『遠くの街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠くの街へ行きたい
そう常々思っていても
それを実行できる人はどのくらいいるのだろうか
住み慣れた街から離れることができない
あしかせでもついているのだろうか
私は今日も憂鬱な空を見上げて
もう1人の自分を想像してみる
今日はなんだか学校に行きたくなくて、いつもと反対側の電車に揺られてみる。
ああ、やっちゃった。ママや先生になんて言おう……。と後悔しているのも束の間、電車はひたすら遠い街を目指して走る。
コンクリートの溢れる都会を飛び出して、窓の向こうに青い景色が目に入る
「海だ……」
どこまでも広がる雄大な海が、私の心を赦してくれるような気がした。
遠くの街へ
お題に合わせて自分の過去を想い出す。
悪く思う過去はないけど切なくなる。
なので、
お題を選んで書くことにしようかな。
知り合いのいない遠くの街へ行きたい。
そっちの方が私らしく生きていける気がするの…
「君の生まれた街に行こう」
「私の生まれた街は、ここからずっと北に行った寒い寒いところです」
「雪は降るのかい」
「ええ。深く深く降り積もります。夜は、しんと静まり返り、雪がキラキラと光る美しい景色が見られます」
「是非見てみたいな」
「けれど、私の故郷に行くのは骨が折れるんです」
「どうして?」
「昔は違ったけど、今はもう電車も通っていないし、街へつながる道路もまともな状態で残ってるものはほとんど無いんです」
「ずいぶんと山奥なようだね」
「いいえ。私の生まれた街は、とても栄えた港町でした。でも、街は、滅んでしまった。爆弾が落ちて、あっという間に人々は炭になり、土地は汚染されてしまった。人が住める場所じゃ、なくなってしまった。禁足地となって久しいのです」
「なんてことだ……けれど、そんなニュースは聞いたことがないな」
「ええ。遥か遠い土地の出来事ですから。私の故郷は、遠くに行ってしまった」
「どういうこと?」
「記憶の彼方。歴史の彼方。ずっと遠く、手も届かない場所に行ってしまった。追いやられてしまった。そういうことです」
遠くの街へ行こう
新しい出会いがきっとあるから
もしかしたら運命の人にも会えちゃうかも
大きく息を吸って
大きく1歩目を踏み出そう
─────『遠くの街へ』
朝焼けの空を見上げて自然と涙がこぼれ落ちる。悲しくはないはずなのになぜ······花粉症です。しんど。
今日は花粉症の薬を飲んでいたのにめちゃしんどかったぞ。市販の薬だから効果が低いのか、この薬がきかなくなったのか、薬がきいてこれなのか。
鼻水とくしゃみが止まらないからどんどん体力が削れていく。鼻をかむのもくしゃみをするのも体力消費するんだよな。
酸欠で頭がぼーっとするし倦怠感すげーしもうやんなっちゃうよ。
目がかゆいから目薬さしてもきかないし。安物だから次の買うときは花粉症用のいいやつ買うか。
最近ダイエットで食事量をいい感じに減らせてたのに花粉症で体力を削られすぎて飯を食い過ぎた。
運動とかじゃないからカロリーを消費せずにただ体力を消耗してその体力を回復するためにいつもより飯を食べてしまう。最悪のパターンだな。
お題《遠くの街へ》
こどもの頃電車は、夢の国へ旅立つ魔法使いのようだった。
まだ見知らぬ遠くの街はどんな色をしているんだろう、どんな夢を魅せてくれるんだろう――それは夢幻のように、儚く煌めくひととき。
僕は遠くの街へ行くために努力を続ける。
そのために僕は、遠くの街へ行く決意をする。
それは遥か先の未来都市
数年前、プラっと車中泊での、行きあたりばっ旅をした。
走りながら改めて、一生懸命、時には命懸けで、道路やトンネルを作ってくれた人達に感謝の念が湧いた。
行った事の無い、少しだけ遠くの街へ、あちこち行って思った事。
世界って・・・意外と狭いかも?
