『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日は天気がいいので、朝、音楽を聴きながら近くの公園で気分良くウォーキングした。
帰りがけにコンビニに入ったら、すれ違った背の高いお兄さんが突き刺さるような鋭い眼差しをこちらに向けたあと、急いで目をそらして出て行った。
え、なに?
店に入ったら小さい子連れのママや、太ったおじさんや、ちょっと腰が曲がったおじいさんまで一斉にこちらを見た。
みんな鋭い眼差し… そしてすぐに目をそらす。
私の服装が何かおかしい? ガラスに映った姿に別に異常はない。
レジで対応してくれた店員さんだけがなぜかとてもにこやかだった。営業スマイルを越えて、なんだか声をあげて笑い出しそうなのをこらえてる感じ。
やだ、この店こわい。何か誤魔化してる?
お客も店員もグル?
店ぐるみで犯罪が行われている!?
元々暴走気味の私の妄想力に火がついてボウボウ燃え上がる。
走るように店を出たとたんに気がついた。
スマホと接続してたイヤホンのブルートゥースがいつのまにか切れて、私のバックから大音量で音楽が鳴り響いていたのだ。
もしかしたら、家を出た時から、ずっと。
漏れていたのが、たまに聞く昭和のアニソン集じゃなくて古い洋楽だったのがせめてもの救いだ…
あぁあ。
(フィクションではありません。お題が「鋭い眼差し」の日にこんなことが起こるって、どういう偶然?)
「私は、小説家になりたい。」
やっと言えた。
いつもは穏やかな母の鋭い眼差しがこちらに向けられる。
私の未来の、将来の、霧がかっていた視界が晴れ、はっきりと長い長いコンクリートの道が見えた。
#鋭い眼差し
お散歩しながらカメラを構えるのが好き。
途中、視線を感じた先にはノラネコがいる。
“別に捕まえないよ。友達になりたいだけ。“
そんなことを思いながら鋭い眼差しにカメラを向ける。
#鋭い眼差し
青くて、暗い。
透明で、月のように寂しい。
空気を切り裂く、静かな閃光。
鏡のような水面に落ちる、一粒の雫。
すべてを見透かされるような、
焦りと安堵。
-鋭い眼差し-
ジクリと痛む体を抱えながら歩く。
夜の遊歩道。
ここには誰もいない。
幼い頃に自殺事故が多発した遊歩道では夜中になると
自殺した人の怨念が徘徊するという。
俺は好奇心から夜の丑三つ時その遊歩道へ向かった。
歩いてる人はおらず時折車が2・3台通るくらいだった。
携帯の充電は満タン。
非常時のために小型のサバイバルナイフを持ってきた。
街灯が少ないこの道は薄暗かった。
「お兄さん」
ふと、後ろからお婆さんの声がした。
振り返ると人は居らず背筋が凍るような感覚。
誰もいないのに、誰が俺の事を…
考えるだけで恐ろしかった
はぁ、はぁっと息を荒らげながら走って遊歩道に向かう。
「ねぇ、お兄ちゃん」
はっと振り返ると小さな女の子が熊の人形を抱えてたっていた。だが顔はよく見えない、遊歩道には電気がほとんどついてないため、すごく暗い。
「お兄ちゃん、何しに来たの」
この声に俺はゾッとした。
"2人目"…な、なんで2人目…いつの間に
「ねぇねぇ」
「何してんの」
遊歩道の上にはいつの間にかたくさんの子供たちがいた。視線は俺の事ばかり見ている。
足にしがみつくもの、被さってくるもの、服を引っ張ってくるもの、ついには包丁を持った血まみれのものまでいた。
ひっ…
喉から息を引く音が聞こえる。
その少年はこちらにゆっくりゆっくりと歩いてくる。
「ねぇ…お兄ちゃん。僕らにその体…ちょうだい」
そう言って子供たちは俺に襲いかかってきた。
はっと目覚めると俺はベットの上で汗まみれになっていた。
季節は秋の下旬
ここまで汗でびっちょりになるような事はほとんどない季節。きっとあの夢で冷や汗をかいたんだろう
いつも通りに会社に向かう。その途中たくさんの人が心配そうにこちらを見ている。話しかけてくる人もいた。
「大丈夫ですか?」と
なんでだろ、別に大丈夫なんだけど何を心配してるんだ?
自分の体をよく見ると、昨日の夜少年が持っていた《それ》が俺の腹に刺さっていた。
気づくと酷く痛む
叫びたいのに叫べないだから俺は
鋭い眼差しなんて、要らない。
ただただ暖かい目で見ててほしい。
お願い、
パパ。
お願い、
ママ。
ずっとそう思ってきたあたしの眼差しは、こんなにも鋭くなってしまった。
優しい眼差しを
誰か教えて。
あたしねー、苦手なのよ、野良猫。
昔むかし、ホントに子どもの頃、学校帰りに、このコいけるかな?って手を出したのに、飛びかかられてさっ
トラウマってやつ?
マジでランドセルから倒れそうだったんだよ
毛が生えてるやつ、だいたいそうね。
コッチは、チョー好意的に手を出してるんだけどさっ
だいたい、キッっした目で見るじゃん
君は、飲みかけのミルクティーの缶を持ちながら、土手のサイクリングロードの端に腰かけて、夕日が沈んだ先を探して、突っ立ってないで座ればって気配出してる
このパンツ先週買ったばかりなんだよな
あっ、でもね、ウチで2匹目に飼った猫ってノラだったの。
でも。
あれって捨て猫だったんじゃないかって、引越するのに次のトコ飼えないからって置いてったんじゃないかって
ウチのマミーって、結構冷たいこと言いながら、猫のエサとかおやつとか買ってきちゃうんだよね。
ヤッパさ、ホントの野良猫と飼われてたノラって眼つきチガうよね。
キッってしてないの。
そのノラは、ずーっと居たね、ホントに何年も、多分死ぬまで・・・外でエサあげて家の中には上げなかったからさ、いつの間にかだったけど
猫って死ぬ時、いなくなっちゃうんだよ
犬か猫飼ったことある?
