺の家だし」
「は?家?」
「うん、俺の実家ケーキ屋なの」
そう自慢げに言った彼は言葉を続けた
「んで、君こそなんでここにいんの?」
目の前で大きな音を立てて降る雨とびしょびしょになったこの姿を見れば分かりそうなものだが、察しの悪いこいつは分からないのだろう
「雨宿り、急に降られたから傘とか持ってなくて」
「あー、雨すごいもんね」
彼は一瞬考えるような素振りをして
「じゃあ、うちでケーキ食べてく?」
「…へ?」
唐突な提案に驚いて変な声が出た
「だから、雨やまなそうだし、ここうちだし、雨宿りできるし、ちょうど良くね?」
確かにこいつの言っていることは一理ある
でも、このままここにいてもどうにもならないだろうし
「あー、うん、そうだなお願いするわ」
「よっしゃ!そうと決まれば!」
そう言うと彼は満面の笑みで手を引いて、店に入っていこうとする
「何ケーキがいい?今の時期のおすすめは…」
「ちょっ、ちょっとまって、その前に!」
「その前に?」
「…タオル貸してくれ」
前髪から大きな水滴が繋いでいる手にこぼれ落ちた
お題:『雨に佇む』
人生やり直せねぇなんて言う奴はな
やり直す気のねぇヤロウか
結果を急ぐせっかち野郎だけだ
僕のヒーローアカデミア ゴリラ刑事
雨に佇む
雨に佇むのは 林檎
枝に採りのこされた ひとつ
ほんのり紅い 林檎
あなたを待っている わたし
傘を持ってくるのを忘れた。
生憎私は相合い傘なんてものを
してくれるような彼氏、
いや友達も持ってないし、
この学校から家までの距離も相当ある。
あたりが暗くなってく。
雨が強まる。
とりあえず一歩踏み出してみる。
小さい頃の、誰もいない雨の夜の歪んだ景色が、
頭の中に蘇った。