『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠くの空へ
空はどこまでも続いてるって言うでしょう?
それは分かる
けどそれってさ…
天国にも続いてるの?
天国でもこの空は見える?
真っ青な空や星空
もしかしたらオーロラも?
見えるといいな…
そうしたらさ
同じ空
遠くの空へ私の想いも届くよね?
そう思ったら…
寂しくないし怖くない
いなくなったみんなもきっと…
寂しくないし怖くない
そう信じてる
そして、わたしも
いつかは行くのだ
遠くの空へ…
どうか
私の大好きな大きな空が見えますように…
全ての地球のものと繋がってる
この広い広い、空が…
#遠くの空へ
そばにいて欲しい。
ずっと一緒にいたい。
でも、
貴方はもう、
いつの間にか遠くに行ってしまった。
あの“遠くの空へ”
空に憧れて
空をかけていく
いのちが身体を離れて
空へ向かうとき
それは
力尽きて悲しく漂うのでなく
憧れた空へ
喜びとともに駆け上っていくのだと
そう歌う詞に
幾度もこころを救われる
「遠くの空へ」
#389
お題 遠くの空へ
短歌
小さな手河原の小石を放り投げ
僕に見えるはるかな軌道
#遠くの空へ
あの日の空は
ナミダ色の夕暮れ
また明日…は
遠い約束
明日の空は
夢舞い踊る薄桜
いつかまた…は
忘れないでの約束
遠くの空へ投げた言霊
煌めきの泡に包まれ
キミの空に降るだろうか
「遠くの空へ」
明るき暖かい気候が続く春の日に。
春風が吹く時に。
"誰かに届きますように"
そう思いを込めて、
春に晴る空へ一通の紙飛行機を。
あの雲も越えて、
遠く、まだ遠くまで、"遠くの空へ"
詩彩音
あなたは羽ばたく遠くの空へ
また遠くへ飛んでいく
そんな人々が目に映る
そしてわたしもそれを望んでいる
わたしは飛んでいく
さようなら
そんな言葉はいらない
永遠に「またね」
それはそれで思い出すと切なくなるけど
記憶の中でまた暖かい気がする
でもさよなら
ありがとう
また会える日まで
遠くの空へそっと手を振る
遠くの空へ、こんな日は飛び出してみたいものだ。
そうでしょう?と、彼に問いかける。
「…頼むから俺の目の届く範囲にいてくれよ………。」
ため息を付きながら返される。
この人は謎に私に執着しているのだ。
私なんて別にいなくてもいいのにな。
そう思いながら彼を放っておき、屋上に出る。
やっぱり今日は清々しい青空だ。
あんな空へ、飛び出してみたいものだ。
遠くの空へ
思いを馳せる
いつか願いが届きますように
「ねぇ、主様。」
夜深い時。
ラムリとお酒を飲んでいた。
私はだいぶ飲んでいたので酔っていた。
「どしたの?」
ラムリの声は少し低かった。
「これから…館を抜け出して…2人だけで星を見に行きませんか…?」
彼は真面目な顔をして言った。
真面目な彼の顔に少しドキッとしながら答えた。
「ふふ、だめだよ。でも…行きたいなぁ。2人で」
顔が熱い。
私はすっかり火照ってしまったようだ。
「!…嬉しいです。主様。」
彼ははにかんだ笑顔で答えた。
「じゃあ、いつか…行きましょうね!
2人だけで…遠い…遠い空…綺麗な星を見に!」
「そうだね。ラムリ。」
「遠い空へ…2人だけで行きましょうね。」
彼は私の目を見つめながら声のトーンを落として言った。
「…………うん。」
彼の目を見ていると、意識がふわふわしてきた。
「一緒にいこうね、主様。遠い空へ。」
そう言われたあと。私の意識は途絶えた。
「遠くの空へ」
元気かい?
ちゃんと食べてる?
