『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あーあ。
やり場のないこの気持ちをどうしようか。
あーあ。
怒っても泣いても慰めてくれる訳でもない。
あーあ。
ため息ひとつ。
あーあ
昼下がりの公園。
お気に入りのメロンパンを奪って、
トンビは遠くの空へ飛んでいったのであった。
あの日のメロンパン
お題 遠くの空へ
一人じゃ何も出来ない女だと
誰かに噂されたくないから
昨日の私を捨てて遠くの空へ歩き出す
隠してた今までの自分の姿を
怖がらずに魅せていく
夕焼け空
青とオレンジのグラデーション
いま この街の空はきれいな色だよ
君がいる場所はどうかな?
らしくもないけど 遠くの空へ 思いを馳せたよ
「遠くの空へ」
あの場所に行っちゃった
貴女に会いたい
大人になった 私を見てほしかった
仕事の話 恋の話、色んな話を
たくさんしたかったなぁ
Lumie're sombre
届か無い想いだけ
天に舞う
叶わ無い嘆きさえ
光に散る・・・ 今・・・
彷徨う闇の中
募る時の数だけ
傷痕が疼いた
逝き定めた夢
歩き続ける刹那
堪えた意味は
「何故 生きてるの・・・?
何故 生きてたの・・・?」
何時迄・・・
届か無い想いだけ
天に舞う
叶わ無い嘆きさえ
光に散る・・・
遮る記憶が痛くて
流れた雫
言葉に出来無い程
瞼を閉じ・・・
今 此処から・・・
光を・・・
2022.4.13
鳥になったら、何も考えずに飛んで暮らせるかな。
何もしてないのに、涙が出るなんて日は無いのかな。
『遠くの空へ』
【遠くの空へ】
見上げた空には鳥が飛ぶ。
ここに繋がれた鳥たちも飛びたいのだろう。
窓の外を見ては、自身を繋ぐロープを噛む。
「子犬工場」
子犬工場には、由緒正しき家庭から来た犬達がいました。
犬達は皆、血統書と言う紙切れを持っています。
この工場にいるメスのチワワも、お父さん、お母さん共にチワワの血しか流れていない由緒正しき家庭から来ました。
子犬工場は、血統書付きの犬を作るための工場で、チワワはチワワ、トイプードルはトイプードルと言った同じ犬種のオスメス二匹で子供を作り続けなければなりません。
子犬工場の環境は劣悪で、狭い檻に同じ犬種のオスメス二匹を閉じ込められています。餌はほんの少ししか与えられません。シャンプーやカットや爪切りや肛門絞りと言った体のケアはさせてもらえません。
メスのチワワも、同じ檻のオス同様にワンワン吠えて餌やシャンプーを要求しますが、犬達を管理している人間が来て、犬達を怒鳴り散らし、犬達が吠えなくなるまで棒で殴り続けました。
体中は泥だらけのように汚れてしまい、突然同じ檻に入れられた見知らぬ犬と毎日のように交尾して、子供を産み続けなければならない日々。同じ仲間の中には、病気になり、治療もさせてもらえず天国に行ってしまう犬達もいました。
メスのチワワはいつしか鳴かなくなり、人間に何されても抵抗出来なくなったある日、夢を見ました。
いつも檻部屋に来ている人間の他に、見た事の無い人間が来ました。いつも来ている人間は、
「この犬、子供産まなくなったんで引き取って下さい」
と、見た事の無い人間に言って、見た事の無い人間は、メスのチワワをキャリーケースに入れました。メスのチワワは、
「どこに連れて行かれるんだろう?」
と、不安でした。保健所に連れて行かれた場合、殺処分される可能性が高いからです。メスのチワワは震えていると、見た事の無い人間は、
「キレイにしてあげるからね」
と、メスのチワワに優しく語りかけました。
着いた先は保護施設。メスのチワワは栄養価の高い餌をお腹いっぱい与えられ、トリマーの男性に生まれて初めてシャンプーやカットや爪切りや肛門絞りをやってもらいました。トリマーの男性は、モサモサに生えて、所々毛玉になっているメスのチワワの毛のカットに苦戦しましたが、見事にポスターに載っているチワワらしい外見に仕上がりました。メスのチワワは嬉しくて、思わず「ワン」と吠えました。
