閉ざされた教会』の作文集

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閉ざされた教会』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/8/2022, 1:50:46 PM

暗い
闇の取引
神の眠る場所
宗教

6/8/2022, 1:40:24 PM

閉ざされた人生
閉ざされた未来
閉ざされた自由

6/8/2022, 1:14:27 PM

昨今の廃墟ブームで訪れる人が格段に増え、安全管理が厳しくなった。現在の所有者が誰なのかはっきりしないらしく、管理は役所で担っているからなおのこと。
とはいえその廃墟が、地域の集客に一役買っていることもあり、解体は免れたようだ。
ほんの数ヶ月前まではすすけた白い壁に、ひびと蔦が這っていた。今では草木は手入れされ、ひびの修繕まで施された。窓や鍵の壊れた扉からは侵入できないようにしっかり対策が講じられており、こうしてぼんやり外から眺めるのが精々だ。

かつての廃墟は、とても安全な場所に生まれ変わった。これなら余程のことがない限り誰も立ち入れないし、危険もないだろう。役所が安全管理や措置で叩かれる心配はなさそうだ。

ただ、こうまで手をかけて管理してしまうと、そこはもう廃墟じゃない。人がいた面影や空気を感じながら、その温度が過去になった世界は消えたも同然なのだ。日毎訪れる人の足は減り、伴って地域への経済効果も減少した。商店街や宿泊施設から、不満の声が上がるのも時間の問題だろう。


〉閉ざされた教会 / 22.6.8

6/8/2022, 1:14:07 PM

ぎゅ…。

手を握って

頬につぅ…と涙で線を引きながら


私は願う。

私は歌う。

どうかこの世界が愛で満たされますように。

と。

ぼたん。ぼたん。

涙が床に水玉模様を描く。

世界が愛で満たされることは無い。

私の心の愛じゃ

世界を満たすことはできない。

う…。うぅ…。

嗚咽をもらす。

風がびゅう…と吹き抜ける。

ふと振り向くと

そこには顔をよく知る、1人の青年。

私と彼なら

世界中を

愛で満たすことはできるだろうか?

答えはノーだ。

できるわけがない。

だけれど

2人で愛を

小さな愛を紡ぐことならできる。

小さな愛が生まれて

結ばれて



増やされて

豊かになっていけば


世界は愛で満ちるかもしれない。







「閉ざされた教会」

6/8/2022, 12:47:06 PM

僕は人知れずひっそりと建っている教会へ足を運ぶ
その教会を見付けたのはいつだったか
もうその時には既に荒廃しきっていて
その中で壊れた天井から射し込む黄色い柔らかな光を浴びて
美しい金髪の青年は祈っていた
その横で僕も祈るのが今では日常となっている
そして一頻り祈った後2人で僕が持って来たパンを食べるのだ
「あなたはいつも何をそんな熱心に祈っているの?」
彼は悲しそうに笑った
「戦争に行ったきり帰って来ない友達が無事であるように、と」
僕は複雑な気持ちでいっぱいになった
戦争に行ったならもう……
「彼の生死も分かっていないんだ、死んでいるかもと僕も思う」
彼は俯いた
「でも生死が分からない以上僕は祈り続ける、また彼に会えるように」
そして僕達はまた祈る
僕は今までこの教会が好きでただ何となく通って
ただ何となく祈っていた
でも今は彼が友達と会えるようにと心から祈っている
ある日僕は聞いてみた
「友達ってどんな人?」
「僕より背が高くて力が強くて……」
そしてフッと笑った
「誰よりも優しかった」
彼は遠い目をして言った
「神がこの世にいるならきっと彼のような姿をしていると思う」
「いつ戦争に行ったの?」
「ずーっと前」
彼はもう何も言わなかった

翌日いつも通り教会へ行くと彼は泣きながら祈っていた
「もう彼とは会えないのでしょうか彼は……生きているのでしょうか」
僕はいたたまれなくなって彼に駆け寄り背中をさすった
「すまない……僕は彼に会った最後の日喧嘩をして……」
彼は嗚咽を漏らしながら言った
「どうしても仲直りしたいんだ、また彼と笑いたいんだ」
その時強風が吹き天井からパラパラと石が降ってきた
彼は僕の顔を凝視した
「君……その傷……」
僕は前髪をかきあげた
「これ? 何の傷か分からないんだ、気付いた時にはもうあって……」
そこまで言ったところで彼は再びボロボロと泣き始めた
僕には彼が何で泣いているのかわからず
ただあたふたとしている事しか出来なかった
しかし、次の瞬間彼が僕の額の傷に触れると……
「! ……これって……前世の……?」
この人生で経験していない筈の様々な記憶が溢れ出して来た
その中に彼がいた
「君だったんだね……僕は戦争に行って欲しくなくて……」
「そうだ、それで喧嘩して突き飛ばされて……」
彼は記憶の中の僕よりずっと小さな僕を抱き締めた
「ごめん、ごめんよ……僕はずっと後悔していたんだ」
彼の胸で彼と一緒になって僕は泣いた
「そんな前の事もう怒ってないよ、僕を思ってした事だろ?」
そして彼から離れ顔を見て言った
「寂しい思いをさせたね……僕は大丈夫だから、もう行きなよ」
彼は頷きもう一度僕を抱き締めた
「ありがとう」
彼は消えた
あの日と同じ黄色い柔らかな光の中に
僕はまた彼に会えますようにと最後の祈りを捧げた
そして彼との思い出の教会の思い扉に鍵をかけ近くの川へ投げた

