『閉ざされた日記』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#閉ざされた日記
今日は君と笑った
今日は褒めてもらった
今日は助けてもらった
そんな記録が綴られる
今日は独りで泣いた
今日は怒られてしまった
今日は裏切られた
そんな記録が上書きされる
思い出すだけ無駄だから
全部全部蓋をする
毎日毎日今を見る
風船は手から離れて、お空の彼方に飛んでいった。
何処までも、遠くへ。
ピエロは笑いながら、また僕に風船をくれた。
何度でも、笑顔で。
そうして日記に書くことは無くなって
僕はまたしても風船を手放した。
何処までも、遠くへ。
そっと本を取り出す
埃が降り積もったそれは
もう何年も前の日記だった
時間は閉ざされ
記憶は閉ざされたまま
そんな日記を今開く
時間と記憶が今進んだ
お題『閉ざされた日記』
7日目【閉ざされた日記】
2023年は、ほぼ毎日、日記を書いた。
コロナやインフルエンザなど病気で書けない時は、少なくとも2日後までには、その時のことを書くと決めて、1年間やり通した。
正月休みに、1年間の日記を読み直した。
よくもまあ、こんなにネガティブな感情とマイナス志向なことばかり書けるものだと、自分自身で呆れてしまった。
その日の記録や、小さな目標なんかほとんど書いていない。後悔と自責の念と、恨みやら苦しいやら、嫌だ嫌だばかり書いていた。
最近、目標達成やポジティブに人生を送る為の、夢や希望に溢れた未来を作るスケジュール帳(日記帳)が並んでいる。
実は私の書いていた日記帳もその類いだった。
なのに。
私の去年は、夢も希望もない、未来が閉ざされた日記。真逆のものを作り出してしまった。
つい最近から役者の夢を諦めきれず独学で、滑舌練習、セリフ読みを始めた。これから毎日練習を積み重ね事務所所属オーディションを受け絶対にどこかの事務所に入る!
閉ざされた日記
君の想いは聞きたくなくて。
君を感じたくなくて、
君をアイしたくなくて、
君を忘れてしまいたくて_____
でも、それももう、叶わないのかな、笑
私には君しか居ない。
ねぇ、聞こえていますか?
ハヤクカエッテキテヨ、
自動録画 頭ン中
お揃いの記憶は多い方が良い
なのに思い出すのは
割とどうでもいい事ばかり
それも こっそり奪われていく
ハロー バイバイ 繰り返して
そうやって来たんだ ここまで
約束なんて 要らないでしょう
思い出せたら また会えるから
「閉ざされた日記」
もし、目の前に“閉ざされた日記“があったら、
どうするかな?私、きっと気になってしょうがないだろう。
どうして閉ざされてしまったのか?
書いて最期を迎えたのか?
書くのが辛くなってしまったのか?
三日坊主なのか?
理由は色々だろう。
日記を書いてた人がどういう人なのか知りたい。
でも、他人が勝手に見ていいものではない。
あ〜気になる。
16923
かわいい後輩が勝負を申し込んできた。ボコボコにしちったけど、悪くなかったぜぃ。
ボコ…っ!?大人気ない…。三留だからなおさら…。
最近強くなってきたよなー!加熱途中!みたいな!?
…案じています。
101223
おーぃ、見てるかぁ?最近どうしちまったんでぃ?林間学校から変だぜ?今のオマエ、勝負しても全然、楽しくなさそうだぞ
一致したくなかったけど…これに関しては私も同じ。何か嫌なことでもあった?迷惑かけていいんだよ。
たまにはおれの料理でも食っとけって!
……皆心配しています。
うるさい
『…おや?この先のページは破れていて読めなかった!』
_2024.1.18.「閉ざされた日記」
pkmn部活動記録。ももたろちゃんは「頼って」じゃなくて「迷惑かけて」って言ってくれると信じて疑いたくない。
16923→23年9月16日
101223→23年12月10日 ちょうどあと4日。
某月某日、天気は晴れ
マンションのベランダから猫が入ってきた。
ニャーと鳴いてすり寄ってくる。
寒い夜なので、一緒の布団で寝た。
某月某日、天気は晴れ
家にキャットフードが無かったので、
味噌汁用の煮干しをあげてみた。
その後、台所でガサゴソ。
お気に召さなかったみたいだ。
某月某日、天気は晴れ
チャミと名付けた。
名前を呼んだらニャーと鳴いた。
気に入ったかな。
なんか、声が低くなった気がする。
某月某日、天気は曇り
トイレは…どうしてるんだろう?
猫を飼った経験がなくて、まるで頭が回らなかった。
時折、扉の閉まる音がする。
…トイレを流す音も。
某月某日、天気は晴れ
友達から電話。
猫を飼い始めたことを話す。
「ベランダから入ってきたって…あなたんち、4階でしょ?」
そうだけど。
猫だったら、そのくらい登ってこられるんじゃないの?
