『鏡』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『鏡』
太古より、鏡は神に祀られており、神具の1つです。
日常に溶け込んでいて特別感はあまり感じませんが、不思議で神秘的な物でもあります。
例えば、「鏡映反転」などは二千年以上前からの謎とされ、数々の天才たちが挑んできたテーマでもあるので、難解さすら宇宙レベルに思えてしまい、ますます神秘的な気がします。また、文学作品でも「鏡」がキーワードの作品も多いですよね。
鏡の魅力は、魔力のような神秘だけではなく、謎も深いからこそなのかもしれません。
鏡
鏡を語る時の人の雄弁なことといったら
卑弥呼なら
ドラキュラなら
白雪姫の継母なら
ひみつのアッコちゃんなら
きっと違うだろうに
人を惑わすもの、鏡
私を見つめてクククッと笑っている
鏡
鏡が好きじゃなかった。
博士が作成したクローンは数多くいるが、その中でも異様な顔立ちをしていた。目や鼻などの過不足はないものの、人間を元に見た際口元が特殊らしく、歯というものがなかった。
その代わり、強力な体液により食べ物を溶かすという食材の味が分からないクチだった。
気にしているのを勘付かれたのか、口元を隠す覆面を博士は作ってくれたため、そこに関しては現在大きくは気にしていない。
問題は顔色だった。他に比べて圧倒的に顔色が悪く、不健康的な見た目がどうにも気味が悪く好きになれなかった。皆は気にしなくても問題ないと言ってくれてはいるものの、青白い自らの肌を見てあまり良い気分はしなかった。
ある日、やはり「無感覚」という肩書きから、神経なども抜かれたような見た目にされてしまったのか。考えたくないが、どうしてもそのことが頭によぎって支配をしてくる。
「考え事かい?」
「ああ、慎太郎」
彼の名前は青鷺慎太郎。同僚みたいなものだ。基本的には、礼儀正しく安心感を与えるような声色と話し方。
「やあ神已。下を向いていたら視野が狭くなるよ。そんなのつまんないさ。俺が無理やり上を向かせてあげようか?」
ただしかなりの危険思考。
「お前に頼めば首の骨が心配だ」
「よく気づいたね。それで?悩み事?」
まあ正直こんなことを言うなんて贅沢すぎると思う。しかし無意識に口は動いていた。
「簡単に言えば肌色のことを考えていた。皆とは違うから多少気になってしまって」
「ふーん」
「すまない。ただ……少しだけ他人に共有をしたくて」
そう。それだけなんだ。それだけで十分。このことを自分一人で抱えていないという事実だけで救われる…
「神已のことだから解決しようとも考えてないでしょ?」
危険思考ではあるが、慎太郎について一つは分かっていることがある。
「全く考えていない」
「じゃあ俺から言えるのはこれだけだね。話してくれてありがとう」
彼は温もりがないわけではないことだ。
「こちらこそ。聞いてくれてありがとう」
その日をきっかけに、部屋の鏡を真っ直ぐ見れるようになった……ほんの少しの間。
鏡に映った自分の顔が嫌い。
目、鼻、眉、輪郭、口、全部がコンプレックス。
どれだけ可愛くなろうとしても
心が満たされない。
マスクをつけて、前髪を伸ばして。
できる限り顔が見えないように
自分を保つ。
いつになったら自分は輝ける?
可愛い人たちみたいに、私だって、キラキラ輝きたい。
「自信を持って!女の子はみんなかわいいから!」
そんなわけ、ねぇだろ。
『鏡』
私の日課は 朝家を出るとき鏡の前で笑顔を作ること.
" 今日も誰にも心配かけずに1日を終えられますように "
いつかは鏡を見なくても笑顔になれたらいいな
鏡。
鏡と言えばなんて思いますか。?
私は鏡を不思議に思っている。
なぜ自分の姿がうつるのか。哲学的な?笑
私は鏡に問いかける。
鏡よ鏡。なぜ____________なの。?
めちゃくちゃ変な話だったけど読んでくれて嬉しいで
すっ!これからも見てくれるとありがたいです🌀
#鏡
皆の前ではいつも明るくて、クラスの中心となっている君。
君のお陰で、沢山の人が元気を貰えて、幸せになっているんだよね。
でもね、僕は知ってるよ。
君が隠れて、鏡の前で作り笑顔の練習をしていることを
鏡
鏡よ鏡、この世で1番美しいのはだぁれ?
白雪姫です。
はぁぁ〜⁈許せない…絶対に許さない‼︎
白雪姫です。
鏡よ鏡、白雪姫は美しくないわ!
