『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
死と向き合う青春のうちに、君が、大切な人達からリンをならされることがないように
僕は、ただ祈る
もうすぐ命を絶つ僕だけど、きっと君がリンをならしにきてくれるように
僕は、ただ願う
最初で最後の別れを、リンの音で
終わらせたい
僕と同じように朝日が怖くて夜も眠れない素敵な人たちに、どうか、僕のリンが、1つでも多く届きますように
僕は、ただ死ぬ
居場所はあるよ、どんなに価値がないと思ってても、最期に辿り着く僕のいる場所ならきっと、
苦しくないよ
チリーン、チリーンと鐘を鳴らす。
涼やかな音が心に染み渡ってくる。
私が鳴らしている鈴はとある恩人から譲り受けた物だった。
うっすら青みがかったガラスの表面に川を想起させるような水色の波線と金魚が描かれている。
それを鳴らしながら私は恩人との出会いと別れを思い返した。
あれはまだ私が小学生の頃、チョウにつられて歩いていると親とはぐれてしまったのだ。
チョウが手の届かぬところに行ってしまってふと後ろを振り返ると両親がいなかった時ほど心細かったことはなかっただろう。
道の真ん中で人目を気にせず大声をあげて泣いていた。
たくさん人はいるのに誰も自分を助けてくれないで、そそくさとその場を立ち去る中、恩人だけが、私を助けてくれた。
ちょっとどころか完全に時代錯誤の袴姿に大きな傘みたいな帽子に私が貰った鈴をつけてチリーンチリーンと鳴らしながら私に近づいてきた。
そして私を落ち着かせるように優しい声で
「ご両親のところまでお届けしよう」と言ってくれた。
そして私は恩人の手を握りながら、両親のところへ向かっていった。
両親のところへ辿り着くと恩人は帽子に付けていた鈴を外して私の前でチリーンと鈴を鳴らしながらこう言った。
「鈴にはね、不思議な力があるんだ。とても涼やかな音は心に響き渡って落ち着かせてくれるし私にとっては恩人とのあった証なんだ。」
と言って私に渡した。
そして恩人は名前も告げずに人混みの中へ消えていってしまった。
あれから随分と経ってしまってもう高校生だがその貰った鈴は今も私の学生鞄に自身の存在を主張するとともに私が恩人とであった確かな証にも思えた。
お題鐘
ここまで読んでいただきありがとうございます。
読者の皆様方にはこれ鐘じゃなくて鈴じゃないかと思われる方もいるとは思いますがその思いは心の内にしまっていただきたいと思います。
鐘の音
やわらかみのある祝福の鐘の音が聞こえる。
我が国にお姫様が生まれました、
鮮やかな青色の瞳で、陽の光が集まったかのような金髪。
それはもう全てが美しかったのです。
鐘が年をとるのと同じようにお姫様は成長していく中で好きな物を見つけました。それは、自分の城にある鐘でした。
鐘は国民に栄光の鐘と呼ばれていた。
鐘の凛々しくやわらかさがあり、でも少し重みのある音がお姫様にはとても興味をそそられたのです。
栄光の鐘と呼ばれるのと同時に奇跡の子とも呼ばれている方がいました。
栄光の鐘が鳴ったその瞬間に生まれる子は「奇跡の子」だと古く昔から言い伝えられていました。
その奇跡の子がお姫様なのです。
栄光の鐘が鳴るのは三年に一度でした。
奇跡の子が生まれてから6回目の鐘の音が鳴ると奇跡の子は国民の栄光を背負い、鐘の下で旅立つというしきたりがありました。
青い瞳が暗くなる瞬間まであの鐘の音と共に私自身を見守ろうと決めました。
わたくしの最期は大好きなあの音に包まれながら終われることにとても感動しています。
鐘が鳴り終わるその瞬間まで。
#17
何も思ってないならさ
こんな事辞めてくれる
日常見られて音楽に載せるの
いい加減にして欲しい
ドラマも
何考えてるの?
どんなに我慢してるか分からないよね
貴方達の方が好き放題やってるし
コンビニ行って何が悪いの?
コンビニ言ったら駄目なの
じゃぁ貴方はコンビニ一切行かない?
貴方がもしコンビニ利用してるのなら
そんな歌を書くのはどうかと思うょ
馬鹿にしすぎょ 人を
別にいらないから
二度と連絡してくるな
スタンプ送るな
貴方の詩も 自分の為に書けと前も言ったはず
あれほど言って
そんな事しか書けないの?
