『部屋の片隅で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
部屋の片隅で。
部屋の片隅で
2人で
コソッと
遊びたい。
小さいおててと
手を繋いで
遊びたい。
ぜんまい引いて 全てが終わるならまだいいかな
人生最後でも糸を結んで、縛って、かけて、切れた。
バツ印のそれが痛みに感じ、カーテンに光が指しているのが嫌味に感じてしまって、
人生最後に限って外は明るくて
鳥が鳴くのと同時に人が笑う 懺悔はもう切れている
ターミナルに着いたのに また動き出す
そんな事が嫌になっていた。
だから足に糸をかけて眠った
頭に血が上ったけど もう手を上には出せない
死の到達は思ったよりも遅くて 教室の椅子に座り込むみたいに汗が止まらなかった日々でした
再生された映像は君の肉眼でした
小さな細胞がうねうねしていました
雨が降っていた頃、君は逆さまに死にました
僕を置いて消えました。雨みたいに。
ぜんまいなんて最初からないから
だから林檎がつっかえました。
自殺を食べるとみんなに初めて注目されました
赤色ボタンが消えているはずなのに
毒林檎がつっかえて吐き出しました。
自傷する夢
林檎の中身は青色になり 外側は赤色
私はいつも部屋の片隅で君の事を思い浮かべる。
そうすると君のことをもっと理解できて
君のことがますます好きになれるの。
だから全自動にしようって言ったのに
って呆れられるかもしれない
それでも、あの頃テレビで観た
ススワタリがふわふわと逃げる姿を思いだしては顔が綻ぶ
私も物語の主人公になったような気分になる
そんな私に、また貴方は困った顔をして笑うんだろう
寝っ転がったカーペット、視界の隅に見えるのは
幼い頃夢に見たススワタリ
部屋の片隅で私の事を嘲るように踊ってる
部屋の片隅で
部屋の片隅でただ漠然と転がっているほこりで良い。
彼らはただそこに存在しているだけの無だ。誰かに大人になれ、成長しろ、夢を持て、などと言われることはない。ほこりはほこりで、それ以上の何かにはならない。なろうとは微塵も思っていない。ちりとりでそそくさと集められ、焼却されて消えるその瞬間までほこりはほこりで、いる。それが世界のあたりまえだと認められているように。
変えない、変わらないことになんだか安心するんだ。
部屋の片隅で丸まっていると、自分がとても小さく見える。
周りの音が小さく聞こえて、世界と切り離されたみたい。
今は私が私とじっくり向き合う時間。
これもまた大切なこと。
まだ疼いている
部屋の片隅で
隠す事の出来ない
僕の野望
【部屋の片隅で】
本棚の下にあるアルバム。
幼稚園小学校中学校高校大学。あらゆる思い出がある。
普段見返すことないけど、何処へも仕舞わずとってある。
大切に。部屋の片隅で今も彩ってそこに居る。
無くすことはできない大切な一部だから。
部屋の片隅ってなんか落ち着く。
泣きたい時、悲しい時、独りになりたい時、
そうでない時も、私は気づいたら部屋の片隅にいる笑
小鳥を拾った。
人懐こいので、飼われていた鳥だったんだろう。
私は寒さで死んでしまわないように、
小鳥を両手で包み込んで家へと急いだ。
動物を飼っていたのは、何年前の事だっただろう。
捨てられていたダンボールの中にいた犬を、自分が面倒を見るからという条件で飼うことを許された。
5年後に天寿を迎えたその犬は、幸せだったんだろうか。幸せだったと願いたい。
家に着いて、そっと手の中の小鳥を見る。
無垢なその瞳に、今の私はどう映っているのだろう。
家にあった古い虫籠に小鳥を入れて、
部屋の片隅に置いた。
翌朝、小鳥は冷たくなって横たわっていた。
ああ、君は幸せだったかい?それとも……
私の部屋には「いろんなコ」が住んている。
家族のことが「大切なコ」
友達のことが「好きなコ」
子供のように「わがままなコ」
猫のように「大人しいコ」
誰かに親切にできる「優しいコ」
もっともっと、私の感じる感情の数だけいる。
でも、
「悲しいコ」
「辛いコ」
「嫌いなコ」
負の感情を抱えてる「コ」は
いつも部屋の片隅でうずくまってる。
『部屋の片隅で』
僕の未来はどうなんだと
ふと考えた時に
部屋の片隅に目をやると
母に買ってもらったギターがあった
ずっと使ってない
使い方も曖昧な
それでも僕は、弾いてみた
その音に
僕の心臓は揺れ動いた。
部屋の片隅で
部屋の片隅で何してるの。
たぶん、良くないことだよね。
隠れて何か、してるんだもんね。
コラッ、何してるの!
えっ、ママに隠して編み物してるの。
そうか、隠れてしてるのは悪いことだけではないんだね。
サプライズをくれようとしてるんだね。
君をそんな目で見て申し訳なかった。
これからは、見る目を変えるね。
これからもよろしく。
部屋の片隅で
また、風が
入ってきた。
ずっと
あそこの窓
空いてるんだよな。
ふわっとなびく
カーテンを
部屋の片隅で
僕は眺めていた。。。
部屋の片隅で膝をかかえてうずくまる。
こぼれ落ちる涙。
冷たい床。
裸足のぼくはいつも無力で。
水槽の水におぼれそう。
息をしなくちゃ。
『部屋の片隅で』
くろしろという
猫のぬいぐるみ
袋に入って
あの人がこいしくて
泣く時まで
みると泣きたくなっちゃうから
袋の中で
部屋の片隅で
静かに
うずくまっているが、別に泣いている訳では無い。
いやいや、本当に。
何してるのかって?
いや〜、ちょっと小銭が入っちゃって。
本当に、本当に。
えっ、何で小銭出したかって?あ〜の〜、財布の中身いくらだったかなって。
マジ、マジ。あっ、なんか鳴ってね?スマホ!ちょっと行ったほうが良くね?
あっぶねー、急に入って来んなよなぁ。
プレゼントどこに隠すか。
『部屋の片隅で』
部屋の片隅で
部屋の片隅に、行き場の無い
私の感情が溜まっている
そこは家具の影になって薄暗く
角の隅を丸く掃除機かけるもんだから
少し埃っぽい
そのうえ、スッキリしない湿った感情が
余計に部屋の空気を重くする
窓を開けよう
風に乗って散りやがれ
部屋の片隅で、感傷に浸りながら、部屋を真っ暗にして寝た。
どんな顔をしていても、絶対に見つからないから、
さぁ、、、
#59部屋の片隅にしゃがみ込む。
彼がいなくなった世界で生きる。
そんなに長くは生きられないけど…。
真夜中で、外には綺麗な満月がある。ベットから降りてカーテンを開けて窓から見つめる。
彼はあの美しい月の向こうにいるかな。
でも、自分の体力はもたなくてその場にしゃがみ込んだ。
息が苦しい。心臓が痛い。
___部屋の片隅で