そりゃそうだ、宇宙の広さを考えたら、この数え切れない星達の中の一つでしかない「地球」の上で暮らす私達は、言わばシェアハウスしてるようなもん。
それでも小さな私達が、生きてる間に見れる場所や行ける場所なんて、たかが知れてる。
やはり世界は、狭いようで広いのだ。
ある日ふと、いつか死ぬんだって事を考えた時に、まずこの地球から離れる事になるんだなぁって思ったら、なんとも言えず寂しくて⋯
ちょっと涙が出た。
「遠くの街へ」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ところで⋯
死んだらあちこち何処でも行けるのかなぁ?
それなら無理して今行かなくても・・・とか思ってるんだけど(笑)
車に乗って大事な人と
嬉しい旅しかもうしない
道中のその時間が宝になる
遠くの街へ
あなたは行ってしまう
私の気持ち言わないと
離れてしまう前に
あなたに一言好きでしたと
遠いはずの場所がいつの間にか居場所になっていた。
見慣れた景色は、歳を重ねるごとに変わっていて、元いた場所が遠い街になっていく。
出会い、別れを繰り返して、人も街も昔とは違う景色でも、今ならその全てがその時は必要だったと言える。
「随分遠くまで来たものだ。」
後ろを見やると、少しだけど脚から疲れが抜けたような気がした。
「まだまだ大丈夫。」
声に乗せれば、先はそんなに遠くない気がした。
きっとこの今も必要な時なのだ。
理由は今はいい。
やれることがあるなら、
まだ闘える、それなら進んで変えていこう。
遠くの街へ短期間だけ旅立った
初めて見る見慣れない景色
それぞれ違う目的を持ったすれ違う人々
誰も私を知らない場所
この居心地の良さから目覚める
平日の朝
遠くの町へ、
俺がここに来たとき
あぁこんな、こんな広いのか
そう思った
自分が住んでる町より結構遠くの町に来たんだ
なぜ?
「なぁちょっと冒険してみない?」
俺の友達にそう言われたからさ
俺は予定を確認してすぐに
「行くよ」
って言った
だってここじゃない場所を知りたかったからね
そこまで行くのは時間がかかったよ
でも来たときはものすごい楽しかった、
「また一緒に来ような!」
そう、言ったのに、なんで、、
なんでお前は居なくなるんだ
いきなり会えなくなって
何処に引っ越したのか
亡くなったのかもわからない
もう、ずっと行方不明だ
思い出す度に頬に水が流れて
目から溢れて止まない
大切だったんだよ
俺の、ただ一人の心を許した相手だったのにな
きっとまた戻ってくるそう思いながら俺は
またあの遠くの町へ行こう
ガタンゴトンガタンゴトン
田舎の海沿いを走る
小さな電車にわたしは乗った
行く宛てなどなく
ただ黄昏て
窓の外にある綺麗な海を見ていた
なぜこの電車に乗ったのか
自分自身でもわからない
ただ
はるか遠くに進んで
知らない
遠くの街に
いや、
遠い世界に
行こうとしていた
遠くの街へ私はいく、
それも、大荷物を持って。
背負いたくないのはその辺に置いて行く。
必要なものだけを持っていく。
周りに、何言われても持っては行かない。
私の人生だ。貴方たちの人生じゃない
この街から抜け出すんだ。
知らない街には馴染めるかな。
そこ、不安だけど楽しみ。
私の道はまだ続く。
『遠くの街』について想いをはせているとき
『じぶんのおうち』のことを一緒に考えている
『遠くの街』って、素敵な響きですよね。
こう、想像力を掻き立てられるっていうか。
実は私、自分の中に『こんな街があったらいいな』
っていう、自分だけの『遠くの街』があるんです。
そこは海沿いに広がる街で、
ヨーロッパの田舎町にあるような、
おとぎ話にでてきそうなかわいいお家が並んでいて。
私は運河沿いの、1階がお花屋さん、2階と3階が
アパートメントの3階の角っこの部屋に住んでるんです。
お部屋の中も考えてるんですよ。
聞いてくれますか?
■ 遠くの街へ
多くの人は
生まれた場所以外で
幸せになれないと
どこかで聞いた
けれど “今” あなたが
生まれた場所で
幸せを感じていないのなら
そこから離れてもいい
ずっと遠くへ
誰もあなたを知らない
遠く
遠く
遠くの街へ
だってあなたは
多くの人の内の一人ではなく
多くの人はあなたの事ではないから