この世で1番美しいのは白雪姫です。
違うって言ってるじゃない!
白雪姫はこの世で1番可愛いのよ‼︎
そっち⁇
当たり前でしょ!アタシが1番美しいのよ!
そっちもか。
さっさと訂正しなさいよ!
可愛いと美しいの違いも分からないのかしら?
世界で1番美しいのは貴方様でございます。
ふふ、いいでしょう。
それにお前みたいな鏡如きに白雪姫の可愛さを語らせないわ。白雪姫は笑った顔も花のようで…
女王様、15分後に白雪姫のライブが…
当たり前わかってるわよ!握手券全て買ってやろうじゃない!チェキは勿論、席も1番前よ!
行ってくるわね、アンタも私のように自分を磨きなさい。そこ汚れてるわよ。
なんと、後で磨いておきます。
行ってらっしゃいませ、女王様。
アナタが嫌うのなら、私も嫌おう。
アナタが愛すというのなら、私も愛そう。
アナタが滅べと望むなら、私は滅ぼそう。
アナタが右手を振り上げたなら、私はあらん限りの力でもって左手を振るおう。
アナタを滅ぼそう、アナタの愛したものを蹂躙しよう。
アナタが止まるまで。
テーマ「鏡」
おや、その手に持ってゐるのは鏡かい?
やめといたほうが良いよぉ。
鏡は、色んなモノを「うつす」、からねぇ。
鏡
小さい頃から体が弱かった母に言われてきた。
「花、何かあったら鏡で自分を見なさい。
そうしたら自分がどうしたらいいのか、どうしたいのか自ずと見えてくるわ。自分自身を見つめるのよ。」
母はいつでも
友達と喧嘩しても
泣いている時も
楽しい時も
鏡を見て自分を見つめろと言った。
だから我が家にはいつもそれぞれの部屋に鏡が必ずある。
でもそういつも、鏡、鏡と話していた母は1年前に亡くなってしまった。
ショックだったけど、お父さんと2人で頑張ってきた。
まあ、料理とかはお互い得意じゃないから週に3回はコンビニの時もあるけど。
お母さんが知ったら笑うかな?
いや、もしかしたら天国で私達を見て怒ってるのかもしれない。
コンビニ弁当は栄養が偏る〜!
ちゃんと自炊しなさい〜!!
ってね?
お母さんがそう言う姿を思い浮かべたら少し笑えた。
チーンチーン
でもね、お母さん。
お父さんと仲良くうまくやっていけてるよ。
お母さんが亡くなったのは今でも寂しいけどお父さんとこれからも支え合って頑張るね?
でも、時々コンビニ弁当だけど許してね。
手を合わせて学校に向かった。
昼休み
私は隣のクラスの男子から呼び出された。
誰だったかな?話したことないや。
人気がない場所に移動したいと言われそこまで歩いている最中に考える。
私に何か用?
ていうか、わざわざ移動する必要ある?
目の前で歩いていたら男子がそこで止まった。
その男子は私に言う。
「あの!俺、葉山 果那っていうんだけど
ずっと前から松原さんが好きなんだ。
もし嫌じゃなければ付き合ってくれないかな?」
告白だった。
気持ちは嬉しいけど私はまだ葉山くんのことを何も知らない。名前だって今知ったばかりなんだから。
「気持ちは嬉しいけど、私まだ葉山くんのこと全然知らない。全く知らない時点で付き合うかどうかは決めれないかな。」
そう言うと目をキラキラさせて
「じゃあ、友達から友達から始めようよ!
それでもダメだったら振ってもらって構わないからさ?」
友達から、か・・・・・
それならやってみよう。
「分かった。よろしくね?葉山くん。」
そして私達は友達になった。
それから1カ月が経った。
葉山くんへの気持ちは
未だにはっきりせず、わからなかった。
葉山くんといるとドキドキするし、楽しい。
でもこの気持ちが恋なのだろうか?