某月某日、天気は小雨
お風呂に入っていたら、脱衣所の方でガサゴソ。
ドアを開けてみると、ニャーと鳴く。
「チャミ、いるの?」
姿は見えない。まあ、仕方ないか。
某月某日、天気は晴れ
今日はヘルパーさんが来る。
朝から家の掃除。
チャミはどこにいるのかな。
すぐそばに、気配は感じるんだけど。
ピンポーン。ヘルパーさんだ。
目の見えない私のために、
一週間に一度、食料を運んでくれる。
玄関のドアを開けると、
目の前でヘルパーさんの悲鳴が轟いた。
閉ざされた日記。
閉ざされた日記には
ゆうの事を
たくさん書こう。
アプリの日記には
ゆうの事を
たくさん書こう。
幸せな事ばかり。
椎名林檎の音楽
まず、これから「少女性」について論じるに当たってその意味を明確にする。世間一般ではこの言葉はあまり馴染みのないものであり、辞書にも記載が無いため、使う人によって意味が違っていることがある。ここでは、「幼い女の子のような」という直接的な意味では用いず、藤澤佳澄さんの論文である『女性における「処女性」に関する臨床心理学的研究:「少女性」との対比から』より、『「何にも制限されず、自分のなりたいもの何にでもなることができる」自由な意識そのものであり、またそのような「自由」を追い求める心性でもある。』という意味を借用する。
わたしは椎名林檎が作る音楽を聴く中で、少女性を感じるとることが多い。『重く濡らした瞼は今よろこび映す日の為心を育てているのね(カーネーション より)』『生きている 夜と昼 泪に暮れても 今日はなにかいいことがありそう(幸先坂 より)』『これが人生 私の人生 鱈腹味わいたい 誰かを愛したい 私の自由 この人生は夢だらけ(人生は夢だらけ より)』など、彼女の作品には、悲観的にならずに人生そのものを肯定するような歌詞が多く見受けられる。それらは、人生のすばらしさやよろこびを、さまざまな視点から修辞的な文章で写しだす。その姿勢が、少女性を孕んでいると感じる理由であろう。
しかし、彼女の作品はどこか大人びていて、少女性とは相反する成分があるとも感じる。それは、文学的な歌詞の書き方や、ジャズやクラシックを感じさせる音楽性や、楽器隊の技術の高さから感じるものだ。
椎名林檎の音楽は、対立するこの二つが同時に成立することにより、誰もが子供時代に一度は考えていたような都合のいい理想の世界を、知識や人を動かす力を大人になって得ることによって、あどけなさを感じさせることなくうまく表現している。それはまさにユートピアであり、そのために人々は彼女の音楽に魅了されるのではないだろうか。
テーマとは全く関係ないです…
ずっと閉ざされた日記がある。
それは、自分を守るために閉ざしていた過去である。
でも、あなたに出逢えたから、、
あなたという陽のひかりとやさしくて暖かな風で
そっと過去のページも包んでくれた。
あなたのおかげで、閉ざす必要もなくなったよ。
ひとつひとつが今の私をつくる大切なおもいで。
あなたのおかげで強くなれた。
今度はわたしがあなたの日記に彩りを与えたい。
閉ざされた日記
誰にだってきっと見られたくないものはあるだろう
誰にも打ち明けられないほどの想いを自分の中にしまって気づいたら隠すことにも疲れてしまうかもしれない…
でも…今だけは閉ざされた日記のようにしまっていてもいいのかな…
1人で抱えきれなくなるまでは…
私の前に閉ざされた日記があります。
あなたと別れてから、私の日記は止まったまま…
日記を書き始める日は何時…
ツタが絡まるほそ道を進み
おとぎ話に出てくるような
可愛いらしい山小屋の
固く閉ざされた 古い扉を開けた
部屋の隅には
引き出しのついた小さな机があった
そっと引き出しを開けると
セピア色に染まった
小さなノート
おっと…
ではなく
まるで鍵でもかかっているかのような
閉ざされた日記があった
閉ざされた日記?
秘めゴト!?
開けるのは はばかられ
そっと 引き出しを閉め 想いを馳せながら
もときた道を戻って行った
もし次に引き出しを開ける時があるならば
あの日記に 続きのお話を書き留めたい
小さなお姫様を迎えにきた王子様の物語を…
閉ざされた日記
昔書いてた日記
キラキラして充実してて毎日が楽しそうな日記
もう見たくなくて捨てちゃった日記
今書いてる日記と正反対
いつからこうなったんだ?
部屋を掃除していたら「✝︎禁断の書✝︎」と書かれた
A4ノートを見つけた。
『この封印されし「✝︎禁断の書✝︎」を開く者よ
おめでとう
我らはサタンに選ばれし闇の同胞である
来たる吉日
ワルプルギスの夜に我らは紅き月の下
再開するだろう
若く美しい娘を生贄に
その芳醇で濃厚な血で盃を交わし
我らは破れぬ血の盟約を結ぶ事となる
もし約束を破れば
我がブラッディ・ホーリー・エスパーダ
の餌食となるだろう
それをゆめゆめ忘れることなかれ
闇の同胞よ』
私はこのノートを処分した。
お題「閉ざされた日記」
日記を書くことは過去のことを振り返ることだ。このことにより記憶力が上がり正確に思い出すことができる。だから日記を書くのはよいことなのではないのだろうか。
閉ざされた日記
今日をもって、この日記の役目は終える。たくさんの言葉をしたためてきた。楽しいことも辛いことも受け止めてくれた一番の味方。今まで本当にありがとう。
娘が私の手に持たせるように置いた。フタが閉じられこれから永い旅に出る。共に行こう。