『鏡』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
テーマ「鏡」
水たまりに写った空を撮ったことがある。
ただの日常的な写真。
だけども、自然の鏡。
この写真に「いいね」がつくたび、うれしくなった。
ニコニコと、笑顔を浮かべる私
けれど、左右非対称に映る私は
笑顔の抜けた、死んだ様な顔をしていた
--二作目--
人とは違う、変わった容姿
それが嫌いで、映される事を嫌った
記憶として、残される事を嫌った
「僕は好きですけどね、その髪も、目も
と言うか、僕は貴方自身が好きなんですから
全部マルっと好きに決まってるじゃないですか
...部屋は綺麗に片付けて欲しいですけど」
そう言ってくれたあいつの携帯には
ボクとのツーショットがある事を知っている
#鏡
391作目
鏡に向かう…
髪を整えるわけでもなく
洗顔でもなくて
おい!おい!おい!
お前はどうしたいんだよ!
しけた面してさぁ…
なんなよ!!
そんな顔さらして…
そう自分に問う
そう問いつづける
向かうために
明日へ憧れた向こうに…
おい!
終わるのか…
もう終わるのか?
お前さぁ…
そんなもんなの?
大したことねぇなぁ…
おい!おい!
マジそんなもんなの?
ほんまのヘタレだね!
おい!おい!おい!
何か言えよ…!
ホントに終わるきじゃねぇよな…!
おい!次に行けよ…
気持ち変えろよ!
その悔しさ全快で!!
そんなこと大したことねぇや!!って…
そう言って…
そのまま玄関出て練習行ってこいや!!
おい!お前はよ!!
お前はこんな事で終わる奴じゃねぇからよ!!!
お前が一番知ってる事だよな!!!
お前がやってきたことは何一つもムダはねぇよ!!!
さぁ真っ正面から全快でブチ当たってこいや!!
ロートルアスリートの心意気見せてやれよ!!
さぁいいか!
コング鳴らすぞ!!!
試合再開だ!!!!!
思う存分戦ってこいや!!!
美佐子に見せてやれよ!!!
美佐子に夢を魅させてやれよ!!!
明日を魅せてやれよ!!!
男粋を見せてやれよ!!!!!
今日も練習へ行ってきます!。
鏡に映る私は
なりたかった姿じゃない
望んだ姿では無い
でも、望んでいる姿も無い
もっと綺麗だったらなとか思うことはあるけど
急に顔が変わったら驚くだろうし
なんだかんだで私はずっと
この姿でいたい
「鏡」
何十年も見続けてきた自分の顔が
急に変わったら皆さんは
どうしますか?
私はまず
頬を抓ります。
顔が変わるとかありえないけど
正直気になるかも...
おとぎ話みたいなこと
憧れちゃいます✨
〚鏡〛
鏡の中の僕は、なんでも出来る凄い人。
でも実際の僕は助けて貰わなきゃだめなんだ。
普通の人が出来る事が、出来ない。
でも時々現実逃避もする。
そんな僕もみんなと同じ人だから。
出来なくても、僕なりに進むよ。
君と同じように。
鏡よ鏡、
頼むから
生きてるだけで
偉いって言って
ほら褒めて
慈悲の眼差し
とある有名な殺人鬼が居た。
夜間に行動が盛んになると言われていて、両親や祖父母には絶対に夜中外に出るな、と言われていた。
そんな時に私は殺人鬼に出会ってしまった。
「あ…」
普通に歩いている所を見かけてしまって、目が合ってしまったのだ。
私はその場から動く事が出来なくなってしまって、歩行者が居ても、助けてくれる人は居なかった。
目で助けを呼んでも見て見ぬふりだった。
「絶対に見ちゃ駄目よっ…、!!」
近くからそんな声が聞こえてくるのだ。
そして、私の頭上には血濡れたシャベルを振り上げた大きな影。
殺人鬼は慈悲の眼差しを私に向けながら、シャベルを下に思いっきり振り下げ、私の頭に当たった。
鈍い音とあの殺人鬼の慈悲の眼差しは私の頭に残っていたんだ。
「殺人鬼にもきっとココロがあったはずよ。何処かで道を間違えてしまったんだろうね。」
その言葉が私の頭に浮かんだ瞬間、私の生涯は閉ざされたのだろう。
鏡
パリーンと鏡が割れた。
「一生懸命 頑張っていればきっと
良い事がある」そう言って僕を労る様に
にっこりと微笑んだ母さん
今にして思えばそれこそが嘘だったのかも
しれない
鏡の前でにっこりと笑顔を作って
いつも仕事に出掛ける母さん
酒浸りになって昼まで寝ている父さんの姿を見ない様にいつも鏡の前で笑っていたの
かもしれない
頑張れ 頑張れと言っていたのは、
いつか鏡の前の自分が現実になると
自分に言い聞かせていたのかもしれない
結果 過労で体を壊した母さんは、
現実を見れずに死んでしまった
後に残ったのは、アルコールが抜けない
父さんとまだ誰かの保護なしでは、生きられない僕だけが残った。
母さんの笑顔を映していた鏡は、
粉々に割れ 代わりに映っているのは....