「これで新しい飼い主さんを見つけるだけ。もっと鳴いたりして犬らしく生きても良いんだよ」
トリマーの男性はメスのチワワに優しく語りかけました。すると、雲に乗った人間が現れて、メスのチワワを空の国へ連れて行ってしまいました。
「安心して下さい。雲の上の世界は苦しい事も辛い事も悲しい事もありませんよ」
朝になり、オスのチワワはメスのチワワを起こそうとしましたが、メスのチワワは動きませんでした。
遠くの空へ向かって
紙ヒコーキを飛ばす
風に乗ってどこまでも行け
きっと君なら出来るから
舞華
遠くの空へ
思いを込めて
遠くの空へ
願いを届け
今この時
起こること全て
遠くの空を眺め
今が始まる
かほ
遠くの空へ
わたしの母からきょう
ふるい桐箪笥をゆずりうける
母のおさない指のふれた
母の兄弟、姉妹たちの育ちをみつめた
母の父、また母の
祖父母、また曾祖父母たちの
私の存在にいたる
永い血のつらなりを共にしてきた
ふるい桐箪笥
きょう
血のつらなりの先陣をゆく
わたしの娘のもとに
この幾年のいとなみを連れた桐箪笥は
やってくる
娘のいのちの育ちの日々は
また
このふるい桐箪笥に寄り添われ
おぶわれ
ただ、いるという愛で
わたしたちの日々を
その身に積んでゆくのだろう
ようこそ
古い歴史
ありがとう
家族のいのちの日々を見つめてくれて
これからも
どうぞよろしくね
どこまで逃げたって頭上は同じ空。
嗚呼恨めしい。
今日もわたしは遠くの空を眺める。
君への想いをのせて空を見る。
いつか叶う日が来るといいな。
『遠くの空へ』
願いを書いた紙飛行機
どこまでもどこまでも
飛んでいけ
遠くの空へたどり着いたら
願いは叶うと信じてる
遠くの空へ
遠くの空へ
飛べるなら
久しぶりに
お見舞いに行きたい。
届くはずの無い空へ手を伸ばす
そうしなければ君が僕の記憶からも消えてしまう気がした
#遠くの空へ
遠くの空へ飛んで行く紙飛行機、イメージは容易いけどね。
青い空、白い紙飛行機が真っ直ぐ飛んでいるいかにもな映像をパッと脳内に描き、亜美は今、自身の目の前で起こっている景色と比較してみた。
どんよりとした鼠色の空。チラシで作った激しい色使いの紙飛行機。そしてその軌道はヘロヘロと不安定に揺れて、今にも落ちそうである。
ありふれた妄想は、中々現実では起こりえない。分かってはいたけどここまで落差があるとは思っていなくて、声は出さずに笑ってしまった。
「ぎゃー!落ちそう!」
一花の叫び声が響く。数分前に、紙飛行機飛ばすわ、と唐突に宣言した亜美の友人は、めちゃくちゃな軌道と共に走っている真っ最中だ。私は少し遠くに立ち、1人と1つを動画に収めている。あ、風が吹いた。
「え!亜美ちゃん見てめっちゃ飛んだ!」
指を差して、本気で喜んでいる一花に「見てる見てる」と笑って答える。
鼠色の空で、チラシの紙飛行機で、軌道は風任せに舞って、降りて、なんかフラフラしてて。
なのに私は今凄く楽しい。なんでだろう、分からない。一花が、亜美とまた呼ぶから、私も紙飛行機を追いかけに駆け出した。
/遠くの空へ
遠くの空へ行きたい
誰も何も言わないところへ
ただ眠っているような時間が
流れるだけの場所
本当に大切な人がそばにいる場所
遠くの空へ
此処じゃない何処かへ行きたい
遠くの空に意識を向ける
あの綺麗な空に近付けたら、
と伸ばす手は空を切った
#遠くの空へ
ここ最近は良い天気が続いてて気温も一気に暑くなったから心地いい日が続いてる
青空が満開の日やと夕日の沈み方も綺麗で…
その分切なくはなるけど…
うっとりするような夜空を準備してくれます♪
そんな綺麗な夕日の日は遠くの空までとっても綺麗で、心から美しいと想える
大好きな人と見れたらさらに倍以上、、美しさが増すのかな…