君は、飲み終えたミルクティーの缶を振りながら、せーのってスカートのお尻を叩きながら立ち上がる。
じぁね
君の眼、ノラの話してるとき、とても優しかったよ。
【鋭い眼差し】
さみしいの?
辛いの?
怖いの?
怒ってるの?
諦めてるの?
私が笑顔にしてあげるから、
大好きだよ
鋭い眼差し
何かに集中するその目に私は弱いです。
鏡に手を合わせた。
映る自分の顔が。
いつもと違っていた。
怒り憎しみ?
そんな感情が僕を支配した。
ぶつける事のできない感情の自分が。
鏡の中で僕をにらみつける。
その鋭い眼差しの僕との睨み合い。
馬鹿馬鹿しい。
そう思って…やめた。
この感情は何処へ向かうのだろう。
Theme.鋭い眼差し
あなたの目は素敵でした。いつも愛のムチをくれましたよね。今でも覚えてます。いつまでも元気でいてください。
#7 ブランチ。
遅めの朝ごはんを食べる。
はぁー。疲れた。
最近は、忙しくてなかなか休めることができなかった。
だから、休みの今日は、朝遅くまで寝て、ぐたぐだしてみた。
できるだけ、無駄な時間は過ごしたくはないけど、今回はしょうがない。
鋭い眼差しで色々な人が見ている世の中。
こんな世の中に生きることはとても大変なことだ。
体も心を疲れた。
でも、そんな時こそ趣味でもして元気を出さないと。
誰も助けてはくれない。
自分の理解者は、自分だけなのだ。
また、明日から忙しくなるんだろうな、と憂鬱に思いながらもいつもより短い一日が始まっていく。
___鋭い眼差し
#鋭い眼差し
相方出張中につき自堕落満喫中♡
24時間自分の時間
何もしないって最高だぁ〜!(≧▽≦)
でも…
話したい時に一人ってちょっとつまらない
見ていてくれる人もいないと寂しいし…
居るとウザいが居ないと寂しい…
居てくれないと困る人なんだなぁ〜( ꈍᴗꈍ)
🌈黒猫のつぶやき🌈
鋭い眼差しって言うほどじゃないんだけど
誰かと暮らすって
意識的でも無意識でも…
まぁ〜見られてるって事だよね(@_@)
それを気にするか?気にしないか?
一緒に暮らす年数やら
愛情の度合い(笑)とか
その時の空気感とか
その他いろいろな兼ね合いがあったり
なんやらかんやら…
面倒臭いものなのです(;´д`)トホホ…
わたしの勤務する塾では中学生の新学期は3月から始まる。教室異動があり、新教室での最初の授業、わたしのことを「鋭い眼差し」で見る生徒がいた。他教室から来たわたしのことを見定めているかのようであった。
彼に認めらたのか、彼はわたしの授業を真剣に聞いてくれた。一言一句聞き漏らさない、と決しているかのようであった。
うまく説明出来た時にはうなづいてくれ、中途半端な説明の時には顔をしかめた。わたしの授業の出来のメルクマールであった。
生徒の大半は部活の大会の日、運動会の日、修学旅行から帰って来た日は欠席するのだが、彼はどんなに忙しくても、どんなに疲れていても授業に参加した。そして、最後まで教室に残り勉強をし続けた。
その年の生徒は彼の影響を受け、休みの日も自習にくるなど、熱心に勉強をしてくれ最高の結果を出すことができた。
母親との面談で心配事を聞いた時に「うちの息子、勉強を止めないんです…」と言われたのは初めてだった。その後も言われたことはない。
かれは最後の模試で全体1位を取り、高校入試も第一志望校に合格し、塾を卒業した。
その後、かれは高校でも1位を取り続け、当然のように理1に合格。学部時代に学会から表彰され、現在は大学院にいる。
先生もがんばろ~
あなたはいつも
鋭い眼差しで
わたしを
見ていたよね
猫みたいねって
思ったりしたんだ
今あなたは
どこで何をしてるの
つらくて
挫けそうだよ
あなたがいない
この街で暮らすのが
苦痛で仕方ないよ
あなたのことを
思わなかった日は
一日も無いよ
早く帰って来てね
ずっと待ってるから
負けた訳じゃない
新たなる道標を
見つけただけだ
その鋭い眼差しは
来たる未来に向けて
紛うことなき強い意思で
栄光の城を見据えている
「鋭い眼差し」
的を皆中するように、すべてを射抜くような眼をした人だった
『鋭い眼差し』
🍀鋭い眼差し
テスト監督をしている先生
あまり先生が担当になることは無いけど
1回だけなった時
授業とはまた違う先生にテストに集中できない。
先生が教室を回る時に私の所へ来ると手が止まってしまう。
先生で嬉しいのに嬉しくない葛藤。
彼が見せる獲物を見つめるような鋭い眼差しは、怖くて美しい。
いつもほんわかしているのに、急にスイッチが入る。
そのギャップがたまらない。
僕は君に殺されたんだ。
その眼で。
いつだって君は僕を冷徹な眼で見る。
きっと君は僕を見下してるんじゃないかな。
見下し、軽蔑し、いつでも僕を鋭い眼差しで見てる君が。
殺されたいほどにたまらず好きなんだ。
【君の殺すほどの眼が好き。】