目を背けていた歪な現実だけだった...。
鏡
仲良くなった人とは鏡のように似てくるという。あるいは合わせ鏡のような人が知り合いになるとも。
けれどもそれは、どちらも相手に関心を持ってるからの話だと思う。
さあ、私とあなたはどうだろうか?
鏡って私本来の姿を現すけれど、あなたらしくって意味があると思う。
いくらメイクとかをしたつて落としたときに見る鏡はあんまり可愛くないかもしれないけれどあなたらしく、そのままでいいんだよって伝えてるんじゃないのかな…
この夢を夢だと気づく 鏡越し 間違い探しができるだなんて
/お題「鏡」より
I'll write it later.
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「鏡よ鏡よ鏡さん。世界で一番美しい女は誰?」
ある物語の一場面。
なぜある日突然、鏡の答えが女王から小娘に変わったのか。そのところに引っかかっている。
小娘の前日と今日の何が違って、鏡の意思に作用したのだろう?
お題「鏡」
鏡は真実を映すって言うけど
自分を映すときって
ちょっと修正して見てるんだって
無意識に良く見える角度とか表情とか
作って映してるんだって、怖いよね−
だから鏡もほんとはほんとじゃないの
だからほんとの自分を見たい人
真実は写真にこそあれ。
✼•┈┈鏡┈┈•✼
鏡に映るわたし。
ちょっとふけこんできたけれど、だんだん父方の祖母に似てきた気がする。
遺影でしかみたことがないおばあちゃん。
遺影の写真は誰かの結婚式だったようで、くったくのない笑顔がまぶしい。
夫婦養子で家に入ったおばあちゃん。
苦労も人一倍だっただろうに、明るく健康的な印象だ。
おばあちゃん。
声に出して呼んでみた。
優しい温かい手で頭を撫でてもらった様な気がした。
そういえば、お盆だ。
鏡
鏡で自分を見た時心の奥底まで見える気がする。
いつもはしまっている黒く渦巻いた感情が
出てくる感じがする
鏡
素顔を見るのは嫌いだ。それでもこれを好きになるには、向き合って自分を作り上げるしかなかった。それでも、映し出される顔が丁寧に手を加えていく内に変わっていくのを見るのは気分が良かった。
私は私を好きになりたい。だから、失敗を繰り返しながらもコスメに手を伸ばすんだ。
最後に髪を整えて、ティントリップが綺麗に馴染んだ唇を少し緩める。
――このどうしようもない生活の中で、自分に彩りを加える自由をこれからも楽しもう。
立ち上がり、私はいつものように部屋を出る。今日もまた一日が始まった。
日々家
鏡
鏡の中の私は
仲の悪かった
母にどんどん
近づいてゆく
あんなに憎んだのは
本当は
愛して欲しかったから
今は
すごく
それがわかるよ
「鏡」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
私は江戸川乱歩さんの鏡地獄という話を思い浮かべました。内容はある人の友の友が鏡やレンズに興味を持ち、最後には沢山の謎を残す話です。彼はある時に鏡やレンズに強い興味を持ち、実験をするようになります。いろいろな形の鏡や実験室、ガラス工房などを駆使し予測不可能な実験で、だんだん大規模のものになっていきます。そして最後のあのシーンは「鏡地獄」という言葉に深みが出ると思います。
今はインターネットでも読めるので読んでみてください!!心に残り、もう一回読みたくなります!!
鏡
僕はいつも見ているよ
寝ぼけ眼の君の顔
洗顔したての顔
丹念にファンデーションを塗る顔
髪にブラシをかける顔
憂鬱そうな顔
お仕事頑張ってね
目元のシミを眺める顔
顎のニキビを触る顔
美容パックをする顔
熱心な顔
もっと自信を持って
凝ったイヤリングをつける顔
慣れないマスカラをする顔
唇でティッシュを噛む顔
緊張している顔
今日はデートかな?
毎日毎日頑張っている君を
僕はいつも見ているよ
君は僕に映る自分の顔を見て
一人でふと笑ったり 怒ったり 泣いたり
それでいいんだ
僕の前では本心をさらしても
君のすっぴんの顔も メイクで飾った顔も
どんな顔も ぜんぶ素敵だよ
これからもずっと 見守っているよ
「鏡」
写真より鏡で自分を見ると盛れてるって思うときありません?
友達とも話してて、洗面所の鏡って盛れるよねって。
なんでだろう。光加減が強いからかな
私の場合は、夜に鏡を見るとすごく盛れているようにみえる。
写真を撮る時も、内カメ外カメ関係なく"鏡を見る自分"が直接自分を撮ったときより盛れている。
うわ、鏡のパワーってすごいんだ