部屋の片隅で』の作文集

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部屋の片隅で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/7/2023, 11:46:30 AM

最高級品の和紙に文鎮を置き、硯で墨を磨る。

墨汁は便利だが、硯で磨った墨には敵わない。

筆に墨を吸わせ、硯の端で墨を拭う。

一文字、一文字、集中し過ぎないよう意識しながら、文字を書き連ねる。

そして、和多志の名を署名し、筆を置く。

最後に、玉印に朱肉を付け、署名の下に玉印を押す。

之で終わり。

重要書類を書いた後は、どっと疲れる。

之ばかりは、未だに慣れない。

窓から外を見ると、日は沈みかけ、空を朱く染めていた。

『たまには早く帰って、家族と過ごせ。そう云う時間は、無限では無いよ。』

上司に云われた言葉を思い出す。

今日は、早く帰ろう。

12/7/2023, 11:46:18 AM

私は、今日もひとりぼっち。
本当の友達を見つけるために努力する。
たとえ、親に差別されていたとしても。

12/7/2023, 11:42:48 AM

【132,お題:部屋の片隅で】

部屋の片隅で、鳶色の塊が丸まっている

なんてことのないマンションのワンルーム、一人暮らしには十分すぎる部屋だ
その部屋の片隅、もっと言えばバルコニーのすぐ横の太陽の光が降り注ぐスペース

ピョコッ、その塊が動いた

ごろんと派手に寝返りを打って伸びをするのは、鳶色の猫だった
その猫の目は気持ち良さげに細められていて、耳を澄ますとゴロゴロとかわいらしいモーター音が聞こえてくる

白いお腹を太陽にさらけ出し、また横に転がって今度は鳶色の背中を日に当てる
ごろんごろんと転げ回り、ようやく気が済んだかのように起き上がると
ぐんと伸びをし、欠伸をし、少し離れた日陰に移動すると、ごろんとまた横になった

はぁ~お昼寝は最高だにゃ~
まるでそんな声が聞こえてきそうな光景である

何分そうしていただろう?
うとうとと船を漕いでいた猫は、ふとある音がして起き上がった
小さな音だ、人間ならまず聞こえない

遠くから徐々に近付いてくる、カラカラと回る車輪の音
ピルルッ、と耳を震わせて音を拾う、コンクリートの段差を乗り越えガタンと車体が揺れた
だんだんと疑念が確信に変わる

軽いブレーキ音がして、トントンと大股のゆったりとした足音

帰ってきた...!

一目散に玄関まで走ってストンと座る、足音が階段を上がる
この感じは、何か持っているんだろう、途中で狩りでもしてきたのだろうか?

...ガチャ

にゃああっ、にゃあ~

「...ただいま、ルク」

おかえりにゃあ~

鍵を開けて入ってきたのは、特徴的な白い髪をした青年だ
右手に鍵、左手にはハンドバックを持っている

「ルク...お土産買ってきた...」

へへ、と不器用に笑って見せる
ハンドバックから出したのは、いつもとは少し違う柄の猫缶

「今日のご飯はちょっと豪華だね」

そうなのにゃあ~

青年の足に纏わり付きながら、撫でろと要求する
青年は困ったように笑いながらも、しゃがみこんで猫のふわふわの毛を撫でた

帰ったらまず、手洗いうがいと決めている彼だがこれでは全く進めない
まあそれでも良いか、戯れに猫のお腹に顔を埋め猫は満更でもない顔をする

ありきたりな日常の切り抜き、幸せな1コマ
当たり前の小さな幸せを大事にしたい

12/7/2023, 11:41:49 AM

部屋の片隅で

部屋の片隅で佇んでいる
それはとっても儚げで
それでいてどこかたくましい

今にも消え入りそうなのに
ずっとその調子で光ってる

何度も倒れかけているのに
いつも絶妙なバランスを保ってる

今日もお疲れさま
また明日ね

12/7/2023, 11:41:13 AM

「部屋の片隅で」

部屋の片隅で今日ずっと考えてた事があるの
死ねなかったゎ
あんなに批判浴びて
私も人間なのにさ
以前6条飲んで 頭痛くなった
今日は8条飲んで 気絶しなかった
ムカついたゎ
全てに
何もやる気しないし
ずっとメールしてた
くだらない日だった
泣けてきたゎ
そう簡単にいかないものょ
人間は
人はいつか死ぬ
私も死ぬ
私が苦しんだ2年分
関わった人達苦しめばいぃ
今日ね 夢のお守り燃やしたゎ
燃えて皆無くなれば
笑えょ
それで不幸になれ!
そんな事言っても通用しないか?
面白い考えでしょ
それで好きと言われても
未練なんかないし
逆に嫌い
迷惑
それだけ嫌な所見せてきたんだし
メッセージ見たら訴えてくるんだもん
死ねと 言われてきたから
嬉しいでしょ
結果が全て
満足ですか?
貴方が描いた夢の世界は
貴方がそぅさせたんだから
苦しめば