数ヶ月後僕に弟が生まれた
美しい金髪の男の子だった
きっと彼だと直感で思った
「おかえり」
あの教会は崩れてしまってもう影も形も無い
あれはきっと僕達を再び会わせる為に
かろうじて姿を保っていた記憶の教会なのだろう
僕の頭の中にはあの教会で必死に祈る彼の姿が今でもある

Title¦閉ざされた教会

6/8/2022, 12:42:38 PM

閉ざされた教会の中ではどうも欲望にまみれた祈りをしてしまう
やっぱり空気は美味しい方がいい

6/8/2022, 12:39:42 PM

なんか閉ざされた教会がテーマらしいけど
基本小説とかでなく、出来事や思考を書いてるので
そんな状況中々日常でお目にかかれないんだよな


と思ってたら一つだけそれっぽい事が過去にありました


うちのばあちゃん家の近所はクソ田舎なせいか
未だに誰でも入れる廃墟が普通にあって、
近所にちょっと教会っぽい廃墟があったんだけど
そこに子供時代に入った事がある。

そこは私や私のいとこ含めて大勢の子供の隠れ家になってて
秘密基地みたいで凄く楽しかったのを覚えてる

でも最後にばあちゃん家に遊びに行った時は
流石に田舎と言えども老朽化が激しかったらしく
2019年には取り壊されて無くなってたけど、
それでも2018年辺りまではあったはず

ここに写真が上げれる仕様だったら
昔の写真があるのですぐに上げるんだけど
今の所そういう機能がないので文章だけで失礼する

6/8/2022, 12:17:56 PM

大きい扉
そこは、かつて教会だった。
昔は沢山の人がここで家族や、親友の、無事を祈った

今は古びて天井も穴が開き、ただ、正面の色ガラスは綺麗に床に映し出される。

そこの椅子に私は座る

ただただ祈る。

君の無事を

幸せを…

6/8/2022, 12:14:08 PM

閉ざされた教会

そこには天使が住んでいるという

その姿を見た人はいない

天使はいつも微笑んでいる

何故知ってるのかって?

さあ、何故でしょう

6/8/2022, 12:09:20 PM

ノーコメント



#閉ざされた教会

6/8/2022, 12:05:56 PM

閉ざされた教会

そこには私しかいない

誰かが助けに来てくれると願って

でも助けは来ない

所詮自分の事が1番大事なんだ

6/8/2022, 11:54:10 AM

閉ざされた教会

あなたとわたしが
唯一会える場所…

それが
夜中の教会…

微かな明かりを頼りに
あなたのもとへ…

会いたかった…
俺もだよ…

心満たされて…

離れたくないの…
涙溢れ…

いや
離れたくない

離れていても
きみをずっと
想ってる

いや
行かないで…
泣き叫ぶ…

あなたは
わたしを置いて
去ってしまった…

つらくてつらくて
苦しくて…

あなたの背中を
追いかけたかった…

教会で1人、取り残され
さみしい夜を過ごした…

6/8/2022, 11:46:02 AM

‐ 幽閉ざされた教会‐


葡萄酒ぶちまけ
滲んだ夜に

ぼくは獨り彷徨ひ出る

引きずる足枷
傴僂の背中

肩で呼吸し
瞳を光らせ

闇夜に鼻面搖らし乍ら


獲物の足跡
嗅ぎ分け探す

雲間に見える
月の恥ぢらい

獲物は何處だ何處にゐる
黒い外套のあの姿


兩手を見つめ
咆吼をあげて

牙を剥き出し
足鳴らしす

乾いた嗤いが歎きが
胸に噴き出て止まらない


老若男女
誰彼構はず手にかけて

聖なる夜を血に穢す

食ひ散らかしては
次を探して夜を彷徨ふ



ぼくの獲物は
もういない

ああぼくに銀彈を
此の心の臟に銀彈を

安らぎと云ふ
銀彈の祈りを


割れた鏡に映つた
嘘、月

獲物を探して彷徨ひ歩き
大聖堂で夜を謳ふ

6/8/2022, 11:42:26 AM

閉ざされた教会

いつも散歩する道で見かける教会。
綺麗な白色の外見に、美しい窓。
レンガ造りの屋根には十字架が掛けてある。
その前を通るだけで、中に入ったことや中の姿を見たことすらない。
ただひっそりとその扉は閉ざされているだけ。
不思議と、気になって私は教会の前に立った。
両手で開く扉に手をかけて教会の扉を開けると
眩しいほどの光が私を包み込んだ。
その中に足を踏み入れると
懐かしい気持ちが一気に私を包み込んだ。

6/8/2022, 11:28:06 AM

間に合わなかった。1歩遅かった。
もう少し早く仕事を終えて教会に向かっていればよかった。教会の閉館時間がこんなに早いなんて。

6/8/2022, 10:58:28 AM

『 閉ざされた教会 』


数年に一度、ご開帳があるように
閉ざされた教会でも、開かれる時を待っている。

祈りを捧げる人たちのために
神さまも、その時を待っている。

6/8/2022, 10:47:49 AM

私の心は閉ざされた教会。
あなただけしか受け入れられない教会。

6/8/2022, 10:38:49 AM

この教会では
何人の人が愛の誓いを
立てたのだろう

だけど

もう誰も愛の誓いを立てない
ボク達を最後に

結婚しようよ

勝手にどうぞ

おもちゃのハズレの指輪
太陽の光に当てるとダイヤよりきれい

お前の方が

そう言って黙るアイツ


静かに静かに
キスをする

6/8/2022, 10:31:14 AM

閉ざされた教会
祈ることすら一人

6/8/2022, 10:27:27 AM

聖母マリア
貴女は私を一等になどしてはくれない
模範となる人間、聖人と呼ばれる人間には程遠い私であっただろうか
誓いを立て許しを乞うた私は
ただ愚かな罪人であっただろうか

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