『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"遠くの空へ"行ってしまいたいと思うことがある
私じゃない何者かになって
もっと人生を謳歌したいと。
けれど、もし私がその何者かに生まれていたとしたら
私は私のようになりたいと思っていたのかもしれない
そういう経緯でここに生まれてきたのかもしれない
つまり何が言いたいかと言うと
今が嫌で、辞めたくても
それに憧れている人はいるということ。
遠くの空へ
自己肯定感
今晩のおかずのこと
冷蔵庫の中の
あまり野菜
痩せたら着たいと
捨てられない服
顔のたるみ
体の痛み
老後の不安
ぎゅうっと丸めて
えいやとなげる
遠いお空へ
消えてゆけ
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生まれた都市から、こんなに離れるのは初めてだ。
長い休暇をもて余して、遠くに来たけど、ひとりで旅行するのも初である。
まあ、結局おまえのことばかり考えてるんだけど。
『今、なにしてる?』
少しの間だけ
お別れだね
たまにでいいから
私のことを思い出してね
遠くの空へ
この声が届くように
あなたを呼ぶから
あなたの気持ちも教えてね
遠くの空へ
大事な友達、仲間
遠くの空へ
いってしまった
今頃どうしてるの
いつか
また魂が繋がって
話せますように
なな🐶
2024年4月12日970
お題 「遠くの空へ」
遠くの空に思いを馳せて君の事を思う
僕がこんなことをしている間君はどうしているのだろう
幸せに過ごしていることを切に願います
「遠くの空へ」
飛んでゆきたい
そして淡く儚く消えてしまいたい
誰にも知られることなく
ただ静かにひっそりと
それを望んでいると思い込みたくて。
誰かと一緒に居るとどちらかが傷ついてしまうから、悲しい思いをしてしまうから。
友に捨てられる事が怖いだなんて
離れていってほしくなくて。
ずっとそばに居て欲しい。
でもそれは叶わぬ願いだから
いつか辛い思いをする事になると分かっているなら
静かに消えてしまいたい
余計な感情が入り交じる前に早く消えてしまい。
でも、もう知ってしまったんだ。
暖かさも、心地良さも。
何も知らないまま、遠くの空へ消えられたらよかったのに。
この心の温かさは消えてくれない。
捨てられると分かっているのに求めてしまう自分に空が答えるように冷たい風が頬を撫でた。
―遠くの空へ―
遠くの空へ向けて、紙飛行機を飛ばした
こんなの趣味じゃないけど
そうでもしてないと溜まり続ける感情に
苛立ってどうにかなってしまいそう
どうか私の気持ちを受け取って欲しい
あわよくば私の心の支えになって欲しい
いつか私の知らない誰かが、
飛ばされてきた紙飛行機を通して
私を助けてくれるから、と
最後は他の人と同じように目を閉じたあなたは、人の体としての機能の欠陥なんてなくなったように見えたんだ。目が見えないあなたは、おれが感激したあの空を見たいと言っていた。
遠くの空へ、あなたにあげた(安っぽいやつけどさ)ルビーの指輪を投げた。美しい空に囲まれるように。あなたがさまざまな空を見れるように……つーか、会いてえ!!!
重い体をなんとか動かして、地下鉄を出る……
空はいつの間にか、だいぶ暗くなっていた……
時間つぶしに近くの公園によって、暖かいホットコーヒーを片手に持ち、ブランコに座る………
誰もいない公園は、人混みが嫌いな僕に、ちょうど良かった………
夜の少し寒い春風が若葉達を揺らす……
心地がよくて息を大きくゆっくりと吐くと、白い雲が僕の顔の前でモクモクと浮かび上がった…………
日々の疲れを噛み締めながら藍色の空を見上げる………
都会なので星はあまり見えないが一つ一つ自分らしく輝いている星達に羨ましさを感じる………
鞄を地面において登れそうな木に登ってみた……
こんなふうに、木に登るのは何年ぶりだろうか……
懐かしさと…自分は成長してしまっているという寂しい感情が僕の胸に込み上げてくる……
顔を上げて見ると遠くの空へ…遠く彼方へ…星が一つ一つ広がっている………
あぁ本当に綺麗だ……
家ばかりが立ち並んでいる道だけを見ると窮屈に感じるが、空だけは、遠くへ、遠くへ広がっている……
まるで空がこの世界を広く感じさせているように……
もうすぐ、
この場所を離れるから
寂しくなるね。
心の奥に降り注ぐ
冷たい雨粒も
