『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
開けないLINE
彼と別れてから毎日LINEが1つ送られてくる。
1つだけならまだいいかと思ったのに、ずっと待っても諦めずに送ってくるものだから、見たくなかったけどLINEを開いた。
ーやっぱり、開けるんじゃなかった。
あなたへの想いが、まだこんなに残っていて、あなたのメッセージを見るたびに胸が苦しくなるんだもの。
今夜は少しお疲れなんです
気付いてないフリをします
もう寝ちゃったりしますよ
けして嫌いなわけじゃなく
何の情報も入れたくないの
そんな時はありませんか?
明日には必ず返信をします
たぶん睡眠で回復するはず
とりあえず8時間眠りたい
カビゴンのお腹で眠りたい
ではみなさまも良き夢を♡
『開けないLINE』
嫌われたかもしれない。
なにがあなたをイライラさせたかわからないけど
わからない自分に落ち込む。
あなたからのLINE
別れの言葉が書いてあったらと
ネガティブなことばかりが頭に浮かんできて、
開けない。
頭が痛い。喉が痛い。体が熱い。
風邪なんて、絶対ひいてないからさ。
喉が渇き、岩のような水を飲んだ。
でも、やっぱり。
【開けないLINE】#34
少し前から、君の気持ちが僕に向いていないことは感じていた
既読になって、ずいぶんたってから来る返信は、どこか素っ気なくて
ここしばらく会っていない君から、夜明け前に来たLINE
とても気になるけれど、なんだか怖くて開けないんだ
この時間はまだ浮気相手といる
だからあえてLINEを送る
もちろん返ってこない
返ってきても開けない
でも、仕方がないから
1時間後にはみてあげる
なんてただの馬鹿
「開けないLINE」
そこになにがかいてあるのかはわからない。愛の言葉かもしれないし、怨みかもしれない。
もし、今もあなたが生きていれば迷わず開けて、気に入らなければあなたを非難する。
そんなあの頃のいざこざさえも、もう体験することはできない。
愛が書いてあれば泣き、怨みが書いてあれば泣くだろう。だから、開けない。
人工的盲点
ないものを得ようとして
いつの間にかなくしてしまった視界
数字が積み重なっても
知らせが来たとしても
見えない
見ない
※開けないLINE
昔はない物ばかりだった
スマホはない
LINEもない
メールで過ごしてきた青春
既読機能はない
時計とケータイとにらめっこ
今は好きな人とにらめっこ
鳴るスマホ
開けないLINE
青春はまだ消えない
開けないLINEがある。
個人とのトークだが通知が溜まる一方だ。
何度も開こうと頑張ったが、いざ開こうとすると不安が押し寄せてくる。
「返す言葉が見つからなかったらどうする」「既読をつけて返事をしなければ、無視をしたと相手に受け取られるかもしれない」「スタンプで返したら失礼だろうか」「この人に返事を返すと長いから見なかったことにしたい」「緊急の連絡だろうか」
いろいろ頭の中で「もしも」を考えてしまう。
結局既読を着けないように開かない。
後で「見てなかった」と言い訳ができるように。
でも最近携帯の通知バーに内容が開かなくても見えるようになった。
だが、すぐにスタンプを送るやつは嫌いだ。
口下手というか、筆不精というか
どうにも会話することが苦手でLINEの通知がくる度にうんざりしてしまう
そうやっている内に時間だけがすぎていって、いつの間にか出来上がっているのが「開けないLINE」なんだ
未だに付き合ってくれる人たちには頭が上がらないよ
【題:開けないLINE】
お題
『 開けないLINE 』
友達からだった。
いや、友達ではないかもしれない
仲間………?
大体の内容は分かっていた。
だから、開きたくないのだ
開いたらもう、会えないかもしれないから
あえて、気付かないふりをしてこの日を乗り越えたかった
でも、もう手遅れだった
次の日からそいつとは会わなかった
みんな泣いていた
自分も泣いていた
ただ目の前にいる泣きじゃくった顔で見つめてくる親友を
自分は見つめることしか出来なかった
続き(?)見たい方はどうぞ
↓↓↓
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
自分の友達はいつもタヒにたそうだった
こんな自分が嫌だとか何とか………
でもそれは自分も同じだった
だから自分たちは名前のない仲間となった
それからは支え合っていた…つもりだった
あいつはひとりで抱え込んでいた
9月1日
あいつは去り際にバイバイって言ってきたんだ
その時はなんとも思わなかったのに
急に恐怖感が湧き出てきて
すぐあいつにLINEした
けど、既読がつくことは永遠になかった
泣いた、泣いた、泣いた、
なんで、、
目の前にいるあいつはもう動かなかった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「LINE来てるでしょう?」
カフェで俺の向かいに座る彼女が疑惑の視線が刺さる
遠くからどんどん近づいてくるパトカーのサイレン
彼女がくる前に俺の座席の裏に隠れてもらった
今はブロンドのカツラでバッリメイクの女装した
彼女のお父さん、
さっきからカフェの窓越しに必死の形相で俺にハンドサインを送る親友
「ああ、、なんでもないよ」
嗚呼、もう俺はスマホを叩き割りたい、
アラームかよと言わんばかりに鳴り続けるLINEの通知
さっきからずっと俺に注文を取りに来るウェイトレス
もう俺にいったい何が起こっているんだ
俺が悪いのか?俺はただ、今朝のTVで見た占いを信じてラッキーアクションの"LINEで友人に謎のスタンプを送ろう"を実践しただけじゃないか!!
