『過ぎ去った日々』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
過去に戻ってやり直したいことは山ほどある。
小学生の頃、運動会で恥ずかしい失敗をしてめちゃくちゃ泣いた。
中学生、いじめられててまともに口も聞けなかった。
就職の面接、馬鹿な失敗ばっかりして軒並み落ちた。
過去に戻ってこれらの失敗を無かった事に出来たら、私の人生は違っていただろう。
家を出て、正社員になって、結婚していたかもしれない。ある程度貯金もあって、〝普通〟の幸せを手にしていたかもしれない。
でもそれは、果たしてワタシと言えるのだろうか?
過ぎ去った日々は戻らない。
過去の失敗も、時々あった成功も、それら全ての積み重ねが今のワタシであるのなら、やり直したらワタシでなくなってしまうのだろう。
過ぎ去った日々は戻らない。
後悔しながら、懐かしみながら生きる事こそが人生なのかな、と思ったりする。
END
「過ぎ去った日々」
過ぎ去った日々
俺を追い越していった日々は、もうこちらに帰ってこない。
今年で25年。調子良く語れる思い出も、それなりにできたつもりだ。
それに対する俺の思いというのも様々で。
後悔、追憶、寵愛。今では、数え切れないほどの何か。
それでも、やはり一番俺の頭に数多く居座っているのは、後悔なんだろう。
俺を残して逝った彼奴との記憶も、忘れられないものだ。
はじめに出てくるのは、煙草を吸っている彼奴の姿。
体に悪いからやめた方がいいと何度言っても聞かないから、そのうち諦めていた。
今生きていても、そのうち煙草のせいで死んでいたんじゃないか。
────とか、いくら考えても彼奴に言える機会はもうない。
確かに、悲しいし、何故死んだのか、何故俺を庇ったのかと憤りたくなることもある。
だが、彼奴が俺に生きてほしいと望んだのなら。
やはり、俺はまだ過ぎ去る日々とこの先を共にしようと思うのである。
────────────────
自創作 硝煙は笑う より
過ぎ去った日々
うまれて生きてきて
記憶に残っていないこともたくさんある
思い出せるけど思い出したくないこと
ずっと忘れられないような出来事も
全部過去
今日あった出来事ももう過去になってゆく
過ぎ去って
そうして今
今の自分がここにいるわけだ
過ぎ去った日々
音楽科に通っていた私は、みんなの前で弾く実技試験が大嫌いだった。前期と後期の年2回。
高3の後期、ちょうど1月だ。
大学受験を控えているから、完成度の高い演奏を次々と披露する。
怖かった。でも私もみんなと同じように受験を前にして必死に練習していた。だから大丈夫だと言い聞かせた。
そして本番。
頭が真っ白になった。
覚えたはずの音符がどこかへ消えた。
動かなかった。指が。
間違えた。止まった。弾き直した。
ボロボロの演奏をしたのはクラスでひとりだけ。
泣いた。めちゃくちゃ泣いた。
練習したはずなのにどうしてそうなったのか分からないし、自分だけ置き去りにされたようで悔しかった。
大号泣したその日から、ピアノに座るのが怖くなった。
でも、もう一度「大丈夫君ならできる。」と言い聞かせ、戦うことを決めた。
そして、一校目の受験当日。
またしても上手くいかなかった。
二校目。
もう無理だと諦めて楽しんで弾くことだけ考えた。
よし、いけ。
すべての努力の成果をみせるときだ。
強い気持ちでピアノに向かった。
弾けた。そして受かった。
高校三年間の努力が、ようやく出せた。
努力が報われる瞬間だった。夢が叶う瞬間だった。
そして今、あの過ぎ去った日々が私の心を強くして、ピアノに今日も向かっている。
それは明日も続くだろう。
だって、音楽がやっぱり好きなんだから。
『過ぎ去った日々』
過ぎ去った日々は
たとえ後悔したとしても
もうやり直せないけど
「あの頃は良かった」
そんな風に思うこともある。
きっと今過ぎ去ろうとしている日々も
貴方の大切な思い出になる。
楽しかった時間と
まだあの子と笑ってた時間
消して今が楽しくないわけじゃない。
ただ少し
寂しいって話
【過ぎ去った日々】
✂ーーーーーーーー✂
誰かにさ
「お腹痛い」とか
「しんどい」って
言うくせにさ保健室も病院も
「いい、行かない」
って言う人いるでしょ
前までさ「じゃあ言うなよ」
って思ってたの
でもさ最近は
誰かに支えてもらいたかったのかな
とか考えてる。
【気持ち】
たった数日前に
卒業式を迎えたばかりだと言うのに
もうあの青い日々を過ごすことは無いと思うと
見上げた空がぼやけてしまうな
過ぎ去った日々をいつか忘れてしまうなら
この涙も忘れられるだろうか
過ぎ去った日々を
『当たり前』として受け止めるのか
それとも
『感謝』として受け止めるのか
「卒業おめでとう」
「ありがとう」
病室のベッド上で
微笑む母と
ベッドサイドに飾られた
父の写真を見て
答えを出す、3月9日
#過ぎ去った日々
どんなに大切な出来事も、いつかは忘れてしまう。
私は、過ぎ去った日々の冷たさも温もりも全て忘れて、「あの頃は良かった」なんて事を言う。その時あった様々の事も覚えていないのに。
けれど、思い出す時もある。長い間放っておかれた記憶の埃を払って、おはようのキスをして、懐かしいと抱きしめる。そんな時はきっと来る。
初めて来る場所なのに、懐かしいと思う事がある。それはもしかすると、前世の忘れてしまった記憶なのではないだろうか。
数十年、もしくは数百年の時を超えても、思い出す時は必ず来るのだろう。
お題『過ぎ去った日々』
《過ぎ去った日々》
──あの日々は...もう戻ってこない。
私は葬式を終え、涙で赤くなった目を濡れたタオルで拭いた。
なのに目が乾くことはなく絶えず溢れだしてくる。
私の夫と娘は殺された。
ふざけている。
あいつはずっと笑っていた。
幸せそうに。
殺人鬼の顔をしていなかった。
悪意なんてなさそうに優しく笑っていた。
「......なんでなのよ...。」
私の幸せを奪っておいてなんで幸せなのよ。
思わず声に出た。
私の幸せが。
家族が。
あんな奴に消されるなんて...