分からない。
迷っていた。
迷ったまま一日が過ぎていく。
次の日
朝起きたら体がだるくて熱を測ってみたら、熱がだった。
お父さんは今日は大事なプレゼンがあるらしくどうしても会社を休めないようだった。
申し訳ないような顔でごめんな〜って嘆きながら家を出ていった。
それからは1人だ。
体暑いしきついし、寝ようかな。
布団に入って目をつぶっていると眠気が襲ってきていつのまにか寝ていた。
目が覚めたら3時だった。
何か食べたいけどきつくて何も作りたくない。
コンビニにもいけないし〜
薬は飲んだんだけどな。
ブルーな気分でどうしようかと迷っていると
ピンポーン
誰かが来たようだ。
出ないわけにはいかなくて壁をつたいながら玄関に向かい扉を開くと
葉山くんがいた。
「え、なんで?」
「お見舞いにきた!先生から熱が出たって聞いたから。
キツいのにここまで来させて、ごめんな。
上がっていいか?」
お見舞いに来てくれたんだ。
助かった。
「ありがとう。どうぞ上がって。」
お言葉に甘えて助けてもらうことにした。
そして、2人で私の部屋に向かった。
「よしっ!ゼリー持ってきたけど食べれそうか?」
すごく助かる。
「うん。お腹減ってたの。ありがとう。貰うね。」
それからゼリーを食べて、葉山くんに冷えピタとか風邪対策をしてもらった。
「本当にありがとね?だいぶ楽になったよ。」
すると、葉山くんは嬉しそうに笑った。
「良かったー、力になれて!」
少しだけ話してからあっと言う間に夕方になった。
「もうそろそろ帰るな?大丈夫か?」
葉山くんともうバイバイか。
なんだか寂しい気持ちになった。
だけど、もうすぐお父さんが帰ってくるからずっといてもらうわけにはいかない。
だから寂しさを振り切って
「うん。ありがとう。今日は本当に助かった。」
そして、葉山くんを玄関まで送った。
葉山くんは大丈夫だって、寝てろって言ってたけどさすがにきてもらって面倒を見てもらったのにお見送りしないのは申し訳ないと思ってそこは譲らなかった。
「じゃあ、また学校でな。
早く元気になって笑顔を見せてね。
花は笑ってる顔が一番可愛いし、似合うからさ。
どんな花でも好きだけどな?」
照れくさそうに笑いながら私の頭を撫でて出ていった。
私はなんだかくすぐったいような恥ずかしいようななんとも不思議な感覚に襲われ、しまいには顔に熱が集まって頬が熱かった。
ふと、玄関に置いてある大きな鏡を見た。
鏡に映っている私は信じられないぐらい、いつもとは違った。
真っ赤っかで、頬も緩んでいた。
この表情をみて私はやっと分かった。
私は葉山くんのことが好きなんだと。
そして、お母さんがずっと言っていた意味もなんとなく理解できた。
鏡を見ると自分がどうしたいのか、どうすればいいのか気持ちがわかるって。
そう言うことだったんだね。お母さん。
自分を見つめるのは大切だね。
自分自身と向き合うと変われるんだね。
ありがとう。お母さん。大事なことに気づかせてくれて。
次の日
私は葉山くんに気持ちを早く伝えたくてはやる気持ちでドキドキしながら家を出た。
頑張れ!花。
家を出るとき、後ろから
お母さんの声が聞こえた気がした。
無事、気持ちを伝えることができて私と葉山くんは
恋人
と言う名の幸せな関係になった。
完
8/18 お題「鏡」
「鏡よ、鏡。教えておくれ。お前が好きなことはなぁに?」
『それは、あなた様とお話しをすることです』
「鏡よ、鏡。教えておくれ。お前の一番好きな人はだぁれ?」
『それは、あなた様です』
「鏡よ、鏡。教えておくれ。お前が嫉妬する相手はだぁれ?」
『それは、王子様です』
「白雪姫。また鏡と遊んでいるのかい?」
「あら、王子様」
「程々にしておくれ。国民に知れたら大変だ、僕と鏡が嫉妬し合っているなんて」
「大丈夫よ。この鏡は人をからかって遊んでいるだけだもの」
『そうでも、ないのですよ。私は真実を映す鏡ですから』
(所要時間:10分)
毎朝の習慣 鏡を見て思いっきり笑顔を作ってから家を出る
人は他人からどんな風に見えているか分からないから、人と関わるのが怖い、ひとりが気楽って思う。だけれど自分の姿を鏡で見てみると自分のことがよく知れる。そうすると個人的に人と関わるのが楽しくなると感じる。
鏡の中の自分と話す。
貴方はだあれ?
貴方は私。
本当に全てが私?
