『過ぎ去った日々』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題:過ぎ去った日々
後日あげるのでお題とスペース保存しておきます。
【過ぎ去った日々】
あの時
ああしていれば
どうして
こうなってしまったんだろう
そう思ったら
いつまでも過ぎ去った日々を
思い出すのも辛いだけ
過去を振り返るのは
時にいい事ではあるが
悪い出来事は思い出したくない
だから
普段は思い出さないようにしている
そうしたほうが楽だから
みんなもそういう時あるだろう
弟が小学校に入る年になった。
彼は明日から授業があるのだと、まだその手には大きく感じる教科書を持ち、にこやかに言う。
何がそんなに楽しいんだか……と思いつつ支度する様子を見守る。
ふと、彼の前にあるランドセルが気になり、手を伸ばして触れてみた。何か、違う。
私のものはもっと柔らかくしなやかだった。しかし、弟のものは硬く、しっかりとしている。
慣れぬ手触りに心が浮つくのを感じた。
弟も同じような気分なのだろう。
けれど同時に、彼には分からないであろうじんわりと広がる温かさも感じたのだった。
《過ぎ去った日々》
『過ぎ去った日々』
太陽が灼いた地面
人に妬いた日
自棄の自分
酒に溺れて
煙草に沈み
ただ書斎で虚空を見る
そんな日々に別れを告げ
書物を少し燃やしてみた
自堕落な自分にサヨナラを
射す光に挨拶を
今日はここまでにしておこう
明日の自分が陽を呼んでいる
題名:過ぎ去った日々
未来なんて、今すぐで。
いつか、なんて期限切れ。
どーうしーてだろう。
ヒュルリと枯れ葉一つ。
どーうしーてだろう。
真っ逆さまに嘘は消える。
どーうしーてだろう。
過去を惜しんでいる。
過ぎ去った日々
私そろそろ卒業かぁ。……いい思い出…そんなねぇけどな、…男子に。
しばし休業中
さっきテレビの切り抜きが流れてきたんだけどその中で田舎に住んでるお調子者の女の子が「東京の人なんですか!?すげーっ!」って言ってて、少しして田舎の夜の澄み切った空気だとか真っ黒な空にある星と微かな蛍光色の電柱の光、それを反射する色褪せたやけに黄色味の強い草を踏んで歩くサンダルの隙間のざわざわとした足の感覚だとか、そういうものを想像して、それがやけに生々しくて少し心が静かになった。
過ぎ去った日々に思いを馳せる
あれ?
いいことほとんどないわ
とりあえず卒業おめでとう
過ぎ去った日々を
懐かしむのは
まだもう少し
先でいい
………過ぎ去った日々
いつまでこうしているのだろう
確かに2ヶ月ほど前までは
こうなることを願っていた
あの閉鎖的な空間から
早く抜け出したいと思っていた
2人で、2人だけで
だけど今はどうだ
今日も朝から晩まで同じ場所にいる
そんな現実に不安しかなくなっている
そしてまた嫌いだったあの空間に
暗くて狭いあの空間に戻りたくなっている
戻らなければいけないとさえ思っている
頼むよ、早くしまってくれ
3月3日は
とうに過ぎている
お代理様とお雛様から
無言の圧をかけられている
(過ぎ去った日々)
注意する必要は無いと思うと全部忘れる
【過ぎ去った日々】
生まれてからずっとこの時が続くと思っていた。
母との記憶。
小学校での記憶。
中学へ行って高校に行った。
全部終わるとは思わなかった。
あと数ヶ月で16歳を捨てるこの身体。
記憶に固執しすぎて目の前のものを捨ててしまった。
ただ青い空気。
吸うことさえ出来ずにもがくばかり。
[過ぎ去った日々]
「過ぎ去った日々」
過ぎ去った日々を懐かしむのも、悔やむのも、肯定するのも。
全ては自分の行いが決める。
周りが、環境が、タイミングが、等と、自分の人生を言い訳で埋めるなんて、そんなつまらない生き方なんてしたくないだろう?
