『遠くの街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠くの街へ旅立つ君へ。
どんな言葉をかけたらいいのだろう?
さようなら、元気でね、がんばってね。
また逢おう、連絡するね、忘れないよ。
限れた時間、文字数では今の想いは伝えきれない気がしてしまう…。
自分なりに考え抜いて、辿り着いた。
ありがとう。
大好きだよ。
都会、海外なら隣の町とでも言うんだろうか
自分の住んでる場所は市っていう言い方をする
遠くの街と聞くと優雅な、綺麗なものを思い浮かべる
パンが焼ける匂いが漂う、海が綺麗に見える、景色が綺麗に見える、みたいな。
いつか行ってみたい
遠くの街。
学校_( _´ω`)_だる
無理無理😫
休めたぜ…(*´・ω・`)=3
ったく学生は大変だ✨️✨️
【遠くの街へ】
ふらりとどこかに行ってしまいたい
そんな気持ちになることがある。
仕事も家庭も放棄して消えてしまいたい。
全てなかったことにしたい。
そう思ったところで
そんなことする勇気はないのだけれど。
私の中の「遠く」は、せいぜい日帰り範囲内。
本当は新幹線にでも飛び乗って
あてもなく見知らぬ土地に降り立ってみたい。
でも、結局私はここにいる。
遠くの街は、想像以上に遠くて
もはや憧れで幻だ。
ぼく、ここを出るよ。
ゲコとかえるが鳴く。
遠くの街へ
強く、そして弱く
2月のおわり。
姿がなくなっていた川の魚が
以前のように群れで泳いでいる。
気温の激変、水位も毎日変わって
もう見れないと思っていた。
生き抜いたんだな。
この冬も。
生きるためには強くそして弱くを
繰り返さないとダメなんだな。
……よし、春だ
遠くの街へ…
スイカ食べ走り走って追いつけぬ
遠くの街へ流れる雲よ
遠くの街へ
サッカー日本代表が、北朝鮮に勝利して五輪出場を決めた。
昔は北朝鮮の方が強かった。戦術というよりもフィジカルとメンタルで圧倒していた。
いまは立場が逆転している。男子サッカーにおいては、確実に日本が上だ。
誤解しないでほしいが、北朝鮮チームを侮蔑しているわけでは無い。どちらかと同情というか。
彼の国の情勢を鑑みると、どうしても国内のみでチーム育成をしなければならない。海外クラブに所属する個人が増えてしまうと、民主主義が近づいてしまって現体制が瓦解してしまう。
しかしながら現代サッカーは、フィジカルに任せて敵陣に縦パスを送るだけでは勝てない。絶対に、洗練された戦術が要る。育成面では海外選手との試合経験も必須だ。北朝鮮が今のやり方でやっている限り、成長はないのではないか。
試合後に監督が流した涙は演技ではなく、自然のものだと思う。だからこそ、極東から遠くの街のスタジアムでは、こんなにも新しいアイデアがあるというのをぜひ重要視してほしいと思う。そしてそれを許さない政治に、僕は改めて嫌悪感を抱いた。
あなたの好きなセーターとおなじ色の空。
あなたの声は柔らかいのに、どこまでも届くんだ。
響け。もっと遠くへ。広がってゆけ。
〈遠くの街へ〉
就職先を大阪に決めた。
と言うよりも、入りたいチームが大阪にあった、とした方が正しいか。
いずれにせよ、新幹線で片道2時間半かかる。新生活への期待の一方で、これまでと同じように気軽には会えなくなる戸惑いは隠せない。しかも、入社式前に諸々準備が始まるわけで、3月半ばには生活の拠点を移す必要があった。
で、その引っ越し日が今日。
(スマホ1つで連絡は取れるけど、そういうことじゃねえんだよなあ…)
見送りに来た隣に歩く想い人をチラと見て、そんなことを思う。改札を抜けて、思わず手をぎゅうっと握ってしまった。いつもなら恥ずかしがってか嫌がるくせに、今日にかぎって優しく笑いながら、何も言わずに軽く握り返してくるから、余計にさびしくなる。
手を握ったままホームへ上がって発車時刻を確認したころに彼が口を開いた。
「大丈夫ですよ。」
「え?」
「大丈夫です。死別するわけじゃないですから。」
「………うん。」
「大好きを仕事ができるの、すごいと思います。」
「……うん。」
「試合も、広報も、全部ちゃんと見ます。感想も送るんで。」
「…うん。」
「会いたいときは、会いに行きますから。」
「うん…!」
真摯なまなざしで見つめられる。
「安心して、元気に、たくさん、点獲ってきてくださいね。」
折り返しの新幹線がホームに入ってきたようだったが、彼の声の他はまるで静寂で。その言葉を聞いて、一気に目前の道が開けた気持ちになる。
昔からこうして励まされてばかりだなと思い出して、懐かしく、ありがたく思いながら、改めてぎゅうっと手を握った。
「…ありがと。」
俺は今日、遠くの街へ行く。
夢を叶えるために。