ますます見えなくなるけれど
いつだって
キミを想って
物理的な距離なんて
ひょいっと飛び越えて
気持ちを伝え続けるよ。
どれだけ時間がかかっても、
遠くの空へ
いつも、いつまでも。
- 遠くの空へ -
遠くの空へ。昔は電車でちょっと遠くまで本やゲームを買いに行ったけどネットが身近になって通販で買い物するのが当たり前になってからほとんど遠出しなくなったな。
旅とか憧れるけど正直金と時間の無駄でしかない。疲れるだけだ。
自分探しなんてして仮に夢が見つかってもそれに向かっていけるだけの余裕がないしな。金も時間も気力もないときた。もう死ぬのを待つだけの人生よ。
そういや海外とか一度も行ったことないや。飛行機にすら乗ったことがない。まぁそんな人も多いだろうしそれは別にいいか。
今日はなんだか疲れた。胸のむかむかも治らないしこれで終わりにしよう。
紙飛行機を飛ばしたい。
曇りのない空を見ていたらふと思った。
そして同時に思い出した。初恋は紙飛行機の折り方を教えてもらう中で始まったこと。
あの子が今家庭を持っているのかも、どこにいるのかもわからない。
でも、この紙飛行機はあの子にきっと届いてくれる。
遠い空に、あの子のいる空に届くように思いっきり飛ばした。
遥か空へ願いをかける。
青くきれいな空へ。
小さな幸せがありますようにって。
僕は毎日ここで働いている。
しかし僕はまだ若いから、
近くの空しか飛べない。
僕達は下界には降りない。
目指すはさらに高いばしょである。
下界で何やら蠢いている者共は、
何をしているのだかさっぱりわからないが、
僕が、遠くの空へ行くために、
そのことが何か関係する訳では無いし、
そんなものに構っているより、
もっといい仕事があるから、
君たちのことは救えないが、
僕はまた空へ飛び立つ。
「遠くの空へ」
空はつながってるってすごいね
しかもこっちは昼であっちは夜
逆もある
あたりまえのこと?
でもやっぱり不思議ですごいね
そんなふうに思いながら見上げればさ
ずっとずっと先の
遠くの空を見たくなる
君は太陽が沈んだ後の空を知ってる?一面の赤も、オレンジから紫への細かなグラデーションも終わった後の空。
どこも真っ暗で星も見えないのに、ずっとずっと遠くにある小さな雲のさ、下のほうだけ夕焼けを残してるの。
それが泣きたくなるくらいきれいで、寂しくて、手の届かない遠さが腹立たしくすらあって。
わたしはどうしてもあの場所に行きたいんだ。
何を捨てても、何に成っても。
彼女の好奇心にはほとほと呆れたものである。
ここ数日、心惹かれるようなことが何も無いと、家にこもって愚痴っていたと思ったら、突然行動し始めた。それ自体はまぁ、いつもの事と言えばいつもの事だった。誤算だったのは、その行動のきっかけ、つまり、彼女の興味の矛先がこの場所だったことだ。
「だから気をつけてって言ったのに…」
そう呟いて顔を上に向ける。そして、ここからでは見えない遠くの空へと思いを馳せる。
彼女に振り回されるのは日常面だけではなく、彼女の行動に付き合っているときもまたそうであった。そして、彼女が満足のいく結果を得られたあとは決まって空を見上げ、達成感の余韻に浸ったものだ。彼女はいつだってまだ見ぬ世界に溢れ返るほどある未知へと思いを馳せていたが、私は当たり前のように彼女が隣にいる日々を思い描いていた。
心のどこかでは、いつかこんな日が来るんじゃないかと思っていた。彼女の好奇心が彼女自身の身を滅ぼすだろうことは想像に難くなかったし、私が彼女に隠していたこの場所のことを知ってしまうのは時間の問題だというのもわかっていた。
…わかっていたのに、その日が来ないことを願っていた。
その願いも、思い描いた未来も、もう二度と訪れないものになってしまったけれども。
私の足元には彼女が横たわっている。この場所は元々、人が滅多に訪れないし、ここに来るまでの道だって人通りは殆ど無いから、何があったかを知る人はきっといないだろう。ただ、この状況が客観的にどう見えるかはわかっている。
だというのに、私はこの場から動くことが出来ずにいる。かつて、星や雲を掴もうとするのと同じように、彼女と一緒に生きる未来を求めて遠くの空へ手を伸ばしたあの日のように、この廃墟の一室で、見えない空を見上げている。
この頬を流れる雫とともに溢れている感情は一体何なのか。
とても綺麗な眺め君もあの遠くの空を眺めているのかも知れないね。