あの日々は過ぎ去ってしまった。
もう帰ってこない。
あの時見た炎は今まで見た炎の何よりも紅かった。
あの時の私達の家はとても暗く、広くて寂しかった
奴は殺人が私の心を癒すと言った。
なんで私の家族がお前の快楽の犠牲にならなければいけない。
───なのに。
「......死刑...じゃ...ない...?」
「初犯ですし精神異常者は死刑に出来ません。
すみませんね。」
嘘だ。
ふざけるな。
なんでなの?
あんな奴殺さなきゃいけないでしょ。
もう。
耐えられ..................ない。
私はあいつと違う所に行く。
家族がいる場所に。
首に硬くしなやかな感触がある。
私は台に上り縄に命を委ねる。
『お母さん!』
そう聞こえた気がする。
今私の身体は燃え、灰と化しているだろう。
でも私は今でも家族と楽しんでいる。
過ぎ去った日々は取り返せた。
喜びの舞。
あぁ。
これが......
本当の事なら良かったのに。
過ぎ去った日々
過ぎ去った日々と聞くと
色褪せたフィルムのような
昔の白黒映画のような
美しい日々を想像するけど
実際に思い浮かんでくるのは
嫌だった記憶の方が多い
嫌な出来事は自分の中で
長い年月をかけないと向き合えないけど
いつか喜劇のように語れる日が来ればいいな
わたしは
1つのことに
熱中すると
真面目に
頑張り過ぎて
のめり込んで
世界が
それ一色に
染まってしまう。
部活も
仕事も
好きだから
ひたすら
上を目指し続けて
いつの間にか
自分のことが
おざなりになって
心と体が
悲鳴を上げる
その限界まで
やり続けてしまう。
あの日々は
充実してたけど
わたしを
全然
大事に
出来ていなかった。
これからは
家庭と仕事
バランスを
考えながら
わたしのキャパを
超えないように
していきたいな。
#過ぎ去った日々
『過ぎ去ってしまった日々はもう?』
「何も変わらないんだってさ」
『何も変えられない、じゃなかったっけ?』
「あれ、そうだっけ?」
『さぁ?』
#過ぎ去った日々
光のように消え去った時間も
足踏みのように進めない時間も
振り返れば
同じ時間の線の上
そんな日々の中で探し求めた
私の中の忘れ物
この世に生まれ落ちて常に
問いかけて来た疑問
見つけたような
見落としてきたような…
過ぎ去った日々は
美しく苦しい
でもその日々を生き抜いた者にこそ
明日を拓く 鮮やかな魂が
光を放つ
やっと入試も終わり、
あとは卒業式の練習だけとなった。
刻々とこの校舎から旅立つ時が来る。
もう過ぎ去った日々には戻れない。
そう思うと沁み沁みするような、しないような。
お題 : 過ぎ去った日々 #48
p.s.卒業生の皆さん、
御卒業おめでとうございます。
過ぎ去った日々、過去のことは気にしないし振り返らない
戻ってこないものに
熱い熱い視線を流す君
過ぎ去った日々に
どれだけ恋い焦がれてるんだ
今を大切にしない人間が
過去を思い耽ては
何も進んじゃいない
誰がどう言ったって君は
過去という殻に閉じ篭ろう
気づいて欲しかっただけなのに
めんどいやつになってしまう
それでもいい
それでもいいから
めんどいやつでいいから
俺は君の幸せが
一番なんだ
#47 過ぎ去った日々
悔やむことはたくさんあるけれど
”過ぎ去った日々”を思うとき
ぁ〜 楽しかったなぁ〜
と思えることに 感謝する
これからの日々に思うのは
『大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代わり映えしない明日をください』
。。。宇多田ひかるさんの『あなた』より
遠くへ行かないで欲しいと願っても
一刻の猶予もなく遠ざかって行く
それ程までに狂おしい日々が
また明日来るのを待っている
《過ぎ去った日々》
過ぎ去った日々を思い返せば後悔が浮かぶ。あの時あんな事言わなきゃ良かったとか、もっと優しくすればよかったとか、ちゃんと連絡取り合えば良かったとか。
けど結局、自分ができるのは後悔だけで反省を生かしているかと思えば胸を張ることはできない。
自分の過ぎ去った日々や後悔は自分だけのもので、もうどうにも出来ないモノだ。
明日には今日が過ぎ去った日々の仲間入り。
平凡な過ぎ去った日々ほど、愛しいのに思い出せない。
あ、この文章もきっと恥ずかしい『過ぎ去った日々』の一つになるな。
そう思って、私はここで文章を考えるのをやめて発泡酒に手を伸ばした。
そして、思い出しては恥じるであろう未来の私を想像して、酒で飲み下した。