なら辞めれば
私は契約なんて一切してないから
関わるな
鐘の音
鐘の音を聞くと、大きな音が響いているはずなのに体の内側はしんと静まり返る。
僕はきっと今、本当の意味で静寂を知れた。
日々家
○鐘の音
鐘の音が鳴り響き、それと同時に船が出発した。
「青い空気が美味しい。」
柿を齧る。
青くて、渋くて、固い。
今の夕焼けには溶けそうにない、未熟な柿だ。
阿呆、阿呆、と烏が罵りながら頭上を飛んでいく。
傾いた日が、この枝からはよく見える。
ゴーン…と鐘の音が響く。
昨日の夜、兄ちゃんが死んだ。
身体の弱い兄ちゃんだった。
いつも帰ってくるなり、倒れ込むように眠りこけていた。
その兄ちゃんがいなくなった。
かなかなかな、と蝉がなく。
兄ちゃんは俺たちとは随分歳の離れた兄ちゃんだった。
俺とは十も違った。
兄ちゃんは、俺たちにいろんな遊びを教えてくれた。
街からここに帰ってきた時には、毎回必ずお土産を渡してくれた。
母さんに内緒でおやつを分けてくれた。
兄ちゃんはいつも笑っていた。
ゴーン…鐘の音が鳴る。
“逆縁”になると、死んだ後の世界でずっと石を積まなくてはいけないらしい。
親戚の大人たちがそう言っていた。
逆縁ってなに?
聞いてみたけど、母さんは泣きそうな顔でただ首を振った。
兄ちゃんも今頃石を積んでいるのだろうか。
兄ちゃんは向こうで死んだらしい。
兄ちゃんが働いていた街の、兄ちゃんの家で。
兄ちゃんは一人で死んだらしい。
ゴーン…鐘の音がまた鳴る。
最後に会った時、兄ちゃんがこの柿の木を教えてくれた。
[弟妹達には内緒だぞ?危ないからな。お前ももう九だから…兄ちゃん同士の秘密だぞ]
兄ちゃんは俺の頭を撫でて、ちょっと悲しそうに笑った。
ここからは町が一望できる。
町の夏祭りの時の花火も綺麗に見える。
兄ちゃんが自慢げに教えてくれた。
お盆休みの最後の日。
兄ちゃんが街に帰る日のことだった。
かなかなかなかな、蝉が鳴いている。
ゴーン…鐘の音が体の芯に響く。
柿を齧る。
青臭くて、苦くて、シバシバする。
ゴォン…ゴォン…
鐘の音が町中に響いていた。
心が揺れた時、心の鐘が、いや、小さな鈴が「りん」と響く。心が震えて、さらに感動したり、ときめいたりして、自分ではどうしようも出来なくなる。
〚鐘の音〛
鐘の音
ジリリリ
ジリリリ
ジリリッ
耳もとで騒ぐ時計の動きを勢い任せに止め、カーテンも朝2番の力で一気にひらく。突然の明るさに目が萎縮する
毎朝聞いているこの音で起きれない人は、どのように起きているのだろう
私の朝はいつもこの音からだ。
プルルル
プルルル
プルルル
電話の音で焦って、先ほど止めたばかりの時計を見ると
打ち合わせの時間から30分ほど過ぎていた
プルルル
プルルル…
眠気が危機感に変わり、鳥肌が立つ
止まる気配がないスマホを枕で押し潰した。
17時の鐘の音を聞いて、家に帰る。
まだ遊びたいのにとか、カラスがうるさいなとか、些細なことだけど、僕はこの鐘が嫌いだった。
大人になって、夕方になんて帰れなくて。
今はカラスの代わりに、酔っ払いがうるさくて、最終便にギリギリ間に合わせながら帰る日々。
今日久々に17時の鐘の音を聞いた。
地元とは全然違う音楽、なのに何故だか
家に帰りたい、
君と来た初詣。
思えば、2人きりで出かけたの、これが初めてだったね。
本当は、年越しの瞬間も一緒にいるつもりだった。
大好きな君と、新年最初の鐘を聞きたかったんだ。
でも、僕のそんな願いは、ただの自己満足だから。
君には、君の好きな人、心から大切だと思える人がいる。
前から分かってたんだ。
僕の思いが報われるなんて無いって事。
でも、この思いを伝えずにいるなんて、男じゃないと思った。
振られるってわかってて、君に伝えたんだ。
‘’好きだよ"
って。
2人きりで会ってくれてありがとう。
彼氏さんにも伝えてたんだね、僕と会うこと。
僕がじゃあね、と言った途端、彼氏さんは君の前に現れた。
愛し合ってるんだって、分かる顔してたよ。
どうか、お幸せに。
僕にとって、君は大切な人。
本当は、僕が幸せにしたかった。
でも、君にとって、彼といることが幸せになるというのなら。
僕は喜んで身を引くよ。
誰よりも、君の幸せを願ってる。
この、鐘の音と共に。
もう帰ろう。鐘が鳴ってるよ。
『鐘の音』
死者が出たとき
時を告げるとき
この鐘の音が鳴り響くだろう
親、兄弟、姉妹、友人
親しい者が還らぬ人となった時
貴方方はこの鐘の音を耳にするとき