きみからのラインがきた。きみからなんて珍しいな。どうしたんだろう。気になるけど、ラインを開けない病にかかってしまったのか手が震える。神様お願い、勇気をください。
〜開けないLINE〜
少し話したいことがある
なんて送られてきたら
とても怖くて開けないよ
その続きの言葉なんてだいたい予想がつくから
何が悪かったのか
どこがだめだったのか
出来れば教えて欲しい
察してなんてすれ違ってて言ってるもんじゃないか
だから責めて時間をかけて言葉にしてよ
そういう事だから じゃあね
なんて言葉で終わらないで
開けないLINE
勇気を出して開いたのなら
思う存分話を聞こう
「ひさしぶりー元気?」
「今何してる?」
開けないLINE
…暇だけど。
………暇ですけど?
なんにもしてないですけど?
えっと、ごめん。
…気分じゃない。
あ、そうか。
「元気じゃない」
「めっちゃ元気がない」
いや、違うな………。うーん。
………。
ちょ…ほんと、勘弁して。
しんどい…。
めんどくせえなLINEって
何だよ既読って……廃止しろよ。
人の日常にズカズカ入りこんでくる
このLINEというシステムが
俺は最初から全くもって
気に入らんのだ!!
無料だから使ってるだけで
そこは納得してないからね?
俺は。
……。
そろそろ返信しないと、あれだな。
返信も、鮮度が落ちると
気まずくなるからな…あーめんどくせ
「ごめん疲れて寝てた」……と
よし寝よう。
寝まーす!!今から寝まーす!
寝落ちしまーす!!!
LINE開けませーん!すいませーん!!
すいまっせ〜〜ん!!!!!
嫌な事ばかりで吐きそう。
ってか、夜になれば呑んで吐いて。
バカみたい。
嫌、バカなんだけど。
二日酔いの頭で出社。
今すぐお酒呑んで記憶飛ばしたい。
30前にして結婚に焦っていたのかもしれない。
新しい部署に浮かれていた感じもあったかもしれない。
新卒切符で入社したての男が、部署の弟みたいな、なんか世話を焼きたくなるような。みんなが気にかけてあげなきゃなんて思わせる母性本能くすぐる様なタイプだったから仕方ないじゃないか。
しかも、スポーツマンって感じでハキハキした色黒好青年。
そんな奴がさ、新歓のときに、『ずーっと彼女もいないんすよ』って、なんとも言いがたいキスの距離で言われたらさ…。
それからは言葉は交わさずともカレカノの関係だったと思う。『夜ご飯カレー』みたいなLineとかさ、『記念日だね』とかさ。
文字にしたら学生かよって言われるだろうけどさ。
30間近な女には効いたんよ。
『毎日食べたい』とか『明日、会社で普通に話せる自信ない』とか言われたらさぁ。
LINEで『結婚する事になりました』
ってきた時は、誰と?私?え?プロポーズ?
なんて思ってバカだった…
部署のメールで、そいつが同じ部署の女の子と結婚式をあげる為の日時と場所、出欠の有無の返信するように。ってのを見て、さ…。
次の日に来たLineに、
『ごめん』
だって。
未読のままにしてるし、一生開くもんかって思ってる。
結婚式には出席ってだしたから、せいぜいヒヤヒヤしとけってんだ!
ピポん
音が鳴った きた 返信が。
緊張する あれ 指が 震えてる
押せない 開けない LINE
開けないLINE
#開けないLINE
君からの『さようなら』が最後の通知。
それを受け入れたくなくて、まだ君のLINEを開けないでいる。
さようなら、なんて言わないで欲しかった。
このLINEのせいで、僕は一生君のことを忘れられなくなってしまった。
愛してる、愛してた。
――君からの最期のLINE
指がどうしても震えてしまった
開けないLINE 充電は23% すぐ出ると思って上着を着たままの自分。
夢だと思いたかった。
君が、知らない誰かと腕を組んで君の家へ入っていくところを見てしまったあの日は、生きた心地がしなかった。
現実を信じたくないから信じない。
君を信じたいから信じる。
けれどその信じる心は、必ずしも君を肯定するまでには至らなかった。
君の実家へ、顔を出しに行ったよ。
君には「別れよう。」とだけ伝えて。
君の御家族には婚約を破棄させて欲しい。と伝えた。
理由を聞かれたから、君が嘘をつけないように写真もちゃんと見せておいた。
君は狼狽えて「ほんの気の迷いだった。許して欲しい。」なんて言ったけれど、僕がそんな事を許すような人間じゃないことくらい、分かってたはずだよね。
もう、遅いんだよ。