今の自分は、過去の自分の結果。
全ては自分が選び取ってきた物。
環境とか、そういう要因も確かにある。
でも、そのせいにして一体何が生まれる?
自分が選び、自分の責任で生きた方が、ずっと自由で居られる。
私は、過ぎ去った日々を嘆くだけの人生なんて送りたくない。
嫌な事や苦しい事や辛い事があっても、それを自分の力でプラスに変えれば、それは自分の自信になるから。
だから、全てを糧にしてやる、位の勢いで生きてやる。
自分の力の及ばない、運命や環境や運なんかに、私の人生を左右なんてさせてやらない。
私が、私の思いで、私の選択で、私の責任で、生きる。
それが、私だから。
過ぎ去った日々は戻す事はできない
そのせいで黒歴史が・・・・ッ!!!
自転車のパンクも治さず、引きずって歩いた帰り。
「息抜きも大事」といって、一緒に塾をサボった夜。
夏祭りの誘いから、連絡のないもう一人。
続きがあるかは分からない。ただの記憶に残っている数日。
当時はこれが当たり前だと思って過ごしてた日々
今思うとなんてまぶしい日々だったんだろう
羨ましい
「過ぎ去った日々」
キミと出会ってから早数十年。
ボクは色んなことを一緒に経験した。
美味しい温泉たまごの作り方。布団の柔らかさ。一緒に遊ぶゲーム。キミの心の傷を癒せたかどうかはわからないけれど、精神的に危なっかしいところがあったから、正直言って色々心配だったよ。
でも。キミはちゃんと自分の幸せを掴み取った。
ボクは心底安心したよ。本当に良かった。
命が尽きるまで、キミの心は満たされていたと信じたい。
色んなものをくれたキミ。一緒に宇宙を救ってくれたキミ。
ボクはキミと出会えて、とても幸せだった。
でも、それはとうに過ぎ去った日々の話。
ボクの髪もいつの間にやら色褪せてしまった。
そのうちもっとこの身体も少しずつ機能を停止して、やがて動けなくなる。
その時が来るまで、ボクはキミのことを忘れないよ。
本当に、本当にありがとう。
⚠︎微BL
「過ぎ去った日々は、もう戻ってこないのですね」
やけに大人びた声。同じ歳のはずなのに、いつも敬語を使って話す俺の友達は、何かのアニメの影響でも受けているのだろうか。俺はずっとそう思っている。頭が良くて、眼鏡をかけていて身長が高いクラスメイト。変な奴。クラスメイトからはそんな薄っぺらい印象である。
現に近くにいたクラスメイト数名が、こちらを不思議そうに見つめた。
「ああ、そうだな。…よく分かんねえけど」
三月なのに、指先が凍えるほど寒い。三月の一番初めの金曜日、高校で行われることは卒業式。その前日に卒業生をさりげなく祝うように降った雪は少し積もって、革靴を汚すので俺は酷く嫌な気持ちになった。
俺は制服の裾を握りしめる。女子に告白されてボタンを全部持っていかれる?──馬鹿な。そんな漫画みたいなことは起きない。実際、式が終わったあとこうやって、立派な立て看板がある三年間通い詰めた高校の玄関口で、親の迎えを俺は待っている。
彼は、何故いるのか?俺に聞かないで欲しい。多分彼も親の迎えを待っているのだと思う。分からないけど。
周辺では、女子生徒が「写真撮ろ」なんて言って、女子同士で楽しそうにはしゃいでいたり、部活の後輩から花を受け取って両目に涙を浮かべていたりするクラスメイトも見かけた。俺にはそんな青春は、この三年間存在しなかった。平凡で、楽な三年間、だったと記憶している。
彼と無言のままだとどうしても気まずくて、「大学どこ?」なんて聞いてみようとしたけれども、落ちたと言われたらどうしようというところまで考えて、口を固く噤む。ひゅうと風が横切って、前髪を揺らした。