一体どんなことを思って鐘の音を聞いているのだろう
晴れ空に響き渡る祝福の音。
遠くに見えた、幸せそうなひとたち。
いつかこの音を、世界で一番きれいなきみの隣で。
夕暮れに、見覚えのない住宅地に迷い込んだ。
塾からの帰り道、自転車で一人、人気のない路地を彷徨っている。
おかしいのは、いつも通りのルートを走っていたのに、いつの間にかこんなところに迷い込んでいたこと。
まるで、誰かに誘われたかのように。
ノコギリで、何かを切るような音が聞こえる。
ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ。
人気はないのに、誰かがどこかで何かを切っている。
振り返ると、さっき通り過ぎた道が消えていた。
そこには、暗闇が広がっているだけ。
いよいよ、やばいところに来てしまったようだ。
スマホを取り出し、自宅に掛けてみる。
誰かと繋がったが、聞いたことのない言葉でずっと男性が喋っていた。
声に聞き覚えもない。絶対に家族の誰かではない。
仕方なく電話を切り、自転車を止め、目の前にある家のインターホンを鳴らしてみる。
鳴り響く鐘の音。これは…お寺の鐘の音だ。
玄関のドアが開き、真っ青な人が出てきた。
全身が真っ青。目も鼻も口もない。
これはやばい、と隠れようとしたが、どうやら向こうにはこっちが見えていないらしい。
辺りをキョロキョロとして、目の前の僕に気付かずに、扉を閉めた。
そして僕は途方に暮れる。
自転車に乗り、あてもなく走り出した。
すると、辺り一帯から鐘の音が響く。
寺の鐘の音が鳴り響く。
ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン。
左右に並ぶすべての玄関のドアが開き、真っ青な人が顔を出す。
まっすぐ前を向いて、一心不乱に自転車を漕いだ。
左右の青い人が、口々に何かを言っている。叫んでいる。
どうせ聞いたって分からない。走り続けるしかない。
道の先に、何かが立っていた。青い人だ。
右手に…ノコギリを持っている。
そして、左手には…誰かの首。
横を走り抜ける時、青い人が持っていた誰かの首がこちらを向いた。
その顔は…僕だった。
自転車はそこで豪快に転倒し、僕の体はアスファルトに叩きつけられた。
「交通事故で運ばれた男の子、助かったって?」
「ああ、一時はどうなることかと思ったけどな」
「首の骨が折れてて、心肺停止もあったとか」
「うん、たぶん、あの世を垣間見たんじゃないかな」
「だけど、手術中にも大変なことがあってさ」
「何?」
「突然、執刀医が倒れたんだよ」
「ホントかよ。なんか、不穏なものを感じるな」
「いや、それがさ、そいつ、次の日手術だってのに深酒したらしくてさ、それで体調崩して気を失ったらしいんだ」
「マジか。医者の不養生ってやつだな。で、そいつはどーなったの?」
「まあすぐに執刀医は交代して何とかなったけど、目を覚ました後でそいつに話を聞いたら、気絶してる間もこれはマズイって気持ちがあったのか、何故か夢の中でノコギリ持って手術を続けてて、周りにいる手術衣を着た同僚からやめろって言われても手を止めることが出来なくて、辺りから聞こえる寺の鐘の音に自分は死んだのかと不安になったところで院長が現れて、お前はクビだ、って宣告されたんだって」
雨音の カーテン
晴れていたら景色最高なんだけど
海の青さと空の葵さが違っていていいんだよ
傘をさしても足元が濡れていく
鐘の紐を私も手にとり一緒にひっぱる
雨の中に消える音でも 胸にやさしく刻まれる
『鐘の音』
休み時間になっては
駆け足で外へ行き
鐘の音が鳴り響くまで
遊び尽くす
いつかまたやりたいな。
教会の鐘の音、それは彼を思い出す音。
半年前、彼は教会の前で婚約をしてくれた。
「半年後に仕事がひと段落する。そしたら迎えに行く。そのときに改めてプロポーズさせて」
そう言って去って行った彼は、今日ここに戻ってくる。
私は教会の前で、あなたが来るのを待つ。
約束の午後1時。教会の鐘が鳴った。
ちょうど彼のことを思い出した瞬間、遠くの方でこっちに駆け寄って来ながら私に手を振る彼の姿が見えた。
その彼に手を振り返すべく、私は右手を挙げた。
美しの塔鐘鳴らす
ここに来たここにいるよと霧晴れていく
目を閉じて夢想を広げ軽い目眩
頭蓋にしみる平和の鐘の音
♯鐘の音
夕暮れや あの鐘鳴りし 夏の日の
踵踏みしまま 君誘ふ僕
#13 鐘の音