寂し…いわけないよね(笑)
遠くの空へ問いかけてみる
たまにくるLINEには
すごく元気に返すけど…
本当はね
元気じゃないよ…
毎日寂しいよ…
君の部屋、まだ入れないよ…
遠くの空に浮かぶ
懐かしい君の笑顔
また今度、君の大好きな
ハンバーグ食べに帰っておいでね
遠くの空へ
誰にも言えないこと。
自分だけのものにしたいこと。
孤独も、愛も、憎しみも絶望も。
声に乗せて、風に乗せて、
ずっとずっと、遠くの空へ。
貴女はいつかこの世を去り、多くの貴女を慕う人たちをこの世に残すでしょう。
彼らは貴女を想って遠くの空を見上げ、涙をこぼすかもしれません。
けれど貴女の魂は、そこに長くは留まりません。貴女の美しい魂は、生きとし生けるものを助けようとする高貴な意志は、その安寧のうちに眠ることを良しとはしないのです。
俺たちは貴女の魂の巡る様を、ずっと見てきました。
時に傷つき、時に裏切られ、それでも人を信じて愛そうとしてきた貴女の姿を、俺たちは見守ってきました。誠実で高潔で、そして何より温かい優しさを持った貴女が、幾度も命を得て人を救うのをつぶさに眺めました。
貴女は次もきっと、同じことを繰り返すのでしょう。
貴女がこの世に残した人たちも、いつか空に還ります。
その時貴女は、もはやそこには居ません。
そうして彼らは気づくのでしょう。
貴女という存在が、遠い空の向こうで眠っていたのではなく、既に彼らと同じ空の下で息づいていたのだということに。
あの人が見ている空はどんな色をしているんだろう。どれだけ努力しても私は憧れの人に追いつけない。そのことが私を打ちのめした。
勝てない。あの人がいるところの空はきっと凄く綺麗なんだろうな。
夕焼け空とか日の出とか、自分の好きなものを丸ごと閉じ込めたいみたいな。
お休みなさい。
【遠くの空へ】
遠くの空へ届くように
でも
隣の君には届かぬように
高らかに
でもこっそりと
器用な声と言い方で
【遠くの空へ】
君とどんなに離れていても
この空は繋がってる
今日も遠くの空へ
君への愛を叫ぼう
「遠くの空へ」
桜の時期は忙しくて
ここ数年は通勤途中に咲いたな、散ったなくらいの認識で居た
今年は仕事は余裕が出て来たけど人間関係に疲れ
癒しを求めて
会社を休んで近所の桜並木を訪れた
足を止めて見ている二人連れやカメラを構える人
それぞれに好きな木や角度を探してぐるぐると
自分の木を探している
何故だか自分に話しかけているような木に
必ず巡り会うという
堀の周りをぐるり
一本の桜に足を止める
ああ やっぱり この木だった
久しぶりだね
◯◯
今はこの木に宿ったんだね
花びらのざわめきがふっと止んだ
またいつか お会いしましょう
空を仰ぐ
遠くの空へ
澄みきった青空を見上げると君を思い出す
最期に見たのは笑顔だっただろうか
あの時何を話しただろうか
そんなことは段々思い出せなくなってきているのに
ただただ、不意に思い出してしまう
人の身体は土に還るというのに
何故人は人を思い出すときに
空を見上げるのだろう
根拠なんて何もないのに
人の魂は空へ還ると信じている
いつか僕も空へ還る日が来るだろう
君がいる遠くの空へ
行ける日が来ることを信じて
今日も空を見上げている
【遠くの空へ】
夕暮れ
細くまるで龍のようにうねる飛行機雲
半笑いの月の下
どこへ行こうか
どこまで行こうか
気の早いハナミズキが花びらをふるわせる
夜が落ちてくる前に
どこへ行けるの
どこまで行けるの
遠くの空へ憧れる
此処ではない何処かへ憧れる
どこまで行っても僕は僕なのに