12/7/2023, 11:40:23 AM

#部屋の片隅で

私の部屋の片隅には、窓がある

いつも日が沈むのが美しくみれる

でも、ある日窓の下にある物が落ちていた

落ちていた物は、埃をかぶっていたがあの太陽のような

温もりを感じる物だった

私はそれを拾い上げた、上の部分を開けると

懐かしいメロディが流れ始めた

そのメロディを聴いていたら何故か涙が溢れ出た


これは幼い頃に今亡き母に貰ったオルゴールだった

12/7/2023, 11:40:16 AM

部屋の片隅で、サックスを吹いた。

いい音が出たような、出ないような。

ドレミファソラシド。

何か日々上達するものが欲しくて、サックスを始めた。

月に一度、レッスンを受けている。

最初は、音を出せなかったけど、少しずつ、音を出せるようになってきた。

下手くそだけど、きらきら星を吹けたときは、
ちょっと感動した。

50年は、吹き続きけたい。

白髪のおじいさんになって、みんなの前で吹くのが、
僕の夢。

12/7/2023, 11:39:25 AM

マンションの公共の部屋で密かに泣いていた男の子が居た。
「ねぇ、どうして泣いてるの?」
その男の子は、こっちも見ずに質問に答えずにずっと泣いている。
「ねぇ、泣いててもわかんないよ。教えてよ、なんで泣いているの?」
そして、答えた
「お兄ちゃんが(僕を)殺そうとしてきたんだ」
俺は当然びっくりした。だって喧嘩なら分かる、が
"殺そうとしてきた"は、誰でも驚くだろう
「どうして、殺そうとしてきたの?」
「わかんない」と答えた
はぁ、困らせるなぁ...


「お兄さんは?どこなの?」
まずは、親に知らせないといけない。それは当たり前だ。
「お家の中.....」
「何号室?」
「011」
そして、俺と男の子はその部屋に向かった

ピンポーン

ガシャン!

荒い音と荒い声が聞こえた。多分虐待だろう

ガチャん

1人のパッツンで怪我が多い男の子が現れた
「はい、なんですか」
声もそっけないし、なにより目から分かる
"死にたくない"という目をしている
けど、声からして死にたいと思っているかもしれない。死にたくないけど生きたい...子供がそんな考えを持つことでは、ない。
「お兄ちゃん!」
「ごめんなさい。俺の弟が迷惑かけて」
あ、そうだ。
俺は怪我が多い男の子の方に紙を渡した
「はい、これ」
男の子は目を大きく開けて何かを言おうとしてたけど、なにも喋らず。静かに少し口角をあげて目を緩めた、まるで『ありがとう』と言ってるみたいな____

12/7/2023, 11:38:54 AM

5.部屋の片隅で

がらんとした僕の狭い部屋は
僕の狭い心を表しているようで
本当になにもない
虚しい部屋だ

机にベッド、物置棚
ありきたりの家具が並ぶ
一見普通に見えて
愛のない冷たい部屋だ

机のとなりに小さなごみ箱があった
丸められた紙で溢れかえって
僕の心の中を表しているようで

嫌なこと悲しいこと
全部ごみ箱に放り込んで
忘れようとしていた
忘れられなかった

でもね
僕の心にだって
隅っこのほうに愛が残っている
それは温かくて
なによりも気持ち良い

だから僕は
部屋の片隅で空想にふける

12/7/2023, 11:38:28 AM

部屋の片隅で]

無くしたと思っていたピアスが3個が発掘される
同じピアスでしかも左耳側だけか片隅で

12/7/2023, 11:37:48 AM

300字小説

曰く憑きの部屋、その後

 部屋の片隅には盛り塩。床の間の掛け軸の裏と押し入れの天井には魔除けの札。
 高級旅館なのに格安で泊まれるという部屋は完全に曰く憑きの様相を醸し出していた。
「……これ、絶対に出るヤツだろう……」

 結論から言うと何も出なかった。帰ってからも肩が重いとか、体調が悪いとか、不幸な目に遭う……なんてことも無い。ただひとつ変わった事は……。
「おかえりなさい。今日の晩御飯は寄せ鍋よ」
 帰宅した翌日、俺に一目惚れしたという女の子が押し掛け女房のごとく住み着いただけで。
「良い匂いだな。でも本当にここに居て良いのか?」
「ええ、あなたの側にずっといたいの」
 彼女がゾロリとした黒髪をなびかせて笑う。俺は思わず照れて頭を搔いた。

