『部屋の片隅で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題「部屋の片隅で」(雑記・途中投稿)
……なぜか「四角い部屋を丸く掃く」ということわざを思い出した。雑な性格をよく表すと思っている。
私がそうだよ!!
……掃除、めちゃくちゃ嫌いだし苦手。
やる気も出ない。
掃除機買ったけど全然掃除できていない。床に物を置く癖からとりあえず直さないと、とは思っている……。
そんな汚部屋住人だからとりあえず引っ越したい。
「隊長!SOSを検知しました!」
「うむ、場所はどこだ?」
「近くのアパートからです!」
「よし行くぞ!!」
怒号、食器が割れる音、女のすすり泣く声。
小学生くらいだろうか、部屋の片隅でうずくまる少年。昔買ってもらったであろうヒーロー人形を握りしめている。
時間を止める。
少年の背中に希望の粉を降り注ぐ。
悪者を倒せるわけではない。すべての人を助けられるわけでもない。
どうせいつか忘れ去られる存在だ。
ただ、絶望に堕ちる寸前に心の支えになるために。
少しでも希望の種となるように。
大丈夫。まだ諦めるな。
どんなに辛い状況でも希望を持ち続けろ。
ヒーローはいつもすぐそばにいる。
部屋の片隅で
電気のついていない部屋。家具も食事も今は一人分あればいい。今なら誰にも気を使わずに私の好きなドラマが見られる。そうすればいいのに。
私の手からずり落ちたカバンと同じように私の体は壁を伝って降りていく。
何をどこで間違えたのだろう。
床についた手に水が滴る。
#部屋の片隅で
頭の中を何度も
繰り返し繰り返し
あの歌が流れてくるの
キミが好きだったメロディ
今夜部屋の片隅で膝を抱え
月明かりの中
誰にも知られないよに
泣いてしまおうと思うの
何もなかったように
明日から笑えるように
大丈夫 大丈夫なんて嘘だけど
このメロディがいつか
御守りになる時が来るから
キミとの思い出とともに
部屋の片隅で
どんなに清掃された部屋の片隅にも埃くらいはある。埃がないとしたら部屋の片隅が存在せず丸くなってる場合か。それだとさすがに埃は溜まりにくいが、そんな部屋は少ない。だからあたしは安心して生きることができる。埃って便利なんだよ。あったかいし。隠れ蓑になるし。人間たちはばかだからあたしたちを見かけてもだいたい虫と見間違う。あたしたちに会いたがる人だって滅多にあたしたちを見分けない。あたしたち部屋の片隅で生きるもの、部屋の埃に眠るもの、虫を友とし人を嘲笑うもの、そう、あたしたちはお隣さんとかあの人たちとか呼ばれていたもの、ずばり言わないとわかんないの? やっぱり人間たちってばかだよね。あたしたちは妖精。あたしたちもときおりばかはやらかす。うっかり人と契約してしまうこともある部屋の片隅のあやかし。
部屋の片隅で膝を抱え
窓から
空を見上げる。
自分がちっぽけで
悲しい。
「ちっぱけな自分でも
できることがあるよ、」
窓からそよぐ風が
そっとささやいた。
部屋の片隅で
泣いてる君を見つけて
僕はそっと抱きしめて慰める
部屋の片隅で
地下に戻って…
冬眠
おやすみなさい
部屋の片隅で
部屋の全体を見渡して
ここが隅で
ここから向こう側には外がある
部屋も外だし
窓の向こうも外で
ドアからは外に行ける
隅にあって内もあるし
内には中がある
空間は何処にでもあるけど
中心にあるのは何処?