俺はどうしようか、そろそろ本格的に気まずいので一人になろうと違う方向に歩き出すと、焦ったように彼は、丸めて脇に抱えていた卒業証書を突然両手で広げた。
「何してんの?」
「見ていてください」
ビリビリ。
「────は?」
「破りました」
「は?」
「破りました。見ましたか?」
「い、いや見たけど…お前…何して」
「………要らないと思って」
「え?」
彼の手は、震えていた。寒いから?怖いから?緊張しているから?震える理由なんてそんなものだろう。
「あはは、お前、どうしたの。卒業証書だよ、それ」
「君が居なかった三年間は、要らないと、思って」
「……………」
「過ぎ去った日々は戻らないけれど、でも僕は、君と卒業したかった」
彼の手には、もう一枚卒業証書が握られていた。そこに書かれた名前は、正真正銘俺の名前。
「クラスで浮いていた僕に優しくしてくれたのが君でしたね。…でも、君はあの夏に、死んでしまった」
「…お前、ひとりで話してるって、意味悪がられてるよ。………ごめんな、二年と、半年間も。気味悪いよな、幽霊が見えるだなんて、さ。」
「君が居なかった三年間、僕は要らないんです。今までも、これからも」
ビリビリ、粉々に砕かれた彼の卒業証書が冷たい風に舞う。それは昼間の煌めく太陽に当たり泥と一緒になって溶けた雪の上に落ちた。みるみるうちにそれは紙の硬さを失い、溶けていくみたいに地面に舞い散った。
「……じゃあ俺のもさ、破ってよ」
「ダメです」
「え、なんでよ」
「君のお母さんに渡すって約束したでしょう。君が居なかった三年間の証、僕は要らないけれど」
彼は、一歩こちらに近づいた。やめろ、やめろって。これ以上、俺の心に触れないで。
「君が僕の瞳の中だけに居た三年間は、消さないで欲しいから」
腕がぎゅっと背中に回された。確かに、彼の体温は存在している。悴む指先が湯気に触れてじわじわと暖かくなっていくみたいに、俺の肌は熱くなった。でも彼は、体温なんて感じられていない。俺のことが見えていたとしても、俺の肉体は、そこにはもう無いから。
あからさまに変な態勢なんだろう。彼が空間に向かって抱きついている絵面を見たクラスメイトは、「あいつ最後まで変な奴だな。幻覚見えてる?」なんて悪口を言う。
「…ごめんね」
「謝らないで欲しいです」
俺は、そっと彼の背中に腕を回した。彼は、その体温を、感触を感じることが出来ていないであろう。それでも僕は、僕にだけしか分からない彼の体温を、そっと胸の中に抱きしめた。
過ぎ去った日々
前のスマホのカメラロールにはあの人との
思い出がたくさん残されていた。
ダメだってわかっていたから、これでいいんだと思っていた。それなのに…
「私もこの頃はたくさん笑えていたのにな」
過ぎ去った日々を懐かしく思い戻りたい
あの人にもう一度だけ会いたい
報われぬ願いばかり溢れていく。
私の中にある恋心は、あの日のまま
止まってしまったのかもしれない。
いただきます
パンっと軽快な音を立てて、まずは胃酸のスープから。ビリッと酸の刺激が食堂を通って、彼女にビリビリペンを仕掛けられたドッキリの日を思い出した。あの時は婚姻届を書こうとしたんだっけ。
お次は大腸のウィンナーを梅肉と一緒に葉野菜でくるむ。少しの皮の反発を噛み切るとジュワッと中に詰めたミンチが肉肉しかった。
初デートでホットドックを食べてウィンナーを落としたな。彼女が吹き出して、恥ずかしかったけどちょっと気が緩んだんだよな。
.過ぎ去った日々