お題「部屋の片隅で」

12/7/2023, 11:36:57 AM

部屋の片隅で


いつも部屋の片隅で小さく蹲っている弱っちいな僕を見つけ出して、手を伸ばしてくれたのは貴方だ。
何度も何度も同じことで泣いてすぐに隅っこを探してしまうようなどうしようもない僕を諦めないで彼はいつも月にも太陽にも勝るような眩しさで照らしてくれた。泣き止むまで隣に居てくれた。一緒に泣いてくれさえした。そんな強さと美しさが僕を掻き乱してならなかった。愛、という言葉一つに収まらない。収まっていいはずがないのだ。貴方を前にするとどんな言葉もちっぽけに思えてしまう。僕の唯一なんだ。こんな気持ちを素直に伝えてしまえればいいのにと何度思ったか。弱い上に意気地無しの僕は伝えたい一言でさえ口にできない。情けない。
「なにを考えているの?」
言ってしまいたい。言いたい。
「…ああ、気にしないで」
貴方のことを考えているのだ、と。

12/7/2023, 11:33:57 AM

わたしは、クモです

ぴょんぴょん跳び跳ねるクモです

人間さんに見つからないように、隠れています

隠れたくないけれど、隠れているのです

本当は、人間さんと、友達になりたいのです

部屋の片隅で、どうしたら、仲良くなれるかなと考えています

たまに、ぴょんって近寄ってみたりするのですが、気味悪がれます

追いかけられ、叩かれそうになったこともありました

追い出されるたび、また友達になれなかったと悲しくなります


私のどこがいけないのかなぁ

やっぱり見た目でしょうか?言葉が通じないから? どっちもかもしれません

めいわくをかけてごめんなさい

友達になれそうにないと思いましたら、そっと外に離してください…。

12/7/2023, 11:30:47 AM

お題
『 部屋の片隅で 』


私の部屋は広い


どこまでも広かった



座る場所はいくらでもあった


寝そべる場所もいくらでもあった



でも私の心地よい場所はここだった


この部屋の片隅で……

12/7/2023, 11:28:12 AM

部屋の片隅
窓辺から見える
真っ青な空
白い雲
キラキラ輝く太陽

窓辺に座って
空を見るのが好き

空を見上げて
空想するのが
大好き


【部屋の片隅で】#31

12/7/2023, 11:26:16 AM

部屋が汚くなると

片付けと掃除をはじめる。

正直、嫌々してるけどね。


すると、棚の奥とか部屋の片隅に

懐かしい物が埋まってることがある。

「懐かしい〜!」って取りだすー…

それがずっと続いて全く片付けが終わらない…


なくなってた物が見つかるのはいいけれど、

どうしてこんなところにあったのだろうと

思うことがある。


なくしものは逃げたのかと思うくらいだ。

まあ、それは自分が

きちんと管理してないからなんだけどね。

12/7/2023, 11:23:34 AM

部屋の片隅で

誰かが見ている

三角の暗黒部分から

何かが見ている

黒くて大きな手が

ゆらゆらと大きく手を振っている

おいでおいでと

その手を握ったら


もう後は分かるよね?

お題『部屋の片隅で』

12/7/2023, 11:21:36 AM

心の片隅で 
膝を抱えて
声も出せずに
泣いている少女がいる    

14歳の私
初めての恋を失って
たくさんの涙を流した

もう恋はしない
人を愛することは もうできない

ずっとね
ずっと そう思っていたけど
愛おしいという心は
あたたかくて
素敵なことだと
思えるようになりました

12/7/2023, 11:17:37 AM

部屋の片隅でおじさんの姿をして黄色い妖精の羽を付けた妖精らしき小さいおじさんが踊ってた。るんるんって効果音がつきそうなくらいに。小躍りしてる。
なんで??
めちゃくちゃ楽しそうだしなんか気になるしで声もかけれない、というか声が出せない。
ちなみに小さいおじさんは星のステッキもってる。幼稚園児とかがつくりそうな棒の先端に先がまるい星が乗ってるやつ。うふふ〜とか言ってそう。
なんか…楽しそうだし…放っておいても…いっか…。
と思ったので放っておくことにした。
じゃあね、おじさん、お幸せに…。
既に幸せそうだけど。

『部屋の隅で』

12/7/2023, 11:16:34 AM

北向きの小さな部屋の片隅で
青く揺らめく熱を見ていた


/お題「部屋の片隅で」より

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