もしかしたら、そのために我慢させてるかもしれない。でも、一生のつもりはないし、そもそも我慢とか犠牲とか考えるのは、最大の味方にとても失礼な話だ。応援を、そのままに受け止めて、前へ進もう。
少し視界がぼやけるし、鼻もツンとするけれど、気にせずに真っ直ぐと彼の目を見て、満面の笑みで返した。
私は行きたい遠くの街へ
私のことなんて誰も知らないような街へ
私は死にたい
私を殺して欲しい
私は行きたい、
『地獄』という名の遠くにある街ね
1回行ったら二度とここへは帰っては来られない
そんな街へ
私は行きたい。
遠くの街へ行きたいな
自分の知らない
出会いや発見
毎日安心感の中で過ごしていると
ドキドキって欲しくなる
無いものねだり
あなたがいいと言うなら
あなたを連れ去って遠くの街へ行くよ。
それじゃあ国の一大事じゃない。
少し笑って少し俯く君
僕は本気だよ。
君がいいと言うなら
国の指名手配犯になっても
ここから連れ出してあげるから
─────『遠くの街へ』
普段と同じ黒のタートルネックにプラスして、大きめのネックレスとイヤリングをつける。少し長めの時間をかけて作り出した顔面は意外と自分でも気に入って、これならといつも着けているメガネを外してコンタクトを入れた。
彼の前でも自信を保てるようにこの顔には少し不似合いな紅を唇に差す。よし、これで大丈夫。
20駅分ほど乗った先の美術館で彼と出会うため、1駅目を目指して家の鍵を閉めた。
お題「遠くの街へ」
遠くの街が、すぐそこにある場合。
例えばあなたとか。
いつまでも分かり得ないことが救いであるとか、手品のように次々と私の知らない事柄が出てくるとか。あるいは私の既知が新たに書き換えられていくこととか。
そんなわけで今日も街の門前にいる。
いつまでも街の門前にいる。
座り心地のよいカウチでも持ちこんでみようかとさえこの頃は思う。
日除けのパラソルも欲しい。飲み物も、果物も、どうだろう。
遠くのあなたの笑顔がここからもよく見える。
不思議とあなたの声もここまで届き、通じてるかいないかはともかくさえずりあうことに不便はない。
入れない遠くの街へきっと明日も変わらず向かう。
この永遠とやらをどうにも愛している。
会社へ向かう電車に揺られる。たくさんの人にぎゅうぎゅうと押し潰される。息苦しさを感じながら窓の外へと目をやる。流れる景色を見ながら「なんでこんなことをやっているんだろう」と、ふと思う。
遠くの建物を見て、あれが何の為の建物なのか想像してみる。答えはわからないけど。
あれは何だろう。近くで見てみたいな。それよりも、もっと遠くへ行ってみたい。この窓の外よりもっと向こうへ。もっと遠くへ。
会社の最寄駅に着いても、このまま乗り続けていたとしたら、一体どこへ行けるんだろうか。そういえば、試してみたことはなかった。
たまにネットで綺麗な風景写真を見ては、行ってみたいなぁなどと思ってみたりもするが、実際に行ったことはない。結局、一歩踏み出す勇気がないのだ。
大人になって、自分で稼いで、行動範囲も広がって。行こうと思えばどこへでも行けるはずなのに。子供の頃の方がずっと自由にどこへだって行けた。その事実が、無性に悲しくなった。
そして、決めた。
気付けば会社の最寄駅。すぐさまスマホを操作し始めた。
この間ネットで見たあの街へ、今度こそ行こう。次の休みに行こう。泊まりたいと思っていたホテルに泊まろう。
自由って、踏み出してしまえば、こんなに簡単なものだったんだと気付いた。
早速予約を終えると、軽くなった心で会社へ向かった。
『遠くの街へ』
桜前線へ
あの子の街を通るとき
この手紙を届けてくれませんか
何て書いたかは秘密ですが
もしそれが無理なら
あの子の街を通るとき
いちばんきれいに咲いてくれませんか
あなたの花びらはすこし
ハートに似てるから
わたしより
「遠くの街へ」
荷物は、自分に必要なものだけを詰め込んだ手提げカバン一つ。
生まれ故郷を旅立つ理由は、特になかった。
ただ、新しい世界が見てみたい。
色んな人と話してみたい。
そんな、ちっぽけな理由だ。
こんな日に限って、空は冷たい雨を降らせている。
気分は当然上がらないが、だからと言って今更この足を止める理由はない。
生まれ故郷を離れて、遠くの街へ。
大人になったヒナが、巣から飛び立ち、広い大空に飛び立つように。
僕は、遠くの街へと向かう切符を手に、列車に乗り込んだ。
遠くの街へ
一度は遠くの街へ一人で出かけたいと思う
友達とか誰かと行くのとは刺激が違う。
一度は体験は必要だと思う。
遠い街へ
それは…
太陽が昇ってキラキラ光る波や
うすだいだい色の砂浜が広がる街?
深い緑の山やゆったり流れる川、
色々な季節の畑が広がる懐かしい街?
丸い形やデコボコした形の色とりどりの建物が並ぶ
ちょっと不思議な街?
他にはどんな街があるのかな。