自覚がないだけ
認めないだけ
嫌いな自分がそこにいる
私には双子の妹がいる。
私と瓜二つで、近所の人によく間違えられていた。
最近は時々しか私の前に顔を出すことがない。
それは家の中だったり、街の中だったり、一定の場所に現れる。
見かけても私の真似をして首を傾けるだけだ。
そういえば、声もしばらく聞いていない。
「話そうよ」
と話しかけても、うんとも言わない。
妹は私のことが嫌いになってしまったのだろうか。
さいごに聞いたのは、些細なことで喧嘩したあの夜の
「お姉ちゃんのおばか!!」
って、キンと高くてつよい声。
手は触れられるのに、どうにも冷たくて虚しくなった。
「ねぇ、なんであの人、
鏡に向かって話しかけてるの?」
書く習慣/136日目。
「 鏡 」…
怪しげな階段から足音がする。
〈コツン…コツン〉歩く音
人影が見える
まがまがしい部屋に
一つ鏡が飾られている。
💢🪞 ┏(^o ^┏)┓ブッ
( ^ω^)鏡よ鏡…
世界で1番美しいのはだ〜れ?
🪞チッ…それは、
米映画批評サイト・TC Candler による
「世界で最も美しい顔100人」
2022年版が発表された情報で、
1位は米モデルのジャスミン・トゥークス、
2位は韓国のMOMOLANDのナンシー、
3位はBLACKPINKのリサ、
で…ございます。
( ^ω^)その中に私は?
🪞地球外です。
( ^ω^ )え
( ^ω^)何で何で何で?
魔法の鏡→🪞(^ω^ ) 🪞←魔境の鏡
・・・
魔法の鏡→🪞 🪞←魔境の鏡
鏡合わせで 内容 すらも消失。
て″は… た 月日…
「鏡の君は、君じゃない」
題:鏡
鏡に写ってる私は、
動きが反対になってる。
じゃあさ、
私が泣いてたら笑ってるように見せてくれる?
私が笑ってたら泣いてるように見せてくれる?
私は弱いところ見せたくないの。だからね、
泣いてたら笑ってるように見せてよ。
だけど、私はいつもみんなに
作り笑顔をしちゃうんだ。
だからね、笑ってたら泣いてるように見せてよ。
できっこないよね、
こんなこと。
鏡
今日も朝起きて鏡を見る
いつもと変わらない自分
普段と同じように、髪を巻き、メイクをする。
鏡は自分の顔が見える!
他人が見ている顔を鏡で自分も見ることが出来る。
本当の自分とは?
鏡の中にいる「この人(顔)」は、果たして本当の自分なのか?
#6 鏡
鏡とは、反対の世界。
着ている服も、顔も、動きも、全て反対に写す。
でも、反対なのは見た目だけじゃないみたい。
ある日、いつものように学校へ行く準備をしてた。
髪を結ぶ位置は耳より下。
スカート丈は膝下10cm。
前髪も眉毛から出ないように。
模範的で、優等生らしい格好。
そうしてたら、急に鏡の中の私が変わったの。
髪の毛は下ろしてパーマをかけてて。
顔にはメイク。
服も制服じゃなくて肌の露出が激しいワンピース。
鏡の中の私はこう言った。
「こっちの世界、来てない?」
聞くと、鏡の世界での私はやんちゃっ子らしい。
見た目は言わずもがな、素行も悪く。
学校なんかろくに行ってない。
「こっちの世界に来れば、
あんたの好きに遊べるよ。」
そう言われて私、我慢できなくなったの。
今までずっと模範的でいようとしてたけど
ほんとは髪の毛を巻いてみたかった。
スカートももっと短いのが着たいし
勉強なんてしたくない。
だから、すぐに頷いた。
鏡の中の彼女は笑って、私と世界を入れ替えた。
そこからは好きなように遊んだ。
髪の毛も下ろして、可愛くパーマをかけて。
服もノースリーブやミニスカを着て。
普段は行かないような店に行って。
すごく楽しかった。
でも、この世界では、誰も私を褒めてくれなかった。
当然だよね。
だって、この世界での私はいい子じゃないだから。
褒められるようなことなんて何もしてない。
そう思うと、ああやって我慢してたのも無意味ではなかったように思えてきて。
もっと、褒めてほしくなった。
だからね私、鏡の私にお願いしたの。
「元の世界に帰して」
って。
でも、ダメって言われちゃった。
彼女はあの世界が楽しいみたい。
模範的で優等生らしい私の生活が気に入ったみたい。
でも、元々は私の世界なのよ。
私のものなんだから、返してくれたっていいじゃない。
あぁでも、私が元の世界に帰りたくて彼女は帰りたくないなんて。
ほんとに、鏡は全てが反対なのね。
鏡
やってはいけないことだけど
鏡に向かってお前は誰だという
メンタルが壊れるらしい
精神が病んでろくな事はない
禁忌や危ないことはなにかに例えて口伝されている
最近は、こういうことが軽んじられているような気がする
怖いことはいけないことだと思ってないが
何故、怖いのか理解するのは必要だと思う