アナタは誰かなんかじゃないよ
「部屋の片隅で」
部屋の片隅で見つけた
少し欠けた写真立て
笑っているのは、
まだ未来を知らない自分たち
埃を払うと、
手に付く細かな粉が
過ぎた時間の重さを語る
部屋の片隅には、
戻らない日々の残響が眠っている
触れれば温かくて、
けれど少し冷たい
あの日の自分に何か伝えるなら
「そのままでいいよ」って言うだろうか
それとも、ただ黙って頷くだけか
片隅でひとり思い出す
過去も未来も混ざり合うこの瞬間
写真を戻し、また時を重ねる
部屋の片隅でごろっと寝っ転がって日向ぼっこをしている猫を見ると暖かくて、ぽかぽかしてて気持ちよさそうだなと思う
小さく背を丸めて、声を殺して、
体に降る痛みに、耐える
叫んだら、怒られるから
毎日毎日、耐えて、耐えて、耐えて
いつしか、…それが当たり前になった
手当ても、まともにできなくて、残った傷跡は見えたものじゃなくて
『……死にたい、だれか、たすけて』
言えたならどれほど楽だろう、
【部屋の片隅で】
いつも部屋の片隅で泣いてる私。
そんな私を慰める貴方。
なぜ泣いているか貴方は知らない。なぜって?貴方が私を見てくれないから、貴方が振り向いてくれないから
私なにかダメだったかな?とか考えちゃうの。おかしいよね。ごめんね。貴方は慰めてくれる優しい人なのにね。
何の変哲もない部屋の片隅をじーっと見つめるような時って、どんな時?少なくともいつもの時じゃ無い。
ぼーっとしてる時は、ぼんやり見える。
現実逃避してる時は、くっきり見える。
泣いている時は、滲んで見える。
腹を立てている時は、馬鹿にしているように見える。
寂しい時は、いつもより広く見える。
恋してる時は、そっけなく見える。
失恋した時は、涙を誘うように見える。
楽しい時は、何だか惨めに見える。
他にも色々あるだろう。私が知らないだけで。
これまでは私の主観だし、ここからも私の主観だ。
部屋の片隅ってものは、見る度に
「片隅」って言葉が頭から離れなくなるんだ。
それで、「片隅」って言葉は何だかちっぽけな、ネガティブな印象が強いから、
そのうち「片隅」が嫌になってくるんだ。
そうしたら、部屋の片隅は、勝手に私に嫌われる。
でも大丈夫、壁なんて蹴らないよ。
部屋の片隅で膝を抱えて泣いていた
会いたい人に会えなかった
話して声をかけることが出来なかった
必要とされているか不安になってしまった
どうしてか孤独が拭えなかった
苦しいくらいに寂しかった
気付けば涙はぼろぼろと零れて
私は眠りに逃げることすら出来ずに
夜更けを過ごした
自分がいなくても世界がまわることを
世界にとって自分なんて必要ないことも
わかってたのに
自分も世界の一つになりたくて
だけど
僕の知ってる世界なんて
世界から見たらちっぽけで
それでも生きてるのは
まだ世界が変わることを待ってるから
なんて、滑稽なんだろう
部屋の片隅で、私には、何が必要か考えた。
なんでか知りたいと弟子にしてくれ、等々、
戯れ言を言って、私からの情報が欲しいらしい、
けれどもね、貪欲は消えないのですよね、うん、
だからと言って情報を譲ることを考えても、
私の魔術の応用は、禁忌に触れてしまうので、
弟子を作りたくても、作れんのですよ…。
まぁ、私という存在事態、天才を越えた、
厄災の存在と思われたら、終わりだからね、あぁ
人間時代が懐かしく思えてしまうほど、
幽閉されてしまっているのだな、私は囚人、
弟子は、刑務官、警察官、魔法騎士、est…。
彼氏や彼女、神とのイレギュラーな子供、
変な人も居たもんだな、そう振り返っていると、
一枚の紙が私に届いた、予測した通り、それは、
タヒ期が近い事を宣言されているようなものだ、
諦めて、断罪の死刑囚にでもなれと、
言われてるようにも感じてしまう、
まぁ、私が犯した罪には何と言う罪名が、
付いてくれるのか、楽しみでしょうが無いです。
"私は、禁忌の魔女、故に、生まれた事が罪です"
そう、言わされる日も、近いかもしれないな、
ま、来ないように操るんですけどね、
だから、安心して操り人形になってね。
部屋の片隅で休憩
いつも頑張った自分へのご褒美
静かに本を読んだり、温かい飲み物飲んだり、
まぁ実際はゲームしかしてないけどね。
部屋の片隅を凝視する
あれと戦えというのか
正直、今すぐにでも逃げたいが、ここは自宅
なので逃げ場はどこにもない
音もなく現れ、気づいたらそこにいた
名前を言ってはいけないあの虫だ
三億年ほど前の古生代石炭紀に現れたと思われていたが、後の研究でそれより後の二億年ほど前、古生代ペルム紀に爆誕したと判明したらしい生きた化石
動物界節足動物門昆虫綱例のあの虫目
食器を噛ったことがその名の由来
スズメバチのような差し迫った危険性はないが、家に存在するだけで住人の心の安寧を脅かすもの
様々な害があるらしいものの、やはりあの巨体で室内に存在することが、嫌われる最大の要因だろう
そいつが今、部屋の片隅にいる
どうする?殺虫剤を発射するか?
一応あるが後始末はどうすればいい?
トイレットペーパー越しでも触りたくないんだが
そもそもこいつに殺虫剤なんて効くのか?
掃除機で吸い込むか?
それなら大丈夫だが、まだたいして使ってもいない中の袋は捨てるようだぞ
もったいない
他に何か方法はないか?
しかし思いつくまで放置しておくのも落ち着かない
掃除機か
もったいないが掃除機しかないか
そこにいろよ、すぐに吸って、袋を閉めてやるからな
絶対に動き回ったり、飛んだり、隠れたりするなよ
ああ、自宅での予定が狂いそうだ
リラックスタイムに入ろうとしていたのに
部屋の片隅で
ゆうたは部屋の片隅で並んでいる漫画を横目で見、その本を一冊だけ手にとった。
今日は暇だから、漫画でも読もうと思ったからだ。